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モノづくり(浜町〰️人形町)

2024年6月29日。
最近、1人で参加出来るワークショップにちょこちょこと行くようになりました。
基本的に黙々と作業をするのが好きなんです。
そういう所、写真にも山にも共通してるんですけどね。

「Otonami」という大人が日本を知る…というような体験をプロデュースするサイトがありまして、先日、機織りを体験して楽しかったんです。

今回は革のブレスレット作りに行って来ました。

「Otonami」は↓

降り立ったのは浜町駅。初めて降りました。
てくてくと歩き始めると、前を歩いてた人がお店に入って行きました。

「高虎」というお店。
法被や手ぬぐいなど、日本の布小物のお店みたいで賑わっていました。

近くのお寺ではお琴の教室。

詩吟本部。

たべっ子どうぶつ…のギンビスの本社。

初めての街をキョロキョロしながら、目的地は…

蔦のからまるこちらのレトロなビル

1階はカフェ(バー)になっていました。
カフェの入口から入って、階段を上って

3階が会場です。

6色ある革から好きな色を選びます…が悩みます。
「使い込むうちに色が変わって行きますよ。」
経験者の方から話を伺い、何も色の無いナチュラルなものにしました。(16.5cm)

作るのは北欧サーミ族に伝わるブレスレット。
サーミ族はトナカイの遊牧をしながら季節ごとに移動して生活しているそうで、肉を食べ、その革で衣服を作る暮らし。ブレスレットも本来はトナカイの革と角のボタンを使って作られるそうなのですが、こちらでは北海道で駆除しなくてはならなくなったエゾシカの革を使用します。
大切な命を奪わなくてはならなくなったからには「ちゃんと利用してあげたい」。
今回の先生の想いです。

こちらが使用する道具。
銀色の錫性のワイヤー(ピューターワイヤー)を

机に挟み止めて、三つ編みをして行きます。
編んでいる途中でビーズを好みの場所に入れながら…わぁ〜、不器用で苦戦です。

✍️(15三つ編み、両端ビーズを2編み、5三つ編み  真ん中デザインは28三つ編みでビーズ)

編み終わったら、革に通してボンドで仮止め。
細いテグスで革に縫い付け

ボタンを掛けるループを糸で縫い付け、裏から革を縫って行きます。

✍️(ループは輪にしてボタンぎりぎり、ワイヤーに3回巻止め、革に2回、裏は中から外の5mm間隔、端まで行ったらボタン付け)

途中の写真を撮れば良かったな〜と後悔ですが、作ってる時は全く余裕がありません。

こんな風に出来上がりました。
今回は細いタイプでしたが

三つ編みだけじゃなくて、色々な編み方や素材(毛糸など)でも作れるそうです。

教えて下さったのは革職人の高張創太さん。
優しく丁寧に教えていただきました。
HPは↓

違うデザインも作ってみたいな〜!

2時間弱のワークショップの後は人形町方面へとブラブラ。

可愛いケーキ屋さん。

蓮の池と謎の木造は好文画廊というギャラリー。

向こうに見えるビルには「重量拳会館」の文字。

緑道を進むと

弁慶像。
江戸時代に幕府から興行を認められた歌舞伎小屋の市村座と中村座が人形町にあったんだそうです。

そして、甘酒横丁を歩きます。

新参者のポスターが見えます。
そう言えば、この界隈はロケ地でした。
ドラマの放送は2010年、映画が2012年と2018年。
そんなに時が過ぎているんですね。

界隈でも歴史がありそうな佇まいの「凡味」は太郎梅(煮梅)と胡麻豆腐のお店。

自転車籠いっぱいのお花はブリティッシュスタイルのティールーム「タイニートリア」のもの。

酒屋さんの店先には奈良漬が売られていました。

木製品など古くからの道具がメインの雑貨屋さん。

東京三大鯛焼きの名店「柳屋」は長い行列が出来ていました。

お豆腐屋さん「双葉」。甘酒も売ってました。

さてさて、お腹も空いたので(14時過ぎ)何か食べよ〜!と思いますが、人気店はどこも行列。
ふらふらと歩き入れそうなお店へ

いただきま〜す!

タンシチューに麦飯(トロロ付き)。
美味しくいただきました。
「伊達のくら」という仙台に本店があるチェーン店みたいで、夜は(昼も)宮城の地酒もおつまみも色々と楽しめる感じでした。

お腹もいっぱいなので、もう少し歩きます。

蚊取線香と言えば豚さん。

水天宮が近いので安産祈願の腹帯を売る店も。

人形焼屋さんのある水天宮の角まで来たので戻ります。

前を歩く女の子の傘、スヌーピーだ!可愛い。

鉄造菩薩頭(凄く大きな頭だけの菩薩像があるそうです。)という看板の横の路地が

良い感じ。

「よし梅」という料理屋。
風情があって素敵。ねぎま鍋が有名みたいなんですけど、庶民にはちょっとお高い。
誰かご馳走してくれないかなぁ?

帰りは人形町駅から

その前に…可愛い熊の看板はパン屋さん。パンに合うピクルスやパテなんかも売ってるみたいでした。

老舗と言っても「今半」「玉ひで」のような高級店から「柳屋」「双葉」のような手軽に楽しめる味があったり、可愛いパン屋さんのような新しいお店があったり、今も昔も人が集まる街なのだと感じながら歩きました。

さて、浅草線に乗って帰ります。

おしまい。

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