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天空の城竹田城趾 登城記

 2017年8月,青春18で京都へ。京都での研究集会のついでに(どっちがついで?)竹田城趾へ行ってみることにした。おともは SONY RX100。
 研究会終了後,和田山へ。駅前のビジネスホテルに泊まり,翌日早めに起きて,6時前に駅へ。すると,向かいの山に雲(霧)がかかっている。これはもしかすると・・・

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 朝早いのでホテルの朝食はなし。駅から1.5kmほどのコンビニで朝食を仕入れるつもりだったが,待合室の売店におにぎりがあったので,これを買って電車に乗りこむ。
 竹田までは一駅。6:21着。正面が竹田城趾のある虎臥山。まだ霧がかかっている。

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 天空の城,雲海に浮かぶ城として名高い竹田城だが,いつも雲がかかっているわけではない。気象条件がある。夏場は少ないのだが運がよかった(気象条件がよかった?)
 駅前の案内に従って姫路方面へ進み,踏切を渡る。線路を挟んだ駅の反対側に4つの寺が並んでいる。その先に,登山道入口。

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 右手に自動販売機があり,「この上には自販機はない」という注意書きがあった。駅前にもあったが,熱中症対策のため,飲み物の確保は必須とのこと。早朝だし涼しかったけれど,その意味はこのあとすぐにわかることになる。
 少しいったところから登山道が始まる。このルートが登城の正式ルートだそうだ。インターネットでダウンロードしたガイドマップには,「約0.8km(40分)」となっている。0.8kmは,平地なら10分で行ける距離。ほんとうに40分かかるのだろうか。
 整備された階段ははじめだけ。まもなくこのような石段になる。なるほど,これなら40分もさもありなむ。

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 涼しかったけれど,登っていくとかなり汗をかいた。日中だったらもっとだろう。なるほど,飲み物必須。
 料金所に到着。21分でこれた。途中で3人の若者が降りてくるのに出会ったが,ここには人影はなし。まだ雲海の季節ではないし,早朝だし。

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 料金所の人が,「(霧の様子は)刻々と変わっていきますから」と言っていたが,まさにその通り。周囲が霧で見えなくなることもあった。
 天守台から南千畳を見る。

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 建物は一切ない。石垣だけが残っている。崩落の危険があるとして立ち入り禁止になっている個所もある。

 下山は,表米神社登山道にした。この登山道は,整備されたこのような階段が続くのだが,勾配は駅裏登山道よりきつい。(健脚向きと書いてあるガイドマップもある。下りで18分かかった。道しるべには,0.7kmで20分,とか書いてあるけど,それはないだろうな。平成25年にできた登山道のようだ。

 9時前。表米神社近くの地蔵堂で休憩し,竹田駅に戻って立雲峡への経路を確かめ,トイレに行って,9時出発。駅から徒歩で行く人はほとんどいないのだろうか。途中の道しるべがなく,ちょっとロスもあり,歩くこと40分。山道(車道)を登って立雲峡駐車場の手前に到着。
 第2展望台からの眺め。

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時間の関係で,第1展望台はあきらめて下山。
寺子屋カフェで昼食をとることにした。
本日のランチは,但馬牛の陶板焼き。切り落としで1000円。ドリンクとデザート付きで1200円。いい肉は,50gで1500円,100gで2000円だった。(いずれもドリンク・デザート付き)
とうわけで,100gのランチ。ごはんは,錦糸卵と肉がのったもの。左手前はつけ汁。

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このあとは,播但線姫路経由で帰途についた。