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炸裂!シャニマスアイドル戦闘BGM座談会!

こんにちは、生乾き三十郎と申します。
皆さんは激闘、繰り広げていますか?

家庭用ゲーム機の普及、映像配信サブスクサービスの充実……人々に闘争の熱を感じさせてくれる媒体は身近に無数に存在しています。今この記事を読んでいるパソコンなりスマホなり、適当に二、三度キーボードや画面を叩けばすぐに「戦い」を見ることも体験することも出来るでしょう。全世界の数十人のプレイヤーと同時の広大なフィールドで争うFPS、何十年も世代を超えて愛され今もなお進化し続け話題を掻っ攫う格闘ゲーム、はたまた育成から運要素まで様々な番外要素の絡むターン制バトルのゲームなど……その戦いは多岐にわたります。十人十色、人それぞれが自分の好きな分野、得意な分野で他のプレイヤーたちと鎬を削ることが可能です。

その「戦い」の数々を彩るのが、BGM。白熱していく展開を強調するアクセントに用いられたり、登場キャラクターの心情を饒舌に語る舞台装置になったりその活躍は様々。言葉や文章とはまた違った表現で、私たちに語りかけてくれるのです。

さて、話は変わりますが皆さんはアイドルマスターシャイニーカラーズをご存知ですか?
バンダイナムコエンターテインメントより展開されているアイドルマスターシリーズのうちの一つなのですが、こちらのコンテンツもまた、今勢いのあるゲームコンテンツの一つ。アイドル育成シミュレーションゲームとしてリリースされたenza版は既に5年を超える歴史があり、現実世界との融合体験をもたらしてくれる音楽ライブも度々開催されています。作中楽曲を用いたリズムゲーム『Song for Prism』も現在開発中で、事前登録の真っ最中。これから先もドンドンと勢いが増していくことを確信させてくれるコンテンツです。
そんなシャニマスの勢いを支え続けているのが、鮮明で丁寧、表現に一切の妥協がない素晴らしいシナリオです。登場する全てのアイドルを一人の人間として尊重し、その人間性や心情を私たちプレイヤーに生きた実感として伝えてくれるため、私たちは妄想をどんどんと膨らませてしまいます。

このアイドルは学校生活をどんなふうに送っているのかな、
このアイドルはファミレスで何を注文するのかな、

このアイドルが戦う時ってどんなシチュエーションなんだろうな……とか。

さあ、始めましょう。
シャニマスとの関わりの中で、自己の中で形成されたイメージをBGMへと託し、一つの形とするのです。

「シャニマスアイドル戦闘時BGM座談会」は待っちゃくれねえぜ!!!!!!!

今回は参加者をX(旧Twitter)上で募り、参加希望をいただけた5名の方と一緒に座談会を行いました。

~今回の参加者~

生乾き三十郎(記事内では「生乾き」)
@Heyabosi_Sigati/@Heyabosi_suki

今回の企画の主催及び記事の執筆者。芹沢あさひ推しのRPG・ADV好き。「レインコード」をみんなやってください。

さちいろ
@choco_color

三峰結華を推している園田智代子担当。推しのCPのイメソンにシャイノグラフィをぶつけられて瀕死。ゲームは主にCHUNITHMを住処にしている。

ミナセ
@minase_scrawl

動画作ったり、絵を描いたりしてるやつ
岡咲美保、作詞!「琥珀の心音」好評配信中!

岡山ディヴィジョン(記事内では岡ディ)
@OkayamaDivision

シャニマス歴1年、担当アイドルは雛菜と小糸。おすすめゲームは「十三機兵防衛圏」。特徴は涙もろいことと、女性声優に興味ないふりが上手いこと。

たっか(記事内では特ッカ)

担当アイドルは透、結華。最近のお気に入りゲームは「Disco Elysium」。
がんばるぞ、という気持ちがある。

(途中参加)

サムライニトウリュウ(記事内ではサムライ)

シャニマスとFFシリーズをこよなく愛する放クラ・ノクチルP。綺羅星ルックバック以後、園田智代子がバラエティ番組に出演する妄想ばかりしている。


~レギュレーション~

『アイドルと戦う』というシチュエーションを元に、自由な解釈でそれに合うBGMを参加者がそれぞれ5曲ずつ持ち寄って発表。設定などを考えるのも可。アイドル個人、ユニットを問わないものとする。
・発表に際して、そのBGMのイメージに近いカードのイラストも併せて発表する。CDジャケットなども可。

~企画進行~

①事前に各自考えてきたBGMの5案のうち1つを一巡ごとに発表していく。5人発表し終わったら2巡目、またその次……と5回繰り返す
②巡ごとの順番はその場のライブ感。曲同士のつながりや、アイドル同士のつながりなどから決める。
③参加者は各自手元のサブスクなどを活用し、聞きながら感想を語り合う。
④勝ち負けなどは何もなし、ただ「良い……」と言い合おう!

それでは早速、バトル開始です!

※参加者の内サムライニトウリュウさんは都合により途中参加となります

収録日:2023年8月5日 22:00〜
※主催がコロナに罹ったため募集時からは延期をしております

☆1巡目 1番手 さちいろ

さちいろ:自分、いいスカ……まさにトップバッター、一番手の曲を用意してるんです

生乾き:おぉ、どうぞどうぞ是非! 

三峰結華
イメージカード:【雨色、上機嫌】三峰結華
〔エモーショナルレイニー〕

「四月の雨」cubesato
出典:maimai MURASAKi

ミナセ:全体的に曲調は明るめですね。

さちいろ:そうですね! 物語の序盤の曲として考えてるので、これからの旅をリードしてくれる明るい雨の曲で考えさせてもらいました。

特ッカ:なんかジャンプアクションっぽい曲調かも!

さちいろ:イメージとしてはチュートリアルが終わった後にまず最初に戦うことになる名前のあるボスの立ち位置ですね。曲のタイトルでもある「四月」は出会いの季節でもあり、ストーリー序盤のテイストを演出するのには適しているのかなと思います。もちろん雨なので三峰結華要素は十分ですね。

生乾き:すごい、水滴が水面を打つ音がふんだんに使われている。

ミナセ:曲の終わりも雨で締めるんですね!

さちいろ:そうなんですよ。物語の幕開けの曲は雨で終わる……この後々の展開がどうなるのか気になりますよね~

生乾き:なんか匂わせてんな……これ。

さちいろ:一番最初のボスを倒すと、雨が降るんです。

ミナセ:なんか後々の物語の展開が見えてきたな……解像度高い。

特ッカ:チュートリアル後のボスということは、この後のシナリオでも後々再登場をしたりだとかそういう展開もあるんですか?

さちいろ:まあまあまあ、今回はそのへんは皆さんの解釈にお任せします。

特ッカ:プレイしてからのお楽しみということですね。

さちいろ:詳細は僕の脳内をチェック!

ミナセ:出来ないんだよなぁ……

序盤に登場して、ストーリー中何度も衝突することとなる敵と言えば
スーパーマリオRPGのクロコ

特ッカ:序盤に登場した敵が再登場するパターンでもどのパターンでも美味しいんですよね、終盤の街で会話が出来るキャラクターとして存在するでもいいし。

さちいろ:改めて仲間になるっていうパターンもいい!

特ッカ:何回も交戦するのもいいですよね。

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座談会の幕開けを彩るのは、冒険の始まりを予感させてくれる『春の雨』! 弾む調子に後押しされ、座談会も勢いよくスタートを切りました。結華の見せ方にこだわりを見せる、渾身の一曲です。
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☆1巡目 2番手 特ッカ

特ッカ:2番手行かせてもらいますね、このカードの衣装を元にした案なんですが……

福丸小糸
イメージカード:【なつやすみ学校】福丸小糸

『Los』PLAID
出典:アルバム「Polymer」

特ッカ:研究施設で研究員をしていて、本来戦うポジションではない小糸が自分自身の研究設備を携えて戦いに挑む感じのイメージです。

生乾き:あ、メトロイドのダンジョン中のBGM感あるかも。

ステージイメージはドット時代のカービィシリーズ

特ッカ:小糸ちゃんはやっぱりクレバーな戦い方をするので、光学迷彩やデコイを用いたり、罠を仕掛けてきたりするんですよね。

ミナセ:あ~、なるほどなぁ

特ッカ:戦闘が始まってから、こちら(プレイヤー側)が小糸の仕掛けた罠にかかると、光学迷彩をまとって身を隠しているはずの小糸が思わず「や、やったぁ……!!」と声を漏らしてしまって居場所がバレるのでそれで攻撃が可能になるというギミックがあります。

岡ディ:(笑)

ミナセ:めちゃくちゃ可愛い戦闘だ! なんかギャグBGMっぽくも聞こえて来たぞ。

特ッカ:最初の二、三回はそれで場所を特定して攻撃するんですけど……

さちいろ:五回目ぐらいから攻撃の軌道で居場所を読めるようになって、プレイヤーはそれで攻撃するんですよね。

特ッカ:そうですね!

岡ディ:この後小糸が攻撃に使う薬品をあらかじめ壊しておくと、小糸が攻撃のために薬品を取りに行くモーションの途中で棚の前で「あれ……?」と立ち尽くすシーンが入るので、それが攻撃のチャンスになるんですよね。

さちいろ:うわ、ありそ~!

特ッカ:小糸戦は結構小ネタが多いことで有名で、YouTubeの熟練プレイヤーからはだいぶおもちゃにされてたりするんですよね。

さちいろ:RTAでも最近記録の更新がありましたもんね。

特ッカ:そうなんですよね、ギミックを上手く使えば数秒単位で攻略も可能な子なので、RTAプレイヤーからも愛されています。

ミナセ:戦闘中の小糸のエモート反応集みたいな動画が100万再生されてるんですよね。

生乾き:小糸戦は後ろのオブジェクト、フラスコの色が地味にノクチルの他のメンバーの色だったりするんですよね。

特ッカ:この曲、後半になってくると調子が上がってきて激しくはなるのでダメージを受けてなりふり構わない攻撃を仕掛けてくるようになる小糸がイメージできるかな。

さちいろ:めちゃくちゃに暴れないと……

特ッカ:めちゃくちゃに暴れないと負けそう……!って言いだしてから小糸はバズーカを担ぎ出します。

一同:(笑)

特ッカ:小さな粒が何度も続くみたいなサウンドは小糸ちゃんっぽいですよね。

さちいろ:シンプルな四拍子じゃなくて6/8拍子っぽいのがまたいい。

ミナセ:戦闘に慣れ切ってないのが出てる!

岡ディ:戦闘BGMとしてのかっこよさと、小糸っぽいピコピコ感があってちょうどいいですね

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本来戦闘のイメージからは遠いアイドルを、周辺ギミックの設定などと併せて結び合わせた技巧が光る一曲。設定を聞いて状況をイメージしてみると、楽曲の印象も変わってくるのが面白いところです。
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☆1巡目 3番手 岡山ディビジョン

岡ディ:続いていかせてもらいます。私も序盤の戦闘をテーマにした案です。

イメージカード:【涼】風野灯織
〔ファンテジィソナーレ〕

「戦い」藤沢慶昌
出典:TVアニメ『宝石の国』

岡ディ:今回テキストも考えてきたので、併せて是非どうぞ。

少年の主人公がチュートリアルを終えてはじめに戦うボス。森を出るだけの力があるのかを試す妖精または女神。その実力を示すことで、広大な冒険のフィールドへと飛び出すことが出来る。物語の終盤には、過去の始まりの森へと戻ってくる展開があって、あんなにも包容力と偉大さを放っていた女神が、昔はひおひおしていた事実を知る展開があるとなおよし。

さちいろ:きたきたきた! こういうの、こういうのが見たかったんだよ。

岡ディ:清廉な感じに、これから先の冒険を思わせるハーモニーが灯織にはぴったりだと思って、この人選にしました。

さちいろ:ね、弦が多めの曲だからこの衣装ともすごくバッチリ。

特ッカ:灯織のカードが背景からしてもこの曲にピッタリですよね。

岡ディ:物語を始めて最初に足を踏み入れるマップ、そこで操作方法とか戦闘システムとかを一通り把握した後、冒険を始める前段階で試練として立ちはだかる女神様です。終盤に戻ってくると、最初に出会ったころとは違って、素のひおひおした表情も見られるようになるって言うのまで込みで考えました。

先日リメイクが発表されたスターオーシャンのレナと出会うシーンが
非常にイメージに合っていた

ミナセ:めちゃめちゃ人気が出るキャラ設定だ……

さちいろ:二次創作めっちゃありそう。

生乾き:BGM妄想の仮想ゲームの二次創作って結局何次創作なんだ……

特ッカ:さっきのさちいろさんの案でもあったけど、やっぱり序盤のボスって後半にまた出てきて欲しいんだよな。

岡ディ:ですよね! 再登場って最高に燃える設定ですよね!

さちいろ:最初のボスがラスボスになっても面白いし、シナリオ中に何度もちょっかいをかけてくるキーキャラになってもいいし……最初のボスって本当に料理のし甲斐がある。

ミナセ:シナリオ的にも、物語が進むにつれて主人公が実力も内面も成長して余裕が出てきたことで、ひおひおした内面が見れるようになるんだろうな~

さちいろ:ストーリーの進行具合によって始まりの森に戻った時の灯織との会話のテキスト変わるってやつだよこれ!!

生乾き:ファイアーエムブレムのシステムで、一緒に戦っているうちに親愛度が上がってその仲間との会話テキストが解放されるみたいなのがありますけど、その中でひおひおした内面が見えてくるって言うのでも面白いかもしんない。

ファイアーエムブレム無双より

さちいろ:あ~~~~、いいな~

ミナセ:そっちでひおひおもいいな!

