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常にニュースのネタは2つの側面から見ること!

経営計画発表会のホテルにて

14年経営している会社の経営計画
発表会があります。

1時間ばかり講演をさせて頂きますが、
やはり目から鱗でしたという感想を頂くためには
事前準備が必要です!

本題へ

6月1日にこんなPR記事がありました。

コロナ禍の新たな日常「巣ごもり需要」に応えるECサイトとは?
「健康食品」のスマートフォンECサイト使い勝手1位はDHC

ネタを分解して参考にして自社に落とし込む方法
の手順を言い換えると

1点目
ニュースから2つの側面で見る
1) 素直にそのサイトの良さを見る(見つける)
2) 裏の事業者視点のロジックを探る

2点目
大手企業のネタを小さな会社に当てはめる

3点目
普遍的な法則と具体事例をメタ分析して結びつける
です。

なぜ、1回目の記事が
カスタマー・エクスペリエンスと紐ついているのか?

まさに、
1点目の
ニュースから2つの側面で見るスキルの中にある
裏の事業者視点のロジックを探る
です。

えっ、どういうこと?
となるのでこの辺りのお話をいたします。

PR=ネタ
宣伝=広告

という公式はお伝えした通りです。

ぶっちゃけ話、ネタは仕込みがあるので
意図的に作られています。

ニュースはすべてそうです。
なぜなら、伝える方の視点が入るからです。

この理屈を利用すると、●●の見方という視点が
あると考えるのが自然な訳です。

そして、このソースが発信されている
企業サイトを徹底的にみると
見えてきます。

やはりビンゴでした!

そのページを
引用するとこう書いています!

――――――――――――――
NPSを応用したデジタルメディアのCX評価指標
トライベック・ブランド戦略研究所では、
デジタルメディアに焦点を絞り、
純粋にデジタルにおけるCX(Customer Experience:
顧客体験)への影響度合いや、
ロイヤリティなどの成果を直感的に図る
指標づくりに取り組み、NPS®(Net Promoter Score)の
基本理念を踏襲しつつ、
デジタルメディアならではの
Usability 視点およびExperience
視点を加えたウェブロイヤリティスコア
(WLS)を独自に開発しました。

※Net Promoter Score 及びNPSは、
ベイン・アンド・カンパニー、
フレデリック・ライクヘルド、
サトメトリックス・システムズの商標です
――――――――――――――

ここを見つけることができると
半分「解」がわかって頂けたと思います。

そうです。
テーマは、NPSを応用したデジタルメディアのCX評価指標
なんです。

そうすると、
共通の敵(一般的)
NPS:ネットプロモータースコア
新しい敵(気づき)
WLS:ウェブロイヤリティスコア

となりロジック構造が見えてきます。

構造が見えたら対比と同じ箇所を分解するだけです。

同じ箇所
・0点から10点までを評価する
・顧客の体験価値

違う箇所
・評価ポイントが違う
 NPS→奨励者は10点・9点
 WLS→奨励者は10点・9点・8点
・リアルが入るか否か

ここまで分析ができたら、

ニュースから2つの側面で見る
裏の事業者視点のロジックが「顧客体験」だと
わかって頂けたと思います。

あとは、時流のワードがデジタル化
なので、「顧客体験」を横文字にして
ウェブのみのロイヤリティをカッコよくワードに変換
してカスタマー・エクスペリエンスになるわけです。

この種明かしから、それぞれの側面を見ていくのです。
(ニュースから2つの側面で見る)

表からみる(文字通り解釈する)
裏からみる(裏の解釈を読み解く)

表からみるには、
実際に書かれている文面通りに読んでいきます。

TOPバナーが4つあります。
※DHCのスマホサイトの場合

想定されるターゲット層は
自粛して自宅にいる方

どんな悩み
・髪の毛をカットで染めることはできない悩み
・コロナ太りで胃がムカムカする

どんな欲求
・父の日のプレゼントをしたい
・何か買っておきたい

このあたりを考えたうえでバナーや企画を
練っているということになります。

よってDHCみたいに健康食品を
売っていないので私には関係がない
と考えたあなたは思考が浅いかもです! 笑

インターネットを活用して自分の商品・サービスを売りたい! でもなかなか売れずにモヤモヤしている問題を解決する アドバイスをしています。 https://www.youtube.com/channel/UCxrQWY0HlXqFcOfe02_uztg/videos