青春18きっぷで戸隠へ

戸隠 2014年8月20日，小淵沢経由で姨捨へ。善光寺平の夜景を見て，長野泊。
二日目。戸隠神社が目的地。
8：08 長野駅前からバスで戸隠神社中社へ。
バスは山道をのぼっていく。途中、すれ違いで何度も止まるような道だ。
車窓からの景色がいい。
山あいの棚田、眼下はるかに見える家。
動いているバスから撮ったので少しブレているが。

初めに数名乗っていた客は、市街地で皆降りてしまって、このあたりでは乗客は私だけ。途中、長野駅方面行きのバスとすれ違う場所が決まっているらしく、しばらく停車。運転手が「どちらまで？」と聞くので「終点まで」と答える。
あとでわかったのだけど、戸隠神社へいくバスはふたとおりある。こちらの県道線の方が景色がいいのではないだろうか。
　終点の戸隠中社から自転車で奥社へ。バスが追抜いていく。「ループ橋経由戸隠高原行き」だ。戸隠神社のホームページの「アクセス」には、「バードライン経由」としてこちらのバスが載っていた。ループ橋とバードラインの違いはあるがほとんど同じ路線を通る。私は、バス会社のホームページから探して県道線に乗ったのだが、「バードライン経由」に乗っていたら、あの景観は見られなかったことになる。
　途中の、森林植物園。ここから奥社へ抜けられるのだが、自転車は入れないのでそのまま車道を行く。

奥社入口到着。10:00

鳥居の前に「下馬」とある。ここに自転車を置いていく。

案内板。よく見ると、奥社まで2km。はじめの1km、随神門までが15分、次の1kmが25分と書いてある。後半は石段が続き、たいへんなのだった。確かに40分かかった。

前半の参道は見出し写真に。
随神門到着。10分あまりで来れた。

随神門から先はみごとな杉並木。

杉がほこらになっている。

休憩所

休憩所から下の河原に降りられる。当然、行ってみる。水がきれいだ。

奥社まで480m。最後のトイレ。もちろん行く。

あれ？軽トラックがきたぞ。車両進入禁止なのに。
疑うまでもなく、神社の許可車両であることは容易に想像がつくが、なんと運転席にお札がおいてあった。縦に置いて見えるのがお札。

石段。これがけっこうきつい。

登山道入口。

奥社到着。

本社はこちら。

来た道をおりる。来るときには気がつかなかったものがいくつかある。大講堂屋敷跡。堀川天皇の承徳二年（1098）に建立された，とある。

随神門まで戻る。ここから遊歩道があるが、所要時間は行くだけで60分とか。

ちょっとだけ行ってみた。

参道入口の「なおすけ」でくまざさソフトを食べて休憩。11:30ころ

忍法資料館はパスして、中社まで戻るが、別ルートで、途中の比丘尼石を見ていくことにする。まずは遊歩道

はじめは緩やかだけど登りなので自転車を押していくと、小高いところに出た。下りは自転車に乗って・・・　と、ここでとんでもないことか起こった。
後輪がパンクしてしまったのだ。
後でわかったのだが、バラをふんだのだった。段差でジャンプしてねじれたようでもある。幸い、10mほど先が舗装道路。右折すると森林植物園入口。ちょうどバス停があって、15分後にバスが来る。比丘尼石はあきらめて、バスで中社へ。
使えなくなった自転車は、大きな荷物だけど、組み立てれば「駐輪」しておける。
中社の鳥居脇の石灯籠の裏に駐輪して、予定していた戸隠堂でそばを食べる。

なにやらえらくこんでいる店がある。うずら屋。ガイドブックか何かで有名なんだね。そんなに違うとは思えないが。
昼食後、中社へ参る。

拝殿の横に、滝

社務所。ここで厄除け守りを買う。

青龍殿（宝物館・参集館）と御神木（推定樹齢700年）

さて、自転車が使えないので、宝光社などを回る予定だったが、とりやめ。
予定していたバスより1時間早い 13:30 発があったので、これで長野駅前に戻り、自転車屋を探すことにした。
ループ橋経由で、飯綱スキー場の方を回る。所用時間は県道線よりわずかに早い。
とりあえず、長野駅前で降りて、自転車屋の場所を聞けそうなところ、とぐるっと見回すと、すぐ近くに「レンタサイクル」の看板。そこに「修理」の文字もある。
行ってみると、自転車屋だった。レンタサイクルもやっているということだ。

年配の夫婦でやっている、町の自転車屋という感じ。待っている間、冷茶までだしてくれた。修理中に、空気を入れたいという高校生や、レンタサイクルを借りに来た客があったが、その対応をみても、実に温かい対応だった。
こんな親切な自転車屋が長野駅前にあるとは思わなかった。

このあとは予定通り松本へ。深志荘泊。平日限定で2食つき4980円という格安。
夕食はりっぱな会席料理だった。