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同梱物を開封率の視点で他の施策と比較すると・・

購入促進の重要なツールである同梱物は、
リピート購入やクロスセルのポイントになっています。

・リピート購入の促進
初回購入時の満足度が高いと、(事前期待を超える事後評価が高いと)
多くの人はリピート購入を検討します。

2回目以降の割引キャンペーンや、
定期購入などを提案するチラシやブランドブックを
同梱することで、スムーズなリピート購入に繋がりやすくなります。

・クロスセルの促進
クロスセルとは、商品の購入の際に別の商品を
提案して一緒に購入してもらう単価アップの方法です。

顧客が知らなかった情報や
お得なセット価格など、好みやニーズに沿った提案をすることで、
ショッピングのついでに関連商品の購入を促すことができます。

クロスセルは、主に客単価や売上アップの目的で行われます。
また、顧客にとってのショッピング体験価値の向上も期待できます。

・お客様の声の獲得
商品のお届けに併せて、
アンケートや試供品のレビューを依頼することで、
お客様の声を獲得できます。

顧客の声はVOC(Voice Of Customer)とも呼ばれています。

収集・分析を通してサービス改善や、
課題・顧客ニーズの把握に繋がります。

・同梱物で訴求することのメリット
同梱物で訴求することには、
EC運営において多くのメリットがあります。

・開封率は100%
商品が入った段ボールを開封すれば、
必然的に同梱物も目に触れることになります。
開封率100%はここだけです。

開封率の視点で他の施策と比較すると、
メルマガは20%以下、DMは10~30%の開封率です。

取扱商品や業界によっても異なるものの、
D2Cや通販の同梱物での訴求は、他の施策と比べて
圧倒的に開封率が高いことが分かります。

・低コスト
商品と別にパンフレットやチラシを送付する方法と比べると、
同梱することで送料・梱包材・作業のための人員にかかるコスト
を抑えられるというメリットがあります。

一度商品を購入している見込み客に対しての
訴求なので、成果に繋がりやすく、
無駄な営業コストも削減できます。

・商品購入に伴うポジティブな感情の後押し
一般的に消費者心理では、
商品の購入検討→購入→受取の一連の行動の中で、
購入時点がもっとも満足度が高いです。

商品の受取時にサンクスレター・特典・サンプル品などを
同梱することで、購入したことへの満足度が増加します。

買って良かったといったポジティブな感情を後押しできます。
この感情がとても重要です。

商品購入の体験が充実したものになると、
ブランドへの好感度アップや追加の
購買意欲の醸成にも繋がります。

同梱物にはさまざまな種類があります。
ここでは最初の重要な同梱物について解説します。

それが挨拶状&サンクスレター
です。

商品を購入してくれたことへの感謝の気持ちを伝えるのが、
挨拶状・サンクスレターです。

納品書のみでは事務的な印象を与えがちですが、
丁寧な挨拶状を同梱することで、

1対1のコミュニケーションとして
あたたかみを感じてもらいやすくなります。

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