アイドルとポケモンの物語を紡げ!シャニポケ座談会!
この星の、海に、森に、町に、生息する不思議な生き物。
ポケットモンスター、縮めてポケモン。
小さいものから大きいものまで。走るもの、飛ぶもの、泳ぐもの。生態もさまざまで、個性豊かなポケモンたちでこの世界では満ちています。少し家の外に出てみれば、路地裏にヤブクロンが。森に足を踏み入れていれば足元にはパラス、頭上にはヨルノズク。清流を飲みにいけばネオラントたちがあなたを出迎えてくれます。
現在確認されているだけでも1000種類を超えるポケモンが同じ時代に生きているとされます。ポケモンと人間の共生の歴史は数千年、いや数万年を超えるともされ、私たちの歩みは常にポケモンたちと共にありました。
言葉は通じずともポケモンはいつも私たちにとって大切な瞬間に寄り添って、感情を共有してくれます。笑いたい時には笑って、泣きたい時には泣く。そういうあるがままの暮らしを営んでこれたのはポケモンという存在があったからなのかもしれません。
あなたにとっても、かけがえのない存在となった子がいるのではないでしょうか?
みんな特別で、みんな普通の女の子。
輝かせよう、アイドルのすべて。
アイドルマスターシャイニーカラーズ、縮めてシャニマス 。
福丸小糸から白瀬咲耶まで。蕎麦屋の配達を追いかけ回すもの、空の向こうまで歌声を響かせるもの、どうせ一緒に溺れるつもりもないくせにと独りごつもの。アイドル一人一人に、等身大の人生があり、私たちと同じ地平に彼女たちも立っているのだと強く感じさせてくれます。アイドルとして芸能界で活躍している姿以外にも、学友と共に語らう姿、家族と一緒に過ごす姿、そして苦境に立たされて葛藤する姿。そうした側面まで妥協なく見せてくれるシャニマスのアイドルたちは私たちにとってとても身近な存在であり、表現しきれないだけの情緒とエネルギーを与えてくれる存在です。
この記事を読んでいるあなたもシャニマスのアイドルと出会ってからの人生の歩みの中で、彼女らに勇気をもらった場面があったのではないでしょうか。
あなたにとっても、かけがえのない存在となった子がいるのではないでしょうか。
さて、ここにあなたのとって特別な存在が二つあります。
これらは互いに非常に近いところにありながら、決して交わらない位置にある。
それをほんの少しだけ、自分の手で近づけてみたならばどうでしょうか?
……見えたんです
世界が色付いていくのが
今回の座談会はこれまでに戦闘BGM座談会、Overture座談会、カバー曲座談会を開催してきたメンバーの中からポケモンに詳しい参加者を集めての開催となりました。
座談会の経験を重ねてきた彼らが持ってきた案とは如何に?
今回の参加者
生乾き三十郎(@Heyabosi_Sigati)
この記事の執筆者。リスアニ!ライブに向かうバスの中でこの記事を書いている。もうちょっとしたら完全消灯なので寝ます。
ミナセ(@minase_scrawl)
実家に帰省した際、岡咲美保さんの曲の振り付けを真似して以来ついたあだ名は底辺TikToker
今回の座談会もアクセル全開、インド象を右に!
さちいろ(@choco_color)
三峰結華を推している園田智代子担当。
シャニソンにナース先輩が実装され瀕死。
ポケモンは親
サムライニトウリュウ(samurainit99200)
樹里P
先日ポケモンパンを5個買ったらタギングルが3枚ダブった。
【白いツバサ】タギングル
~レギュレーション~
・シャニマスに登場するアイドルにおけるてもちポケモンを考えて、発表する。参加者はそれぞれアイドル個人の手持ち1~6体の案を5人分持ち寄る。
・てもちのポケモンについて考えるのは 「ポケモン名」 「性別」 「ポケモンのレベル」 「わざ構成」 の4つを基本とする。 これに加え、そのポケモンをてもちとした理由(捕まえた時のシチュエーションも可)、アイドルと戦う時のBGM、アイドルのてもちのイメージに近いカードなどの自由項目について考えてきてもよいものとする。
~企画進行~
①事前に各自考えてきた5案のうち1つを一巡ごとに発表していく。5人発表し終わったら2巡目、またその次……と5回繰り返す
②巡ごとの順番はその場のライブ感。アイドル同士のつながりやてもちの雰囲気などから自由に決める。
③勝ち負けなどは何もなし、ただ「良い……」と言い合おう!
目と目があったら解釈バトル!
さあ、勝負の幕開けだ!
さちいろ:今晩は俺の軽率な発言に応じてくださってありがとうございます。シャニマスのアイドルとポケモンの話を同時にしたいという思いで今回募集をかけました
生乾き:わーわー
さちいろ:お互いの最高の解釈、最高のパーティに「いいね」と言い合っていきましょう。よろしくお願いします!
生乾き:やったー
ミナセ:はーい、よろしくお願いしまーす
☆1巡目 1番手 ミナセ
ミナセ:よーし、やるかー! 今回何だかめちゃ緊張するんだよな
生乾き:楽曲を語るのとはまた違った趣の会ですからねぇ
ミナセ:まずは画像から!
※オーロンゲのもちもの欄がリザードンにずれ込んでいます
生乾き:うぉ~マジか!
さちいろ:剣盾の手持ち画面だ! ちゃんと絵まで描いてきてる……!
サムライ:今回は飛び道具ありの会か!
ミナセ:これはガラル地方の頂点に立ったあさひがテーマです。旅の途中で出会ったポケモンたちを仲間に入れた攻撃的なパーティですね。技構成やもちものもかなり攻めっ気が強いです。
ミナセ:ガラルで出会うポケモンの中でも、見た目が面白いポケモン、個性が面白いポケモンを率先して取り入れるイメージですね。
生乾き:リザードンとドラパルトは色違い個体?
ミナセ:お、そうですね。旅の途中で偶然色違いに出会って、そのまま手持ちに入れてますね
さちいろ:あさひ引き当ててそうだな~、そういう運強いもん
◆
ミナセ:では手持ちを順を追って上から説明していきますね。まずはオーロンゲ、性格は「わんぱく」で特性「いたずらごころ」。技構成はリフレクター、ソウルクラッシュ、ちょうはつ、でんじは。もちものは「ひかりのねんど」です!
さちいろ:あれ、強いな……
生乾き:ガチ寄りの構築なんですね、完全起点作りだ
ミナセ:リザードンは「おくびょう」な性格で、特性は「もうか」。だいもんじ、エアスラッシュ、ソーラービーム、げんしのちから。もちものは「とつげきチョッキ」
サムライ:この技構成は! あのトレーナーのリザードンと同じですね!
ミナセ:ドラパルトは性格「ようき」で特性は「すりぬけ」。技はドラゴンアロー、ゴーストダイブ、はがねのつばさ、とんぼがえりです。もちものは「いのちのたま」です
ミナセ:パッチルドンは性格「さみしがり」で特性は「せいでんき」。技はけたぐり、フリーズドライ、でんげきくちばし、つららおとし。もちものは「たつじんのおび」
さちいろ:わかるなぁ、あさひってやっぱり「かせきポケモン」には興味を示すよな。
サムライ:絶対一匹は入れる!
生乾き:特にガラルのかせきはあさひの興味を惹きそうだよね。かなりインパクトが強い見た目だ
ミナセ:ウッウが性格「おくびょう」で特性は「うのミサイル」。技がなみのり、こらえる、エアスラッシュ、れいとうビーム。もちものは「きあいのタスキ」。
ミナセ:最後は「ふゆこちゃん」。性格「いじっぱり」で特性「はらぺこスイッチ」。技がオーラぐるま、ねこだまし、いばる、すてゼリフ。もちものは「チイラのみ」です。
さちいろ:この画像で出されたときの「ふゆこちゃん」の吸引力強すぎて笑っちゃうな
ミナセ:普段は手持ちを五体にしてるんですけど、とあるトレーナ―を前にした時だけ六体目の手持ちのモルペコを解禁します。そのトレーナーには怒られてるみたいですけど。
さちいろ:そりゃそうだ
生乾き:モルペコのレベルがちょっと抜けて高いのがいいよね。彼女自身の愛着を感じる
ミナセ:あさひは基本的にニックネームをつけない! ただモルペコにだけはつけちゃいたくなっちゃう
サムライ:でもクワガノンにニックネーム「ふゆこちゃん」じゃなかっただけいいですよw
◆
生乾き:剣盾環境既に懐かしいな~、あんなに長いことやってたのにもうすっかりテラスタル脳だ
さちいろ:ダイマックスをお互いに使った時の大怪獣バトル感は唯一無二!