生乾き:私が身内のオタクとやった前回の座談会の時も、ファンテジィソナーレシリーズの真乃で、まさに同じポジションの設定で案が出たんですよね。この衣装におけるオタクの共通認識があるのかもしれない。

※前回

さちいろ:なんか似合うんだよなぁ、最初のボス的な立ち位置。

岡ディ:物語上主人公の味方にもなってくれる敵と出会うのってやっぱり序盤か終盤のどっちかみたいな感じありますもんね。

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プレイヤーたちの共通認識が垣間見えた一曲。イルミネの持つ誰かに寄り添う優しさは、冒険の始まりに寄り添う存在の心強さに似たものを感じさせますね。衣装のイメージも世界観にマッチしています。
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☆1巡目 4番手 ミナセ

ミナセ:私の発表なんですけど、画面共有するので移動してもらってもいいですか?

生乾き:この人まさか

ミナセ:動画を用意しました。

和泉愛依
イメージカード:【メイ・ビー】和泉愛依

「Light My Fire」KOTOKO
出典:テレビアニメ『灼眼のシャナⅢ』

ミナセ:これはもう愛依の曲と言っても過言ではないくらいの一曲です!

特ッカ:ボーカル付きのBGMをバックにした戦闘、凄い好きなんだよな。

生乾き:うわ~~~~~、良すぎ!!

ミナセ:灼眼のシャナのOPテーマ曲ですね、これよくないですか? 割と歌声自体が愛依に似てるんですよね。

さちいろ:わかる、すごい似てるんだよね。

岡ディ:なんならカバーしてほしいぐらい。それぐらいピッタリです。

さちいろ:落ちサビめちゃくちゃ愛依ちゃんだ~~~~! 最高!

B(裏切り)ルートのラストで和泉愛依と戦うときに流れる曲
シナリオ初期に戦っていた時を想定していると苦戦するため相応の準備が必要である。

ミナセ:ストレイと共闘するのが通常のAルートなんですけど、Bルートではストレイを裏切って倒していくことになります。あさひと冬優子はこの段階で既に倒しており、最後に立ちふさがるのが愛依となっています。

特ッカ:ストレイとの戦い、自分も考えたんですけど一緒でした。愛依が最後に戦う相手なんですよね。

ミナセ:プレイヤー視点だとすごい倒しにくい相手なんですよね、仲間だったころの思い入れもあるので。ファイアーエムブレムとか、敵味方の関係性が政情や戦況で変わることもあるのでBルートはそこら辺からインスパイアを受けてます。

生乾き:風花雪月、マジで周回するたびに違った胸の痛みがあったんだよな。

岡ディ:僕初見のときはこのゲーム、Bルート心苦しくてクリアできなかったんですよね……

ミナセ:Aルートの愛依はステータスの伸びも大器晩成型で、分かりやすい長所のあるあさひや冬優子に比べると出番は控えめになりがちなんですけど、Bルートで戦う相手になった時は滅茶苦茶強くなるんです。

ミナセ:愛依ちゃんはガッツがやっぱりとびきりなので、この戦闘でも二、三度倒したとしても立ち上がってくるんですよね。粘り強い。

生乾き:めちゃくちゃアンダーテールのアンダイン戦のイメージだわ。

正義のために何度も立ち上がり
主人公に立ち向かおうとするアンダイン

さちいろ:(笑) いやすっげ~分かる!

生乾き:戦う理由がある限り、和泉愛依は立ち上がるんだよな……何度でも。

さちいろ:そうなんだよなぁ……これ戦闘終わり、落ちサビでフェードアウトしてから『Going my way』でエンディングでしょ。

ミナセ:もうそれはプレイヤー側が負けちゃってないですか笑

さちいろ:もういっそ、プレイヤーの負けが一つの終わりになってもいいと思う! マルチエンディングシステムの中の、一つのエンディングがこの戦闘における負けみたいな感じで。

岡ディ:ありですね。システム上ではGAME OVERにはなるんですけど、ファンの中では一つのエンディングとして扱われてる……みたいなこともあるのかも。ファンの中で通称『愛依END』と呼ばれている行き止まりへの分岐。

さちいろ:それだ! それでいこう! 

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これまでの案からグッと戦いの印象が苛烈なものに変わりました。戦いの中では敵と味方の関係性が揺れ動くこともある、その時に相手の姿がどう映るのかはまた世界観によって変わって来ます。仲間のためにプレイヤーに立ち向かっていく愛依の勇姿が鮮明にイメージされました。
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☆1巡目 5番手 生乾き

生乾き:ミナセさんが愛依ちゃんの案を出して、パスで繋げてくれたのでそれを受ける形で私も行きます!

生乾き:ミナセさんのはプレイヤー側が愛依たちストレイを裏切る案でしたけど、私の場合はその逆に近い。闇落ちじゃないけど、愛依が本当に”敵”として立ちふさがった時の戦闘BGMです。

さちいろ:キタキタキタキタ!! こういうのこういうのこういうの!

岡ディ:いや~、いいですね~! そういうのちょうだい!

ミナセ:ついにCルートが来たか……

和泉愛依
イメージカード:【今のうちは走らない】和泉愛依
〔トレーシングミュート〕

「愛してその悪を知る」(井内舞子)
出典:アニメ「アクダマドライブ」

ミナセ:あ~~~~! わかる~~~~~!

生乾き:そう、ミナセさんなら分かるかもな?って思ってた。これ、ダンガンロンパのシナリオ原案・デザイナーの方々が制作に携わってるアニメなんですよね。

ミナセ:この曲は出したくて悩んだ……!

生乾き:今回の愛依ちゃんは、本人の意志で裏切ってるのではなくて、悪の研究組織によって肉体改造をされたみたいなイメージです。

生乾き:登場するゲームで、プレイ中に拾える収集のアイテムのテキストがあったんで貼っときますね。

【アテナの揺籠研究員の手記3】
俺は外道になんかなりたくなかった。科学の本懐は神に背くこと、生命の神秘とやらを土足で踏み荒らすときにはえも言えぬ悦楽を感じたものだ。
だけどそんな俺にも人の心は僅かに残っていたらしい。今回の実験ばかりは吐き気を催した。
頭蓋にドリルで穴を開けて、脳みそを掻き分けて機械を嵌め込む。義手や義足をつけるのとは訳が違う。人間をただの人形に作り変えるためだけの作業なんだから。
今回の女は元々祖国のために身を賭して戦った英雄らしい。鮮やかな金髪に、普段の溌剌とした笑顔。戦闘の際にはキリッとそれが引き締まるのが隊士たちからも好評で指揮をあげるのに一役買っていたと、兵隊の友人から聞いた。
知りたくなかった。俺は自分の手でその女から感情を奪い取り、痛みも苦しみも喜びも何も分からない傀儡に変えようとしているのだから。
どんな凌辱や嬲り殺しなんかよりもよっぽど人道に反した行いだよな、全く。

さちいろ:長い長い長い長い!

特ッカ:あ~、こういう隠し要素拾い集めるの本当に最高。

ミナセ:研究員側の手記なんだ。

生乾き:愛依ちゃんはもともと生身の時は国を守るために戦った英雄……だけど国の陰謀のせいでその肉体は戦争のための道具として改造され、本人の意志とは無関係に戦わされているという設定です。

ミナセ:重い……鬱ゲーじゃないですか。

特ッカ:アテナの揺籠を壊滅させるイベントはちゃんとあるんですよね!?

生乾き:あ、そこら辺のシチュエーションを指定した設定もあるのでよければこちらも。

Mission06 『サイボーグは羊の夢を見ない』の最後に待ち受ける謂わば章ボス。これまでのストーリー中何度となく名前が登場してきた『英雄:和泉愛依』の成れの果ての姿。生死がこれまで不明瞭なままにされてきたが、彼女はカリフォルニア・クリークにて再起不能な重体となっていたことが戦闘開始前に明かされる。中央政府により、彼女自身の持つ能力は兵器利用の価値があるとみなされ、極秘研究機関【アテナの揺籠】により人体改造を受けることになった。人体改造の過程で感情は殆ど失っているが、口調は本来の彼女自身のままである。そのため軽妙な語り口のわりに表情のスチルが切り替わらなかったりとハッキリ言って不気味である。
人体改造により彼女の神経回路と戦闘用巨大ロボットが完全に同期。ロボットの中枢にいる彼女を引き摺り下ろし討滅するまでが一戦闘となる。ロボット自体には基本的にダメージを与えることはできず、戦闘は苛烈な攻撃を一定時間耐え忍ぶことで生まれるムービーイベントで進行していくことになる。
※QTEを成功させることで仲間からの支援の攻撃が発生し、ロボットに隙が生まれる(ヘリからのロケットランチャー等)

さちいろ:長い長い長い長い!

生乾き:曲もさっきの設定とかを踏まえて聴いていただくと、展開とかがすんなり入って来るかと思います。

さちいろ:うわ、すっごいかっこいい!! イントロでスネアを連打する曲っていい曲しかないんだよな。

生乾き:序盤の電子音はめちゃくちゃストレイなんですけど、後半に進むにつれて愛依ちゃんらしさがどんどん増していきます。愛依ちゃんってやっぱりクールではあるんですけど、その中でも内に秘めた激情、熱いハートは人一倍強い子なのでそこをどうにか曲に落とし込みたかったんですよね。

さちいろ:分かるなぁ、熱いメロディなんだけど音自体は結構冷たい系というか……まさに両面の和泉愛依が感じられる。

特ッカ:同じ曲調が繰り返される曲なのに、そのたびに表情が違うな……

生乾き:曲はちょっと物悲しくもあるんですよね、それが今回の設定に生かしてる部分です。プレイヤーサイドには本当は戦いたくない気持ちがあるんですよね。

さちいろ:プレイヤー側がかつてその英雄に救われた側の存在、なんだもんな……

生乾き:英雄の頃の姿を知っているからこそ、この戦いは苦しく、そして美しい……

ミナセ:ゼノギアスとかの世界観だもんな、これ。

さちいろ:(笑)

生乾き:最終愛依ちゃん自体を打倒することはできないかもしれない。ムービーで愛依ちゃんを人体改造した研究施設が爆破され崩壊していく中で愛依は生死を語られることもなく退場していく……みたいな。最後の最後、倒壊していく中で上がる砂煙の中に影だけが見えていて欲しい。

岡ディ:あ~、いい。状況的には助からないだろうと思われるけど、あくまで公式側には生死不明を貫き通してほしいですね。

ミナセ:MOTHER3を思い出すなあ。

これはMOTHER3のクラウス

さちいろ:愛依がまた最後にもう一度立ち上がろうとしたところで暗転してほしい。

ミナセ:うわああああああああ、そんな、そんなことをしないでくれ

さちいろ:すみません、性癖です。

特ッカ:改めて設定の「感情はほとんど失っているが、口調は本来の彼女自身のまま」ってところクるなぁ……

生乾き:すみません、性癖です。

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愛依との敵対という点では直前の案と同じなのに、戦いの表情は大きく一変しました。拳を交わすのに際して背負っているものの違いはかなり大きいようです。
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☆2巡目 1番手 岡山ディビジョン

岡ディ:だいぶドラマチックな設定の案が来たので、私もドラマチックな展開のある案を出させていただきます。

シーズ
〔モノクロマテイクジルコン〕

「Demiurge Ⅱ:Negai」(コーエーテクモサウンド)
出典:ペルソナ5スクランブル

岡ディ:純粋にこのイラストが好きなので、それにあう曲を考えて持ってきました。

さちいろ:本当にシーズのこのイラストいいよなぁ……

岡ディ:これは二人同時に戦うことになるボスなんですけど、ちょっと演出がありまして……

イントロで翼が広がるシーズ。片翼ずつを背負ったシーズが並び立つと、大きく翼が広がっているように見える。ボス戦が進み、どちらか一方を撃破したとき、初めて残った人物が両翼になる。にちかが残ったときは深紅の翼。美琴が残ったときは深緑の翼。

さちいろ:うわ~~~~~~! よすぎ~~~~~~~!

生乾き:戦闘システムとしても面白い……!

岡ディ:それぞれ戦闘スタイルも違うので、考えなしに片方を倒してしまうと厄介なことになるんですよね。初見に苦戦するポイントです。

さちいろ:片方倒して両翼の形態にまで進んだと思ったらその翼で飛び始めるのがね……本当に厄介な相手だった。

岡ディ:(笑) 設定的にも、実際の実力としてもシリーズ通しての強キャラランキングに名前が上がりますね。

特ッカ:「ここで詰んだ」の書き込みが総合スレに滅茶苦茶あるやつ。

ミナセ:美琴を残したくないなぁ、火力高いんだもん。

さちいろ:にちかもにちかで両翼になると自分で回復するようになるからなぁ……

岡ディ:結構重々しい楽曲ではあるんですが、シーズと戦うシチュエーションなら私はその戦いが彼女たちの願いをかなえるための物であってほしいという願望がありまして……たとえシーズが敗北をしたとしても、その背中には翼があったというメッセージが残るように祈りを込めました。

特ッカ:うわぁ、いいなぁ……心情を含めての設定なんですね。

ミナセ:ギターが入る熱いパートがすごいいい……戦いの激しさが熱をもって感じますね。

さちいろ:にちかの目が赤く光って美琴の目が緑に光るパートだ、あ~~~~~! マジで妄想が止まらない曲だ。

生乾き:合同ライブの「バベル」をカバーした時に俺の中でシーズの強キャライメージってだいぶ固まってたから、それにピッタリと符合した感覚でした。最高。

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シーズはユニットの中でも対であることの意味が非常に大きいユニットです。シーズの持つ個性をゲームシステムの設定に綺麗に落とし込んだので、参加者たちからは絶賛と共感の嵐。荘厳な曲のイメージも、シーズが登場以来積み上げて来た世界観にぴったり。
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☆2巡目 2番手 ミナセ

ミナセ:みんなちょっと重い曲出しすぎっすよ。ちょっといったん頭をリフレッシュしましょう。

さちいろ:リフレッシュ本当にさせてくれるんだろうな???

