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第2回万葉ハッカソン開催レポート

こんにちは、万葉でエンジニアをしている諸永です。

先日、万葉で第2回目(※)の社内ハッカソンが開催されました。大いに盛り上がったイベントの様子を皆さんにお伝えできればと思います。

※ 第1回の様子はこちらで紹介しています。https://note.com/everyleaf/n/n66dee5c10cda

使用技術とお題

使用技術は React 、お題は TODO管理アプリでした。選定理由は、それぞれ以下の通りです。

使用技術(React):
万葉で一番使い慣れている技術は Rails なので、敢えて異なる技術(今回はフロントエンド技術の代表格としてのReact)に取り組みたい

お題(TODO管理アプリ):
万葉の教育カリキュラムで取り上げている話題でもあるため馴染みがあり、アプリの内容を把握している状態なので React に集中しやすいだろうと想定

チーム構成

なんと今回はありがたいことに、えにしテックさんにもハッカソンにご参加いただきました!

チーム構成は、万葉4チーム、えにしテックさん1チームの合計5チームが出場しました。万葉の各チームは3〜4名、えにしテックさんチームは2名での参加です。

各チームの開発風景

事前準備

各チームごとに、 React の勉強会を行ったり、開発環境の構築、ライブラリ選定、当日のタイムスケジュール作成などを行って当日に備えたようです。2回目のハッカソンということもあり、1回目に比べて何を事前に準備できるかが分かってきたのではないかと思います。

当日の様子

チームごとに Gather や GoogleMeet でオンライン接続して開発を行っていました。これは普段の万葉の開発でもよく見られる光景で、ペアプロ・モブプロをよく行っています。

Gatherに集まっているチーム

どのようなユーザーを対象とするか、画面はどうするか、どのAPIレスポンスを使うかなどのアイデア出しや設計を行いました。

アイデア出し
画面設計

作業時間は5時間30分。みんな時間との戦いでした! アンケートによると、次のような工夫が行われていました。

  • Reactコンポーネントごとに分担して作業した

  • プレゼンテーション資料を早めに用意した

  • 要件整理、実装、発表の流れをチームで意識して進めた

どんな作品ができたか

各チームTODO管理アプリを開発しましたが、それぞれユニークなコンセプトやデザインでチームごとに個性がありました。

優勝チームの作品は、"「ブックリレー」を、スマートに" をコンセプトにしたTODO管理アプリでした。ブックリレーとは、万葉社内のslackで、技術書やビジネス書を気軽に紹介しあっているリレーのことです。

ブックリレーでは、「いまバトンを持っている人は誰か?」「次にバトンを渡す候補者、つまり、まだ紹介をしたことがない人は誰か?」といった課題があります。優勝作品は、これらの課題を解決することをコンセプトにしていました。

開発にあたっては、以下のような技術的工夫をしたとのことです。

  • Next.js + Material UI のサンプルプロジェクトを使うことで素早く開発に取り組めるようにした

  • UI設計・コンポーネントの命名後に分業で開発を進めた


ハッカソンレジェンド、えにしテックさん

なお、えにしテックさんチームは特別出場で、ハッカソンの "競争" には参加しない形で取り組んでいただきました。

チームのお二人はまず最初に時間配分を考え、その計画に沿ってとても効率的に開発を進められていました。そして、完成度の高い素晴らしい作品を作られていました!あまりの手際の良さに、万葉チームは一様に刺激を受けていました。参加していただけて本当に感謝しています。

なお、えにしテックチームにハッカソンのコツについて尋ねたところ、設樂さんが共同執筆された WEB+DB PRESS Vol.73 特集記事(「たのしい開発実況中継~追体験して見つける日々の開発へのヒント~」)にエッセンスが詰まっているとのことです。

エンジニアの声

参加したエンジニアの感想を紹介します。

  • 社内全体で一つの技術にフォーカスするため技術的な学びが得られやすくて参加してよかった

  • Reactを触る良い機会になった

  • 普段の案件とは異なるメンバーと開発できて楽しかった

  • えにしテックさんチームの完成度と技術力が高くて勉強になった

  • ハッカソンでは新しい技術に触れることにフォーカスしていると思っていたが、一日プロジェクトをどのようにマネジメントするかの部分も重要になってくることを学んだ

まとめ

第2回目のハッカソンも、盛況のうちに幕を閉じました。新しい技術に触れることができ、新たな交流もあり、多くの刺激を受けた有意義な時間になったと思います。時間配分や役割分担などマネジメントの観点で知見を得られた点も良かったと感じています。

今後もこういった技術イベントをたのしんでいきたいと思います!