ミナセ:使った時の盛り上がりとか、正直テラスタル以上に好きだったりしますね
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あさひの強者イメージはポケモンの世界でも生かされる! ポケモン原作内でも高い実力を誇るトレーナーの手持ちをフィーチャーして、あさひの持つ好奇心の旺盛さと共にまとめ上げました。彼女が心から楽しんでバトルに打ち込む様子が目に浮かぶようです。
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☆1巡目 2番手 サムライニトウリュウ
サムライ:では2番手、私よいでしょうか
サムライ:樹里ちゃんで行かせていただきます!
サムライ:樹里ちゃんには主人公として「ポケモン、ゲットだぜ!」と言ってほしい! このセリフの親和性はシャニマスの中でも随一ですからね
ミナセ:あ~、なるほどね! 確かに!
サムライ:相棒ポジションとしてはパーモットを置きました。樹里とは以心伝心、感情を常に共にするポケモンですね。
ミナセ:わざは結構ガチ構成だ
サムライ:旅としてバッジ7個目に進んだぐらいの想定ですかね~、技もそれに合わせて考えています
サムライ:続いてモトトカゲ! 「上に樹里を乗せて走っている時が1番幸せだが、一方の樹里はスピードが出すぎてちょっとビビっている。」
さちいろ:かわいい
サムライ:パルシェンは樹里が仕事の途中で意気投合したポケモンですね。サバゲ―の収録中に偶然見つけて、手持ちに加え入れました。ちょっとアニポケ風のエピソードです。
さちいろ:こいつと撃ち合えるのとかそれこそスーパーマサラ人(※)なのでは……?
サムライ:もちろんマサラ人設定ですよ、主人公なのでね
さちいろ:じゃあ樹里ちゃんって高速移動できるんだ……
生乾き:70キロのヨーギラス抱えられるんだ……
サムライ:サケブシッポは完全にプリンと間違えて捕まえた子ですね。パラドックスポケモンのタイムスリップしてきたみたいな電気が絡む設定になると途端に脳が情報を受け付けなくなるのでそこらへんあんまり理解してないです。
さちいろ:「なんかデカいけどやっぱりこいつプリンなんじゃねーか?」
ミナセ:顔についてる模様とかなんとか落とせないか四苦八苦しそう。なんかついてんぞ?
サムライ:最後はグレンアルマ。もともと忠誠心が強いという記述がずかんにもあるポケモンなので、樹里に対してもすごく献身的に応えてくれそうだなと。
さちいろ:グレンアルマってたかさどれくらいだっけな……設定的に樹里ちゃんとの身長差でおいしいことになりそうだけど……
サムライ:マジか、たかさまで考慮するんっすか
さちいろ:1.5m! 樹里ちゃんより小さいんだ!
生乾き:あ、いいね……より小さい方なんだけど本人は妹みたいに感じている……設定が一味変わって楽しめるぞ
ミナセ:でもSVでは大きさにも個体差がありますからね。もしかしたら「でっかい」個体なのかもしれない
生乾き:あ~! 群れの中でももともと「でっかい」カルボウだったから、樹里と旅するようになってもなおリーダー意識みたいなのがあるのかもしれないですね
さちいろ:あ~~~~~~
ミナセ:めっちゃいい……膨らんできたね
◆
さちいろ:ところどころ手持ちに思想が出てるよな……
生乾き:同じ冒険するでも、樹里はポケモンとの付き合い方がとても近い。同じ目線の高さで見ている気がしますよね。
サムライ:そうですね! ポケモンと友達といったテイストが強いです。やはりそこは主人公の器です。
ミナセ:そう言われると全体的にアニポケっぽい感じの雰囲気を感じる手持ちですよね!
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手持ちの一つ一つとのエピソードを盛り込んで厚みを持ったナイスアイデア。ポケモンとの関わり方もとても近く、私たちがコミュで見ている樹里の寛容さと同じものを感じられました。
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☆1巡目 3番手 さちいろ
さちいろ:じゃあちょっと主人公発想つながりでいかせていただきます
さちいろ:今回は主人公の「サクヤ」です!
さちいろ:一匹目は「ジュナイパー」。やっぱり主人公なら御三家を手持ちに入れたいんですよね
さちいろ:そこで咲耶さんが手持ちに加えそうなポケモン……うーん
さちいろ:一回全員連れて行こうとするだろな、と
一同:笑
さちいろ:流石にそれは止められるのでモクローを選んだんですけどね
生乾き:サンムーンの御三家って、シチュエーション的にも三匹と対面した状態で選ぶから咲耶は余計に悩むだろうなぁ
さちいろ:わざ、レベルはストーリークリア後ぐらいを想定したものになってますね
サムライ:性格が「さみしがり」なところにこだわりを感じますね
さちいろ:笑 やっぱり咲耶の相棒のポケモンなので、一緒に過ごしてるうちにだんだんと似てきた部分もあるんだろうと思います
さちいろ:つづいて二匹目はルガルガン、元々群れから離れていたのを咲耶が保護したポケモンですね。
さちいろ:「きしかいせい」という技がすごい好きで……物語性があるじゃないですか。残り少ない体力でもトレーナーのために全力を出してくれるポケモンが好きなんですよね
サムライ:最近ではなかよし度が高くなるとトレーナーを悲しませまいとこらえるようになりましたよね
さちいろ:あれもいい! 最初見た時泣くかと思った
さちいろ:そうだ、これだけは言っとかないと。黄昏のルガルガンって目が緑なんですよ
生乾き:あ~~~~~、そうかそうか言われてみれば!
ミナセ:最後に思想をぶつけてきたな
さちいろ:三匹目はルカリオ! メガシンカをするポケモンで、わざもはどう系を多く覚えた波動の勇者ですね。
サムライ:すばらしい!
さちいろ:ルカリオって波動を感じて、意思疎通ができるポケモンじゃないですか。一回感謝祭みたいなことが旅の中でも起きてほしいなと思いまして……
一同:笑
さちいろ:旅をしている咲耶が思っていることをルカリオは波動で感じ取って、静かに気を回して寄り添ってくれる。先に一緒に進んでくれるポケモンになるんじゃないかと思います
ミナセ:うわ~、すげえいい。咲耶が何も言わないからこその関係性ですね
さちいろ:つづいてアローラキュウコン。これは旅の道中タマゴを貰って、それを孵して出会うポケモンです。なので特性もゆめとくせいの「ゆきふらし」です。
サムライ:アロキュウと咲耶が並ぶ構図、めちゃくちゃに映えるなぁ~
さちいろ:白瀬咲耶さんにアンコールを打たれたくないですか?
一同:笑
ミナセ:最近のポケモンってバトル中にトレーナーとの会話のカットイン演出があるから、専用のカットインでやってほしいですね!
さちいろ:「すばらしいわざじゃないか!」
サムライ:「もういちどみせてくれないかい?」
さちいろ:色違いのオノノクス。野生だと色違いのポケモンとかってやっぱり虐められたり、群れからはぐれたりっていうことが起きてしまうんですよね。それを卵から孵りたてのロコンと共に咲耶が助けてあげることで仲間になるという流れです。
サムライ:やっぱりここも技がガチなんですよね
さちいろ:アンティーカは全力で手を抜きませんから! シャニの中でもアンティーカとストレイはバトルにガチになると思うんですよね
さちいろ:最後がスイクンです! やっぱり主人公なので、でんせつポケモンを捕まえるだけの格はあります。旅の中でスイクンを見かけて、追いかけるようになる姿を見たいんですよね。
サムライ:わかるなぁ
生乾き:なんとなくミナキと咲耶、共通項があるような気もするなぁ
さちいろ:旅の最後、強くなった仲間たちと一緒にスイクンに挑んで自分自身も傷を負いながら最後には捕獲するというのが見たいんです! だからスイクンのわざはSVで捕獲した時に思い出せるものにしてますね。
生乾き:そうか、それでぜったいれいどが入ってたんだね
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主人公として、ポケモンとどんな旅を歩んできたのかまで練ってきたアイデア。心を通わせあった営みがどんなものだったのか、そしてポケモンと自身との共通項まで語ることでその旅はより解像度の高いものとなりました。
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☆1巡目 4番手 生乾き
生乾き:では1巡目の最後は私。アイドルは恋鐘で行こうと思います。
生乾き:イメージしたカードもあるんですけれど……先に手持ちを紹介してから、私が何をしたいのかを皆さんに考えてもらうかたちにしようかな
さちいろ:ん……? アローラなんだ、通常のニャースではない……?
生乾き:ですね、アローラじゃないとちょっとコンセプトから逸れるんです
サムライ:まぁまぁ……一般的な技構成ですよね
ミナセ:ドーブル????
サムライ:なんだこれは……なんだかすごい拘りは感じるぞ
生乾き:これが最後の手持ちです!
生乾き:今回ジェネレーターサイトを使ってトレーナーカードにしてきたのでこれを持って答え合わせとさせていただきます。
生乾き:ベリソです
さちいろ:あ~~~~~~~~~~!!!!
ミナセ:うわ~~~~、なるほど! そっか、そっかぁ~!!
