30日間の革命 #革命編 190日
革命に向けて、いよいよ全校生徒の気持ちが一致した。学校を変える。そして日本の教育も変える。その想いは歓声となって現れた。その歓声は体育館の外まで響き渡り、外にいた教師たちの気持ちを不安にさせる。既にこの学校だけで抑えられる事態ではなくなってしまっていることを感じたからだ。
「や、やっぱりどこかに協力申請しましょう。このままだと埒が明かないですよ」
一人の教師がそう言った。その言葉に周りにいる職員たちも同意する。
「とりあえずどこかの業者に頼んで扉を開けてもらうか