HSPサムネNEW3

旅好きな私が日本一周を辞めようと思った理由~私はHSP~

2018年は世界一周。
2019年は車中泊で日本一周をしている
仲良しクリエイターのとおるんとよしみんです。

旅好きの私達が日本一周していて感じたことを
嘘をつかずに正直に書いてみた。

私達は旅好き♪

私達は元々旅行が好きで、付き合ってからも二人で旅行をしてきた。
結婚する時、一番に楽しみにしていたのは新婚旅行♪
どこに行こう?何をしようか?と
たくさん悩んでアフリカとインドに15日間してきたが
とっても楽しかった。
(インドで10万円盗まれたこと以外は・・・笑)

いつか世界一周、日本一周してみたいけど
会社員だった私達には無理なこと。
もし叶ったとしても退職後二人でと思っていた。

しかし結婚してからの二人はすれ違い、
会社を退職して
2018年は世界一周、2019年は車中泊で日本一周をすることに。
(私達の今までの詳細はプロフィールに記載しています!)

それぐらい旅好きな私達は日本一周も楽しめると思っていたが
よしみん(妻)は日本一周の途中、日本一周を辞めたい思ってきた・・・。

旅が辛いと思うようになるとは自分でも予想してなかった。
その辛くなった理由をよしみんが詳しくお話しします。

(今は旅が楽しいと思ってきたので、ご安心ください♪)

初めは旅が楽しかった

旅を始めたばかりはとにかく毎日が刺激的で楽しかった。
YouTubeブログ、ライターの仕事もやりながら
旅をしていたので、パソコン作業をする時間が多く
遊べるのは3.4日に1回ぐらいで遊ぶ頻度は多くないけど
好きな人と好きな場所にいることがとにかく幸せだった。


お金は会社員時代に貯金をしていたものを使っていたが
世界一周で使ってしまったので
残高はあまり多くはなくて不安もあったため
地元のスーパーで名物を買って二人でわけて食べたり
入場料がかからない動物園に行って動物にご飯をあげたりと
貧乏旅行だけど、それでも二人でいつも一緒にいて
好きなことをしてとても幸せだった。

途中から少しずつ辛くなってきた

私達は世界一周するぐらいから
YouTubeInstagramTwitterで発信していたため
コメントやDMで傷つくことが増えてきた。

「親の金で遊んでんじゃねーぞ」
「ブス」
「YouTube向いてないからやめろ」
「旅せずに仕事しろ」

こんなコメントやDMが定期的に私達に届くように・・・。

批判的なコメントやDMを送ってくる人にも丁寧に返事をしていたが
更に強く言われるだけ。
もうどうしていいのか?分からなくて
コメントやDM来るのがすごく怖くて仕方がなかった。

また何か言われるかも・・・
いつもそのことばかりが頭の中にあった。

それも親のお金で遊んでいるわけではなく
私達が会社員時代に稼いだお金と
ライターとして今稼いでいるお金なのに
勝手に親の金と言われることもしばしば。

特にとおるんがいつも夜中の2.3時まで
動画作っていたのを隣で見ていた私は
こんなに毎日頑張っているのに
何でここまで言われなきゃいけないの・・・。

それも大好きなとおるんがこんなに頑張っているのに
否定されるのがとにかく辛かった・・・。


とおるんに相談すると
「それは辛かったね。でも気にしなくていいよ」と。

気にしなければいいのは分かっているけど
どうしても気にしてしまう。
もうこの頃は毎日このことで頭がいっぱい。


「日本一周を辞めたい」と告白


私は旅が好きで「よしみんの夢の為ならがんばるよ」と言ってくれた
とおるんに「日本一周を辞めたい」と言うかすごく悩んだ。

私が日本一周したいと言ったから
とおるんは毎日頑張っていたし
服や靴、大事にしていた愛車のアコードまで売って
日本一周の資金にしてくれたから。

日本一周辞めたいと言ったら私の事嫌いになるか?
すごく考えたがとおるんに
日本一周辞めたいと伝えた。

元々日本一周する理由は好きな事
やりたい事を見つけるためでもあったので
途中でやりたい事が決まったらやりたい事をやって
またいつか旅を再開するという
かなり長期の日本一周の予定だったが
もう完全に日本一周を辞めたいと伝えた。

