見出し画像

2024台湾(沖縄)旅行①旅に出るまで


今回の旅の動機

台湾に行こうと決心したのは2023年の3月ごろまで遡る。フォロワー
(当時)が台南在住でちょいちょいツイートをしていたのだが、その中で爆竹を鳴らしている動画をアップしている事がきっかけだった。
私のTLは基本的にリプライを飛ばすことは稀で、ツイッターの字の如く
ブツブツ呟きを無方向に投げるような使い方をしていたがその爆発の迫力に魅せられたので思わず詳細をそのフォロワーに尋ねた。そこから台湾の旧正月明け、最初の満月の日のことを「元宵節」と呼び、殊に台湾南部では爆竹を鳴らす風習が残っているのだという。
 それを調べているうちに、「鹽水蜂炮」にたどり着いた。これは台南市にある鹽水という街では爆竹を更にグレードアップし、ロケット花火を撃ち合うというトンデモない祭りらしい。とはいえ、3月の時点ではコロナウイルス蔓延による海外旅行規制が解除されるかどうか怪しい時期だった為こういうものもあるのかと思いつつ、「いつか行こう」と思う程度の存在だった。   
 しかし、月日が経ち海外旅行が無条件で解禁されるような風潮が戻ってきたため改めて鹽水蜂炮について調べると2024年はちょうど3連休にカチ当たる事がわかったため、取り敢えず溜まっていたマイルを使って航空券を抑える事にした。

マイル特典航空券

 6月の時点で、上級会員というわけではない私に与えられた航空券のチケットは例によって微妙な所であった。ANAかスターアライアンスに加盟しているエバー航空の特典空席を漁ってみたが、成田発の深夜便以外は東京〜台北便は「空席待ち」で期待できない。前回行った時同様、どこか国内経由地を見つけて台北桃園につなげる方法をとる事にした。

 すると、偶然か前回と同じ(羽田〜那覇〜台北桃園)ルートが使えたので行きはこのルートを選択する事にした。これは帰国してから知ったのだが、那覇〜台北便を設定しているレガシー2社(エバーとチャイナエアライン)は那覇便限定で燃油サーチャージが設定されていてそれ以外の日本国内発より半額程度に抑えられていたのでその分費用が安くする事ができた。帰りに関しては朝イチ便という不便さはあったものの、成田までの直行便を確保できたので前回のように関空から伊丹までスーツケースを引っ張る必要がなくなった。とはいえ、空港使用料などで18000円くらいチケット代以外に金がかかったのでこの時点で海外旅行のハードルが高くなっていることを実感させられた。

宿泊先を決める

 鹽水の街は小さな田舎町で祭りの時以外はのんびりとしている。航空券を抑えた時点で鹽水と台鉄の最寄駅である新榮にある数少ない旅館は売り切れており、次点でホテルが多い街は台南か嘉義だった。しょうがないというか前回それなりに抑えて移動した街でもあるので嘉義、それも前回泊まった全く同じホテルを抑える事にした。前回(2019年)に宿泊した時が2341NT$(当時のレートが1NT$=3.7位で一泊11115円3人一部屋)だったのが元宵節と円安の影響もあって一泊3870NT$(1NT$=5.1円で18375円3人一部屋)だった。高くなっているようで、1泊6000円強と考えればこのホテルは十分安いしサービス過剰過ぎて心配するレベルである。日本のホテルでこれ以下の設備やサービスで8000とかとるホテルがあるのだから。
 沖縄の滞在に関しては一人なので安い那覇のビジネスホテルを抑える事にした。本当は国際通りにあるカプセルにしようかと思ったが、5000円まで跳ね上がっており、それだったら同じ値段で個室がとれるホテルの方が十分休めるという判断である。
 最後、台北に1日泊まる時は最初私だけ止まる予定だったので適当なところを抑えたが、今回同行してもらう牛くんと松井さんも台北まで行ける事になったので急遽3人部屋があるホテルを抑える事にした。運がいいことにBooking.comの割引が聞いたため、5000円近く安い値段で台北駅そばの綺麗なホテルを抑える事ができたのは幸運というほかない。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?