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"so"の使い方【3日間完成 Day1】

今日は so の使い方!

おはようございます。横山です。神戸と大阪の隠れ家塾「やりなおし英語JUKU」で「話せる・使える英文法」のレッスンをしています。

さて、今回は、「~なので」や「とても」という意味の so をピックアップして、トレーニングを行います。


(1) 「~なので」を表す接続詞の so

接続詞とは、「単語+単語」「フレーズ+フレーズ」「文+文」のように、文字通り2つのものを1つに接続することばです。

接続詞はシンプルに「つなげているだけ」なので、極端に言えば接続詞がなくても英語を話すことはできますが、接続詞があるおかげで話の展開をイメージすることが可能になります。接続詞があるときとないときを比べてみましょう。

It was raining. My brother came to the bus stop with an umbrella.
(雨が降っていた。兄は傘を持ってバス停に来た)
⇒ 接続詞がない場合、2文目が唐突な印象に

It was raining, so my brother came to the bus stop with an umbrella.
(雨が降っていたので、兄は傘を持ってバス停に来た)
⇒ 接続詞 so があるおかげで「原因→結果」のイメージができる


接続詞の so は、前に「原因・理由」を表す英文を、後ろに「結果」を表す英文を置き、「A, so B」のカタチで「Aなので、B」という解釈になります。

Tomorrow is my dad’s birthday, so I’m going to spend some time with him.
明日はお父さんの誕生日だから、一緒に過ごすんです。


逆に、接続詞 because は、前に「結果」を表す英文を、後ろに「原因・理由」を表す英文を置き、「A because B」のカタチで「Bなので、A」という解釈になります。

I couldn’t come see you because I was in the hospital.
会いに行けなかったよ、入院していたから。


(2) 「とても」を表す副詞の so

副詞とは、名詞以外(動詞、形容詞、他の副詞など)を修飾する働きをもつことばです。

副詞の so は、「とても」という意味で、後ろに来る形容詞または副詞を強調する表現です。

I was so tired last night.
私は昨夜とても疲れていた。
You look so sleepy.  -Yeah, I couldn’t sleep well. I woke up many times during the night.
とても眠そうですね。  -うん、ちゃんと眠れなかったんだ。夜の間に何度も目が覚めてしまって。

副詞 very も同じく「とても」という意味ですが、こちらは改まったフォーマルな表現です。書き言葉のほかに、面接やスピーチなどの場面でも使われます。

一方 so は、よりカジュアルな表現で、話し言葉でよく使われます。書き言葉でも、SNSのようなカジュアルなものでは so がよく使われます。


また、so は so…that ~(とても…なので、~だ)という表現[構文]で使われます。

Nao was so surprised that she couldn't speak.
ナオはとても驚いていて話すことができませんでした。

ここでの so を very に置き換えることはできません。(×)Nao was very surprised that she couldn't speak.


ここから先はマガジンご購読者限定の発信トレーニングです!「so の使い方」に絞ってゴリゴリトレーニングを行います。コア英文法ポイントを会話に紐づけることを意識しながらトレーニングしましょう。

このトレーニングは、10個の英文を3日間連続の3ステップで完成させます。「しつこく繰り返す」ことがポイントですので、この3日間は同じ英文を角度を変えてトレーニングします(トレーニング内の英文は3日ごとに常に新しいものに更新されます)。詳しくはコチラ。ご質問はコメント欄にお気軽にお寄せください!



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