三峰結華
イメージカード:Hakoni□a

「謎バトル」
出典:レイトン教授シリーズ

生乾き:ほ~、こういう感じか。バトルの解釈も色々ありますからね。

さちいろ:確かにこの服はレイトン教授の世界観、英国風の雰囲気があるからな。

特ッカ:あ~~~

ミナセ:それじゃあせっかくなので皆さんで謎を解いてみましょうか

一同:!?!?!!?!??!??!

特ッカ:おいおいおいおいおい

岡ディ:おいおいおいおい

生乾き:何やってんだよ!笑 やばい頭に入ってこない……!!

生乾き:うわすげーーーーー!? ちょっと待て、処理しきれない! 再現度高すぎるって……!

ミナセ:ちゃんとピャカラットにしてます。

岡ディ:ちょっと待ってくれこれ……最高……!

特ッカ:待って待って待って! 謎解く頭になってない!

一同:あ~~~~~~~

ミナセ:ただこの答えのイラストを描きたかったんですよね笑

生乾き:うわ……マジで上質なMAD動画だった……この謎を摩美々たちに落とし込んでるのが解釈として非常に良い……

ゲーム「三峰結華と心に住む人」のラストバトルである謎解き5連戦でかかるBGM。
謎うち4つはそれぞれアイドルに関するものであり、難易度も高く高評価を得ているが最終問題であるナゾ99「動点P」は過去作の中でも難易度が異常に高く賛否両論となっている。
また、謎の数も99と中途半端になっているが、このことに対し総合プロデューサの高山は「謎100についてはゲーム内で出し終えている」と答えている。

生乾き:う~わ、このテキストもめっちゃいいな……三峰愛に溢れてる。

さちいろ:最後の一文が良すぎるだろ。

生乾き:高山が余りにも粋すぎる。

ミナセ:レイトンをテーマにするので、衣装もアイドル衣装じゃなくて通常衣装の方にしました。ハットの結華が可愛いんですよね。ついついイラストを描きたくなっちゃって。

さちいろ:イヤ、ホント~ニソウ 

生乾き:すごいな……今のミナセさんの発表の終始何が行われているのか分からない感覚、最高に気持ちよかった。

一同:(笑)

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「戦い」を柔軟な発想で捉えて、推理という解を導き出した妙案! 更にはMAD動画まで準備して来て、原作への愛も感じさせてくれました。これまでの空気をガラッと変えてしまうほどの手腕に、参加者一同感嘆の一言。
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☆2巡目 3番手 さちいろ

さちいろ:黄色いカードが出たので、俺も黄色いカードで行く

ミナセ:おお? 黄色……黄色か……

樋口円香
イメージカード:【ギンコ・ビローバ】樋口円香

「モドレナイノ」大越香里
出典:艦隊これくしょん

生乾き:みんな軽率にMAD持ってきすぎでは????

さちいろ:レギュに指定しなかった方が悪い!!!!

ミナセ:ちょっと我儘なままになりましたね。

岡ディ:ライブに悪影響を受けた人たち

ミナセ:この曲良いんだよなぁ~~~! バックで入っている苦しんでいるような声が樋口の胸中を示しているようで……

さちいろ:この曲はパーティ編成に制限があるタイプのゲームで、樋口円香をパーティから外した時にのみ発生する戦闘です。

ミナセ:戦闘条件がめんどくせえ~! 「私は不要ということですか」から始まる戦闘……

生乾き:なんだろうな、ギンビロのイメージがあるからなのかな。戦闘している場所が町中というかそういう日常に近い空間な気がする。

さちいろ:割とそんな感じ。町中なんだけど、少し外れにはすぐに山がある場所というか……

岡ディ:気が付けば人の姿も周囲からいなくなっている寂れた町みたいな哀愁がありますね。

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なぜMADが続くのか……?? 参加者たちのこの座談会へのモチベーションの高さを感じずにはいられません。
円香の持つジレンマ、葛藤を感じさせてくれるような選曲でした。一筋縄では行かない相手、というのがBGMからも伝わって来ます。
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☆2巡目 4番手 生乾き

生乾き:全然つながりとかはないんですけど……前の巡で闇落ち気味の愛依ちゃんを出させてもらったので。

生乾き:ちょっと続くんですが……あさひちゃんの闇落ちを持ってきました。

ミナセ:うわ~~~~~!

さちいろ:これパターン読めて来たんじゃないか!?

芹沢あさひ
イメージカード:【

生乾き:……いや、違うな。

生乾き:これ、あさひじゃないな……これ…………



生乾き:シロだな

シロ
イメージカード:【<IF>】黛冬優子

ミナセ:なんかこの人画像加工してるんだけど

さちいろ:不穏すぎる

・補足
シロとはストレイライトのイベントコミュ「if(!Straylight)」にて登場した架空のゲーム及びアニメ<IF>の登場人物である。日常を生きるごく普通の女子高生たちがメタバース空間、<IF>の世界でアイドルになるという物語。ストレイライトの三人はこのアニメの舞台版で、登場人物たちのメタバース空間での姿を演じることとなった。シロは芹沢あさひが演じたキャラクターであり、非常に淡々とした喋り方を行う、感情の起伏の少ない人物である。

「エクストリームベースボール (ニュールール ver.)」高田雅史
出典:テレビアニメ「トライブナイン」

さちいろ:曲名が面白いな……エクストリームベースボールって何だよ

生乾き:それはもう元ネタのアニメですね笑 暴力だろうが何だろうがお構いなし、ルール無用の野球で争うアニメなので……

先日スマホゲーム版のティザームービーが公開されたりした

ミナセ:あ、あれかぁ!

生乾き:そう、これもダンガンロンパのプロデューサーさんが関わってるアニメなんですよね

生乾き:今回のこの曲はムービーが挟まって、戦闘に突入するまでの流れ込みで考えて持ってきてます。イントロ部分は研究施設みたいな空間で、ポッドの中から洗脳を受けたシロが姿を現すムービーが流れてます。

さちいろ:あ~、そういうのもあるね。ムービーからそのまま戦闘に入るパターン。

生乾き:それと……よいしょ

シロ(暴走状態)とは、『StrayLight:Multiverse Records』に登場するボス。

▽概要
本作における4章のイベントボス。3章で一時パーティを離脱していたシロが『WantCry』によるプログラム改ざん、いわば洗脳を受けた状態。
アオとモモの存在すらシロは認識できない状況下にあり、セキュリティに干渉してくるエラーとして排除のために立ち塞がる。
通常のシロと異なり、瞳が赤色に点灯しており、いつも以上に冷淡でオートマチックな受け答えをする。

▽戦闘
通常のシロをより過激にした戦闘スタイル。
『I-LOVE-U』の敵に共通する要素として、ウイルス散布によるデバフ攻撃があるが、彼女もその特徴を受け継いでいる。
特に『Stannet』は防御力低下と麻痺を同時に引き起こすので注意。戦闘の際にはモモのバフスキルがキーとなる。

▽余談
製作者によると、「一度ここで心を折られてほしい」と設計された戦闘らしく、その言葉通りに異様に難易度が高い。
4章における中ボス的な立ち位置ではあるものの、章ボスである『WantCry』よりも苦戦したプレイヤーも多いようで、「よくこいつが洗脳できたな」と話題に上がることも多い。
通常のシロのほんわかした雰囲気と真逆の冷たい瞳をしていることからビジュアル人気も高く、ファンからは『闇シロ』『ボロ(暴走シロの略)』の愛称で親しまれている。
間違ってもシロの逆だからクロ、とは呼ばないように。

関連タグ
SLMR シロ 洗脳/闇落ち (編集済)

ミナセ:おっと……?

生乾き:これはピクシブ百科事典の記事ですね。

特ッカ:(笑) わかる、この温度感の書き方。

生乾き:世界観をシャニマス原作の<IF>と基本共通させてるので、インターネット空間、メタバース空間でのお話なんですよね。だからシロの受けてる洗脳もウイルスに感染して陥ってる想定です。

岡ディ:文章に力入ってますね……読むだけで熱を感じる。

生乾き:全然本筋に関係ない拘りで恐縮なんですが、この中に出てくるウイルスの名称は実在のものをもじった名前になってます。

さちいろ:文章量すごいし、オタクが有志で書いてるサイトの文面っぽさがあるんだよな。

ミナセ:最後の「間違ってもシロの逆だからクロ、とは呼ばないように」とかね。

さちいろ:そこ確実に下線引いてある。

生乾き:あ、関連タグこれ間違えてるな。

さちいろ:だよね。これSMLRじゃなくてSLMRだよね、「StrayLight:Multiverse Records」なんだから。

生乾き:なおしま~す

生乾き:世界一いらない編集だなこれ……ないゲームの関連タグの編集ってなんだよ。

岡ディ:これ今参加している人以外意味わかんないですよねw

ミナセ:そもそもSLMRの原作が存在しないんだよなぁ……

特ッカ:いやしかし曲かっこいいな……

生乾き:シロ……あさひってやっぱり読めない子、こちらの予想を飛び越えてくる子じゃないですか。この曲も調子が決まった感じじゃない、すごい不規則な感じなんですよ。

さちいろ:いいね、このノイズ感は確かにピッタリだ。

ミナセ:ストレイはやっぱこういうメカニカルなサウンドが合うな。闇落ち要素も確かに感じる!

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アイドルではなく、作中劇に登場するキャラクターの戦闘BGM案という反則スレスレの案! とはいえアイドル自身がそのキャラを作中で演じていたこともあり、すんなりと参加者たちには受け入れられました。座談会企画の解釈は自由、その裾野は無限大です。
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☆2巡目 5番手 特ッカ

特ッカ:さて、やりますか。これなんですけど

三峰結華

『Herr Bar』Clark
出典:アルバム『Body Riddle』

ミナセ:『Body Riddle』……

さちいろ:すごい引き出しだ……

特ッカ:で、イメージの画像が……





!?!??!??!?!??!??!?!

生乾き:なんだこのカード!?

さちいろ:うおおおおい!?!? おい! おい! 今すぐPixivに上げろ! 

ミナセ:やば! なんだこのイラスト……!!

さちいろ:今すぐこのイラストをPixivにあげろ!!!!!

岡ディ:絵描ける人ずるいよ!!!!!!!!!!! すごい……!!

三峰結華が持つ、精神世界の中での戦い

さちいろ:あ~~~~~~~~~~~~~

さちいろ:ありがとうございます!!!!!!!!!!!!

この世界の主は本来、他人を、ましてや自身に敵対している者を自らの精神の中へ招き入れることなどありえない。
しかし彼女は、それによって生まれた本能的な拒絶を、攻撃へと転用している。
故に世界の奥底へ進むほどに攻撃は激しくなり、道を踏み外せば二度と現実へ帰ることは敵わない。
この世界から脱出するには、危険の伴う心の奥底へと踏み込み続ける必要がある。

特ッカ:これちょっと昔の三峰さんのイメージで作られたゲームなんですよね。【それでは目をつぶりましょう】ぐらいの三峰さん。

さちいろ:あ~、そうですね。感謝祭ちょい前ぐらいの感じかな。

イベント戦のような要素が強く、ボスとの直接対決は存在しない。
ステージの最深部までたどり着けば自動的にボスを倒した判定が出る。
なお、ゲームオーバーになると戦いの始めからやり直しになるため、リトライには結構な時間がかかる。
慎重に進む分にはそこまで難易度が高くないのだが、このステージではランダム要素が強く、
急いで攻略をしようとすると思わぬ形で即死判定に引っかかることがある。

ミナセ:ギミック的にあえて受け入れてるところが三峰っぽいというか……わかってほしいけどわかってほしくない、から……

さちいろ:三峰結華って他人を理解するために一旦自分の内に受け入れたうえでそこから線引きをするんだよ! その時の三峰結華。

ミナセ:あえて少し踏み込ませるんですよね。それで曲調のこの不安定さもいい。

さちいろ:ん~、本当にそうね。

さちいろ:ねえ、ホントPixivにあげてくんない??? 

それ故、RTAを行う際に結華との戦いは鬼門として扱われることが多く、
上述の運要素なども含め、「三峰の機嫌が良ければ良いタイムが出る」というネタが浸透している。
その流れを汲み、ある年の RTA in Japan にて、走者が三峰戦に入る際、そのロード中に行った奇っ怪な踊りは、
「三峰参り」と称され、それ以降、このゲームで行われる恒例行事として関係者から親しまれている。

特ッカ:ちなみに余談でこんなのもあります。

一同:(笑)

さちいろ:これさ! RTA in Japanでロードの時間に走者の人が「先日秩父の三峰神社に行った時のお守りなんですけど……」ってやるやつでしょ、絶対そうじゃん!

一同:(笑)

生乾き:BGMが本当に書いてある内容そのままなんだよな……進んでいくにつれて”何か”も確実に迫ってくる切迫感を感じるというか……

ミナセ:雨っぽい音も所々に沢山聞こえるんですよね。

さちいろ:マップを自分の足で進むんじゃなくてさ、選択肢が都度浮かび上がってきてそれを選択して進むかどうか決めるシステムであってほしい。

ミナセ:昔のペルソナみたいな感じかな。

特ッカ:それかペーパーマリオみたいな。

生乾き:ステージ側が変化していってプレイヤー自体が動いていなくても、どんどん奥へと進むことになるみたいな感じですかね?

ミナセ:あ~~~~!

さちいろ:それもいいな、それだそれ!

特ッカ:ステージの中にいる靄に掴まれるとゲームオーバーなので、靄からどうにかして逃れる術をその場で模索するんです。

さちいろ:これちょいちょい靄の色が変わるんでしょ? アンティーカカラーに……

(楽曲視聴終わり……)

ミナセ:ステージクリアした? 静かになった……

さちいろ:いや、どうなんだろ……わからんな。

特ッカ:おや? 薄靄が晴れた先はどうやら進むことができるようですよ……?

