祝5周年! シャニマスカバー曲談議・シャッフル編!
こんにちは、生乾き三十郎と申します。
私はこれまでに何度も身内のオタクと一緒に、シャニマスのアイドルに何の楽曲をカバーしてほしいかを話し合ってきました。
アイドル個人におけるカバー曲、ユニット単位でのカバー曲、ユニットの垣根を越えた組み合わせでのカバー曲……さらにはシャニマス声優さんに歌ってほしいカバー曲についてまで議論してきたのですが……
まだまだカバーしてほしい楽曲のアイデアは尽きることがありません!
イベントシナリオや新規SSRカードなどが追加されるたびに、アイドル自身やアイドル同士の関係性に深みが増し、新しい解釈や今まで見えてこなかった側面が見つかることもしばしば。アイドルの成長と人生の歩みに真正面から向き合い、描写にも手を抜かないシャニマスならではですね。
シャニマスも5周年という節目を迎え、ロゴを新たに次のキャンバスの1ページ目を刻み始めました。斑鳩ルカという色も283プロの仲間に加え入れ、さらにはアニメ化までもが決定。これから先もどんどんシャニマスというコンテンツは勢いを増していくことでしょう!
それならば!
我々も今こそカバー曲のアイデアを新たに持ち寄り、仲間たちと話し合うことでシャニマスに対する愛を深め合おうじゃないか!
というわけで今回も5thライブ直後の興奮冷めあらぬオタクたちを招集してカバー曲の座談会を開くこととしました。
今回の参加者は以下の通り。
生乾き三十郎(@Heyabosi_Sigati/@Heyabosi_suki)
企画者兼記事の執筆者。まだ吉野家に足を踏み入れたことがない。
リヒテンシュタイン(@todume)
蝋を溶かしているパンダ。好きなミステリーのジャンルは日常の謎、見立て○人。シャニ以外だと女性声優の楽曲を中心に聴いている。 礒部花凜さんの誕生日メッセージ集めてるので、お気軽に参加して頂きたいです!
なかじま(@An_Nakazima)
ノクチル&美琴P。最近チョクメや声優番組に手を出しはじめてQoLが爆上がりしてる。弊害として首都圏に住みたい欲が爆増している。
仮湯リュウヤ(@kariyu1206)
えりち大好き冬優子P
最近えりちとのお話し会で2度目の禁煙を誓った男
タバコは一日10本まで
まりゅ(@HAREBARE_MEGURU)
日夜アルバイトに明け暮れる毎月金欠の限界学生。元気がない時は宮本浩次と女性声優の楽曲に力を貰う日々。
〇 レギュレーション 〇
☆一巡目 一番手 生乾き
生乾き:それでは本日もよろしくお願いします!
一同:よろしくお願いします!
生乾き:1巡目の1番手なのでまずは主催の私から行きましょうか。爽やかな曲でいかせていただきます。
Member:福丸小糸
「Proud Days」NOW ON AIR
リヒテン:なんかもう生乾きさんの”癖”が出てるな
生乾き:偶然にもこの曲ね、アーティストさんがNOW ON AIRっていうアーティストさんでね。まあなんか偶然にもゆっきー(田中有紀さん)が所属してたボーカルユニットらしいんですけどまあそれはさておいてね?
なかじま:なるほどねw
生乾き:小糸ちゃんってはじめ自分にあんまり自信がないところをスタートラインにして、これまで幼馴染の三人に追いつくまでに努力を重ねてきた子だと思うんだけど、その決意と覚悟が歌詞に出ているかなと思います
生乾き:ノクチルっぽい清涼感や疾走感、少年漫画的な熱い部分もある曲調かなと思うんだよね
カリユ:あ~、確かに爽やかだね
なかじま:なんか桜が似合いそうな曲で、今の時期っぽくていいね
生乾き:NOAの曲はほかにもノクチルっぽいなって思うやつあるんだよね
なかじま:あっ、作詞結城アイラさんなんだ!
生乾き:そうだね。結城アイラさんはゆっきーのデビュー当時から面倒見てくださってる方で、ほかのユニットの活動とかでも曲の提供していただいてるんだよね
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最初の一曲目は春らしく、それでいて清涼感のある楽曲のチョイス! ソロでのカバー曲という原点に立ち返り、しっかりとアイドルのパーソナリティに寄り添うことが出来たようです。参加者たちの間にも爽やかな春風が吹き抜けました。
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☆一巡目 二番手 リヒテンシュタイン
リヒテン:それでは二番手行ってもいいですか?