さちいろ:「ズリのみ」ね! なんか書いてあると思ったら、そういうことか!
ミナセ:そういうことか……! 卑怯ですよ、これは!!
生乾き:というわけで、恋鐘ではあるんですが、正確には「ヒロイン(寡婦)」のアイデアですね。手持ちについてネタバラシをさせてもらいますと
生乾き:アローラニャースはなつき進化。通常のニャースと違った進化方法をするんですよね。
サムライ:「あい」ね……大事なキーワードですもんね
生乾き:特性や技からしても、骨董屋として商売をしている彼女の現状をそのまま準えたものにしています。
ミナセ:でた~~~
生乾き:やはり彼女の物語のテーマは「あい」を巡るものなので。それを端的に象徴しているのがココロモリです。
サムライ:わざの「ハートスタンプ」がいいですねぇ……
生乾き:最新作ではこのわざ自体消滅してるんですけどね…w
ミナセ:そういえばそうだった
生乾き:ドーブルに関してはね、恋鐘の演じているヒロインが元々共に暮らしていた男性……今は亡き夫の育てていたポケモンです。その男性はもともと画家になろうとしていたのに、親の商売を継承するためにその夢を諦めたんですよね
生乾き:つまりこのドーブルは絵を描くことを忘れてしまった「えかきポケモン」なんですよね
ミナセ:うわぁ~……そっかそっか、「スケッチ」を覚えてないんだ
生乾き:それで骨董屋らしく「おかたづけ」を覚えさせてますね
◆
生乾き:そしてこちらも歌を歌うことを忘れてしまったハミングポケモンであるチルット(※)。わざレベル的にちょうど「りんしょう」を忘れることのできるレベルに調整しています。
ミナセ:うわ~、面白いこだわりだなぁ
生乾き:そしてこのチルット、あとレベルを1あげれば「うたう」を覚えるんですよね。もう一度歌うチャンスが彼女にもやって来る……?
サムライ:ホントだ……レベル28で覚えるぞ!
ミナセ:解釈やば
さちいろ:でもこのチルット育てて行ったら最終的には「ほろびのうた」覚えるぞ……
生乾き:!!!!!!!!!!!!!!!
ミナセ:バッドエンドじゃねーか
生乾き:そこは考えてなかった……笑
生乾き:画家の夫同様、ヒロインも男と結婚して店を継ぐうえで自身の夢を諦めてしまったんですよね……まさに今の彼女の状況をこの四体で表現してみました。
◆
ミナセ:シャニポケの中でもかなりシャニマスに寄せてるなぁ
さちいろ:文句なしにシャイニーカラーズだわ、これは
サムライ:僕らはシャニマス世界をポケモン世界に落とし込もうとしてましたけど、これはむしろその逆かもしれないなぁ
生乾き:私は今日こういう案しか持ってきてないです!
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コミュの内容をそのまま手持ちポケモンで表現すると言う挑戦に意欲的なアイデア。参加者たちからの反応は上々でした。アイドルとしての顔とも、素の女の子としての顔とも違う、新しい一面を座談会の中で模索していきます。
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☆2巡目 1番手 生乾き
生乾き:ちょっと私用で一時抜けなくてはいけないので、先駆けて2巡目の1番手の案を出しておいてもいいですか?
生乾き:2巡目は愛依ちゃんで行きます!
生乾き:愛依ちゃんではあるんですが、実態はif(!Straylight)のアオちゃんですね
ミナセ:またやってんじゃん!
生乾き:これは割と先ほどのに比べると、イメージをそのまま写し取った感じの正統派のアイデアですね。
生乾き:ちょうどこのアオちゃんっていうのは私たちがシャニマスを通じてみている愛依ちゃんとは対照的ともいえる性格をしている子でして、アイドルやりつつトレーナーやりつつのスタンスも少し変わってくるのかな……と思っています。
生乾き:オーガポンというのが、可愛い素の表情を仮面の裏に隠したポケモン。碧の仮面がリリースされてすぐにその愛らしさがかなり話題になったポケモンじゃないですか。ストレイの三人に共通する二面性的なメッセージ性を担うにはこれ以上なくうってつけのポケモンなんですよね。
生乾き:それに愛依ちゃんは隠匿シンギュラリティ衣装で般若の面をつけてるので、あさひと冬優子以上にオーガポンには親和性があると思っています。
生乾き:そしてこの「いどのめん」ならアオちゃんのイメージにもピッタリ! わざも基本は可愛らしいものにしています。
ミナセ:確かに、青が基調の仮面ですからね
生乾き:ランターンとマイナンに関しては、色合い且つ電気タイプというのが持って来た主たる理由かな? <IF>世界は平たく言えばメタバース空間で、電子の世界でアイドルをやっている彼女は手持ちもやはりかわいらしい電気ポケモンになるのかなと考えました。
さちいろ:なるほどね!
生乾き:マイナンに関しては、対になっているプラスルの色味が赤系統で……冬優子も演じたモモちゃんと併せて使ってもらえたら嬉しいですね
サムライ:プラスルとマイナンでアイドル、すごくいいですね! てだすけとまねっこが入ってるのが愛依ちゃんっぽくていいな~
生乾き:そしてズピカ! ポケモン世界でインターネットのアイドルと言えばやっぱりナンジャモですからね。
さちいろ:確かに! あの子がいた
サムライ:同系統として継承してるんですね
生乾き:アオちゃんは現実ではただの女子高生ですから。ナンジャモには無邪気な憧れを寄せていて、彼女が相棒にしているハラバリーに倣って今はズピカを育てている真っ最中という感じですね。
ミナセ:それでか~、陸続きの考えで素晴らしい
◆
さちいろ:これでバトルしててもいいし、これでコンテストに出ててもいいな……
生乾き:あ~、それもありですね。見せ方とかはそっちが近しいかも
ミナセ:ポケモン世界にも活躍の仕方が色々ありますもんね!
サムライ:またコミュが読みたくなっちゃったなぁ……こうかはばつぐんだ
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本人ともかなり似ている配役ではありながらも、どこか決定的に違う点がある。そんな変わった劇中劇キャラをてもちで表現しました。参加者は、てもちにバトル以外での活躍も見出したようです。
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☆2巡目 2番手 サムライニトウリュウ
サムライ:じゃあ続いて! 僕も愛依ちゃんで行っていいですか!?
生乾き:わっ! やった、お願いします!
サムライ:この愛依ちゃんは育て屋を営んでいるトレーナーという設定です!
ミナセ:なるほど~!
サムライ:愛依ちゃんはバトルもやるけれど、ポケモンを育てる方に重きを置くというか、みんなで仲良く過ごす方が好きなのかな~というイメージです!
サムライ:何かと愛依ちゃんの話にはおばあちゃんの存在が出てくるので、そこ繋がりでリーシャンを入れました
生乾き:和風なイメージあるし、愛依ちゃんに合いますね!
ミナセ:なつき進化のポケモンというのも愛依っぽいですよね
サムライ:二匹目はドーブル。書道家の和泉愛依ということで、二人そろってパフォーマンスを行う。抜群に上手い絵が描けるポケモンということで、なにかと冬優子にも需要があります
一同:笑
ミナセ:冬優子……w
さちいろ:何を……何の絵を貰ってるんだろうな……
サムライ:技構成としては割と序盤に出会う強敵みたいな感じで、各御三家の弱点をしっかりと突いてくるいやらしさがありますね。
生乾き:ウルトラサンムーンのトレーナーズスクールに出てくるせんせいみたいな……w
さちいろ:そうそうそうそう! あいつ思い出した!
サムライ:三匹目はガルーラ。世話焼きなポケモンで、自分の子どもだけでなくあさひの面倒も見ていますね。子ガルーラとあさひが泥んこになるまで遊んでいるのを、ポケモンの鳴き声のままに説教します。もちろん言葉は通じないはずなんですが、母親としての威厳のような圧が、あさひをシュンとさせます。
さちいろ:目に浮かぶわぁ……
ミナセ:うわ~、ありそう
サムライ:そして最後、コマタナ。先ほどのさちいろさんのアイデアにも出てきた話ですけど、愛依ちゃんもこうしたはぐれてしまったポケモンのことは助けると思うんですよ。
サムライ:迷子のコマタナを保護するアニメの回もきっとあった……ありましたねぇ……
さちいろ:ありましたねぇ……このコミュで襲ってきてるルガルガンマジで目が真っ赤で怖かった
◆
生乾き:なるほど、かなり厚みのある設定で愛依ちゃんがポケモンといっしょに生活してる様子が本当に想像しやすかったですね
サムライ:この座談会ってこういうことでしょう?と妄想を膨らませて考えさせていただきました。
ミナセ:育て屋っていうのがすごい納得。絶対似合うもん。
生乾き:「なんか知んないけど、預かってたポケモンがタマゴ持ってた系! お兄さん、持って帰る?」
一同:笑
サムライ:いいえって言ったら「じゃあうちが大切に育てるから!」 本当に大切に育ててくれる
サムライ:あ~あ、愛依ちゃんの前をチャリンコで往復してえな~
さちいろ:一体何番道路なんだ……
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ポケモンを長年やってきたプレイヤーなら馴染み深い育て屋。それをまたよく知るアイドルに託してみると、不思議な親和性がありました。昔から知っていたように錯覚してしまうほどのベストマッチ。まさに秀逸の一言。
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☆2巡目 3番手 ミナセ
ミナセ:さちいろさん、先に行かせてもらってもいいですか?