生乾き:急にTRPG卓になった?

特ッカ:進みますか? ここ引き返してもゲームクリアは出来るんですけど……

さちいろ:進みますか……

ミナセ:進みましょう……三峰は自分のことを本音では理解してもらいたいと思っているような気がします。

特ッカ:……結末は皆さんにお任せします。私の中でもこの曲のアイデアは少し迷ったところで、どんなラストが待っているのかは悩むところなんですよね。

さちいろ:いや~~~~~~~~マジでこのイラストをなんらかの共有が出来る形で投稿してください、すごすぎる。

ミナセ:シンプルにコンセプトアートとしてすごくいいんだよな。

特ッカ:これを描くためにリトルナイトメア2をクリアし直しました笑 プレイ中死ぬほどスクリーンショット撮りながらやりました。

生乾き:あ~~~~~~! その感じの雰囲気だったんだ、納得

岡ディ:分かります! 最初見た時にもしかして……と思ったんですよね。

さちいろ:三峰結華の精神世界っていう文が既にいいのに、このイラストがその表現が巧み。

改めて素敵なイラストを

特ッカ:アンティーカメンバーが来た時に、三峰って部屋の棚のカーテンを閉めるじゃないですか。

さちいろ:うん、そうね。ていうかそもそもの構図が結華の部屋を90度回転したうえに、街頭が照らしてるって構図だよね?

イラストのもとになったのが下の状態の部屋
アンティーカメンバーが部屋に来た時には棚にカーテンがかかる

特ッカ:そうです、それで奥や上方が別空間に繋がってる感じで……

さちいろ:画面向かって上側がベッドとかが置かれている床側になるわけだよね。

ミナセ:いろんな角度から光が差し込んでるのもすごいなぁ……

岡ディ:絵も良い、文もいい、発想もいい……走攻守揃ってますね、素晴らしいです。

さちいろ:あ~~~~もうマジで最高!

生乾き:さちいろさんが限界化してる……

さちいろ:当たり前だろこんなの……

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やりすぎ。
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☆3巡目 1番手 岡山ディビジョン

岡ディ:ちょっとまた解釈の深い案が続いていたので、少し空気をカラッと変える感じの案を出させてもらいますね。

さちいろ:ありがてえ……そういうのが欲しかった。

放課後クライマックスガールズ
イメージカード:【code:SH☆☆TING star!】園田智代子

「ride on technology」菅野よう子
出典:アニメ「攻殻機動隊」

岡ディ:攻殻機動隊のアニメ自体はアイドルイメージとは結構離れてはいますが、軽妙かつかっこいいこの曲は放クラのカードに合うんですよね。

生乾き:このイラストのカードは放クラの中でも、スパイ活動的なゲームをテーマにしてるので普段よりちょっと大人な印象もあるんですよね。ジャズっぽい感じの曲が毛色として合うのかも。

敵なんだけれども悪役ではない、主人公達と同じお宝を狙うライバルグループ。初遭遇時に戦闘になり、その際に流れるBGM。腐れ縁的な間柄で何度も激突するが、真の窮地には手を取り合うことも。RPGとかで、ダンジョンを進んでいくたびに遭遇して何かしらのイベントが起こる。お宝を前にしてバトルが起こるが、洞窟が崩壊し始めて手を取り合って逃げたりする。

生乾き:あ~、こういうポジションか!

岡ディ:序盤から登場するライバルポジションですね。何度もお宝を取り合って衝突する敵組織みたいなイメージです。

さちいろ:アニポケのロケット団みたいな感じだ!

特ッカ:戦闘回数も多くなって、そのたびにスタイルもちょっとずつ違う感じですかね。4回目ぐらいになると何か乗り物に乗っていそう。

さちいろ:気球とかね!

特ッカ:チームとしての敵なので、放クラ5人の合体技なんかもありそう。技を出すときに『合体技、いくわよ!』といってカットインが入る。

生乾き:ライバルポジションなんで、旅の途中でちょくちょく町の中でそれぞれと遭遇するイベントがあったりするんですよね。

さちいろ:あ~~~!

ミナセ:町でめちゃくちゃご飯食べてるちょこ先輩にばったり会ってしまうみたいなことありそうですよね。

生乾き:大食い大会の参加者になんか既視感あるぞ……?みたいな。

岡ディ:ついさっきお宝を取り合って激闘を繰り広げたのに、街に戻って普通に鉢合わせるけど今は停戦協定だから……みたいな。

生乾き:サブストーリーでの掘り下げとかあってほしいな。それぞれの個人のサブストーリーがあって、チーム内の他のメンバーへの思い出とか感情を語ってくれる系のイベント。

さちいろ:Pixiv大百科が盛り上がっちゃう。

特ッカ:森ステージの奥地探索してると放クラたちのアジトが見つかるんですよね

さちいろ:実際見つけても「ゲッ、見つかった!」ぐらいの反応で終わったりする。隠し要素。

ミナセ:「ばらすなよ」って釘を刺してくるぐらいのちょい要素

特ッカ:アジトの中には樹里ちゃんに「そこは入るんじゃねー!」って制される進入禁止エリアがある

参加者からはゼルダの伝説ブレスオブワイルドおよびその関連作に登場する
イーガ団によく似たポジションだとも声が上がった

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敵と言ってもそのあり方は様々! ライバルという位置付けで賑やかに旅を彩ってくれる相手に放クラをチョイスしました。なかなか憎めない相手として、人気も高くなりそうです。
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ここで最後の参加者であるサムライニトウリュウさんが合流。
ひとまずは一通り3巡目を回して流れを確認してもらいつつ、発表数を揃えるためにサムライニトウリュウさんには3巡目の終わりに3曲連続で案を提出してもらうことになりました。


☆3巡目 2番手 ミナセ

ミナセ:とりあえず私が発表して座談会の流れを改めて確認しましょうか。ちょうどちょこ先輩の案があるんで……

ミナセ:皆さん私の画面共有に移動をお願いします。動画を流しますんで。

生乾き:この人だけ発表方法違うんだよな……


一同:あ~~~~~~~~!

ミナセ:すみません、マイコレPV流しちゃって。

さちいろ:マイコレ持ってねーよ!!!!!

生乾き:なんだこのPV、知らねーんだけど!!!!

園田智代子
イメージカード:【プリティ・スイート】園田智代子

「Lovely City」Calum Bowen
出典:Lovely Planet

パーティゲーム「283プロ大集合!チョコレートフェスティバル」の1人用モードのラスボスとして君臨する園田智代子のテーマ&フィールド曲 フィールドに散らばったチョコを集める本作であるが、ラスボスの園田智代子はスピード、スタミナともに優秀で、有栖川夏葉に鍛えられたと考えているファンも多い。また、当たり判定もユニットに対し非常に大きく、吸い込んでいるという噂。

ミナセ:というわけでパーティゲームの一人モードにおけるラスボス的なキャラクターのちょこ先輩です!

さちいろ:そりゃこのゲームタイトルならちょこ先輩しかラスボスはいねーだろうよ!

ミナセ:大体中ボスくらいには千雪が出てきて、それも結構強いんですけどね。スペックがちょこ先輩はずば抜けてます。

生乾き:このパーティゲームって、いろんなミニゲームが入ってるタイプのゲームですか?

ミナセ:いや、イメージは一番近いので言うとカービィの最近Switchで出たバトロワのものですね。

ミナセ:それとやっぱりグルメレース。当たり判定がでかい~のところはグルメレースのデデデがそのまま当てはまります。

特ッカ:Steamで出してくれないかな~、すごい楽しそう。

さちいろ:やりたいねえ……

特ッカ:夢色ストライドでも園田智代子はまんまるだと証明されたので……ピンクの悪魔と同じ素質はある。

【日々の灯り】西城樹里のあまりにもまんまるな智代子

岡ディ:「戦い」の解釈、この手があったかといった感じですね。

生乾き:ミナセさんはさっきからそこの掘り方がうまいですね。何も拳を交えるだけが戦いじゃないんだもんな。

さちいろ:その手があったかってのを連発してきてるよね。

岡ディ:かっこいいBGMにはどうしても合わない感じの子もいますけど、こういう形なら「戦う」ことにも納得がいきます。

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愛らしいアイドルとの戦闘をパーティゲームの舞台に持ち込んだ、捻りのある名案! それぞれの個性を活かそうとする愛を感じますね。可愛く明るい曲に、プレイ中も気分が上がりそうです。
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☆3巡目 3番手 生乾き

生乾き:放クラ曲が私もあるのでいかせてもらいます!

放課後クライマックスガールズ
イメージカード:【ドンチャンマツリバヤシ】

「合戦!闘志天生」亀岡夏海
イナズマイレブンGO2 クロノストーン

生乾き:割と衣装ありきなテーマですね。イナイレ自体が放クラ適性が高いんですが、その中でも好きな組み合わせを持ってこさせてもらいました。

ミナセ:和の感じが合いますね~! これ、織田信長の前でサッカーした時のBGMですかね?

生乾き:そうそう! それです!

ミナセ:やばい今までで一番長い!

生乾き:すみません、これはゲームの攻略チャートをイメージして書いた設定資料です……めちゃめちゃ長くなっちゃった。

(※長すぎたのでテキストファイルにしました)

特ッカ:高レベルのデビ太郎とかパワーワードすぎる。

ミナセ:たまごろうの入手方法か???

生乾き:さっきの岡山ディビジョンさんの案にもありましたけど、放クラは敵というよりはライバルみたいな関係性を想像しやすくて、私の場合もそういう爽やかな関係性を想定してます。

岡ディ:バフは仲間同士で掛け合うけど、こっちにデバフを撒いたりはしないんですね。

生乾き:そうです! 仲間同士の相乗効果で放クラは強くなるんですが、プレイヤーのステータスを下げたりはないんです。

生乾き:私めちゃくちゃシャニマス×イナイレ妄想するのが好きで……昔アイドルの必殺技と化身の組み合わせ全部考えたことあるんですよね。

一同:笑

ミナセ:やりがちだよな、オタク。

ミナセ:めぐるがグレイトか、へ~! 冬優子がアテナ……わかるなぁ、果穂がロビン……なるほどね! なんか文房具みたいな感じの化身もいなかったっけ?

生乾き:ブングオーね、メカ円堂の化身。

ミナセ:なんかにちかが皇帝ペンギン2号を打ってる二次創作は見たな。

さちいろ:あ! 皇帝ペンギンは知ってる! 俺イナイレわかるの円堂までなんだよな……ドラベースで育ったからよ……

生乾き:おっ、満月大根切りね。

ミナセ:WWWボール(ワンダーワイドホワイトボール)ね。

岡ディ:シオカラトンボールね。

特ッカ:赤トンボールメタのブラックホール打ちね。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
好きなドラベースのキャラ・エピソードを語る流れになったため割愛
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

ミナセ:これ今何の話してます?

さちいろ:放クラ、妙にコロコロ連載漫画との相性の良さあるんだよな。

生乾き:放クラにはホビーアニメに出てほしいんだよな。果穂ちゃんに「ベイブレードは人を傷つけるための道具じゃないです!」って言ってほしい。

岡ディ:笑

ミナセ:新作のベイブレードXは完全に人を傷つけるための道具ですよ、内側の歯車が壁にぶつかってさらに加速して……

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
ベイブレードXについて語る流れになったため割愛
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

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ここに来て真正面から王道の戦闘BGM! 参加者たちの少年心がくすぐられて思い出トークにも花が咲きました。いつの時代も少年たちの心を惹きつけるのは、こんなふうに爽やかに汗を流してお互いを讃え合えるようなカラッとした戦いでしょう。
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☆3巡目 4番手 さちいろ

鈴木羽那
イメージカード:【絶対純白領域。】

一同:!?!?!?

ミナセ:おいおいおいおい!

特ッカ:で、出た~~~~~!

さちいろ:好き放題言えるのはな、今のうちなんだよ!!!!!!

生乾き:正直コメティック持ってくる人だれかいるかもな~とは思ってた。

岡ディ:企画が我儘を挟んで延期になって、その間に加わった子ですからね。

さちいろ:我儘なままに行かせていただきました。

生乾き:じゃあ聞こっか🍉

さちいろ:聞こっか🍉

「TEmPTaTiON」かねこちはる
出典:maimaiでらっくす

さちいろ:「TEmPTaTiON」は誘惑の意味。この前のツイッタージャック企画ですごい勢いで誘惑してきた子なのでね、そこが発想の大本です。

ミナセ:自分はあれ、最初の印象とだいぶ違って驚きましたね。

さちいろ:えっ、そう?

ミナセ:割と見た目では真面目系、クール系な印象だったんですよね。

生乾き:思っていた以上に懐に入り込むのが上手な子でしたよね。

ミナセ:しかし曲かっこいいなぁ……

さちいろ:コメティックってかっこいいからさ、曲もかっこいいの当てたくなっちゃうわ。

さちいろ:【絶対純白領域。】のカードをイメージに使っているんですが、この曲もなんか白い感じがしません?

生乾き:あ~、わかるかも。

特ッカ:聖属性、光属性って感じのイメージがありますね!

岡ディ:こうやって聞いてみると絶対純白領域もなんか技名みたいですよね。自分のフィールドを展開するみたいな。

ミナセ:なんか曲に小悪魔っぽい感じもありますね。ああいい、こういうのに弱いんだ俺は。

ミナセ:めっちゃよかったけど……俺はまだ鈴木羽那という子をよく知らねえ!!!!!!!

さちいろ:俺もまだ知らねえ!!!!!!

ミナセ:これ一年後に見返したらどんな印象になるんだろう。

岡ディ:全然違ってたパターンもそれはそれでおいしいですね。

さちいろ:でもマジで「TEmPTaTiON」って単語は当てはまる子だと思う!

