三分一湧水と海野宿:旅めしは三分一湧水館の十割そば
2018年5月。三分一湧水を経て,北国街道海野宿,信濃追分へ。
静岡からワイドビューふじかわで甲府へ,甲府からあずさで小淵沢,小淵沢から小海線で一駅,甲斐小泉へ。
三分一湧水は甲斐小泉の駅から近い。下り坂で自転車ならすぐ。
ここが水源。水温は年間を通じて10度ほど。10度はかなり冷たい。ペットボトルに水をとったが手がすぐに冷たくなった。
観光案内などに載っているのはこれ。三つに分ける。
三分一湧水館(右)とそば屋。湧水館では地場産物などを売っている。
十割の天ざるそば。1500円。さすがに十割そばはおいしかった。
つゆの味も良い。次は二八と食べ比べてみたいところだ。
てんぷらの緑はタラの芽。
平日(金曜日)だが,かなりの客がいた。ほとんどは車で来ている。
甲斐小泉駅に戻って,小海線で小諸まで。ここまでJR。しなの鉄道で西進し,大屋へ。
来た方に少しもどると海野宿。
古い町並みが続くが「CLOSED」が多かった。「ふる里館うんのわ」もお休み。
営業していたカフェ。おすすめのミナス(ブラジル)を飲む。
宿場の東端に白鳥神社。ヤマトタケルがこの地に滞在したことから白鳥神社と称しているとのこと。祭神は海野氏の祖と伝わる貞元親王ほか。境内には樹齢七百年以上のケヤキの大木が御神木として立っている。そして,この前の千曲川の河原(タイトル写真)が木曽義仲挙兵の地だという。
大屋の一つ前(東),田中駅から信濃追分へ。
駅から追分宿まで,別荘地を抜けていくのだが長い上り坂。なんとかがんばる。
追分の街道に入って西進。まもなく浅間神社。さらに進んで,泉洞寺のカーリング地蔵。この隣は卓球地蔵で,ほかにもいろいろな地蔵がある。
街道の西端(ふりかえったところ)。右は国道18号線。左の建物は,追分桝形の茶屋。
少し行くと分去れ。右が北国街道,左が中山道。といっても左は18号線だけど。
信濃追分は内田康夫のミステリーに出てくる。
このあと,御代田まで下り,駅前の明治屋に宿泊。
明日は碓氷峠越えだ。