さちいろ:どうぞどうぞ、俺のはちょっとズルかもしんないから……
ミナセ:……? 二つ目の案は、樹里ちゃんの手持ちで持ってきました
ミナセ:今回は283プロの樹里ちゃんとして持ってきていて、果穂と甜花ちゃんに勧められての『初めてプレイするポケモン』での手持ちなんですよね
さちいろ:あ~~~! 現実世界で言うポケモンなんだ
ミナセ:二人にはポケモンの中でもアクションだから気軽にプレイできるよ、と勧められたLEGENDSアルセウスなんですが……とある事情で進化が止まっちゃってますね
ミナセ:というのも、ヒスイポケモンのいくつかは進化条件が自力では辿り着くのが難しいものがあるんですよね。
サムライ:最近はネットで検索するのが前提みたいなのままありますよねw
ミナセ:なんで進化しねーんだ?と言いながら首をひねってますね
さちいろ:てもちを見ても、レベル帯は上がってきてるもんな~。樹里なりにやれることはやってる
ミナセ:樹里ちゃんも周りに聞いたり、調べたりはしないんですよね。途中からもう意地になって来ちゃって、なんとか自分の力だけで進化させたいと思っちゃってます。
ミナセ:で、LEGENDESアルセウスのシステム上、図鑑調査を進めないとシナリオも進行しないので。そういうわけでヒスイ地方に監禁状態になってます
サムライ:なるほど……w
ミナセ:でもそんな樹里ちゃんもなつき進化は得意なので、エーフィとかには難なく進化してたりします。ただ夜進化と特殊進化にはたどりつけない笑
さちいろ:エーフィに進化してるのがいいよな。イーブイの進化先でも、道具を使うわけでなく、日中になつき進化というのが樹里ちゃんっぽい。牧場に4匹ぐらいエーフィいてほしいもん
ミナセ:ブラッキーにはならないんですよね、夜だから
ミナセ:オドシシに至ってはわざの時点で進化できないっていう
さちいろ:笑
ミナセ:バスラオも進化はできる技になってるんですけど、レベルが上がって来ちゃってるから旅の間はもうアクアジェットで事足りちゃってるんでウェーブタックル使わないんですよね……笑 このままこの二匹はレベル100になっちゃいます
サムライ:そのままの姿で……笑
ミナセ:そうこうして樹里ちゃんが苦戦しているうちに、果穂はSVに、甜花はフロムゲーに移住してます
一同:笑
さちいろ:俺も初見プレイの時バスラオレベル80超えぐらいまで育てちゃってたからなぁ……笑
ミナセ:特に条件が複雑なんですよね……この辺りは手探りだとマジでレベルが高くなっちゃう。SVでもドドゲザンとかは進化条件がきつかった
さちいろ:でも樹里ちゃんSVならパーモットは早い所進化できそう
サムライ:絶対レッツゴーはやりますからね、ああいうシステムは楽しんでくれそう
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私たちと同じく、ポケモンというゲームをプレイしている側の人間という視点で手持ちを考えてきた一案。てもちを考えるという行為にもアプローチは様々と感じさせられます。樹里の持つ不器用さが、ゲームのプレーという面では進化条件の厳しさと結び付きました。
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☆2巡目 4番手 さちいろ
さちいろ:BDSPにジムリーダーと強化後ジムリーダーってあったじゃないですか
ミナセ:ありましたねぇ
さちいろ:なので、今回はその差分ありです
さちいろ:ジムリーダーの霧子、メインはフェアリーのジムリーダーです。
サムライ:うわ〜! めっちゃ練ってある!
さちいろ:強化前の手持ちはキュワワー、デデンネ、モノズ。モノズは……フェアリーテラスタルです!
サムライ:テラスタルでタイプをフェアリーにする! SVのジムリーダーをちゃんと受け継いでますね!
さちいろ:強化前の霧子に勝つともらえるのは「あまえる」のわざマシンです。ポケモンのわざもテラバとあまえる以外は全部レベル技ですね
ミナセ:そうですね、徹底してる
さちいろ:で、強化後なんですが……さっきと同じでアンティーカはバトルに全力なのがコンセプトなので、かなりガチ寄りで考えています。ただ、せいかくに関しては霧子とのマッチ具合を重視して選んでますね
サムライ:そうですね、これもまたこだわりだなぁ
さちいろ:手持ちのほとんどをあえて一回も進化しないフェアリータイプにしています。進化しないフェアリータイプの絶妙な無機質感と絶妙な小動物感が霧子に合うんですよね
ミナセ:うーむ、わかる……かわいいだけじゃないちょっとした不気味さがあるのがいいですよね
サムライ:不気味さ、儚さ……いいですよね
さちいろ:霧子とメレシーやたら合うんだよな
ミナセ:めっちゃ分かります……
サムライ:霧子の横にメレシーが複数体浮いてるだけでもRPGのボス感ある
さちいろ:横のメレシー同時に倒さないと蘇生する奴じゃん
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さちいろ:バトルするときにはローザブライクを着ていて欲しいんですよね、ローザブライクを着てる霧子の周りにキュワワーいるの最高じゃない?
さちいろ:そんな中で繰り出してくるサザンドラの画がすごくいいんですよね……
サムライ:”癖”だ……
さちいろ:霧子が小さい頃に懐いていたモノズが、霧子と共に歩んで成長していく中でサザンドラにまでなったというエピソード込みですね
◆
ミナセ:強化ジムリーダーか……同じアイドルでも二度楽しめるのはいいですね
さちいろ:ストーリー中であったトレーナーともう一度戦えるの凄い好きなんですよね。そのジムリーダーがまた壁となって立ち塞がって、超えるために作戦を考えるのが熱い。
ミナセ:ちゃんとジムリーダーも強い!って感じさせてくれるのがいいシステムですよね
サムライ:なんならストーリーで最後に待ち受けるチャンピオンより強かったりして。そういう強者感こそアンティーカって感じですよね
サムライ:自分は霧子のジムリーダーだったらひこうタイプもありかなって思ってたんですよね
さちいろ:いやぁ~、マジで霧子どのタイプのジムリーダーでも行けるんだよね
ミナセ:自分はゴーストを考えたりしてましたね、ジュペッタとかも似合いそうで……
さちいろ:霧子の「おどろかす」はトレーナーを三割怯ませる
サムライ:本意気過ぎる……
さちいろ:それこそめちゃくちゃ強ポケの多いドラゴンとかでもいい
ミナセ:あぁ~、いい。ドラパルトとかもありだなぁ
サムライ:ドラゴンジムリーダーの霧子の切り札はカイリューであってほしい
ミナセ:うわ~~~~、すごいわかる
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テラスタルジムリーダーの、最後一匹は別種タイプという特性をアイドルの手持ちでも活かしてきました。他のポケモンたちと並んだ時のギャップが、アイドルのうちに秘めている境地と近しいものを感じさせます。
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☆3巡目 1番手 サムライニトウリュウ
サムライ:それでは行かせていただきましょう! 次はちょっと解釈的なものは控えめで、ストレートなアイデアでいきます
サムライ:ドラゴンつかいの摩美々です!
さちいろ:うれしい……
サムライ:摩美々のイメージカラーと言えば紫だと思うんですけど、僕の中では紫はドラゴンつかいの色なんですよね
ミナセ:なるほどね! そういえば過去作とかでもそうだったかも
サムライ:私はルビサファの世代で、タツベイの出てくるりゅうせいのたきっていうダンジョンが印象的なんですよね。序盤に通る場所なんですけど、後々ひでんわざとかで探索が出来るようになる場所で……そこに潜んでいるトレーナーをイメージして作りました
ミナセ:それで手持ちは三体だけど、レベルが高めなんですね
ミナセ:摩美々のポンポンまわりのエピソードいいな笑 解像度高い……
さちいろ:癒されるな~、納得感ある
サムライ:摩美々はてもちポケモンに振り回されて欲しいんですよね。自由気ままなポケモンにじゃれつかれて、強くは言えずに照れくさそうにしてほしいです
ミナセ:それこそアンティーカに接してるときの感じをそのままてもちポケモンにしてほしいですよね
さちいろ:恋鐘に接するときとかね~、あの温度感よ
サムライ:いたずらを一方的にけしかけるだけじゃなくてね、自分自身もまた周りに振り回されて行くという摩美々の側面が好きなんですよ
ミナセ:ウオノラゴンとパッチラゴンの二体なのがいいよなぁ。強いポケモンであるのは間違いないけど、この系統のポケモンにしか出せない脱力感がある
サムライ:私自身ソードシールド当時にも愛用してたすごい好きなポケモンなんですよね。ロマンがあったんですよ……
さちいろ:ね……エラがみがね……
サムライ:雨降らせてスカーフ撒いて後はもう投げとけばいい!って感じだったので
ミナセ:使用率がすごい高い時期があったポケモンだとは聞いてましたが……
サムライ:相手より先に行動していたら単純に威力が倍。それに特性のがんじょうあご補正も乗るので火力がすさまじかったんですよね
◆
サムライ:最後はドラパルト。摩美々のいたずら好きというのをポケモンもまた受け継いでます。ドラパルトは高速で移動したり、透明になったりできるポケモンなので、自身の能力をそのままいたずらにも生かしてほしいです!
