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2020年最愛映画17本のまとめと、全鑑賞作品リスト
こんにちはShihoです。毎年最低でも50本以上の映画を劇場で観ていた人生が、コロナで完全に変わりました。大好きなアメコミ映画やブロックバスター映画がことごとく延期されて劇場に行く回数が減ったのに反比例して、配信オリジナルでは面白いものが沢山出てきてそちらで観ることが増えて行きました。劇場で観るという体験が好きなのは変わらないけど、視聴環境に関わらず面白い作品、胸を打つ物語とは変わらず出会うことができる。そんな2020年を彩ってくれた最愛映画のまとめです。
■2020 MY FAVORITE MOVIES 17
毎年順番を決めるのは悩んでしまうので、特に好きだった17本をジャンルごとにご紹介!だいたいTwitterに感想を投稿しているので、そのリンクを張るという手抜き仕様(笑)ですがご容赦を。
◇この監督のクリエイティビティが最高
『ミッドサマー』
アリ・アスターへの信頼がゆるぎないものになった。孤独な慟哭に始まり、絶叫が共鳴する安らぎの楽園に誘われた。
【ミッドサマー】
— Shiho Nagashima (@evisilli) March 9, 2020
事に至る顛末を描いた「ヘレディタリー」と対照的に、至ってしまった事=“祝祭”の細部を描く。共に監督の私生活がベースの作品だけどフォーカスの当て方の違いが雄弁かつ面白い。
共感・共振・共鳴による恐ろしく美しい安らぎの楽園。
今回も写すもの・写さないものの選択が天才的。 pic.twitter.com/WEK6Pl1sNW
『フォードvsフェラーリ』
ジェームズ・マンゴールド大好き!エンジンの轟音と熱狂の記憶は、1年たっても残っています。
#フォードvsフェラーリ
— Shiho Nagashima (@evisilli) January 12, 2020
7000回転の世界に魅せられた男2人の人生を賭けたワイルドスピード。タイヤの焦げる匂いがするかのような臨場感。エンジンの轟音が何よりのサウンドトラック・・・これは音響のいい劇場で観てほしい!つまり最高😭熱狂の記憶が一時の虚飾に勝る、この映画の存在が熱くて泣ける。 pic.twitter.com/14fmT94STo
『ジョジョ・ラビット』
タイカ・ワイティティにはいつも笑わされて泣かされる。あと#accidentallywesanderson でもある。
【ジョジョラビット】
— Shiho Nagashima (@evisilli) January 25, 2020
イマジナリーフレンドから独り立ちして、世界を知り、大人達の愛を知り、一段強くなる少年の成長物語。
エアヒトラー役という不謹慎さを一手に引き受けながら笑いに消化し、作品を愛で包み込むタイカ・ワイティティはやっぱただ者じゃない!ムーンライズ・キングダム感が最高✨ pic.twitter.com/XrXKtOjHg8
『TENET テネット』
クリストファー・ノーランが好き放題やってるの一生見続けたい。「考えるな、感じろ」の実写化。ロバート・パティンソンに惚。
『TENET テネット』
— Shiho Nagashima (@evisilli) September 19, 2020
最高🥳多少の科学を味方につけておきながら、「考えるな、感じろ」のもと「どんな映像体験をもたらせるか」に自身の拘りを貫きエンタメに仕上げるスタイル、本当にノーラン監督は唯一無二。
伏線回収的なアクションの見せ方や順行逆行入り乱れる戦闘が凄すぎてもう2回目観たい! pic.twitter.com/P949ecGFbW
