wanna / gonna / gotta を使いこなす【3日間完成 Day1】

おはようございます。横山です。神戸と大阪の隠れ家塾「やりなおし英語ＪＵＫＵ」で「話せる・使える英文法」のレッスンをしています。今日は「wanna / gonna / gotta を使いこなす」というテーマでの発信トレーニングです！

まずは、クイズ形式でチェックしてみましょう。

Q. 次の日本語に合う正しい表現はどっち？
「じゃ、もう行かなきゃ」

(A) Well, I'm gonna go.
(B) Well, I gotta go.

[正解] (B) Well, I gotta go.

正解は (B) の Well, I gotta go. です。解説は本編にて！

今回は、カジュアルな場面で使われる表現 wanna / gonna / gotta を扱います。使用上の注意点としては、これらの表現はいずれも、友達や家族との会話やメール、SNSでのやり取りなどのカジュアルな場面で使われることが多く、フォーマルな場面では使わない方が好ましいとされています。
#日本語でいうタメ口みたいなものだからね

それでは、ひとつずつチェックしていきましょう。

[1] wanna

wanna は want to を省略した表現です。この to は不定詞であり、後ろには動詞の原形が続き、want to V(= wanna V) のカタチで「～したい」と解釈します。wanna は「ワナ」と発音します。

I wanna watch Channel 6.（私は6チャンネルが見たいなぁ）

Do you wanna play basketball?  -No, I don’t wanna get sweaty.（バスケしない？   -嫌だよ、汗をかきたくないんだ）

[2] gonna

gonna は going to を省略した表現です。これは「予定・計画」を表す未来の表現で、be going to V(= be gonna V) のカタチで「～する予定だ」と解釈します。gonna は「ガナ」「ゴナ」と発音します。

Today, I’m gonna skydive! Sounds exciting, huh?（今日、スカイダイビングに行くんだ！面白そうでしょ？）

Do you want me to go shopping for you? What are we gonna make tonight?（私が買い物に行ってこようか？今夜は何を作るの？）

[3] gotta

gotta は got to を省略した表現です。これは「必要性」を表す助動詞で、got to V(= gotta V) のカタチで「～する必要がある、～しなければならない」と解釈します。gotta は「ガッタ」「ガラ」と発音します。

もともとは have to（～しなければならない）だったものが、「have to」⇒「have got to」⇒「got to」⇒「gotta」という変化をしてきました。

カジュアルになるにつれて、have が取れてしまったり、got to が省略されてしまったりという感じです。

We gotta hurry.（いそがなきゃ）

Well, I gotta go.（じゃ、もう行かなきゃ）

というわけで、クイズの正解は Well, I gotta go.（じゃ、もう行かなきゃ）でした。Well, I'm gonna go. では「行く予定である」ことを表し、「しなければならない」というニュアンスがありません。

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このトレーニングは、１つのテーマを３日間連続の３ステップで完成させます。「しつこく繰り返す」ことがポイントですので、この３日間は同じ英文を角度を変えてトレーニングします。また、学習テーマにはあえて順番をつけず、どのタイミングでも学習を始められるようにしています（トレーニング内の英文は３日ごとに常に新しいものに更新され、過去のものとの重複はありません）。詳しくはコチラ。