ミナセ:うわ~、いいタッグだなぁ
サムライ:ドラゴンアローやシャドーダイブもいたずらに使える技ですね。背後から突然に繰り出されるとビビる
ミナセ:技の威力がいたずらにしては高すぎる……笑
ミナセ:恋鐘のドラちゃん呼びいいなぁ……笑
サムライ:どんなに強くてかっこいいポケモンでも恋鐘はちゃん付けしそうだと思うんですよね~
さちいろ:わかるなぁ
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ポケモンの種類も豊富になり、同じタイプでも性格がまちまちなポケモンが増えてきた印象です。ドラゴンタイプもかっこいいだけではない、摩美々のいじらしさを引き出す材料としてのポテンシャルは抜群です。
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※ここで生乾きが私用より復帰
生乾き:帰って来ました
ミナセ:!?!?!?!?!?!?!?
さちいろ:急に何!?
サムライ:まみパルトが生えてきた……笑
ミナセ:生乾きさん黙ってこれ描いてたんですか
生乾き:いや、たまたま前描いたことがあって……
ミナセ:なんで前に描いたことがあるんだよ
サムライ:マジでなにこれ……
☆3巡目 2番手 さちいろ
さちいろ:それじゃあ今度は私も摩美々の案で考えてきているのがあるので、今のに続きます
サムライ:まみパルトかぁ……?
さちいろ:笑 それではないですけど!
さちいろ:毒タイプのジムリーダーの摩美々です!
ミナセ:あ~、毒ね! そして当然のように強化後がある……
さちいろ:強化前はレベル30ぐらい、中盤のジムリーダーですね。わざはさっきと同じで基本はレベル技、それに渡してくれるわざマシンである「どくづき」を覚えさせるようにしています
生乾き:わざマシンまで考えてるのえらい
サムライ:しっかりどくびし+たたりめのコンボを決めてくるあたり手ごわいな……
ミナセ:摩美々は戦略家だからな……
さちいろ:強化後もいやらしいです。むしのジュエルとんぼ+アクロバットのクロバット、オボン+どろぼうのエンニュートなどのギミックもあり……
ミナセ:どくテラスのブラッキーのどくどくねがいごとたべのこし……抜かりないなぁ
さちいろ:やっぱり毒タイプのジムなのでね、そこは外せなかった
サムライ:ゲンガーのみちづれ、戦術としては定番ですけど摩美々には葛藤もあるんですね
さちいろ:いい子と悪い子は両立するので……どうしても他に方法がない時勝つための指示はする、ただポケモンに倒れるの前提の技を指示するのは胸を痛めてしまう。そういう不器用さも摩美々の長所です
サムライ:一番冷静な判断が出来る子ですもんね
さちいろ:最後のペンドラーもどうしても勝ちたいという気持ちがあるので、とくせいパッチを使用して夢特性の「かそく」に変えています。このペンドラーでステータスを強化して、クロバットにバトンタッチしてエースによる全抜きを狙います!
ミナセ:なるほどね~、パーティ全体でよく考えられてるなぁ
生乾き:ちゃんと「とくせいパッチ」を使ったという言及があるのが嬉しいな……これゲーム中で触れてくれないとネットで「別個体を使ってる!」って書かれちゃうからさ
一同:笑
さちいろ:そうそう、ペンドラーを出して1ターン経過後、特性のかそくが発動した時にカットインが入ります
◆
サムライ:これゲンガーの性格が「まじめ」なのって何かの拘り要素ですか?
さちいろ:このゲンガーは親などから最初にもらったポケモンなんですよね。幼少期の摩美々は毒タイプやゴーストタイプのポケモンのぬいぐるみで遊んでいたから、それで周りの大人たちがこの子にはこのポケモンを与えると喜ぶだろうと思われ、渡されたのがこのゲンガーなんです。
生乾き:だから通信進化したポケモンになってるんですね
さちいろ:だからこのゲンガーはてもちの中でも付き合いが長く、摩美々の面倒を見てきたので性格もだんだんとまじめになってきた……みたいな設定があります。もともとは結構おくびょうな子だったのかも
さちいろ:それ故に摩美々はみちづれの指示を躊躇うんですよねぇ……
サムライ:なるほど、あの葛藤は過去に理由があったんだ……
生乾き:出会ってから今の手持ちになるまでのストーリーまで考えられてるの凄いなぁ、愛を感じる
◆
さちいろ:これはパーティを組み終わってから気づいたことなんですけど……田中摩美々さんの声優の菅沼千紗さんいるじゃないですか
生乾き:……!!!!! それ言おうと思ってたやつだ……!!!!
ミナセ:笑 うすうす気づいてましたけど
さちいろ:菅沼千紗さんね、ポケモンのソシャゲである「ポケマスEX」にてどくタイプのジムリーダー・ホミカの声優もやってるんですよね
サムライ:そうなんすか!?!? えぇ!?!?
生乾き:菅沼さん自身がかなりポケモン好きなんだよね、確か
さちいろ:そうですね! 菅沼さんめっちゃポケモン好きです。ポケモンのぬいぐるみで部屋が埋まることもあるらしい。確かエーフィが一番好きなポケモンだったかな?
ミナセ:シャニ声優実はちょこちょこポケモンとの繋がりあったりするんですよね
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声優さんが二つの世界を繋いでしまった奇跡。構想段階では頭になかった情報とのことですが、偶然にも結びついてしまったのは、やはり引き合わせる何かがあったのでしょう。声優さんの活躍も感じられて、ファンとしては嬉しい限りです。
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☆3巡目 3番手 ミナセ
ミナセ:じゃあ行こうかな、次はちょこ先輩で
ミナセ:コンセプトはもう見てすぐに分かると思うんですけど……
さちいろ:いいなぁ~! これいいなぁ!
ミナセ:フェアリータイプのジムリーダーなんですけど、ただ技構成が初代並みに雑なんですよね笑 そこまで詰められてないっていうのも含めてのアイデアですね
ミナセ:最初に捕まえたポケモンがプリンなので、フェアリーを突き詰めようとしたんですが、パーティを組んでた段階で目移りしてシャリタツやバイバニラが加わってます
ミナセ:シャリタツがかえんだまを持ってるのは炙り寿司ですね
生乾き:あっ、そういう!?
生乾き:なんかニックネームにエクスクラメーションマークつけるの分かるわぁ……ちょこ先輩
ミナセ:一目ぼれだったんでしょうね笑 「お寿司いる!」で勢いのままに捕まえたんだと思います。俺もSVプレイした時このままの名前でシャリタツ捕まえてますね笑
一同:笑
生乾き:パーティの組み方がニックネームの付け方といい、『ポケモンをプレイしてる女の子』感あるんだよな……
◆
生乾き:コンボらしいものはポケモン一匹一匹で完結しちゃってるんですね
ミナセ:そうですね。ペロリームでにほんばれをするけれど、後続のシャリタツのだくりゅうの威力を半減させちゃうとか。パーティ単位ではそこまで計算が出来てない感じです
生乾き:パーティとしての完成は見なくとも、ポケモン一匹一匹にはちゃんと向き合おうとしている姿勢が見える構成ですね。もちものとわざか最低限のシナジーはある
ミナセ:レベルは高くとも、バトルセンスはそこまで高くないんですよね
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ポケモンバトルには様々な戦術、ギミックが存在していますが、それをどこまで活用するのかもトレーナーによって個性が出るようです。あえてバトルギミックの深度を浅めで仕上げることで、智代子のがむしゃら感をより感じられるものとなりました。
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☆3巡目 4番手 生乾き
生乾き:それでは4番手、私の発表するアイドルは緋田美琴さんです
ミナセ:お~
生乾き:ここまで劇中劇っぽいので来てるので今回もそれっぽいので行きますね
サムライ:どのコミュだ……?
生乾き:「not enough」だ~~~~~~~~!
さちいろ:強そ~~~~~~~!
ミナセ:とあるトレーナー……こいつ知ってるぞ!?
