見出し画像

"will"の使い方【3日間完成 Day1】

今日は will の使い方!

おはようございます。横山です。神戸と大阪の隠れ家塾「やりなおし英語JUKU」で「話せる・使える英文法」のレッスンをしています。

さて、今回は、助動詞の will をピックアップして、トレーニングを行います。

助動詞 will の過去形である would は以前「would の使い方」で取り上げていますので、そちらもご覧ください。
#過去形のほうを先にやっちゃってる


「will」とは何か

will は be going to と並ぶ「未来の表現」です。どちらでも言い換えが可能だと思っている(そのように教えられてきた)方は多いのですが、この2つには明確な違いがあります。(※もし違いがなければ片方が消えていてもおかしくないハズ)

will と be going to を使い分けるポイントは以下の通り。

be going to =前から決めていた予定
will =予定以外(その場で判断したこと、話し手の意志、漠然とした未来の予測、自然のなりゆきなど)

まずはざっくりと、予定の話は be going to、予定以外の話は全て will と押さえておけばOKです。


will =「~だろう」?

will は、よく「~だろう」「~でしょう」という日本語訳があてはめられますが、「~だろう」という日本語の響きほど曖昧な表現ではなく、むしろ真逆で、「~です」「~する」という、断定的なニュアンスがあります。

「~だろう」「~でしょう」という日本語のせいで、「~かもしれない」という曖昧な表現として押さえてしまっている方が多いです。

次の例文をチェックしてみましょう。

Satoshi will be back in 10 minutes.(サトシは10分後に戻ります

will を使う文では、「10分後に戻ってくる」と、確信を持ってハッキリ断言しています。

Satoshi might be back in 10 minutes.(サトシは10分後に戻るかもしれない

一方、「10分後に戻るかもしれない(し、戻らないかもしれない。知らんけど)」と、全然確信のない(自信のない)話では、助動詞 might を使います。


「~すれば」が裏に隠れている will

日本語訳を見ただけでは、「ん?この英文にも will ??」というものがあったりします。

たとえば、次の例文。

Oil will float on water.(油は水に浮きます)
*float on(~に浮かぶ)

これは、「油を水に入れたら、浮かんでくる」という「条件」が裏に隠れていて、その結果を will で受けています

The shopkeeper will help you put on a kimono.(その店員さんが着物の着付けを手伝ってくれるよ)
*put on(~を着る)

「その店で着物を購入すれば」「その店員さんに頼めば」のような条件があると考えられます。

Some will reject your opinions. Others will support you.(あなたの意見を拒む人もいれば、あなたを応援してくれる人もいるでしょう)
*reject(~を拒絶する、拒否する)

「あなたが何か意見を言えば」のような条件があると考えられます。

このあたりは、いろいろな例文に触れて、ひとつひとつ吸収していく必要があります。


ここから先はマガジンご購読者限定の発信トレーニングです。「will の使い方」に絞ってゴリゴリトレーニングを行います。コア英文法ポイントを会話に紐づけることを意識しながらトレーニングしましょう。

このトレーニングは、10個の英文を3日間連続の3ステップで完成させます。「しつこく繰り返す」ことがポイントですので、この3日間は同じ英文を角度を変えてトレーニングします(トレーニング内の英文は3日ごとに常に新しいものに更新されます)。詳しくはコチラ。ご質問はコメント欄にお気軽にお寄せください!



ここから先は

2,777字
このマガジンをご購読いただくと、「コア英文法レッスン」の文法ポイントを会話に紐づけた発信トレーニング(毎日更新)をご利用いただけます。

話し手の「場面」「状況」「気持ち」に焦点を置いた「コア英文法」を「話せる力」に紐づける発信トレーニングを毎朝更新します。「中学英文法を会話…

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?