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まだ登場して間もない鈴木羽那というアイドルにイメージを膨らませた挑戦的な一案! 現段階で私たちの抱いているイメージの共通項をうまく拾うことに成功したようです。参加者たちも口にした通り、これから先の未来で振り返るとまた違った味のする案になりそうです。
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☆3巡目 5番手 特ッカ

幽谷霧子

『Plein Soleil』 world's end girlfriend
出典:アルバム『LAST WALTZ』

ミナセ:「world's end girlfriend」! 名前は聞いたことあるぞ!

生乾き:相変わらず曲がすげえ……

特ッカ:スクリーンショットをまた撮ってきてるんで貼りますね。

さちいろ:スクリーンショット!?w




!?!?!?!?!??!?!!??!

岡ディ:うわ~~~~! すげ~~~~!

さちいろ:うわ、めっちゃめちゃいい。

生乾き:羽の描き込みすごいな……

岡ディ:このゲーム難しかったっすよね、結構時間がかかった。

ミナセ:割と即死ゲーみたいなとこあるんで、慣れるまで大変でした。オープンワールドなのに即死要素あるんで心折れるんですよね。

さちいろ:鬱ゲーなのに死に覚えゲーなんだよな、マジでしんどいんだよな。

生乾き:みんな一瞬で同じ「ない」ゲームのイメージ共有してるの何なんだ……

色のない霧を抜け、カメラを上げると剣の届かない上空に彼女が浮かんでいるのを見ることができる。 霧子はこちらに気づいていないみたいにどこか遠くを見ているが、すぐに大量のホーミング弾が画面を埋め尽くす。 静かなBGMに光波の着弾音が鳴り響く様はプレイヤーに深い絶望を与える。 撃破トロフィー取得率が極端に低いことで有名。

岡ディ:これってクリアに攻略必須のボスでしたっけ?

ミナセ:いや! イベントとかで出現するぐらいじゃなかったでしたっけ? でも設定が割と重たかった気がする。

生乾き:クリアの本筋には関係ないフィールドエンカウントのボスかな。

特ッカ:続きがもうちょっとあって……

ミナセ:まだあんのかよ。

霧子に生えた羽から無数に放たれる光波は、攻撃でも、ましてや本人の意志によるものでもない。
ゲーム内で読むことができるテキストには「ただ、あらゆる痛みから守ろうと祈っていた。遠い過去にもう居なくなってしまった誰かを。」
という一節があり、侵入者であるプレイヤーを、意思を持つ羽が迎撃していたということを示している
ただ眠っているように見える彼女は、こちらの攻撃にも一切反応する様子を見せない。
ボス戦を終え、先に進むと、そこには数個のアイテムを除けば何も残っていない。

岡ディ:フレーバーテキストの解像度が高すぎる……

ミナセ:SEKIROで見たわ、こういうの。

岡ディ:これクリアしているプレーヤーの中でも倒している人そんなに多くないんですよね。ゲームが出てしばらく経ってからプレイヤー同士で「そんな敵いた!?」って話題になって共有されるやつ。

さちいろ:ちゃんと探さないと見つからない場所にいるんだよね。

特ッカ:だいぶ気合い入れて探さないと見つからないんですよね。僕は初見で見つけられましたけど、流石に戦闘は負けました。

さちいろ:それはそう、初見撃破が許される相手じゃない。

岡ディ:専用の対策を講じていかないといけないから前情報なしだとキツイんですよね。

特ッカ:奥に見える廃墟がおそらく守っていた「何か」なんですけど、もうそこにはアイテムが数個落ちているだけなんですよね。

さちいろ:でも噂によるとその先に没データでまだボスがいたみたいな感じでしたっけ?

特ッカ:没データではもう一体のボスの存在はあったんですが、紆余曲折あってそのボスは姿を消して、霧子だけが単身でここに置かれるようになったんですよね。

生乾き:これBGMって出現したときに流れてるBGMですか?

特ッカ:出現したときから流れていて、シームレスに戦闘が始まっています。遭遇するなり羽が黄色く光るホーミング弾を射出してきます。

岡ディ:この戦闘に行きつくまで一度も聞くことのないBGMなので流れてきた瞬間にめちゃくちゃ興奮するんですよね、やっと出会えた!って感じで。

特ッカ:結構殺伐とした雰囲気のある戦闘なんですけど本スレではかなりヒロイン的扱いを受けてるんですよね。

ミナセ:ビジュアルが良すぎたからなぁ。

さちいろ:戦闘中にセリフとかが画面の下のほうに出るシステムだけど、この戦闘では三点リーダーしか出てこない。でもそれが人気の理由。

生乾き:マジで特ッカさんの案の時みんなこぞって「ないゲーム」の思い出語りだすの面白すぎるな。

岡ディ:集団幻覚

さちいろ:何言ってんすか、だってここにスクショ貼ってあるんですよ? 

ミナセ:まあ200時間ぐらいプレイしたゲームだしな……

生乾き:まあそのためにPS5買ったみたいなとこあるしな……

特ッカ:ローンチはPS5で後からPC版も出たんですよね。

岡ディ:そうですよね、PS5の転売が横行してた時期にリリースされて俺このスクショだけ見てずっとやりたかったんですよ。でもいざPC版出て自分でプレイしたらこのボスに出会えなくて……

特ッカ:あはは、あるあるですね!

さちいろ:これはあるある、超あるある。

生乾き:超ないないなんだよ、存在しないんだよ。

岡ディ:出現場所調べて「わかるかぁ!」って言った覚えがありますね。

生乾き:いったい何を見たんだよ。

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だからやりすぎだって。
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☆途中参戦 サムライニトウリュウ 1曲目

サムライ:皆さんの発表を聞いて高まってきましたよ! 私も行かせてもらいます!

生乾き:よし、新しい風を吹かせましょう!

サムライ:推しの一枚を行かせてもらいます!

西城樹里 
イメージカード:【夏服にWIND YOU!】西城樹里
〔アイムユアナイト〕

「天裂く流星」 金崎猛
出典:ファイアーエムブレム風花雪月

さちいろ:ア~~~~! ア~~~サイコウ! 裏声になっちゃう!

ミナセ:やばいひとみんになっちゃう!

生乾き:いい匂いを感じてしまう!

岡ディ:言葉に濁点が増えちゃいますね。

ミナセ:わ゙~゙~゙~゙~゙~゙~゙!゙ ゙わ゙~゙~゙~゙~゙~゙~゙~゙~゙!゙

サムライ:この衣装を見たときにめちゃくちゃファイアーエムブレム感を感じて、そこから発想を膨らませました。

『アンタとは戦いたくはねー。でも、わりーな。王のためなら・・・斬るぜ!』 ラスボスの2つ手前に戦うことになる。ジュリとは幼い頃に切磋琢磨して剣術を身につけ、共に騎士となることを主人公と誓い合った。しかし今では主人公は反乱軍の将、方や帝国将軍のジュリ。共に譲れないものをぶつけ合う戦いが始まる。

岡ディ:あ~、いいなあ。樹里ってスカウト不可キャラでしたっけ?

サムライ:樹里はスカウト無理ですね。二週目以降のルート分岐では共闘することもできますが。

ミナセ:エーデルガルドと樹里って仲いいんだよね。

生乾き:樹里とお茶会してえ……

ミナセ:PERFECT TEA TIME

よし、楽しく話せたな

サムライ:無双シリーズではプレイアブルになるんですよね。

生乾き:あ~! それだ! それだわ。

特ッカ:BGMもいいなあ、どこか物悲しい雰囲気も合う。

岡ディ:疾走感あってかっこいいんだけどどこか儚げなのがいいですよね。

さちいろ:曲の終わり方もいいなぁ~! 

特ッカ:設定が生きている終わり方ですよね。ラスボスの二つ前ってのがしっくり来る。

サムライ:これで戦い自体は終わりではないけど、一つの物語の終わりではあるんですよね。

ミナセ:FEは全ユニットにストーリーがあるんだよな……樹里にもぴったりだ。

生乾き:樹里、英雄の遺産を持とう……雷霆を持とう……

岡ディ:笑

特ッカ:行き過ぎた願いかもしれないですけど、これ戦闘中に回想シーンを流してもいいですか?

サムライ:流れます、共に過ごした時間の記憶が流れます。

特ッカ:戦闘中の構図が昔一緒に稽古をしていたころの構図に重なったりしますか?

サムライ:いいですね、それでいきましょう。

特ッカ:ありがとうございます! 神ゲーです! 神ゲーオブザイヤーです!

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シャニマスはその衣装の持つ世界観も特徴の一つ! アイドル自身の持つ個性と衣装を組み合わせて、うまく戦記モノの世界観に落とし込みました。参加者たちも戦いに至るまでの経緯をそれぞれ思い浮かべて噛み締める場面がありました。
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☆途中参戦 サムライニトウリュウ 2曲目

サムライ:めちゃめちゃ有名な曲……私が好きな曲を出したいという私情みたいなところはあるんですが。

ミナセ:いやいや、そういう会ですから、今日は!

放課後クライマックスガールズ
イメージカード:【キング・アンド・ヒーロー】小宮果穂

「ビッグブリッヂの死闘」植松伸夫
出典:ファイナルファンタジー5

さちいろ:お~! やっぱりゲーム音楽といえばって感じですね!

生乾き:あ~、これか~!

特ッカ:果穂だと思うと一音一音の印象も違うな~、最高。

サムライ:この曲自体もともと流れる相手がギルガメッシュっていう少し間の抜けた相手なんですけど、その力の抜け具合みたいなところが放クラの戦闘を楽しむ雰囲気に合うんですよね。

『くっくっく、よくここまで来ましたね!!最高のたたかいをたのしみましょう!!!!!!」 サブストーリー、放クラ闘技場 クライマックス級 初級、中級、上級、超級、銀河級、クライマックス級の難易度に分かれている。 智世子、樹里、凛世、夏葉、果穂の順に戦い、クライマックス級ではカンストレベルの5人と同時に戦うことになる。 物語の中盤から挑むことの出来るサブストーリーだが、エンディング後でないとクライマックス級に挑戦できない。

特ッカ:最高のテキストも来たな!

ミナセ:難易度銀河級、クライマックス級の表記良すぎる……!

岡ディ:中盤から挑めるサブストーリーだけど……っていうのがまたいい!

さちいろ:クライマックス級はクリア後だけなのいいなぁ~

ミナセ:わかってる!

サムライ:この闘技場が実質的な裏ボスであり、エンドコンテンツなんですよね。

特ッカ:曲の良さは知っていたけど、これはまた新しい良さを知りました……

生乾き:改めて聞くとヒーローミュージック感あるんですね、知らなかった。

さちいろ:ね!

ミナセ:FF5の頃のドット感で放クラやってほしいな、是非。

サムライ:夏葉は当然爆裂拳をしてきます。

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ストーリーの本筋とは関係ないやり込み要素もゲームならでは。プレイヤーからすればこのBGMが一番馴染み深いものになることすらあります。放クラの個性を活かし、何度も聴きたくなるような絶妙なチョイスでした。
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☆途中参戦 サムライニトウリュウ 3曲目

風野灯織
イメージカード:【黒百合前で待ち合わせ】風野灯織

「愛のテーマ」植松伸夫
出典:ファイナルファンタジー4

サムライ:主人公側とどうしても道を違えてしまい、主人公を戦いに向かわせないために始まる灯織戦です。

ミナセ:本当にいい曲ですね……何度聞いても聞き惚れる。

生乾き:このカード自体はホラーなカードですけど、この曲と合わせてイラストを見ると染み入るものがありますね。

サムライ:黒百合前のまさにこの姿で、主人公たちを引き留めるために立ちふさがるんです。

岡ディ:ドットの灯織が見える……

特ッカ:ドットで作られた黒百合畑……なんだか泣きそうになってくる

サムライ:青いテキストボックスに灯織の独白がもう始まってますよ。

ミナセ:懐かしさを感じる……

さちいろ:行かないで灯織……

サムライ:曲自体は結構短めなんですよね、そのもの悲しさもまたいい。

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一転、悲哀を感じさせるアイデアで参加者たちをしみじみとさせた一幕。戦い自体を望まない人たちもいる中で、戦地へと赴く主人公たち。そのジレンマが旅に切なさというスパイスを加えてくれます。
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ミナセ:三巡目終わった段階でもう12時……日付超えちゃいましたね。

生乾き:リハの時より一時間早めてはいるんですが、一案一案の語りが濃密すぎて……妄想が妄想を呼んでいる。

岡ディ:皆さん準備量がすさまじいから……


☆4巡目 1番手 岡山ディビジョン

幽谷霧子
イメージカード:【琴・禽・空・華】幽谷霧子

「Ⅳ.paradigm」梶浦由記
出典:空の境界

岡ディ:このカードの霧子が制服姿で意味ありげに楽譜を持っていて、この世の存在ではないような不思議な雰囲気を漂わせているのが原作のエピソード的にも合っていて、この組み合わせにしました。

人の命を生き返らせる禁術を使おうとしている霧子。それを止めようと学園に潜入し、説得しようとする主人公だったが、もはや言葉での説得は不可能と互いに気づく。月明かりに塗れた旧講堂で対峙する二人。やがて悲しき対決へ。彼女を打倒した後は、彼女が残した禁術の資料を燃やして一人泣きたい。

岡ディ:お互いを憎く思ってはいないけれど、禁術を犯そうとする霧子を止めるためには避けられない戦いです。なので戦闘用の衣装とかではなく、制服のこのままの姿で指先から魔法を出したりして戦うシーンですね。

さちいろ:あ~、そういうのもあるよな!

