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no と not を使いこなす【3日間完成 Day1】

おはようございます。横山です。神戸と大阪の隠れ家塾「やりなおし英語JUKU」で「話せる・使える英文法」のレッスンをしています。今日は「no と not を使いこなす」というテーマでの発信トレーニングです!

no と not はどちらも同じ「否定語」であることから、この2つの使い方を混同されている方は少なくありません。違いを1つずつチェックしていきましょう。

no の使い方

no は、基本的に「形容詞」として名詞を修飾(=詳しく説明)します。

He had no food then.(彼はそのとき、まったく食べ物がありませんでした)
⇒名詞 food を修飾
We just moved into a new place with no furniture.(私たちは家具が全くない新しい場所にちょうど引っ越してきました)
⇒名詞 furniture を修飾


not の使い方

not は、基本的に「副詞」として名詞以外を修飾(=詳しく説明)します。

I don't[=do not] like fresh tomatoes very much.(生のトマトがあまり好きじゃないんです)
These pants don’t fit me. They’re too small.(このズボンは私には合いません。小さすぎます)
⇒それぞれ一般動詞 like, fit を修飾
I'm not sleepy!(眠くないよ!)
Hey, you’re not busy, are you?(ねえ、あなたは忙しくないよね?)
⇒それぞれ一般動詞 sleepy, busy を修飾


ちなみに、「いつも」や「すべて」などの「100%を意味することば」の前に not を置くと、「いつもではない」、「すべてではない」という「部分否定」の表現ができます。

I don’t always study English. (いつも英語を勉強してるわけじゃないんだよ)
⇒副詞 always を修飾
Unfortunately, not every student will pass the exam.(残念ですが、全ての生徒たちがその試験に合格するわけではありません)
⇒形容詞 every を修飾


否定語を置く位置が変わると、意味も変わってきます。

I always don’t study English. (私はいつも英語を勉強しません)
⇒一般動詞 study を修飾

「勉強をしない」ことが「いつも」であると、超絶サボっている人になってしまうため要注意です。


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