生乾き:やっぱりマーレイというキャラクターは不死の設定で、それこそ気が遠くなるような年数を生きてきたはずなので……ハバタクカミを持って来たのはそこからのイメージですね。
生乾き:魔法を使うようなポケモン、かつはるか昔の時代に生きていたと思われるポケモン。森の魔女のイメージとしてこいつは理想的なんですよね
さちいろ:そうね……ここはカミよ
生乾き:同じく魔女的イメージの派生でガラルヤドキング。こいつが全ポケモンの中で最も呪術っぽい感じがするので。
生乾き:でもなんだかんだこいつが手持ちの中では一番若造なんだと思います……なんたって、三匹目にはフラエッテがいるので……
ミナセ:この個体のフラエッテだもんな~……
生乾き:もう皆さんお分かりのことだとは思いますけど、このフラエッテは特別な個体「えいえんのはな」のフラエッテです。実際のゲームでは戦うことのできない没データのようなものなんですけれど……
ミナセ:それ持ってくるのズルじゃない?笑
生乾き:XYには「AZ」というそれこそ何千年と生きて来た設定のあるキャラクターがいまして、彼の相棒ポケモンがこのフラエッテなんですよね。
さちいろ:さすがに「はめつのひかり」はないのか
生乾き:あー、そういえば専用技も一応あったんでしたね……忘れてました。なにせ没データなもので……
さちいろ:まあ撃っちゃったら世界終わっちゃうので……
サムライ:このフラエッテ、通常の進化系であるフラージェスよりも種族値高いんですね
生乾き:フラージェスも書いてあること自体は強いんだけどな……わざと特性に恵まれなかった
さちいろ:トリプルバトルでは活躍してるんですけどね、ギミック要因として優秀
生乾き:トリプルバトル面白いですよね、頻繁に動画見てます。もう残り短い命となりましたが……
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劇中劇の中でも、魔法を使える不死の存在というイレギュラーに象徴的なポケモンをピックアップしてぶつけてきました。同じポケモンでも特別な個体が存在するという仕様まで活用して、手段は選びません。
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☆4巡目 1番手 サムライニトウリュウ
サムライ:折り返しを過ぎましたが、ここは私が有栖川夏葉のアイデアで行かせてもらおうと思います
さちいろ:やった~!
ミナセ:ポケモンってすごいのよ!
ミナセ:タケシの「つよくて かたい いしの おとこ」みたいになってる
さちいろ:最高……笑
ミナセ:設定が良すぎる
ミナセ:なるほど、お目付け役だ
サムライ:お目付け役ではあったんですけど、夏葉自身の持っている波動は並大抵の物でなく……
さちいろ:そう簡単には扱いきれない代物だったか……
ミナセ:樹里ちゃんと同じこと言ってる……笑
サムライ:よく覚えてましたね笑 樹里ちゃんの時にはサケブシッポをちょこ先輩と似ていると言っていましたが、こっちはトゲデマル
生乾き:放クラてもちのマスコット枠の宿命……
ミナセ:ダンベルと君主論の二刀流ってこと……!?
さちいろ:ニダンギルの頃にシンパシーを感じたのかもしれない
サムライ:夏葉は何事においてもトップを目指す姿勢があるので、そこに王としての資質を見出したのかもしれないですね
サムライ:アーマーガアはガラル地方ではタクシーとしての役割を担っているポケモンなので、有栖川家ならば専属でいてもおかしくないなと思いました。幼少期からずっと送迎の際に頼っていたポケモンで、信頼も熱い。
ミナセ:意外とアーマーガアって大きなポケモンだしカトレアが警戒しちゃいそうなのは分かるなぁ笑
◆
サムライ:色々と小ネタで情報を入れ込んでみました
ミナセ:いや、めっちゃ好きです……Chipsの数々で夏葉らしいエピソードが見れた
生乾き:ボスゴドラのとことか、本来なら追い払って済ませそうな相手ですけどそれを受け入れる寛大さが夏葉らしさを感じますよね
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夏葉の気高さをはがねタイプでまとめあげたアイデア。出会いの場面から想定することで、彼女にポケモンたちが惹かれていったことへの説得力が増しています。この手持ちなら彼女もより高みへと上り詰めることでしょう。
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☆4巡目 2番手 生乾き
生乾き:2番手行かせてもらおうかな。発表の前に一つ確認をしておきたいんですけども……
生乾き:ちょっと次発表する子は皆さんがそのイベントコミュを読んでるかどうかによって話す内容を変えなくちゃいけないので、先に伺っておきたいんです。
生乾き:イルミネの「For Your Eyes Only」読みましたか?
さちいろ:あ~、読みました!
ミナセ:読んでます!
サムライ:イベントコミュは大体読んでます!
生乾き:おー、よかった。それではここから先、ある程度ネタバレ前提で進めますね
生乾き:このコミュはイルミネの三人で、サスペンス的なドラマをやるという少し異色のコミュなんですが、まさにそこで演じている際の真乃ちゃんです。
生乾き:まずこの作品におけるマノの設定が以下の通りです。
生乾き:ここら辺の設定を拾ってきて、ポケモンにつなげています。
生乾き:まずタギングルは自らの吐く毒でペイントを行い、テリトリーを主張するポケモン。同じく絵を描くドーブルよりも刺激的な印象があり、気性も激しめ。
生乾き:そして何より……マノは一連の事件の犯人なんですよね。どくタイプというのはダイレクトに命を脅かす力を持っているタイプであるので、マノの持っているある種の狂気性をそこに託してます。
生乾き:ちょっとブラッキーはとばして……先にチリーンから。チリーンはなつきの夜進化ポケモンということで選んでいます。
生乾き:コミュ中で、マノとメグルは同じ月を見ているのに、そこに見出す色が違うという言及をされる場面があるんですよね。マノとメグルの手持ちも、その対比でそれぞれ別の夜進化ポケモンを入れるようにしています。
生乾き:それと単純にチリーンは綺麗な音色を奏でるポケモンなので。その音色にも共感覚を持っているマノは何らかの色を見出すんじゃないかな?
生乾き:最後にとっておいたブラッキー。まさに共感覚、シンクロ要素を取り入れるためのポケモンですね。多分マノと同じ色をこのブラッキーは見てくれるんじゃないかな……
生乾き:こだわりは技の「シンクロノイズ」ですね。この技は自分と同じタイプのポケモンにしか効果のないエスパーわざなんですが……
さちいろ:うわ~……
生乾き:そう、ブラッキーのシンクロノイズって誰にも効果がないんですよ。
ミナセ:そうだよなぁ……あくタイプにはエスパーがそもそも無効なんだよ
生乾き:彼女と同じ色を見ている相手でも、その思想までは共感してくれないというマノの皮肉な境遇がこの技まさにピッタリじゃないですか!?
ミナセ:すげぇ……思想が強すぎる
サムライ:うわもう……これはコミュまんま過ぎる
さちいろ:ブラッキーのシンクロノイズが輝くことあるんだ……
生乾き:マジでこのイベントコミュならではなんですよね……
◆
サムライ:せっかくなので、ヒオリとメグルの手持ちも教えてもらってもいいですか?
生乾き:あ、発表しても大丈夫ですか? マノほど詰め切れていない部分もあるんですが……
さちいろ:やった~
生乾き:このドラマではヒオリが最終的には事件の解決をするんですけれど、彼女は共感覚は持っていなくてマノと同じものを見ることはできないんですよね。別のアプローチから彼女のことを理解するという試みを行うんですよ
ミナセ:それでこのメタグロスなんですね
生乾き:そうです、ミラクルアイ。これがあくタイプにもエスパーわざが当たるようになる。最新作では存在ごと消えちゃってるマイナーわざなんですけど笑
さちいろ:正直この技初めて見たかもな……
ミナセ:メタグロス自体かなり知能が高いポケモンって言うのもヒオリの聡明な設定とも繋がりますね
生乾き:それとラティアスのミラータイプも同じ理由です。自分自身が同じタイプになることで、同じものを見れずともマノのことを理解をしようと試みるヒオリのアプローチを表しています。
サムライ:ちゃんとルカリオがせいぎのこころになってるのもいいなぁ、ドラマでの役割に準じてる
生乾き:エンペルトは法学部イメージ。ルールに厳格な感じのポケモンというので選びました
生乾き:つづくイエッサンはマノのブラッキーと同様にシンクロを持ってはいるけれど、それ以上の物はない。確かこのてもちを考えるとき、私は技にじこあんじを入れようとして辞めたんですよね
サムライ:サイコノイズもブラッキーには無効タイプ……
生乾き:マニューラはマノの手持ちのチリーンの時に話に出た、メグル側の夜進化ポケモンですね。このポケモンは進化後、ニューラたちと群れを作って狩りをする習性があって、それはマノが持つことのできなかった協調意識に似てる部分があるのかな……と思ってます
ミナセ:また思想が滲み出てる……
サムライ:ここにも仕込んでんのか……
◆
生乾き:少し長くなってしまいましたが、どれもこのドラマならではの物にはなったかなと思います!
