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ターゲットをずらして商品アイデアを出す方法!

すでにある市場でシェアを獲得するためには、
「ずらし戦略」も有効です。

例えば、おむつといえば一般的に赤ちゃんに使うものですが、
対象者を赤ちゃんではなく高齢者にずらせば「高齢者用おむつ」になります。

昨今注目されている「大人の粉ミルク」も、
赤ちゃん向け商品のターゲットをずらし、
「成人向けにしてみては?」という
発想のもと開発したものと考えられます。

その結果、栄養補助食品として新たな商品が生まれました。

定番化された商品でも、対象者をずらして考えると、
そこにブルーオーシャンが広がっていることがあるのです。

テレビCMでよく見かけるプライベートジムの「ライザップ」は、
個人向けからスタートし、法人向けにターゲットを横展開しました。
従業員の健康を維持するための福利厚生サービスを開始したのです。

「結果にコミットする」というドメインを基礎に、
大きな成長を遂げたライザップ社。

英会話やゴルフなどの事業にも、「結果にコミットする」ことで、
高額価格帯の事業を続けたビジネスモデルを
大きなイノベーションを行い、新たに成功の道を歩んでいます。

「結果にコミットする」とは、正反対の、
コンビニ型フィットネスのチョコザップを展開し、

最近では、チョコザップというターゲット層を
ズラして一機に顧客を獲得しています。

低料金の会員料で、大きく固定収益を積み上げています。

高額料金をつけ、それを払えるダイエットの本気層に、
徹底的にトレーナーが伴走するライザップのビジネスモデルとは正反対に、
いつでも、5分から着替えなしで利用できる無人店舗を展開する、
チョコザップのビジネスモデルも人気があがっています。

ライザップの事業のドメインは、「結果にコミットする」です。
このドメインの優れている点は、「主語がない」ことです。

もし、ライザップが「ダイエットの結果にコミットする」
というドメインの企業であったとしたら、

彼らは、チョコザップの展開をドメインの外側に行ったことになり、
企業としてのドメインを変更しなければならなかったでしょう。

何の結果にコミットするのかを明言していないことで、
ライザップは、チョコザップも、「結果にコミットする」事業だ
ということが出来たのです。

しかしながら、運動の効果はさておいて、
このように、個人から法人へ、あるいはその逆へと

ターゲットをずらして考えてみることも、
商品アイデアを出す方法の1つです。

大手企業が事業を展開する市場にはたくさんの関連市場があります。
調査をしてみると、ミニマム通販における新商品の種が
転がっているかもしれません。

インターネットを活用して自分の商品・サービスを売りたい! でもなかなか売れずにモヤモヤしている問題を解決する アドバイスをしています。 https://www.youtube.com/channel/UCxrQWY0HlXqFcOfe02_uztg/videos