岡ディ:戦闘の末には秩序を守るために、霧子の遺した書物を燃やすしかないんですがそれがとても悲しく、心に来るんですよね。

特ッカ:もうその書物しか霧子を感じられるものはないというのに……

ミナセ:うわ、その言い方ずるいよ……めっちゃクる。

特ッカ:苦しい……

ミナセ:しかも魔法の本だから青く燃えたりするんだろうな。

特ッカ:なかなか燃え尽きないんだろうな……

ミナセ:凛世が着物の上に革ジャン来てる姿を想像しちゃったな。

岡ディ:いいですね!笑 空の境界の主人公の格好がミナセさんのおっしゃる通りの和装に革ジャンなんですよ。

空の境界の主人公 両儀式

ミナセ:武器はナイフ一本なんですよね。主人公の能力が相手の死線が見えるというもので、斬れる場所がわかるんですよ。

さちいろ:凛世ナイフ一本似合うなぁ!

生乾き:見抜くスタイルの戦い方もそれっぽいかも。

岡ディ:私の案ではそこまで考えてなかったですけど、いいですね……発想が発想を呼ぶのがやっていて面白いです。

生乾き:なんだか曲を踏まえてこのテキストを読んでいると喪失感がすごいですね。

さちいろ:どうして……どうして……

生乾き:俺は本当に……彼女に勝ってよかったんだろうか。

特ッカ:霧子がよみがえらせようとしていた人物を殺したのは誰だったんだろうな……

ミナセ:主人公が殺していた相手だったりするんだよな、両儀式はやっててもおかしくないし。

生乾き:宿命は巡るやね……

サムライ:戦闘を経て自分の正しさに葛藤してしまいますね……

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学園モノもバトルアニメの人気ジャンルの一つ! 日常を舞台に繰り広げられる非日常はいつの時代も人々の心を掴んでやみません。戦いの果てに待つ寂寥の別れもまた、参加者たちの琴線に触れたようです。
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☆4巡目 2番手 さちいろ

岡ディ:なんだか儚くてしんみりした空気になっちゃったので、それをガラッと変える曲とかにしますか?

さちいろ:じゃあそれでいかせてもらおうかな、流れを変える一曲を。

大崎甜花・大崎甘奈
イメージカード:【楽園に背く】大崎甜花
〔オポーズドパラディーソ〕

「Re : End of a Dream」uma vs. モリモリあつし
出典:BOFU2016

さちいろ:ゲームにおけるラスボス戦の曲として用意しました。これCDジャケット的にもすごく大崎姉妹じゃないですか?

岡ディ:曲自体にも二人の要素をそれぞれ感じますね!

特ッカ:チップチューン(ファミコンなどに見られるピコピコ音にインスパイアされた音楽)混じりなのが甜花ちゃんっぽい。

PC用ゲーム「アルストロメリア」におけるラスボスとして出現する双子の天使。 倒すことでタイトルにもなっている『アルストロメリアの花』を入手することができる。 お互いにお互いを回復するため長期戦になりやすい上、片方を倒してからは『堕天』形態へと変化するため、相当の対策が必要となる。 特に甜花の堕天形態は非常に火力が高いために難易度が高くなっているが、堕天甜花ルートでないと読めないストーリーがあまりにも泣けると有名である。また、専用アイテムである『デビ太郎の羽』のおかげで裏ボスである桑山千雪戦が楽になるため、堕天甜花ルートを選ぶ者が多い。 堕天甘奈ルートでは、難易度こそ控えめにはなっているが、攻撃の際に発する「甜花ちゃんを……返して!!」のせいで非常に戦いづらい。専用アイテムである『エン次郎の輪っか』も便利なので、難しい選択を迫られることになる。

さちいろ:このテキストは攻略wikiから持ってきた文章です。@wikiとかの頃の攻略wiki。

岡ディ:あの頃のって人間味を感じる文章ですよね笑

特ッカ:やっぱり片方を倒すともう片方が強化されるシステムいいですよね!

さちいろ:最高なんだよな……甘奈ルート、マジで攻撃しづらい。

サムライ:甘奈を残した場合は難易度がそこまで上がらず、甜花を残した場合に大幅な強化があるっていうのもなんとなく分かります。残されると甜花は暴走が入りそう……

さちいろ:甜花ルートは堕天の度合いがまた違うんですよね、より黒くなる。

岡ディ:堕天甜花ルートはストーリーの上質さが有名でゲームをプレイしていない人でもスクショとかでそこだけ知ってる人とか結構いますよね。

特ッカ:ちょっとニュアンスに違いはあれど、『お前らのトラウマゲー挙げてけ』みたいなスレッドで『悲しすぎてアルストロメリアの堕天甜花ルートトラウマ』って書かれがち。

岡ディ:僕も初めて見たのそういうスレッドだったかも笑

特ッカ:>>24 ワイは甘奈ルートのほうがキツかったわ

サムライ:このゲームってどっちを選んだ場合でもバッドエンドでしたっけ?

さちいろ:はい。

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曲調はかなり明るく、激しいものになりましたがその裏には胸が苦しくなるような設定がありました。天使や悪魔を題材にする事がしばしばあるアルストロメリアらしさが盛り込まれたアイデアは参加者たちの賞賛を集めます。
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☆4巡目 3巡目 サムライニトウリュウ

サムライ:甜花つながりで、今度こそ軽いものを一つ出しますね。

さちいろ:笑

大崎甜花
イメージカード:【秘密のだらだらタイム】大崎甜花

「手ミーみせ!」 Toby Fox
出典:UNDER TALE

生乾き:あはは! これか!

ミナセ:あ~、いい! 合うかも!

生乾き:「手ンカがくひ!」いや、これは「手ンカゲームだい!」かもな。

手ンカゲームしたい!

ミナセ:これ本当に戦ってるのか……?w

生乾き:これ戦闘になってもダメージ与えられなさそうだよね笑 そもそも「たたかう」っていうコマンドを選べなさそうな気もする

サムライ:ちょっと、先言わないでくださいよ!笑

『甜花、お外に出るくらいなら、抵抗しましゅ!』 大崎甜花を仲間に加えるイベントで、家に迎えに行くと戦闘に入る。抵抗する、とは言うもののこちらへのダメージはゼロ。数ターン後に甘奈が乱入し強制終了。甜花のHPは多めに設定されているが、削りきってしまうとバッドエンドとなってしまう。

さちいろ:あははは! 『お外に出るくらいなら、抵抗しましゅ!』ときたか!

生乾き:あはは、最高!

ミナセ:何やってるの甜花ちゃん?で乱入してくる甘奈

生乾き:ずるずる引きずられて画面外に出たら「WIN!」って出るやつだ。0EXPに0G獲得。

特ッカ:あうぅ……

サムライ:本当に物語の序盤も序盤、甜花を勧誘するときのイベントみたいな感じですね。

さちいろ:なるほど確かに、こういうのも戦闘の一つになるのか。

特ッカ:戦闘になっていない戦闘っていうのもありますもんね。

生乾き:イベント戦闘か~、これもまた盲点。

サムライ:前もってめちゃめちゃレベル上げをしちゃってると倒せちゃうんですけどバッドエンド直行です。

生乾き:283Gルート

ミナセ:確かに甜花ちゃんは体力は高そうw

生乾き:甜花ちゃんって受けループだからな。

さちいろ:てんねんだからな。ヘイラッシャかよ。

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こういうのもある! 案が提出されるや否や参加者たちが笑い、共感した絶妙なアイデアです。勝敗、優劣をつけることに拘らない柔軟な発想で、微笑ましいバトルを導き出しました。
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☆4巡目 4巡目 生乾き

生乾き:これまでの流れとはあんまり関係ない子で恐縮なんですけど、これまでに私は愛依とあさひを出させてもらっているので……

さちいろ:まあそうなるよね?

生乾き:まずイメージするカードがこれです。

黛冬優子
イメージカード:【幕間、沸々と高温】黛冬優子

「ふふ、こう見えてふゆ……ちょっとだけ、強いんですよ?」
ネオ京都シティを牛耳る『神没鬼出』を率いる妖族の頭領。 記憶をなくし、江戸からネオ京都へと流れ着いた主人公を何かと目にかけてくれる面倒見のよいお姉さん。元々戦いは好まず、血筋上引き継がざるを得なかった頭領の座を渋々務めている。 物腰は柔らかながらも強面の相手であっても怯むことなく、案外肝っ玉は座っている。粗暴な気性の人物の多い妖一族を統率しているだけのことはあるようだ。街中で発生するいざこざを収めている場面も多く、同種妖一座からの信頼も厚い。

特ッカ:ネオ京都シティw 設定凝ってますねw

生乾き:おぉ、物語中主人公を率いてくれる頼りになる優しいお姉さんポジションなのかな?

ミナセ:なんとなくその口ぶりから読めてきましたね……

生乾き:そして、テーマ曲がこちらです。

「whistle snake」XXsniffles

さちいろ:あっ!!!!! ネオ京都シティだ!!!! めっちゃネオ京都シティ!!!!

特ッカ:途端に舞台設定のネオ京都シティの解像度が上がった……

サイバーパンク2077(上)やGhostwire: Tokyo(下)に雰囲気が近い世界観

「あははは! まさかあんた、信じてたわけ? 人間との共生関係なんか認められる訳ないでしょ! この街はふゆたち……妖たちのものなんだから!」
人間の間で流行り始めた百々目鬼草の流通経路を調べるうちに、主人公が冬優子の棲まう吹雪鬼楼に辿り着いてそこで本性を知ることとなる。 妖と人間の衝突もそのほとんどが彼女の指示によって引き起こされていたもの。人間の前で始末をつける素振りを見せていたが、全てが狂言だったのである。
冬優子は初めから主人公がぬらりひょんの子孫であることを見抜いており、彼の百鬼王の心臓を手に入れるべく、裏社会から人間の社会構造へと根を張っていたのである。力への執着は、彼女が幼年期より受けてきた抑圧に原因がある。 血筋上彼女が頭領の座を引き継ぐことはなんら問題なく正当に認められる権利であったが、女系頭領には前例がないことを原因に白い目を向けられてきた。(回想シーンでは恫喝紛いの罵声を浴びせられたり、食事の席で衣服をわざと台無しにされたりと陰湿ないじめを受けていた。妙に人間臭さを感じるのは皮肉だろうか)
その実力は圧倒的。物語中何度か主人公を助けるために武器を取った場面もあったが、その時とは比にならない。『能ある鬼は角を隠すのよ』 得意とするのが召喚した餓者髑髏と自身の妖術とを組み合わせた波状攻撃。髑髏の攻撃は大振りで比較的回避がしやすいが、その軌道上には緻密で速度の高い氷柱が射出されている。一手でも対処を誤るとすぐに連撃を喰らってしまうことになる厄介な相手。

生乾き:アニメの7、8話ぐらいの後半で本性をむき出しにして主人公に牙を 剝く相手で考えました! なんならその本性を知ったシーンで流れている曲かもしれない。

さちいろ:いや、でもこれ全然戦闘曲でもいけるよ! 見える見える!

岡ディ:もしくはダンジョンというか敵の根城で流れている曲かもしれないですね。

生乾き:これが卍ネオ京都シティ卍

サムライ:なんか仮面をつけたムキムキの鬼の肩に座っててほしい……

特ッカ:冬優子が本性をあらわにしたシーンでは左右対称に一点透視図法でズザザザザッって妖が登場してほしい。

生乾き:これまで仲間だった妖が急に敵になる不気味さがありますよね。

特ッカ:『能ある鬼は角を隠すのよ』のところめっちゃ好き、最高。

生乾き:そこ我ながら気に入ってます笑

サムライ:妖なのに人間臭さを感じるっていうのがまた冬優子っぽい、いい設定だ……

岡ディ:一本ぐらいストーリーを読み切った気分です……

生乾き:『我儘なまま』に、出させていただきました……

生乾き:このカードはストレイの中でもかなり異色で他がないんですよね、なので出してみたかった。

さちいろ:メガHide&Attackみたいなw

岡ディ:わかります! 和な感じはあるんですがデジタルっぽいのも混ざり合ってて。

生乾き:Hide&Attackをもっとダークにした感じみたいな雰囲気ですよね。

さちいろ:そうだね、それだそれだ。

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毎回独自の設定を練りこんでいますが、この案は曲が流れ始めると同時に世界観に納得の声が上がったのが印象的でした。一枚のカードから連想ゲーム的に広げたアイデアが、楽曲を『つなぎ』として生かすことに成功したようです。
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☆4巡目 5番手 特ッカ

特ッカ:じゃあ一旦皆さんにお願いなんですけど、僕が「やろっか」と読むと同時に楽曲を聞き始めてください。

一同:(笑)

生乾き:何をやるつもりなんだよこの人!!

特ッカ:今回もスクショ持ってきたんですけど、これは戦闘中のスクショじゃなくて戦闘開始前のスクショなんですよ。




浅倉透

「ねえ」
「あるんだって、違った世界も」

「平行世界」

「あったかもね」
「こうじゃない世界も」

「ふふっ」



「やろっか」


『Ghost Dance』LITE
出典:アルバム『Phantasia』

一同:(声にならない声)

生乾き:うわ……あ……ああ……

岡ディ:いい……いいですね……最高。

特ッカ:この戦闘に関する説明文も用意してるんですけど、

この戦いが終わった後、ラストダンジョンへは、一人で向かうことになる。

特ッカ:これだけです。

さちいろ:うわ~~~~~~~! あ~、最高……!!

生乾き:ああ……ちょっと……ちょっと待ってよ……!

サムライ:ラスダン前の戦いなんだ……

生乾き:「一人で向かうことになる」ってことはこの戦いの意味、そしてそれまでの戦いは……

特ッカ:……実際プレイしてお確かめください。

生乾き:そうだよなぁ……そういうことだよなぁ……!!

岡ディ:これ……良すぎますって……

さちいろ:こ~れ、やっば……!