『サウンド・オブ・メタル -聞こえるということ- 』(Amazon)
初監督でこれは凄い。ダリウス・マーダー、覚えた。ラスト、新しい世界の扉が開く音が聞こえる。
Amazon【サウンド・オブ・メタル】
— Shiho Nagashima (@evisilli) December 19, 2020
突如聴覚を失ったドラマーの物語。声を伴わない手話での会話、静寂と微かな振動音、もちろん字幕もつかない。そんな主人公の生きることになった世界を追体験させる音響設計と、そこで何を感じ何を考えたのかを瞳の表現力で伝えきるリズ・アーメッドが素晴らしい。 pic.twitter.com/EMk92KJW6A
◇新しいアクション演出に痺れる
『タイラー・レイク - 命の奪還 -』(NETFLIX)
長回しフェチ&市街地格闘戦好きにはたまらない!アクションシーンをヘビロテ再生してしまう。
NETFLIX「タイラー・レイク-命の奪還-」
— Shiho Nagashima (@evisilli) May 2, 2020
ワンカット“風”に喝を入れる、本気で体を張ったアクションの数々に見惚れる。35分からの約10分間のカーチェイス~マンション内アクション~カーチェイスが最高すぎて何度でも観れる。「ボーン・アルティメイタム」タンジールでの窓ダイブに痺れた方は是非! pic.twitter.com/I415RwPBBG
『オールド・ガード』(NETFLIX)
数100年共に戦うと異次元のチームワークが出来る。今年1番のスタームービー。
NETFLIX【オールドガード】
— Shiho Nagashima (@evisilli) July 10, 2020
これは良いパターンの俳優の魅力に頼ったスタームービー✨
不死身兵士チーム5人、さすが何百年も一緒に戦ってきただけあって戦闘陣形や武器の受け渡しなど連携プレーが気持ち良いぐらいに決まる。
シャーリズ・セロンはもちろん、マティアス・スーナールツが好きすぎる🤤 pic.twitter.com/RMcici9vEg
『新 感染半島 ファイナル・ステージ』
ゾンビ×マッドマックス×ワイルドスピードを、適切な分量でMIX出来るのすごい。その上家族ドラマまでいい塩梅。
【新感染半島】
— Shiho Nagashima (@evisilli) December 26, 2020
人気作の続編をここまでテイスト変えてくるの最高~🙆ワイスピとマッドマックスが強めにmixされ、ゾンビの群れをなぎ倒していく爽快感がすごい・・・!家族愛のドラマもイラッとさせない良い案配。どこまでも続く廃墟群と、コントラスト強めの画面の色彩設計がとても好み🙌 pic.twitter.com/UjH7iOsQDm
◇色々な恋のカタチと、続いていく人生と
『ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語』
シアーシャ・ローナンは古典や文芸の名作のアップデート請負人。
【ストーリー・オブ・マイライフ】
— Shiho Nagashima (@evisilli) June 22, 2020
古典風景の中を駆けまわるシアーシャ・ローナンが、確かに感じさせる現代的な人生観。目的のためにしなやかに手札を切るラストが痛快。「つぐない」以来、本当に彼女は文学と人生とが絡み合う主人公がはまるよね。シャラメ君の完璧な使い方や衣装も最高でした❤️ pic.twitter.com/MKvyXeDVHE
『ラスト・クリスマス』
名曲に命を吹き込む「新しい解釈」が心に刺さりすぎた。エミリアは歌うまいのでもっとミュージカル出てほしい!
