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あなたの商品を見て、聞いて、感じて想起できるか否か?

企業の魅力的な「らしさ」を開発していくことでブランドが
構築されます。

一般的には、ブランドの語源は、牛に印をつける刻印が語源で、
他人の牛と区別するのが目的です。

よって、語源からもブランドとは高級品のことではないのです。

一般消費財の商材を扱う企業には無関係な話
という認識は、少し前までは一般的でした。

最近はさすがにそうした
誤解はほとんどなくなりました。

ブランドとは、顧客や社会にとって
価値のあるすべての資源を指します。

よって、モノ(商品)だけでなく、
サービスや空間、人や建物など、
さまざまなものがブランドに
なりうるという考え方が浸透しています。

ブランドとはあくまでも
イメージのことで、

ブランディングとはイメージアップ
という誤解は、いまでも根強くあります。

イメージ戦略とほぼ同義に
扱っても、表層的なイメージを

つくろうとブランディングに
取り組んでも意味がありません。
理由は、消費者が賢くなり
ごまかしは通用しません。

美しく着飾るように、
化粧を施すようにつくりあげた
イメージと実態とが乖離していると
お客様の期待を裏切ることになり

マイナスのブウランディング
になり価値を大きく毀損します。

社会にとって有意義な、魅力ある個性を
らしさと考えることが良いかと思います。

私は、単なる製品の販売を超えて
商品に社長の「らしさ」や「生き様」を

投影して、人の心に刺さるメッセージ
がブランドの最初の一歩だと思います。

ブランディングとは、社会にとって有意義な、
魅力ある個性=らしさを、

あらゆる手段を駆使して設計し、
つくりだすことです。

社会にとって有意義な、魅力ある個性は、
どのようにしてつくられるのでしょうか?

その方法には次の3つの要素が不可欠です。

「志」「形」「属」の
3つの要素の体系を構築していく作業です。

「志」とは理念、スピリット
存在意義など、ブランドが目指すべき将来像やビジョン

「形」:ブランドらしさを体現する
独自性のある象徴物商品・サービスを指します。

「属」:ブランドに共感するファン
応援しているサポーターやコミュニティ
です。

これれを言語化するのに電通のハニカムモデル
が役に立ちます。

①シンボル(symbol)
②そのブランドの信頼の源泉(base of authority)
③機能価値(functional benefit)
④情緒価値(emotional benefit)
⑤顧客イメージ(ideal customer image)
⑥この商品が人だったら(personality)
⑦コアバリュー(core value)

を言語化することで
事業や商品・サービスの構造を体系化したい

戦略を立てるため、言語化して指針を示したい
時に有効です。

次回、この魔法の電通のハニカムモデル
をご紹介します。

インターネットを活用して自分の商品・サービスを売りたい! でもなかなか売れずにモヤモヤしている問題を解決する アドバイスをしています。 https://www.youtube.com/channel/UCxrQWY0HlXqFcOfe02_uztg/videos