生乾き:披露の仕方が上手すぎますよ、特ッカさん。

特ッカ:ちょっとこれは蛇足かもしれないですけど……

勝利しても敗北してもストーリーが進むため、真エンドを見たい場合は必ず勝利すること。

生乾き:あ~~~~~~! 好き…………

ミナセ:敗北した時のストーリー気になるな……!

特ッカ:どちらにしても彼女の姿は目の前からいなくなってしまうんですけどね。

さちいろ:はい……

生乾き:やばい、鳥肌が止まらないんだけど……浅倉でこの見せ方があるんだな……知らなかった。戦いの舞台も波打ち際の海岸……干潟に程近い場所なんですね……

岡ディ:このゲーム私ウィッシュリストに入れました。

特ッカ:ぜひ買ってください、セールで2800円ぐらいになってますんで。

さちいろ:この前のサマーセールで2830円でしたっけ?

特ッカ:そうですね、実際アメリカとかだと14ドルぐらいなんですけど日本語ローカライズ版だとそれぐらいですね。

さちいろ:このスクショ部分の翻訳、ホント天才だよな……ローカライズ版すげえよ、マジで……

生乾き:ダメだ、ここが好きすぎて先に進めない!

さちいろ:まだラストダンジョン残ってるぞ!

ミナセ:処理しきれないんだよな、ここの戦闘の一連の会話。

生乾き:一回コントロールを置いて深呼吸させてくれ……

さちいろ:暫く噛みしめる時間が必要。

ミナセ:全マップをめぐって透を探してからじゃないとラスダン行けない……

サムライ:この後のラストダンジョン、ハードル上がりすぎないか……?

さちいろ:やっば……

岡ディ:めちゃくちゃいいですね……

一同:………………

生乾き:やばい! 強すぎて座談会も前に進めなくなってきてる!

岡ディ:全員が余韻に飲み込まれてる……

生乾き:特ッカさんはアイドルそれぞれの持つ個性や世界観をゲームに落とし込むのが本当に巧みですね……

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もう好きにしてくれ。
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☆4巡目 6番手 ミナセ

ミナセ:じゃあ4巡目の最後行かせてもらいます。皆さん私の画面共有に来てください。

(もはや違和感を感じることもなく集まる人たち)


イントロからシーズ以前のアイドルたちの姿が並ぶ

生乾き:フゥ……ちょっと待って……

さちいろ:あぁ……

そして美琴からにちかへとムービーは流れ

岡ディ:なんだ……? 持っていない限定を煽られている……?

さちいろ:(笑)

にちかの独白が始まる

生乾き:ちょっと待ってくれ

さちいろ:こら~~~~~~~~!

岡ディ:公式PVじゃないですかこれ!!!!

ミナセ:笑 

七草にちか
イメージカード:【泣けよ洗濯機】七草にちか

「RE Aoharu」Nor
出典:ブルーアーカイブ

ミナセ:今回この動画で提出した戦いのイメージのベースはUndertaleのPルートのラスボスですね

特ッカ:あ~~~~

ミナセ:世界線としてはwingのラストですね、やっぱり……にちかはアイドルを辞めるための言葉を探すためにプロデューサーと戦うんですけど、プロデューサーは絶対にそんな言葉を口にしないんですよ。

生乾き:チョットマッテヨゥ……

さちいろ:あははは……あはは……エモの暴力がすさまじい……

サムライ:すごい……もう、それしか言えない……なんていえばいいかわかんねーな……

特ッカ:どうしよう……どうしよう……

生乾き:あぁ……ちょっと待って、本当に……

岡ディ:あ~~~~……

さちいろ:ちょっと……ちょっと、困っちゃうな本当に!

ミナセ:皆さんはwingをクリアしてきている、つまりこの動画のゲームは本当に存在するゲームなんですよ。「シャニマス」って言うんですけど。

さちいろ:ざっけ……

生乾き:すごすぎる……マジでさぁ……

岡ディ:見てるとき本当にちょっと涙ぐみましたよ。

生乾き:さっきの特ッカさんの案で浅倉透との別れからのラストダンジョンの話があったせいで余計にちょっと涙腺に来るんですけど!?

特ッカ:リンクアピールしちゃいました?w

岡ディ:発表の流れ自体がコミュの一つのかたちみたいになってましたね、奇跡的。

生乾き:完成されすぎてる流れだ……

さちいろ:いやマジか……素晴らしい……

ミナセ:「RE Aoharu」っていうタイトルもいいんですよね。

生乾き:ホントそれ……マジで、な……この時のにちかの心情に対して、この曲名は沁みる、沁みすぎる。

特ッカ:4巡目を終えた体に……五臓六腑に染み渡る……

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用意して来た動画に見入ってしまい、明らかに参加者たちの口数が減り、息を漏らす音がそこかしこで聞こえました。シャニマスというコンテンツにのめり込み、アイドルたちに愛を注いでいる参加者たちの心を完全に掴んだようです。いつもアイドルたちへの感じている想いが、BGMの力を経てより増幅され、思わず涙ぐむような場面も。
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一同:(それぞれが息を漏らす)

生乾き:やばいこれ5巡目行ける感じの気持ちじゃない!w

岡ディ:一旦このタイミングで休憩しますか、このまま続きいけないですよ。

さちいろ:ちょっと整理が必要、マジで……

一同:笑

ミナセ:じゃあ休憩中はBGMにこれ流しときますね。

生乾き:やめろ!やめろ!笑

さちいろ:休憩にならなくなるから!

ミナセ:冗談ですよ笑

生乾き:……ごめん、やっぱもっかい見たいから流して

生乾き:この最初の各ユニットごとのショットがそれぞれ素の表情の時のカードなんだよな……愛依のカードとかこれ舞台裏のカードだし……

さちいろ:明るい部屋、入れてくるのホンマに……

生乾き:ここでにちかの前に入れてくる美琴さんが……ッ!

岡ディ:洗濯機繋がりですもんね……シーズとにちかを繋げる要素でもある

生乾き:ああ……クッ……アッ……

さちいろ:休憩にならんってマジで!!!

サムライ:これもっかい噛みしめてるだけやん……

「アイドルだったんですよ、私」

生乾き:これ! もう……! 

岡ディ:良すぎ……!

さちいろ:やばいってマジで……

生乾き:あぁ……

生乾き:ハァ……フゥゥゥゥゥ……

さちいろ:おい……

ミナセ:全く休まってなくないですか笑

サムライ:みんな途中から夢中になって喋らなくなってるんですよね笑

生乾き:マジで今のにちかを知ってるからこそ、このPV強すぎるんだよな。

さちいろ:我儘を経てて本当に良かった、我儘がなければフェアリー・ガールを知らずにこれを見ていたんだよね。本当にボロボロになっているところだった。

岡ディ:本当にいいPVでしたね……

生乾き:やってることが5thのあのPVといっしょなんだよな……

さちいろ:本当だよ!

岡ディ:公式PVを持ってくるのは反則だと思います。

ミナセ:私の中の高山が見たいですか?と言ったので……


☆5巡目 1番手 ミナセ

岡ディ:どうしますか、結局全然休憩になりませんでしたけど。

生乾き:笑 まあもうこのまま行きましょうか……

ミナセ:でしたらこのまま私の画面を見てもらっててもいいですか?

さちいろ:いいのか、この人にこのまま任せても……

浅倉透



「未使用楽曲 (コンセプト楽曲第2案 -DEMO-)」アサノハヤト
出典:BLUE REFLECTION 幻に舞う少女の剣

イメージカード:【アイドル、あるいは】浅倉透

さちいろ:そんなカードないだろ……

生乾き:何このカード……ちょっと……

特ッカ:最高絵が上がってきたんだが?

岡ディ:ずるいなぁw 独壇場じゃないですか!

さちいろ:絵がいい! マジで!

ミナセ:アイドルとしての『浅倉透』と、一人の女の子としての『浅倉透』を同時に描いたのは、もともとBLUE REFLECTIONの原作自体が生身の女の子が魔法少女になって戦う作品だからです。アイドルになるということも、それに近しい点があるものと考えて表現しましたね。

『BLUE REFLECTION』より

生乾き:俺らは5thでノクチルの制服バンドを見てしまっているから余計になんか刺さってしまうな……

一同:笑

あー、とくになし

生乾き:おい……なぁ……だからちょっと待ってくれって……

生乾き:並んでる文字のすべてがいいんですけど。曲名からイメージテキストまで何から何まで……

さちいろ:「第二案」なのがやばい!

特ッカ:コンセプトが本当に最高ですね……ちょっと良すぎ。

ミナセ:曲名は本当にただそのままの意味なんですけどね、ゲーム中未使用の楽曲ということでついてるだけなんです。

さちいろ:いや、でも全部に文脈がのっかってるよ、この案。

ミナセ:まあイメージとしては本当に「とくになし」なんですよね。透の口にしない静かな闘志とかが見えればいいかなって感じです。

生乾き:言葉を多く必要としないんだよな、感覚で伝わってくるものがある。

さちいろ:樋口円香みたいなこと言うんだけどさ……透明なものって美しいんだなって思ったよ。

樋口円香の目から見た浅倉透の姿、
これまでが描かれた衝撃的なカード【ダ・カラ】

生乾き:ここが俺たちの【ダ・カラ】だよ。

岡ディ:【オイサラバエル】かもしれない。

生乾き:今の数分間俺たちは樋口円香になっていた……?

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休憩(できてない)直後の体に更に追い打ちをかけて来るエモーショナルな衝撃。プロデューサーとして、一人の人生を預かる立場をロールプレイングしている我々からすれば、ifの文脈ほど突き刺さるものはありません。
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☆5巡目 2番手 生乾き

生乾き:もう5巡目俺、いいです。

一同:笑

サムライ:僕も棄権ありですかね。

さちいろ:なしだよ!w 

岡ディ:今の見せられた後だからもう順番とか……

生乾き:もうこれ最後まで残りたくない! もうさっさと出して俺は逃げるぞ!!!!!!!

生乾き:このエモさの流れだと俺はもうだめだ、完全に終わってしまう。

岡ディ:流れはもう全然変えちゃってくださいw 私も今出しやすい案がないのでw

生乾き:もう俺が見たかっただけのやつを出す!!!! もう後は知らん!!!!

生乾き:私めちゃめちゃBLEACH好きなんですよ、それだけです。

ノクチル
イメージカード
【聞こえててよ、babe】浅倉透 フェス衣装
〔ダーケストエバーレッド〕
【ダウト】樋口円香 フェス衣装
〔タイムイン・ア・ガラス〕

「clavar la espada」(鷺巣詩郎)
出典:テレビアニメ「BLEACH」

生乾き:ちょっとね、書きたいことがたくさんあったので書いてきました。

さちいろ:pdf!?

岡ディ:これやってますね。

ミナセ:おかしいことをやってる人がいますね……

特ッカ:しかも四ページもあるぞこのファイル……仕様書か?

生乾き:アニオタwikiのページを真似て書いてみました、これ合計6000字くらいあったと思います。

さちいろ:はぁ?w

サムライ:生乾きさんこの座談会をさらに記事にするんですよね?w

さちいろ:自分で自分の首絞めてるよ?

生乾き:解号とか翻訳かけてるときほんと自分でも何してるのかわからなくなる時あった。

ミナセ:ちゃんとBLEACH恒例のポエムも書いてあるw

特ッカ:単行本最初のやつまで網羅してるの芸が細かい。

生乾き:シャニマスBLEACH詩歌部に入部させてください。

サムライ:ええんかこんなの

特ッカ:透の髪色って霊圧の影響だったんだ……

ミナセ:これ透は十刃なのか!

生乾き:透が十刃で、後の三人は従属官ですね。原作でいうとティア・ハリベルの関係性みたいな感じですね。

サムライ:マンモクスンがなんだったのかがついにここで明かされてるんですねw

さちいろ:ついに出たのか……シャニマスに残される長年の謎が明かされてしまった。

今日の晩御飯がハンバーグだったらいいなと思ってるアヨン

ミナセ:あいつの正体がマンモクスンだったのか……

ミナセ:BLEACHの曲ってこんなに良かったんだ! オサレなのは覚えてたけど……

生乾き:世界観そのままですよね~

ミナセ:あ、アウトロまでかっこいい……アニメじゃここまでちゃんと聞くこともなかったかも。すごくいいなぁ……

さちいろ:おっしゃれ~……すげーいいわ……

生乾き:最新シリーズも放映中なので、よければ見てください。

さちいろ:布教だったのか……w

サムライ:BLEACHでいえばアイドルたちがどんな卍解するのかの座談会もできそうですね。

ミナセ:卍解の時に叫ぶか叫ばないか、言い方座談会もできる。

特ッカ:果穂ちゃんは叫ぶ。

生乾き:護廷十三隊のどの隊にいるのか座談会もできる。

ミナセ:アルストは四番隊でしょ。

生乾き:千雪さんが初代剣八になっちゃう……いや、それ合うな……

さちいろ:ちょっと待って俺以外みんなBLEACHがわかる? もしかして?

ミナセ:いや、わかんないですよ?

岡ディ:一般人くらいです。

さちいろ:俺マジでpdf開いたとき何事かと思ったんだよ。卍解にほぼ初めてこれで触れたし……

生乾き:今回私が出してるのはBLEACHの中では敵側に当たる破面側の設定なんですよね。なのでややこしいんですけど、実は卍解とは違ったまた別の概念の帰刃っていうのをやってます。

ミナセ:幽霊の中でも強いやつができる技みたいなイメージです。BLEACHが主人公が死神なので、戦う相手ってそういう魂なんですよ。

岡ディ:かつ主人公陣営と同じく、組織を成していてその二つの組織が対立してぶつかるみたいなのがメインの話です。

生乾き:虚圏(ウェコムンド)の中にいる虚(ホロウ)の中でも強いとされている大虚(メノス・グランデ)で、中級大虚(アジューカス)の群れの中から藍染惣右介にその実力を認められて虚夜宮(ラスノーチェス)に迎え入れられたという設定にしました。

一同:笑

特ッカ:すごい速度で情報が流れていったぞ

さちいろ:誰か翻訳して……

ミナセ:中でも強いやつが十刃になって、能力を秘めてるんですよ。それを帰刃で解放されるとめっちゃ強くなるんです。

さちいろ:なんか呪文を唱えると強くなるみたいなイメージでいい?

