見出し画像

泉神社,十王村の湧水と旅めし

 2014年,青春18きっぷの最後に伊吹山のふもとの泉神社、彦根の十王村の水を訪ねた。

近江長岡駅で下車。自転車を組み立てる。

画像1

244号線を岐阜方面に戻ると,標識があった。

画像2

泉神社到着。

画像3

泉神社湧水由緒書きに,日本武尊の居醒水と書かれている。醒ケ井の居醒の水と、さて、どちらが本家?
御神水拝受所。ポリタンクをもって水をくみに来ているひとが何人も。
泉神社湧水の特色として
・石灰岩を浸透してきた甘味のあるまろやかな水
・冷蔵庫で氷を作ると透明度の高い水ができる
・水の長期間の保存ができ,いたみにくい
・薬の服用時によい
などが書かれている。
ここの水は、伊吹山の「スカイテラス伊吹山」のカフェでの珈琲に使われている。

画像4

再びJRで,次は、南彦根で下車。ここからほど遠くないところに「十王村の水」がある。

画像5

中にあるのは地蔵堂。

淡海地誌によれば,元禄年間には,湖東三名水(十王村,五箇荘,醒ケ井)の一つとして知られ,中央の地蔵堂の祭神はおそらく水神或いは竜神として祭られ,いつの世にか地蔵尊として祭られるようになったという説がある。

本日の主目的は達成。彦根市の観光案内に載っていた珈琲豆の店 珈琲工房SCCへ。100g単位で売ってくれるので工房ブレンドと近江の珈琲を100gずつ買う。
待っている間に出してくれた珈琲がおいしかった。工房ブレンド+αの珈琲だそうだ。

画像6

彦根観光協会のページで調べて昼食に予定していた2店、一休庵は営業しておらず、きむらは地図の間違いか、見当たらず。
あとでもう一度調べたら、一休庵彦根店は閉店のようだし、きむらは川筋を1つ間違えていた。
結局、四番町スクエアの たちばな食堂 で近江牛すじそばを食す。

画像7

彦根には来たけど,彦根城はずっと以前に来たことがあるのでパスして帰途につく。