ちょっと修善寺
2023年10月28日。
何とな〜くどこかに行きたい。ちょっとだけ旅行気分が良いんだよな…といくつかの候補の中から、軽く日帰り出来そうな…で修善寺に行く事にしました。
川崎で乗り換え、東海道線の各駅停車でのんびりと…と思っていたら、前を走る電車が車両点検で運転見合わせ。
結局、15分遅れて熱海に到着。
急いで無いから良いか〜と乗り換えると
両隣の男性がスマホじゃなくて本を読んでました。珍しい!
三島でまた乗り換え…なのですが、電車が遅れために30分の空き時間。
それならば…と
三島コロッケをいただきます。
夏に三島に来た時に食べ損なっていたので、食べられて嬉しい!
レトロなボックスシートに座り、伊豆箱根鉄道が出発します。(これにも乗ってみたかった)
観光客は殆どいません。
車窓も長閑な景色が続き、ローカル線の旅って感じで楽しい。
韮山(反射炉)、伊豆長岡(温泉)、大仁(温泉)と聞いた事のある地名を通り、終点が修善寺。
バスに乗り、修善寺温泉を目指します。
静岡の事は静岡の人に聞く!…という事で、今回も事前に美味しいお店を教えてもらっています。
バスの中からそのお店の前を通り過ぎると…
おっと、既に並んでる人が!(11時半)
そんな訳で、まずは並びます。
お店の入口から7組目位。そんなに待たないんじゃない?って思ってたんですけど、入口に着いたら中にも。そして、札をもらってお散歩に行ってる人もいるとか。
「40分くらい待つよ!待てる?」と言われましたが、せっかくなので待ちます。
お店の中に座って、この景色を約45分見ていたらようやく席に案内されました。
さてと、まずは
地元のあらばしりだそう。ふふ、美味しい!
4人は座れる大きな席に1人なので、前の
狸さんと乾杯です。
そして、いただくのは
禅寺そば。
「弘法大師、自らが開いたという桂谷山寺(今の修善寺)、厳しい禅修行(断食)の後に、山菜を摘み、山芋を掘り、蕎麦を打って食したそうです。以来、蕎麦を食べると修行と同じ功徳があるといわれ、参拝者も食べるようになった。」という事。
ざる蕎麦の他に、つゆ、山菜、とろろ蕎麦が三段になった瓢箪型の器に盛られ、薬味として生山葵と胡麻が付いて来ました。
美味しい〜!お蕎麦、すごく美味しいです。
幸せ〜って思っていたら、日本酒を頼んだからか「山葵の茎の三杯漬」を出してくれました。
(ビールのテーブルには持って行ってなかった)
これも、お酒に合う!
45分待っても、食べる価値ありました。
山葵の茎はお持ち帰り。
(翌日、そばつゆに漬けてツマミにしました。↓)
まだ、電車乗って、食べてしかしてないので、歩きます。
最初に向かったのは
日枝神社。
巨木がいっぱいで、いちいち触ります。
(巨木が大好きなんです。)
ほら、触りたくなるでしょ。
こちらの絵馬は普通のだけじゃないみたいで
可愛い花のようなのにお願いが書いてあります。日枝神社なので縁結び系のお願いが多いみたい。
普通の絵馬は
自販機でも売ってました。
そして、すぐお隣の修善寺へ。
弘法大師が開いたという修善寺。街の中心です。
手水舎は…と見ると
大師の湯♨️?
温泉が出ていました。
可愛い達磨の御籤があったのでゲットします。
いろんな色があったのですが、女子らしく
ピンクを!
しっかりと結び付けました。
紅葉は少しだけ。
修善寺の近くには弘法大師が持っていた独鈷で岩を突き、湧き出させた…という謂れのある「独鈷の湯」があります、
以前は入浴(足湯)が出来たそうですが、今は禁止!見学だけ出来ます。
独鈷の湯からの眺めは
入れたら気持ち良さそう!
なので、1番近くの足湯「河原湯」へ。
気持ちえぇ〜!
ホッと温まったところで散策します。
色付いているのはほんの少し。見頃は1~2週間後かな。
桂川にかかる橋それぞれに恋にまつわるご利益があるそうで、この桂橋は子宝祈願。
桂橋からの景色は気持ち良い。
橋を渡ると竹林の小径。
真ん中に丸い大きなベンチがあって、みんな寝そべっています。
私も…誰かが「ハートに見えると幸せになるらしいよ」と話しています。
うーん、見えない。
他の方々も「見えないよね〜!」と話してます。
立ち上がって、少し進んで振り返ると
ハートに見えてるような気がします。
見えてるよ、絶対。
という事で「幸せ」確定!
次の楓橋のご利益は結婚祈願。
橋の上から
渡って少し行って、道を戻ります。
再び竹林を抜け
虎渓橋(恋愛成就)では独鈷の湯を見ながら渡り
独鈷の湯公園へ
↑写真の左端が先程入った足湯。
そして、こちらでも
入ります…と思ったら、独鈷の湯に人影。
えっ?入っちゃいけないのに、足湯してるよ!
と思ったら、お蕎麦屋さんで隣の席だった人達。
ダメじゃん!
さて、足湯を2ヶ所も楽しんだので、そろそろ帰ります。
10月桜かな?
こちらは筥湯。公衆浴場で温泉が楽しめるみたい。次は足湯じゃなくて、こちらでも良いな。
渡月橋(良縁祈願)を渡り、バス停へ。
バス停の目の前の旅館は高そうだけど、素敵な建物。
泊まりでも来てみたいな。
バスで修善寺駅まで戻り、帰りは踊り子に乗ります。
時間が少しあるので、駅のホームで
お疲れちゃん。
海側の座席から
景色を眺めながら
オッサンも眺めながら
大船、横浜とあっという間に通り過ぎ、帰りました。
特に何をするわけではないひとり旅。ゆる〜っと疲れが取れた気がします。
おしまい。
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