見出し画像

人生でいちばん悲しいはずなのに涙も出ません

恐れていたことが現実となりました。
母が亡くなりました。
痛みに苦しんで苦しんで、まだ死にたくないと言い、あまりの痛さに、もう嫌だ、と言って亡くなりました。

あまりにも母がかわいそうです。
まだ数回しか孫に会えていません。
リモートで還暦のお祝いをしたばかりです。

父は全く役に立たず、お世話になった医師や看護師、葬儀屋の人に無意味に喧嘩を売り食ってかかり、面倒事を増やします。
私は上の子を預け、0歳の下の子を抱っこした状態で全ての事務的なことを成し遂げました。
葬儀社を決め、葬儀に関する様々なことを決め、死亡届けを書き、母の親戚友人知人に電話をかけまくりました。
まさかの喪主挨拶代理まで務めました。

もちろん悲しみを感じていますが、悲しみに浸る余裕さえもありませんでした。

普段の私とは別の人格が出現し、心を無にして淡々と事務作業をしてくれた感覚です。

涙さえ出てきません。

どこかおかしいのでしょうか。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?