ミナセ:三人の関係性をてもちで表現してるってのがすごいな……そこまで考えてこなかった
サムライ:コミュ内のドラマの中の配役で考えるなんて……
生乾き:だいぶ入り組んだ感じにはなっちゃいましたけどね笑
ミナセ:これもうポケウッドで上映されるやつでしょ
一同:笑
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シャニマス全体を見ても異色な設定で繰り広げられたドラマのストーリー。そのメッセージ性をどうにか表現できないかと模索した一案。参加者たちからは納得の言葉がなん度も飛び出しました。
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☆4巡目 3番手 さちいろ
さちいろ:それじゃあ3番手いきますね、次は恋鐘です
サムライ:うぉ~、チャンピオンだ!
さちいろ:今回は強化後のてもちの話をしますね。てもちの大体がBDSPのシロナ戦ぐらいのレベル感にしてます
生乾き:あ~、やたらとレベル高かったんだよなあの時
さちいろ:でっかくて強くて優しいポケモンが多めです
一同:笑
さちいろ:このポケモンにはたいようポケモンが二匹いるのが重要なポイントですね
生乾き:あー、エーフィとウルガモスか……この人またコミュに脳焼かれてるよ……
サムライ:そうか、太陽ってことは……
ミナセ:例のコミュですね、アンティーカを語る上では欠かせない
さちいろ:本当にあのコミュの衝撃は大きかった……
生乾き:ダダリン割と珍しいポケモンだよね
さちいろ:ダダリンを構成する要素として、錨、海藻、舵があると思うんだけど……これを総合すると恋鐘のフェイスオブトレジャー衣装にすごく合うんだよね。あれは飛行船モチーフだけど、アンティーカの中で舵取りをするのが誰かと言われればやっぱり恋鐘なので
サムライ:割とマイナーポケモンではあるけど、いいアクセントになりますね
さちいろ:ゴーストタイプだし、怖い印象のあるポケモンですけど図鑑説明ではクズモーと共生していたりしてなんか好きなポケモンなんですよね
生乾き:サンムーンぐらいからポケモン同士の共生関係とかが図鑑説明で語られるようになったのがいいよね~
ミナセ:メガガルーラも使っちゃってるんだ……似合うもんなぁ
生乾き:恋鐘自体の特性が「きもったま」だもんな
サムライ:それはそうかも! ようきな性格なのも恋鐘だなぁ
さちいろ:恋鐘の使うメガ枠といえば……?ですぐに出てきたんだけどマジで似合ってる。最強としての格もマッチしてる
さちいろ:あと技もよかった。かたきうちにきしかいせい
生乾き:技の持つストーリーとしていいよなぁ、手持ちの最後にうってつけ
さちいろ:あと「カウンター」もよくて……恋鐘って今に辿り着くまでに沢山の苦労をしてきたじゃないですか
サムライ:アイドルになる以前にも躓きがあって、それを乗り越えて今がありますもんね
さちいろ:それらを跳ね返すカウンターって恋鐘っぽい技ですよね!
サムライ:なんかもう恋鐘自体がガルーラに見えてきた……
生乾き:もう俺ダンジョンに入る前に恋鐘にもちもの預けたくなってきたよ……
一同:笑
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パワフルでエネルギッシュ! そんな恋鐘の魅力で満ち満ちている手持ちでした。これまでに苦難をいくつも乗り越えてきた過去をもつ彼女が私たちに今見せている笑顔。その逞しさと心強さを手持ちポケモンからも感じさせてくれました。
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☆4巡目 4番手 ミナセ
ミナセ:まず一言断っておきたいのが、この手持ちは半分ぐらい俺の手持ちそのままです
一同:笑
ミナセ:コンセプトとしては「雛菜は最強」。初代からずっとやってきてて、厳選や努力値の所までプレイしてます。いろんなポケモンを育ててきてて、どれもかなり強くはしてるんですが、中でもお気に入りのメンバーで構成した手持ちがこれって感じです。
ミナセ:とあるトレーナーがいつか挑んでくるのを待っているためにずっと最強であり続けようとしている「グリーン」タイプですね
ミナセ:シリーズを通してやってきていて、ユアクマの枠としてヒメグマをずっと愛でて来たんですが、今ではもうキテルグマがいるので!
さちいろ:ユアクマ二匹いるのすげ~いいな。ちょうどユアクマって外側と内側で顔が二面あるからこの二体でそれを表現できてるw
ミナセ:雛菜は今までにも色んなクマ系のポケモンは育てて来たんですけど、リングマの図鑑は埋まってないです
さちいろ:ヒメグマのままがいいんだな笑
生乾き:じゃあ暁ガチグマなんかはもう……
ミナセ:サーフゴーが透なのは例のコンビニのコミュのやつからの発想ですね。俺のパーティでは「サイフノー」になってる
生乾き:あ!? そういう!?!?
サムライ:「surf」じゃなくて「財布」!? 「財布gone」!?
生乾き:こいつ富豪ポケモンでは……
ミナセ:あの時の透も超リッチ(自称)ではあったので笑 諸々の流れ込みでのネーミングかもですね
ミナセ:ラランテスはまどカマキリですね。暑中見舞いのネタですね
一同:笑
サムライ:樋口円香の言葉の切れ味をラランテスの鎌になぞらえているのかもしれない……
ミナセ:ラランテス自身赤色っぽいので配色も近いかも……
さちいろ:暑中見舞いならば小糸ちゃんがメガヤンマになっていた可能性もあるのでは……?
ミナセ:ワンチャンあったけど、デカヌチャンというピッタリなポケモンがいたのでこっちにしました。デカヌチャンの中でも「ちっちゃな」子を小糸ちゃんの名前を付けてかわいがってます
ミナセ:雛菜はノクチルのみんなのことが好きなので、こういう愛で方をしそうなんですよね
生乾き:冒頭にも言ってたけど、こういう手持ちの組み方をしてるのって、私たちと同じ目線でどんどんポケモンと出会う体験をしているからこその組み方ですよね。いろんなポケモンを知っている中から、幼馴染に似てるポケモンを選んだ感じ
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てもちポケモンへの愛がそのまま幼馴染に向けた愛になる。シャニマスの中でもノクチルというユニットだけはその形は特別なのでしょう。てもちの強さも相まって、彼女のもつ愛着というものを質量と共に感じられました。
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☆5巡目 1番手 ミナセ
ミナセ:5巡目なんですけど、続けて出してもいいですか? 次は小糸ちゃんなんですが……
生乾き:どういうこと!?
サムライ:なんか一匹設定ミスってないですか!?
ミナセ:これはマサラタウンに引っ越してきたばかりの新人トレーナーの小糸ちゃんです。オーキドからはレッドとグリーンの選ばなかったゼニガメをもらって、トキワの森に進んだぐらいの手持ちですね。
ミナセ:むしポケモンは苦手なので、逃げ込んだ先でこのコラッタやピカチュウと出会って仲良くなった感じですね。性格も「おくびょう」や「がんばりや」、「まじめ」な手持ちで小糸ちゃん自身とすごくシンパシーを感じています
ミナセ:で、大事なのが「パモちゃん」なんですけど、この子はとあるトレーナーからお守りとして借りてるイメージです。とある最強トレーナーが、手持ちの他のポケモンが全滅したとしても大丈夫なように渡してくれました。「さいきのいのり」はそのための技ですね。
ミナセ:パモちゃんを受け取る時に、「げんきのかけら」も持たせてくれてたんですけど、まだ小糸ちゃんはそのことには気づいてないですね
生乾き:なるほど、続けて発表したのはそういうことですか。とあるトレーナーというのは先ほどの雛菜の事か……
ミナセ:ですね、だから続けて発表したかった。小糸ちゃんは実際中学の時に他の三人から一度離れてしまった時があったので、その時のことをイメージしてます。
サムライ:このパーモットはレベルめちゃ高いですけど、果たして小糸ちゃんの言うことを聞いてくれるのか……
生乾き:もしかしたら雛菜と一緒に捕獲をして、雛菜が代わりに育ててくれてたのかも。親は小糸ちゃんだったりして
さちいろ:それなら言うこと聞いてくれる!
ミナセ:もしかしたらそうなのかも……?
生乾き:「飴いっぱいあげるね~」でレベリングしたのかも
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直前の案と合わせて味わうことで、より魅力あるものとなったアイデア。これから先に彼女が歩む道、そしてその果てに待っているもの。それを垣間見せてもらえたようで、なんだか嬉しくなってしまいます。
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☆5巡目 2番手 さちいろ
さちいろ:もう最後は察せられてると思うんですけれど……
ミナセ:まあまだあの人だけが出てないからね……笑
生乾き:な、なんだって~!?