生乾き:まあ簡単に言えばそんな感じです。

ミナセ:死神側の卍解は刀自身の力を強化する側面が強いので、本人の見た目の変化はなかったりします。それが死神と破面の力の違いだったりしますね。

さちいろ:おじいちゃんもうついていけない……おじいちゃんだからもうついていけないかもしれない……

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最終順になって、ただの“癖”を詰め込んだ痛快さすらある一案。もはやこれは一つの物語となっています。それだけの文量と熱が受け入れられたのは、原作の強度あってこそのもの。BGMが二つの世界をうまく近づけてくれました。
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☆5巡目 3番手 岡山ディビジョン

岡ディ:次自分もノクチルなんですけど毛色がまただいぶ変わるんですよね。これノクチルか?ってくらいに。

さちいろ:いいよいいよ、ノクチルじゃなくてBLEACH出した人もいるんだから気にしないで。

一同:笑

ノクチル
イメージカード:【ハシルウマ】樋口円香

「捜査~核心2016」堀山俊彦
出典:逆転裁判6

岡ディ:ちょっと特殊なんですけど、イメージとしては古畑任三郎に登場した時のSMAPみたいな感じです。

さちいろ:笑 すげー発想

サムライ:いやわかりますけど笑

岡ディ:SMAPが古畑任三郎に出た時って、そのままSMAP役でかつ犯人だったんですよね。それと同じでノクチルが犯人として登場して、推理や駆け引きで戦うっていうイメージで考えました。

名探偵と戦うノクチル。推理ゲームの犯人側。ノリとしては、古畑任三郎 VS SMAPみたいな感じ。特に樋口円香が頭を回して偽装工作をするが、彼女は最後の最後、自分が実行犯であることを示す証拠だけを残していて、他のメンバーを守ろうとしていた。古畑が懐からそれを取り出したとき、何故か樋口が用意した証拠ではなく、樋口が隠滅したと思っていた証拠だった。思わず透を振り返る。「入るんなら、みんなで入ろうよ。檻」

岡ディ:樋口円香が先行して偽装工作とかしそうだなっていうので発想が膨らんでいきました。

さちいろ:あ~、それはそうね。円香だわ。

岡ディ:ほかにも円香はノクチルメンバーを守るための立ち回りをします。探偵はやっぱり小糸ちゃんを突いたりしようとすると思うんですが、それを「必要な尋問なんですか?」と言って遮るなどします。

ミナセ:いや~、やるな~

岡ディ:最後の最後、樋口は実は自分にだけつながる証拠品を持っていて、もういよいよ逃れようがないという局面になったときにその証拠品をつかませて自分だけが犠牲になるようにしようと工作します。

特ッカ:それだ……円香は自分だけが捕まって終わらせようとする。

岡ディ:でもそれは透に見抜かれていて、円香を一人にはしないんですよね。

特ッカ:ちょっと最高すぎるかもしれない。

さちいろ:そうなるんだよな~……

岡ディ:このBGMは円香と探偵の舌戦。丁寧な言葉づかいでお互い話はしているけれど、その裏お互いの失言や粗を見逃すまいと思考を張り巡らせている探偵対犯人の感じです。

特ッカ:ノベライズ化とかされてます? 読みたいんですけど……

ミナセ:古畑任三郎モチーフか、面白いアイデアだなぁ

岡ディ:古畑シリーズは犯人が最初にすでに分かっている状態で、どう犯人を追い詰めていくかということに主軸が置かれているのが特徴で、そこに思考戦の妙が出るんですよね。多分ノクチルでそれをやったら面白いんじゃないかなって。

さちいろ:いや~、面白い。間違いないね。衣装もこの【ハシルウマ】で頼む。

サムライ:なんかこのカードがそういうイラストに見えてきましたね。

岡ディ:笑 5巡目どれもイメージ違いますね。

ミナセ:やるかぁ……脱獄。

生乾き:浅倉透はプリズンブレイクを見てるからね。

サムライ:ショーシャンクの空も見てますね。

さちいろ:絶対「びしょぬれのやつ」って言う。

岡ディ:「なんか空に手を挙げてるやつ」

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アイドルである今の姿から最も近いアイデアはこの案だったでしょう。私たちの見ている姿の延長線上にあるこの「戦い」は、まさにアイドルの戦闘BGM座談会としてはどストレートど真ん中! もはや異論が挟まる余地などありません。
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☆5巡目 4番手 サムライニトウリュウ

サムライ:実は生乾きさんとカードがかぶってるんですけど。

生乾き:え、マジですか?!

浅倉透
イメージカード:【聞こえててよ、babe】浅倉透
〔ダーケストエバーレッド〕

さちいろ:みんなめっちゃノクチルだな!?

ミナセ:やっぱノクチルは敵としてすごく映えるんだよな。

岡ディ:まあ一番大事なのは曲のほうですから、そこに個性が出ますよ。

「J-E-N-O-V-A」 植松伸夫
出典:ファイナルファンタジー7

ミナセ:うーん、なるほどなぁ。これまた毛色が違いますね。

特ッカ:「J-E-N-O-V-A」浅倉に合うんだ……

サムライ:私はイントロですぐにこのカードを想像しました。このカードは美しさとグロテスクさみたいなものが共存していて、創られたものって感じがしたんですよね。それでこの設定を膨らませて、この曲を持ってきました。

『なに、みてる、の』
最上位の美しさと永遠の命を持った究極の生命体を創り出そうとしたマッドサイエンティストの最高傑作。実験体となった素体の自我の暴走によって研究員は全員殺されている。 研究所内を調べると、髪留め、飴、ぬいぐるみや返事のない交換日記などが見つかる。 研究所を出るとイベント発生、バトルが始まる。

サムライ:設定として、髪留め、飴、ぬいぐるみや返事のない交換日記などは登場するんですがあくまでフレーバーとしてだけ。本人との会話は『なに、みてる、の』だけでそのまま戦闘に移ります。

生乾き:軽くトラウマだな……

特ッカ:苦しい……

ミナセ:カードの印象もこの設定どおりに見えてきますね……こちらを見ている透が一瞬だけ正気を取り戻したようで……

特ッカ:無生物感が苦しいな……

生乾き:純粋なステータスが高そう。

ミナセ:普段見ている透の姿とは違うけど、納得感ある。透の背景をうまく使ってるな……

生乾き:浅倉ここまで4連続なのに、全部表情が違うのすごいな……

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同じカードでも、受け取り手によってその印象は大きく変わって来る。これまた座談会の妙と言えるでしょう。言葉少なな透だからこそ、その背景に何を読み取るか。またその背景に何を託すのか。それぞれの趣向が見えて、興味深い展開となりました。
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☆5巡目 5番手 特ッカ

櫻木真乃
イメージカード:【花風Smiley】櫻木真乃
〔ファンテジィソナーレ〕

『Fable』 Mili
出典:アルバム「Mag Mell」

特ッカ:言うまでもなく真乃は途中まで味方として共に戦ってきたんですけど、プレイヤーと戦わざるを得ない運命を背負い込むことになるんです。

特ッカ:この曲に出てくるフレーズは、これまでの物語の中でも何度も登場してくる真乃のテーマのフレーズでもあるんです。ピアノの分がそのイメージですね。

ミナセ:うわ~、なるほど。

生乾き:戦闘になって、これまでのBGMのフレーズが回収される展開熱いよなあ~~~!

任天堂のゲームはこれまでのBGMのフレーズが使われることが多いとの声が上がった

サムライ:いいなぁ……

特ッカ:ほかにもドラムメインのパートは真乃の故郷の町のテーマだったりします。出会った時のBGMのアレンジでもあります。

生乾き:これまでの旅の歩みをたどっていくというのが戦いの哀愁を強めてくれますね。

特ッカ:この曲全体がこれまでのBGMの引用からできているイメージです。

サムライ:そういうのエモいんすよねぇ……

岡ディ:主人公たちと戦うことになったとき、真乃は最初から主人公たちに倒してもらうつもりで戦いに挑むんですよね。主人公たちは「どうして真乃と戦わなくちゃいけないんだ」と思うんですけど、真乃を倒して先に進まねばいけないという理屈・状況が積みあがってしまう。でもそれは真乃自身がそうなるのをわかっていたうえで進めていた準備でもあって、主人公はその思いを受け止めて進んでいかなくちゃいけないんですよね。

特ッカ:そうなんですよ!

生乾き:そうなんだ。

サムライ:読み取りますね……

特ッカ:よくこの情報からわかりましたね、本当にすごいです。

生乾き:シナリオを含めた上で評価が上がりますね。

岡ディ:力強さと優しさを兼ね備えた楽曲が真乃によく合いますね。

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楽曲の構成・展開にストーリーを準えていくという技巧を見せた一曲。シャニマスというコンテンツを先頭で引っ張りづつけて来た真乃だからこそ、このテーマも飲み込みやすくなります。これまでの長い戦いを思わず幻視してしまうようなアイデアでした。
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☆5巡目 6番手 さちいろ

さちいろ:最後、いきます。私が持ってきたのは____

三峰結華/月岡恋鐘
イメージカード:【焦】三峰結華
〔アンカドールモンクーペ〕

岡ディ:やっぱり「/(または)」ってところまで含めての案ですよね!

生乾き:だよなぁ~! 

さちいろ:この案は単純な二人じゃなくて、「月岡恋鐘と戦う三峰結華」と「三峰結華と戦う月岡恋鐘」が組み合わさった案なの!

ミナセ:なるほど、「/」だもんな~!

「 わたし/うち には、みんながいる……!!」

「 青い/ピンクの 光が、 わたし/うち を照らしてくれる」

「――…… いくよ、こがたん!/結華、いくばい! 」

「太陽は昇る」 近藤嶺
出典:大神

ミナセ:はい、世界一です。

さちいろ:イベントのタイトルと、カードのこのイラストを見た時点でもうこれに合うBGMはこれだ!ってなったんですよ。

サムライ:その時から温め続けていた案なんですね!

さちいろ:はい。この戦いって、どっちも負けるはずがないんですよ。この曲って流れる時も、負ける気がまるでしないじゃないですか。

ミナセ:すべてが約束されてますよね。

特ッカ:この二人の戦いの決着は……

さちいろ:勝敗はない。ライブが終わる時が決着です。

岡ディ:ステージが終わればその時の決着はつく。でも彼女たちは何度だってステージに上がり続ける、この戦いに終わりはないのかもしれませんね。太陽が昇るようにって……

さちいろ:結華も恋鐘も誰かにとっては太陽なのでね。

岡ディ:イベントタイトルはなんたって「太陽/月」ですからね……!

さちいろ:いや~、「月が焦がれる太陽/月」はね、三峰結華を好きでよかったと思わせてくれたよ。

特ッカ:三峰結華LandingPoint2みたいなところありましたよね。

さちいろ:いやほんとに! LP2個あるんだよ、三峰。ここまでしてもらっていいんですか!?って感じだった。

さちいろ:この曲を使う以上は相当な覚悟がないと使えないですから。曲のパワーに負けないものを用意しなくちゃいけないんだよね。

ミナセ:ゲームBGMと聞けば真っ先に思いつく曲ではありますけど、それ故に使うのが難しかったですね。

生乾き:見事です……すごい納得感と満足感。さちいろさんの思い入れがあってこそでした。

特ッカ:本当に最終決戦って感じの曲ですよね。

ミナセ:この座談会のラストにふさわしい案ですよ。

生乾き:「戦い」って何かを賭けて争うものだから、その意味でラストにこの曲とイラストを持ってきたのってすごく大きいですよ。

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座談会のトリを飾るのにこれ以上なくふさわしいアイデア! ゲームBGMのランキングでも一位をとった実績のある楽曲を、これ以上ない最良の形で提示して来ました。アイドルへの愛とこれから先の未来に向き合う真摯な姿勢があってこそ、この案はこれほどまでに素晴らしいものに昇華されたような気がします。
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以上、これで参加者6名、各5案の総数30の案が出揃いました!
改めて座談会を振り返ってみると……

良すぎ。

今回の企画では、アイドルとBGMの組み合わせで後は自由という制限もほとんどない状態で案を募ったのですがどの参加者さんも主催の想定を遥かに超えて設定や発表の方法まで練り上げて来たことで、極上の体験をすることができました。

座談会をやっていて感じたのが、参加者のアイドルたちへの愛! アイドルに合いそうなシチュエーションを考えるにあたっても、彼女たちのパーソナリティや軌跡を丁寧にシナリオを読み込み、辿り、分析を行って来たからこその解像度を見せてくれました。どの案も克明にプレイ画面が浮かび上がり、存在しない記憶が脳から溢れ出して来たのです。参加者たちが発表のたびに思い出を口にする光景は異様ではありましたが、ロールプレイングとしてはこれ以上なく楽しい営みでした。

さて、この記事を読んでくださっている皆さんも沸々と湧き上がって来たアイデアがあるのではないでしょうか? 
そのアイデアをまとめてニヤニヤしてみるのもよし、誰かとアイデアを共有して解釈を戦わせてみるのもよし。
この手の妄想には無限の楽しみ方があります!

ぜひあなたのアイデアを一つの形にしてみてください!
私もあなたのアイデアを是非見てみたいです!


さて、最後はこの言葉で記事を締めくくろうと思います。

プロデューサーさん、これからもアイマスですよ~~~~!

アイマス~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



~おまけ~

ミナセさんにご提供いただいたMAD動画の再生リスト(記事内非公開楽曲アリ)


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