ちょうどこの時Twitterで
アルバイトの募集を目にした私は
そこでアルバイトをしたいと逃げ道まで考えていた。

でもとおるんは「一緒にもう少し頑張ろう」

何で旅を辞めさせてくれないの?
もう辛いと何度も言ったが
「ここまで一緒に頑張ってきた。
もう少し二人で日本一周頑張ってみないか?」と。

この日はたくさんたくさん話し合って、
日本一周を続けることに決定。
この日以降も私の中にはモヤモヤがあるまま。

でも私が変わればいい。
私が気にしなければ楽しく前みたいに旅ができるんだと思っていた。

この時には私がHSPという事をまだ知らなかったし、
HSPという言葉自体も知らなかった。

旅が楽しくない

観光地に行ったらYouTubeの撮影。
YouTube頑張ると二人で決めていたが
観光地でも撮影することが私にとってとても嫌だった。

観光地では人が多いので
他の人が映らないように人が少なくなるまで観光地で待つ。
人がいなくなったら撮影。

YouTubeの動画のために名物を食べる。
撮影したらすぐに車に戻る。
この繰り返し。
正直日本一周中ゆっくり観光をしたことはない。

それも周りにたくさん人がいるので
「あの人YouTuberかな?」と
コソコソ言われながら
指をさされることも・・・。

でも仕事だから頑張らなきゃいけない。
そんな気持ちで撮影してきた。
YouTubeのためだけの観光は楽しくなくて、とても嫌だった。

そしてYouTubeは2日に1本の頻度で動画を投稿。
旅をしながらブログ、YouTubeの動画作成
ライターとしての仕事をするのは暇な時間は一切ない。

「動画最低でも1日1本はあげろよ、少なすぎ。だからチャンネル登録増えない」
「全然チャンネル登録増えない。少なすぎてまじウケる」
とコメントが来ることも多く、私の精神状態はどんどん悪くなる一方。


それでも朝早くから夜中まで動画編集。
そうやって頑張って動画撮影、編集しても
100回も再生されない事も、コメントがない事もよくあった。

その頃 「日本一周って楽しい?」と聞かれたが
私は素直に「うん」とは言えなかった。


好きな旅、好きな人としているはずなのに楽しくない。
自分でも理由は分からなかった。

でも頑張らなきゃ、自分が気にするのが悪いんだ
自分が変わらなきゃと自分を否定して、変わるように必死。
変わればきっと楽しくなるはず。
それを信じて自分がどうやったら変われるのか?
と考えて瞑想を毎日してみたこともあるが
気にしてしまう性格は変わらなかった。

私が「HSP」と分かった

そんな時 転機が起こる。
バンライフをしている仲間と久しぶりに会って話している時
「もしかして よしみんってHSPじゃない?」と言われた。

私は「HSP?」と聞いたこともない言葉だったので
聞き返すと「この記事に詳しく書いてあるので読んでみて」
とスマホを渡された。

その文章を読んでHSPの特徴にぴったり当てはまっていて
「私ってHSPだ」と思った。

HSPとはハイリー・センシティブ・パーソン
(Highly sensitive person)の略。
簡単に言うと、とてもとても繊細な人

[HSPの特徴]
・お世辞や嘘をすぐに見抜ける
・すぐに驚いてしまう
・本や映画などに感動して号泣する
・人混みや大きな音が苦手
・肌着のタグやセーターなどのチクチクした素材が我慢できない
・他人のちょっとした仕草、目線、言葉などに敏感で、傷つくことがある
・言い方がきついと周りに言われたことがある(本人は意識なし)
・性格が明るく、人と話すことが好きだが、家に帰って一人になるとすごく疲れる