【ラスト・クリスマス】
— Shiho Nagashima (@evisilli) January 2, 2020
主演:エミリア・クラーク、ヘンリー・ゴールディング
クリスマス目前のロンドンを舞台に、荒れ気味の生活を送る主人公ケイトと、ある日出逢った青年トムとの不思議な関係を描いたラブコメディ・・・なだけでなく、生きていることを、ただ抱きしめたくなる傑作😭 pic.twitter.com/ARB21kn91N
『ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋』
「コレ、私の彼氏!」っていうシャーリズの台詞で泣くというまさかの展開。
【ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋】
— Shiho Nagashima (@evisilli) January 3, 2020
シャーリズ・セロン×セス・ローゲン主演。
可笑しくて、愛しくて、下品で、ちょっと泣けちゃう、“男女逆転の格差恋愛”ではなくパートナーとしての姿が描かれる素敵なラブコメ❤️(下ネタ注意!笑)https://t.co/X8olh9sPI2 pic.twitter.com/av5ptzAI1y
『ザ・プロム』(NETFLIX)
楽曲がいい、歌声がいい、その上キラキラした世界観の中で登場人物たちが幸せになっていく、ミュージカルの醍醐味に満ちた多幸感あふれる2時間。
NETFLIX【ザ・プロム】
— Shiho Nagashima (@evisilli) December 29, 2020
LGBTQというテーマを扱い、その根底にある普遍的な恋のきらめきを素晴らしい楽曲・ダンス・歌声で包み込んだ最高のミュージカル☺️
メリル・ストリープは言わずもがな、新星ジョー・エレン・ペルマンが素晴らしかった…泣いた。
リモシネの皆で一緒に観れてよかった~!😭✨ https://t.co/Rh88WWH8wa pic.twitter.com/dI3cN3THoj
◇ガールズムービーのアップデート
『ワンダーウーマン1984』
男性バディが女性主人公の存在を押し上げる最高の関係性。彼女が「飛ぶ」のは、そういうことなの。
【ワンダーウーマン1984】
— Shiho Nagashima (@evisilli) December 19, 2020
確かに前作に比べ大味になった。けど!ダイアナが人間を見捨てず愛する根拠であり続けるトレバーが担うもの、ダイアナがダイアナであることに彼の存在が作用する関係性の描き方が好きすぎて、後半ずっと泣いてた…。走る姿・飛ぶ姿にもこれほどまでに意味と情感が込められる pic.twitter.com/ZK1R46CBgc
『ハーレイクインの華麗なる覚醒』
変化球アクションとマーゴット・ロビーが最高。サントラを最もヘビロテした作品。
【ハーレイクインの華麗なる覚醒】
— Shiho Nagashima (@evisilli) March 22, 2020
スースクからただ一人独立映画を勝ち取ったハーレイクインの
魅力あふれるガールズエンパワメントムービー!
くるくる変わるファンキーで予測不可能な表情、鍛えられた体幹による鋭く重く遊び心あるアクション、小鳥軍団の魅力と音楽も最高に格好いいMV映画(褒め🥰 pic.twitter.com/jC6FWIB39K
『ハスラーズ』
この映画でJ.LOに惚れない人がいるなら教えてほしい。
『スキャンダル』
エンパワメントとはロールモデルであり拠り所であり触発。
「エンパワーメント」ってなんだろうなって色々考えるんだけど、それは実利を得ることではなく「ロールモデル」であり「拠り所」であり「触発」なのかなと感じた「ハスラーズ」と「スキャンダル」。
— Shiho Nagashima (@evisilli) February 22, 2020
ジェニファー・ロペス、シャーリズ・セロン、そしてケイト・マッキノンにエンパワーメントされた🙋 pic.twitter.com/qFbDAS2pU6
『ブックスマート 卒業前夜のパーティデビュー』
爆笑の連続からの、突然のプール底の切なさで胸が張り裂けました。
【ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー】
— Shiho Nagashima (@evisilli) August 24, 2020
「私たちはありのままで最高!」
でもそのせいで見えていなかった小さな世界の小さな真実に気づいた卒業前夜。下ネタ満載のハイテンション・コメディから切ないプールの水底をくぐり抜けて、彼女たちが世界と小さく握手出来るまでの物語。最高。 pic.twitter.com/iIFOoTqyiZ
■そのほか、2020年に観た映画リスト
以下は鑑賞リストとしてのタイトルメモ(順不同)。なんかかんだ色々観れてハッピー!今年の新作じゃないのも紛れているけど、気になった時に観れるのが配信の良いところでもありますね。やはりNETFLIXオリジナルが多数になりました。
〇劇場新作
イントゥ・ザ・スカイ
エジソンズ・ゲーム
WAVES/ウェイブス
イップマン 完結
ランボー ラスト・ブラッド
チャーリーズ・エンジェル
ナイブス・アウト 名探偵と刃の館の秘密
1917 命をかけた伝令
イエスタデイ
ミッドウェイ
デッド・ドント・ダイ
透明人間
マティアス&マキシム
〇配信オリジナル新作
BLACKPINK - LIGHT UP THE SKY -(NETFLIX)
エノーラ・ホームズの事件簿(NETFLIX)
ザ・ベビーシッター(NETFLIX)
ザ・ベビーシッター キラークイーン(NETFLIX)
悪魔はいつもそこに(NETFLIX)
レベッカ(NETFLIX)
泣きたい私は猫をかぶる(NETFLIX)
プロジェクト・パワー(NETFLIX)
Mank マンク(NETFLIX)
紅海リゾート - 奇跡の脱出計画 -(NETFLIX)
シカゴ7裁判(NETFLIX)
#生きている(NETFLIX)
ハーフ・オブ・イット 面白いのはこれから(NETFLIX)
ジェニーの記憶(Amazon)
〇配信で観た旧作
ピエロがお前を嘲笑う
シンプル・フェイバー
宇宙人ポール
マイル22
ゾンビスクール!
