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小原四季桜:旅めしはイノシシ鍋そば

 2019年11月に愛知県豊田市の小原四季桜を見にいった。

当日朝は,年に一度あるかないかの濃霧。電車が3分遅れて到着した。これがコトの起こりになる。「ところが」の連続。
 出発してからも濃霧のため徐行運転。4分,5分と遅れが進む。豊橋での乗り換えは8分。まずい。途中でとうとう9分の遅れがアナウンスされた。もうしょうがない。
 ところが,霧が晴れて電車は速度を上げ,遅れが少しずつ解消されていく。7分。この調子なら5分の遅れで着くか。それなら,乗り換えに3分。なんとか間に合いそうだ。
 ところが,こんどは豊橋の一つ前,二川で,今度は赤信号のため停止。
 さあ,何分遅れたのか,最終的にアナウンスはなく,小走りで名鉄ホームへ。
すでに乗る予定の特急の姿はなかった。

 豊田市からのバスは1時間おき。しかたがない,1時間後で行く覚悟で電光掲示板を見ると,9分後に特急がある。とにかくこれで行こう。
 切符を買い,トイレにも行って戻ると,切符売場は長蛇の列。先に買っておいてよかった。 9分遅れで乗った特急,もしかすると,と思ったが,知立で,予定の三河線に1分前に乗れた。よかった。
 豊田市駅。バスは西口と書いてあったように思うが,西口に行ってもそれらしいバスがない。
 行き先は上二木だが,案内板には,上二木行きは9時はない,となっている。
 その下に藤岡行き。5番線にも藤岡方面がある。ちょうどバスの運転手に聞くと,これは上二木には行かないという。
 もう一度案内板を見ていたら,運転手がわざわざ降りてきて,小原行きなら東口だと教えてくれた(親切)
 その東口の1番乗り場。行ってみると長蛇の列。上二木行きがとまっていたが,満員のようだ。そして,出発してしまった。
 しかたがない1時間待つか。
 長蛇の列は香嵐渓行きのバスの列だった。英語や韓国語が書かれたボードを持った案内人がいる。
「これ,香嵐渓行きの列ですね」と聞くと,そうだという。
「同じ1番線だけど,小原行きはここに並んでもしょうがないですね」と聞くと,そうだ,という。
 その列を離れて,乗り場の方に行くと,もう一つ,短い列がある。聞くと小原行きの列だという。さっきの兄さん,教えてくれればいいのに。(不親切)
 遅れたら近くの喫茶店で1時間待つつもりだったが,この分では並んでいた方がよさそうだ。
 と,「上二木」と書いたバスがやってきた。先ほどから10分しかたっていない。どうやら臨時バスのようだ。さっきと違い,満員ではなく,座れた。

 なんだかんだと,結局10分遅れで着くかと思ったが,次第に渋滞になってきた。
 小原ふれあい公園から3つ手前のバス停のところ,国道419号線と県道485号線の交差点の40mほど前でストップ。信号が赤・青と何度も変わる。信号が青になっても1台進むかどうか。
 これでは,いつ着くかわからない。降りてしまえ。
 そこから2つ目の大坂で下車。自転車を組み立てる。組み立てている間にバスは40mほど進んだが,当然すぐに追い抜いた。車列はほとんど止まったままだ。

 坂道を上ること数分。小原ふれあい公園到着。
手前が左右とも桜と紅葉

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ここで,イノシシ鍋そばを食べる。

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手前が桜,奥が紅葉
斜面の北側なので陽が差していない。

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近づくとこのように咲いている。四季桜は花が小さい。

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無料の四季桜くるりんパスはボンネットバス。

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四季桜公園。こちらは人が少ない。

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いろはもみじは色が濃い。背景が四季桜。

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緑の公園のところの桜とススキと黄葉

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バスが遅れたので,予定変更で,川見薬師寺までは行かず,少し戻って,喫茶おばらで珈琲を飲んで帰る。

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おしまい