見出し画像

粟ヶ岳 榎辻ルート

4回目の粟ヶ岳。
1回目は昨年(2022年)。車で東山へ行き,いっぷく処の駐車場にとめて登った。

2回目はバスで倉見温泉まで行き,松葉の滝を経由して登り,東山へ下りた。
3回目はその逆ルートで,東山から登り,松葉の滝に下りた。

今回(4回目)は,倉見温泉から榎辻を経由して登るルート。
倉見温泉のバス停のところに,観光案内図がある。

これを見ると,倉見温泉から粟ヶ岳に登るのにいくつかのルートがあることがわかる。
右に「★粟ヶ岳山頂まで約9.0km 徒歩で2時間30分車で20分」とあるのは,松葉神社の先から北上し,ぐるっと回るルート(少し太い線)。松葉の滝から右下へ向かうルートが破線で書かれているが,これが先日行った徒歩のルート。車は通れない。もうひとつ,松葉の滝から右上に上がるルート(破線)もあることがわかる。
右下に「榎辻まで約2.7km 徒歩で60分,車で10分」と書かれているのが榎辻ルートだが,「車で」とあるので,馬平(まんだいら)を回るルートだろう。2.7kmを徒歩で60分もかかるのか,と思われるかも知れないが,ずっと上り坂なのでそのくらいはかかるのだろう。今回のルートは,子どもが二人いるところの破線のルートで,長源寺または宝殿神社を経由して登る。
経路を確認し,バス停からこんにゃく亭の右の道に行く。

倉見川橋を渡ると道が左右に分かれる。右が長源寺ルート,左が宝殿神社ルート。

長源寺までは300m程だった。

足湯があった。ただし,今は湯は入っていなかった。

本堂。左右にある円空百体彫りがなかなか。

戻って,宝殿神社ルートへ。石段の上に鳥居があるが,社殿はまだその先。

宝殿神社。境内に相当するものはなく,小さな社殿があるだけ。

このあと,結構な上り坂を登る。

貝太郎辻。右が長源寺ルート。つまり,登るときはここで合流,下るときはここが分岐点ということ。

鉄塔の下をくぐる。右の尾根道を行くが,左へ回る道もある。

見晴らしの丘。見えるのは北側で,第2東名が通っている方面。

道はコンクリート舗装になって(だいぶ古く端は崩れている)榎辻に到着。

ここは,粟ヶ岳と松葉,青田の3方面に向かう道の分岐点で,古来より目印となる榎が存在していたため榎辻と呼ばれている。この3方面は車道で,今来た道をいれれば4方面になる。右の青田方面に少し行ってふりかえったところ。左が今来た道。正面の右が粟ヶ岳,左が松葉方面。

ここから車道を20分ほど歩くと南平への上り口に着く。車道は東山からきた道がここのあたりでUターンする。1回目に南平から下りてきて,写真も撮っていたのでわかったが,道標が手前にはないので,気をつけないと行き過ぎてしまう。この写真ではよく見えないが,肉眼なら坂を登った先に案内板があるのが見える。

この案内板だ。

坂は結構急で,一気に登るのはしんどい。

南平広場手前のベンチからの眺め。小休止。

南平広場。ここを抜けると,観音堂跡になり,阿波々神社まで10分ほどで着く。
今日のかっぽしテラスからは富士山が見えた。晴れていても結構雲にかくれていたりかすんでいたりするらしい。(見出し写真)

倉見温泉バス停から榎辻まで約40分,榎辻から南平上り口まで約20分,阿波々神社到着まで,トータル約85分であった。