さちいろ:ライバルの三峰結華です! 最初に出した咲耶にとってのライバルポジションになるのが彼女。
さちいろ:咲耶がジュナイパーだったので彼女の相棒はガオガエン。はじめ御三家三匹をそのまま持って行こうとした咲耶を制したのが結華だったんですね。
ミナセ:なるほど……そういう役割をやりそう笑
さちいろ:「やんちゃ」な性格のニャビーにめちゃくちゃひっかかれて欲しい
さちいろ:ワタッコが彼女にとって初めて捕まえたポケモンですね。ハネッコの時に偶然ぶつかって手持ちに加え入れた
さちいろ:この子は技で天候を書き換えられるので、他のポケモンの技のサポートが出来ますね。結華は割と戦略立てて戦いそうな雰囲気がある。
さちいろ:三匹目はルガルガン(まひるのすがた)。咲耶が先述のイワンコを助けた際に、そのイワンコを心配する形でついてきたのがこの子です。「あの子はもう大丈夫だけど……私と一緒に来る?」と誑かしました。三峰結華は絶対ポケモンたらし!
サムライ:分かるなぁ、モンスターボールを投げる捕獲をしなさそう
生乾き:ポケモン自身が自ら共に歩むことを決意するタイプだよな
さちいろ:で、ルガルガンのまひるのすがたは目が青くて最高なんですよね
ミナセ:出た
サムライ:咲耶の方はたそがれで目が緑なんでしたね、いい組み合わせだ
さちいろ:やっぱりシャワーズは外せなかった……卵からイーブイが孵ってすぐにみずの石を買いに行きました
生乾き:結華のシャワーズといえばウェザーボールだよな……
さちいろ:咲耶がタマゴを貰った時ぐらいに結華もアローラに行っていて、そこでピカチュウはライチュウに進化しました
さちいろ:三峰結華はむしが苦手ですが、モスノウです。ユキハミの頃に、みんなでお菓子を食べていると食欲旺盛なこの子が偶然迷い込んで……あまりむしとも認識せずに捕まえました
さちいろ:この子は恋鐘のウルガモスに憧れている部分があって……
生乾き:あ~、また太陽/月要素が……!
ミナセ:こおりとほのおの対比になってるのも綺麗だな……
さちいろ:モスノウだけ加わるのがちょっと遅いのでレベルは低めになってますね
生乾き:旅の流れがあって、出会ったタイミングでレベルが変わるのは解釈として噛み応えがありますね
さちいろ:割と三峰はてもちを均等に育てるタイプ。同じぐらいの水準に揃えながら育成をしていそう。だから今モスノウはしあわせタマゴを持っているらしい
サムライ:レベル感とか、ポケモンの細かな気持ちにも寄り添っていそうな感じがしますね
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三峰結華という女性の持つ魅力を多方面から模索したアイデア。他のアイドルの手持ちとの類似点や、旅の中での関わりのエピソード。アンティーカのコミュを追う中で私たちに蓄積していった経験がまた蘇るようで、胸が高鳴る体験でした。
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☆5巡目 3番手 サムライニトウリュウ
サムライ:3番手行きます! ちょっと最後は設定やりすぎなぐらい詰め込んでるんですが……
サムライ:SVにアオキっているじゃないですか。ジムリーダーと四天王を兼任しているトレーナー。夏葉でもそれをやりたかったんですよね。はがねのジムリーダーと格闘の四天王の兼任です。
ミナセ:アオキのあれはインパクトあったなぁ……
生乾き:なるほど、座談会の発表形式だからできたことですね。はがねもかくとうも夏葉の持っている個性そのものだよな~
生乾き:潔いな……技はもうこの二個だけか
ミナセ:夏葉も引かれてんじゃん笑
生乾き:そうだよな。格闘の中ではずば抜けて器用なんだよな、コノヨザル
生乾き:金属の身体でムエタイやんのか
ミナセ:その割に攻撃特殊じゃん……笑
サムライ:最後の一文はいらなかったかもしれんです
生乾き:すごいな、本当に徹頭徹尾攻めっ気が強い
生乾き:何言ってんだこいつ
ミナセ:プロテインを肥料……笑 ひどいな……笑
サムライ:もう文字通りの脳筋です。キノコのほうしすら仕込んでいない
さちいろ:ずっと潔い
ミナセ:もう断言しちゃったらポケモンじゃないじゃん!笑
生乾き:パラドックスは設定を自由にいじれるから面白いよなぁ
ミナセ:未来シリーズなら……で納得できちゃうんだよな
さちいろ:技はちゃんと強いんだよなぁ
◆
サムライ:技は少し弄ってはいましたけど、SVの第二シーズンとかこれで私マスターボール級まで行ってるんですよね
生乾き:実績ある格闘統一パだったのか。そういうロールプレイをやるのも楽しいですよね~
さちいろ:俺も最初の咲耶のパーティで今期潜ってましたね~
サムライ:自分の好きなアイドルのパーティをイメージして対戦してみるのおすすめです。すごい没入感あります!
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先述のアイデアから一つ殻を破ったような衝撃のあるアイデア。私たちが夏葉に見ている魅力は一側面にとどまるものではありません。ジムリーダーから四天王としての再戦というエピソード込みで、興奮が込み上げてきます。
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☆5巡目 4番手 生乾き
生乾き:じゃあ最後……やりましょうか。私の発表する最後のアイドルは、浅倉透さんです
生乾き:まずは設定から行きましょうか
生乾き:というわけで手持ちがこちらです。
ミナセ:何???????
サムライ:これどういうことだ……????? 何すかこれ?????
さちいろ:なんだよこれ??????
生乾き:これはポケウッドに出てくる撮影セットのキャラクターたちです!
生乾き:ポケウッドというのが、特殊なセットとのバトルの様子をそのまま映画にして上映するというBW2に登場する施設なんですよね。そこに登場するキャラクターたちがこの手持ちのポケモンたちです。
ミナセ:これはレギュ違反ですね
生乾き:草
サムライ:ポケモン座談会の根幹を揺るがしますよこれは
ミナセ:でも面白いなぁ、流石に盲点だった
さちいろ:こんなにちゃんとした特性とか技とかあるんだ
生乾き:そうなんですよね。てもちの四体の特性と手持ちはそこまで原作から弄ってないです。カタストロフィとかフェイタルクロ―とか、最新作で登場した技を取り入れてはいますけど、他は基本そのままです。
生乾き:一応映画の出典を言うと、白扉というのが「魔法の国の 不思議な扉」というシリーズに出てくるセット。魔法使いのジュジュベ(ナツメ)が支配する異世界に迷い込んでしまった主人公が元の世界に戻るために奮闘するという話で、シャニマスのハロウィンイベントと割と近しいお話なんですよね。
生乾き:で、ひとがたとかいぶつが出てくるのは「恐怖! 悪夢の 赤い霧」というシリーズなんですが、これは街に赤い霧が立ち込めると異形の化け物が襲ってくるというサイレントヒルみたいなパニック映画ですね。透が操る魔物としての採用です。
生乾き:まあ、レギュ違反です
一同:笑
サムライ:生乾きさん誰も踏んでないところに行こうとし過ぎですよ
さちいろ:開拓者根性が染みついてる
生乾き:我ながらなんなんだこれは
サムライ:流石にポケウッドのキャラを出されるとは思ってなかったです……笑 やりすぎですよ
ミナセ:これがありなら初代のポケモンタワーのゆうれいとかもいけたなぁ
生乾き:あ~、それもありだな……いや、ありではないが
一同:笑
生乾き:BWも発売から10周年超えたのでね、リメイクもじきにあると思うのでみんなもポケウッドで遊んでくれよな!
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レギュレーションは守ろう。
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以上、参加者4名による合計20の案が出揃いました。
手持ちを考える上でも、タイプに寄せたり、アイドルの個性に寄せたり、はたまたコミュの内容に寄せたり……そのアプローチは様々だと感じさせてくれました。発表のたびに、自分の中のイメージとの類似点を見つけたり、全く違ったポイントを指摘されて新しい一面に出会ったり……こうした体験は座談会ならではのものでしょう。リアルタイムに共有するからこそ、得られるものは存在します。
てもちを発表する際でも、ポケモンの技や性格、特性に手持ちとアイドル自身を表現する上でどこまででも突き詰めていける感覚があります。私たちの座談会はまだ、アイドルとポケモンを共に語る上での入り口に過ぎないのかもしれませんね。
さて、皆さんもそろそろ自分の中のイメージを表現したいと思っている頃合いではないでしょうか?
アイドルは全部で28人、それにポケモンの種類は1000を超え、手持ちの数だって自由自在!
組み合わせは文字通りの無限大なのです!
ぜひあなたも誰かとそのイメージを共有してみてください!
新しい世界で、まだみぬ仲間があなたを待っている!
そういうわけで、ここで一句。
みんなもポケモンゲットじゃぞ〜〜〜〜〜?
アイマス〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
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