ラフ・ナイト 史上最悪!?の独身さよならパーティ
AKIRA
レギオン
遊星からの物体X ファースト・コンタクト
ダークタワー
フォーカス
グランド・イリュージョン 見破られたトリック
アップグレード
女神の見えざる手
ロマンティックじゃない?
■おまけ:海外ドラマのクオリティが天井なしに上がっていってる
今年一番ハマったのが何かといえばAmazonオリジナルのドラマ『ザ・ボーイズ』だったなという。キワモノ系かと思いきや、キャラ造形という撒いてきた種の回収ぶりがすごすぎて感動すらしている。
ザ・ボーイズS2E6、ストームフロントのキャラ造形に「こんなに素晴らしい原作からの飛躍ってあるんだな」という感動すらある。
— Shiho Nagashima (@evisilli) September 26, 2020
ここまで触れてこなかった原作のネオナチ設定が、ホームランダーの母性欲とも掛け算されて「純粋すぎる悪意から生まれた愛情」として現れるの完璧すぎる。凄いなクリプキ。 https://t.co/L7Am73Ee8e
あと特にハマったのはNETFLIXオリジナル『クイーンズ・ギャンビット』!
NETFLIX【クイーンズ・ギャンビット】観た!孤児から世界的チェスプレイヤーへ。チェスのルールわからなくても、テンポよく成功へと駆け上がっていくから面白い!
— Shiho Nagashima (@evisilli) November 5, 2020
アニャ・テイラー=ジョイの鋭い三白眼の迫力、存在感。チェスをさす指の所作がとても美しい。どのシーンも見惚れる美しさなのも◎✨ pic.twitter.com/k5IyokyKjg
継続視聴していたものでは、『ペーパーハウス』S4と『キングダム』S2、そして『ザ・クラウン』S4が良かった。どれもNETFLIXオリジナル。
やっとNETFLIX「ペーパーハウス」S4観たー最高!隙だらけの強盗団なのに溢れんばかりの情の豊かさに愛着湧きまくり😭
— Shiho Nagashima (@evisilli) June 6, 2020
ドラマはやっぱり1にも2にもキャラ造形。アクションとロマンス、愛憎とユーモア。推しは教授とナイロビ。
先の読めない脚本とたたみかける演出が上手すぎて、本当に惹きこまれる。 pic.twitter.com/djdIzLMVll
NETFLIX「キングダム」シーズン2、死ぬほど面白くてイッキミ🥳
— Shiho Nagashima (@evisilli) March 15, 2020
設定や人物相関図の説明が必要な1と違い、冒頭から襲い来るゾンビ、世子様の冴えわたる剣術、血に染まりゆく王宮、氷上の決戦、、、と見どころが全力疾走状態。
あの人がアレな感じのシーズン3も、恐らく更新は間違いなさそうです✨ https://t.co/oqLzYVixVj pic.twitter.com/ckDvDax91q
来年は今年ことごとく延期になっていったブロックバスター映画たちが大挙劇場にかかるはず。マーベルもDCも007もワイスピも待ちくたびれました。そして、HBOmax上陸の噂と、さすがにそろそろDisney+に入ろうか…という機運の高まりでサブスク契約がやばい。でも『マンダロリアン』観たいし、ザック・スナイダーverのジャスティス・リーグは絶対に観ないといけないし、しょうがない。来年もまた、エンタメの力で素敵な1年になりますように。2020年も素敵な映画を沢山ありがとうございました☺️
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