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新緑の粟ヶ岳

ここでの「新緑」は,お茶。早いところでは新茶が出荷されているが,粟ヶ岳はどうか,行ってみた。
まずは,掛川バイパスの八坂インターを降りてまもなくの事任八幡宮へ。

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なかなかの由緒ある神社のようで,参拝客もいたし,こんな地方の神社なのに社務所のところに人がいて巫女さんがお守りなどを売っていた。
摂社の五社神社にアマテラス,オオクニヌシが並んで祀られている。東照大権現(徳川家康)も同列だが,浜松の五社神社にも,徳川家康が祀られている(他の神々は異なる)

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社殿の奥には大杉,前には大楠,いかにも由緒ある神社という趣だった。

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東山いっぷく処(本日は休みだった)の周辺にハイキング客用の駐車場があり,そこから歩く。(いっぷく処の写真はとりわすれ)
早朝から歩く人もいるようで,注意書き。

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ちょっと上がったところ。車が見えるのが東山いっぷく処。茶畑の緑がきれいだ。

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はじめのうちは車道を歩く。しばらくいたところに,「粟ヶ岳山頂4km」の案内板。道はかなりの急坂。平地なら4kmは1時間で歩けるが,この調子では1時間では無理か。(あとでわかったのだが,これは車道でいったときの道のりと思われる。理由はあとで)

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まもなく,車道から農道に入る。

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さらに,ハイキングコースは茶畑の中の道になる。途中で農道を何度か横切る。

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この道,左はちゃんと管理された茶。右は伸び放題の茶。おもしろいコントラストだった。さらに進むと,比較的新しい四阿らしきものが見えた。展望台か。そこを目指す。

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展望台らしい。入口に,こう書いてあった。静岡弁だ。

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いい眺めだ。歩き始めて20分ほど。ひと休みするにもちょうどよい。

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帰りにはここで車座になってくつろいでいる人たちがいた。
無間山観音堂あとに到着。古い案内図だと観音堂の写真があるが,今は灯籠の先に石段だけ。

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シャガの群生地を抜けて

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阿波波(あわわ)神社下の磐座に到着。鳥居が設けてある。

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この左にも大きな岩があった。
左へ回って(右でもよい)上に行くと阿波波神社。

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時計を見ると歩き始めてから1時間。ということは4kmはなかったわけだ。地図を見ると,車道は大きく迂回している。それを縫うようにハイキングコースがあるので,上り坂をゆっくり歩いても1時間だったのだ。
境内前には,シャガと石楠花が咲いている。

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拝殿左へ回ると無間井戸があり

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その先に,粟ヶ岳最高地点の標識がある。つまりは,阿波波神社が頂上にある,ということ。

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神社の右手の鳥居をくぐると,すぐそこに,かっぽしテラス(粟ヶ岳世界農業遺産茶草場テラス)があった。

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1階は売店(グラステラス)で,2回がパノラマテラス

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パノラマテラスからの眺め

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虎は茶草でできている。
ちょうど昼時。1階のグラステラスで,おすすめのかっぽしランチ(しょうが焼き)を食べる。1200円。

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食後に下の方に行ってみる。下は駐車場。下から見上げたかっぽしテラス。

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帰りは草刈り場コースを通った。登るときにとらなかった茶畑の写真。もうすこし伸びたら茶摘みをするのだろう。

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おしまい