人によって特徴は少し違うが私はこの特徴全てに当てはまっていた。
そして私はHSPだと思った瞬間とても気持ちが軽くなった。

私は変わらなきゃ、他人からの言葉は気にしちゃいけないと
思っても気になる。
どうして自分は変われないんだろう?という
不安な気持ちがこの時スッと落ちた。

「私はHSPです。」
この事を発信するのが怖い。
何て思われるだろう?
またコメントやDMで批判されるのか?
とたくさん私の頭の中をめぐった。

でもHSPは日本で15~20%いるが認知度がかなり低い。
私も初めて聞いた時「HSP」が何かわからなかった。
でもHSPだと知った瞬間気持ちが軽くなったから、
まだ自分がHSPだと知らない人に伝えたい。

そう思ってInstagramのストーリーで恐る恐る
「私がHSPだ」と投稿した。

そしたら
「私もHSP。ずっと悩んでて周りの人に話せず
ネットで調べていたらHSPだということが分かった。
なんでこんなに他人の言葉が気になるのか?
考えたくなくても考えてしまう。
そんな時HSPと知ってとても楽になった」
とDMをもらった。

こうやって悩んでいたけど
私みたいにHSPだという事が分かって楽になれる人はたくさんいる。
そう思ってnoteを書いた。


正直noteを書いてみたが公開するのが怖い。
でも私みたいに悩んで自分を責めている人に届けたい。

あとパートナーや友達が
すごく繊細でどうやって接していいのか分からないと悩んでいる人へ。

もしかしたらそのすごく繊細な人はHSPかもしれない。
今は「HSP」と調べるとたくさんの情報が出てくる。
対処方法なども載っているので、参考にしたらいいと思う。

でも気をつけないといけないのはHSPの人は
ひとりひとり特徴が少しずつ違う。

例えばHSPの特徴である「人に触られるのは苦手」
私はこれに当てはまる。
そのためマッサージや他人とダンスなどとても苦手。
とおるんとダンスは大丈夫だけど
知らない人とダンスをして怖くて泣いてしまった事もある。

でも逆に人と触れ合うのは好きな人もいる。
HSPだからといってみんな一緒なわけではない。
本やネットの情報だけではなく
その人ひとりひとりの特徴があることを理解してほしい。

特にHSPは明るい人が多いから他の人に気づかれにくいのも特徴。
鬱病であれば病院で分かるが、HSPは病気ではないので分かりづらい。

もしこの記事を読んで私もHSPかもと思った人もいるはず。
HSPはHSPの仲間を増やすと楽になることが多いようだ。

HSP以外の人に話すと
「そんなに考えないで、気楽にいこう」と言われることが多い。

そんなに気にしないで気楽にいけるのであればそうしたい。
でもそれができない。
それは悪気はなく、なかなかHSP以外の人には理解できない事のようだ。

「HSPです」と発信している人はたくさんいるので
連絡をとってもみるのもおすすめ。

そして他人に言いたくない場合はHSPの本を読むこと。
私は正直本はあまり好きではないが
HSPと分かった日は夜中まで夢中になって本を読めた。
そして心がどんどん軽くなった。

自分がHSPだということを認めること。
それだけでこんなにもずっと悩んでいたことがスッと楽になった。


2019年12月27日お笑い芸人のロンドンブーツ田村敦さんも
Twitterで「HSP」ということを告白。

一人でも多くの人にHSPが広まり、世の中を生きづらいと感じやすい
HSPの人が生きやすいと感じる世の中になることを祈っています。

最後まで読んでくださりありがとうございます。
記事を読んでコメント、感想いただけると泣いて喜びます。
SNS(InstagramTwitter)などで、もし感想など発信していただける場合は、 #仲良しクリエイター  もしくは #とおるんよしみん  とハッシュタグつけていただけると見つけやすくなるのでとても助かります。

最後に。


大好きなとおるんへ。

私がHSPだと分かった時
「HSPと分かって気持ちが軽くなってよかった。
これからもよしみんが大好き」と言ってくれてありがとう。

今まで私のこの気にしすぎる性格を
どうやって対処していいか分からなくて
どうしていいか?って二人でよく話し合ったね。

たくさんの話し合いを何度も何度もしてくれて
それでも答えがでなくても、また話し合ってくれてありがとう。

これからもとおるんの隣で笑っていられるようにがんばります。

本当に最後までありがとうございました。


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