生乾き:お願いします!
Members:三峰結華 桑山千雪
「Brand new diary」熊田茜音
リヒテン:歌い方的には三峰……しおちゃん(希水しおさん)が合いそうな感じがするんですけど、歌詞の内容的には千雪も合いそうだなというチョイスです。いつものように私の好きな声優アーティストさんから持って来させてもらいました。
なかじま:やるな笑
カリユ:あ~、転スラのオープニングの曲か
リヒテン:キーワードとして『diary=日記』があるんですけど、やっぱりそこは千雪さんが一番親和性が高いじゃないですか。三峰も『文房具屋で働く未来もあったのかな』って触れるコミュもあるので、そこから引っ張りましたね
生乾き:しおちゃんの歌声っていうのはわかるわ。サビの伸ばしのところとか
なかじま:めちゃめちゃわかるね
リヒテン:やっぱり『Brand new』のメッセージは5thを受けて解釈が深まった部分というか、新しいことが始まりそうという感覚は今のシャニマスっぽいですよね
まりゅ:軽快な曲調なのが合いますね~
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生乾きの案に続いて、希望の兆しを感じさせてくれる爽やかな曲のセレクト! アイドルの持つシンボル的な要素と曲のキーワードを結びつけて高い親和性を獲得したようです。企画のスタートダッシュに追い風を吹かす素晴らしい選択に一同絶賛!
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☆一巡目 三番手 なかじま
なかじま:じゃあ俺も行っちゃおうかな!
Members:風野灯織 月岡恋鐘 園田智代子 七草にちか
「にゃんにゃんおやつクッキング」ハコニワリリィ
リヒテン:はぁ~、面白そうな組み合わせですね
なかじま:感じますか、この繋がりを。めちゃめちゃ”キュート”です
カリユ:この曲いいよな~
なかじま:安心と信頼のHoneyWorksだからね
まりゅ:うわっ、浮かんできた……! アイマスの新しいアーケード展開が最近発表されたじゃないですか、あれに灯織のスペシャルカードがあって……
なかじま:あ~、あったね!
まりゅ:あれ灯織猫耳じゃん……!
なかじま:灯織はキュートも似合うからね。猫耳エプロンで歌ってくれ~
なかじま:歌詞もそれぞれのアイドルっぽくていいんだよね。「つまみ食い」をするのはちょこ先輩だし
まりゅ:「こらー!!まてー!!」は恋鐘かな?
なかじま:にちかでもいいな
リヒテン:誰が何処を歌うかっていうネタでかなり話せますねこれ
なかじま:曲の終わりにね、作ったクッキーを「めしあがれ」するんだけど、これはやっぱりユニットのメンバーたちにやってあげるのがいいオチかなと思って
生乾き:うわ~、いいアイデア
なかじま:それで、にっちーははづきさんにクッキーを渡してほしいのよ。。。
生乾き:うおおおおおおおお
カリユ:いいね……
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先の二曲とは異なったテイストで攻めてきた選曲。アイドルらしいキュートさに特化し、それぞれの個性を料理という共通項で鮮やかにまとめ上げました。曲の結びには大切な誰かへの贈り物という発想を導くことで、ただ甘いだけでなく心温まるカバー案に仕上がったようです。
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☆一巡目 四番手 カリユ
カリユ:じゃあ俺もなかじーに続いちゃおうかな。いいですか?
リヒテン:いいですよ、お願いします
Member:園田智代子
「スイートマジック」Junky feat. 鏡音リン
まりゅ:ほ~、ボカロ曲から引っ張ってきましたか
カリユ:やっぱりこういう甘くてスウィーティな曲はちょこ先輩だよね
生乾き:だね、直球ストレートかも
カリユ:それでいて、ちょっと歌詞が小悪魔っぽいのが智代子が歌うとどうなるのかなっていう部分もあるんだよね
生乾き:確かに。チョコデート・サンデーに比べるとちょっと余裕があるというか、手玉に取る感じがあるよね
カリユ:合いの手がある曲なんだけど、そこは放クラのほかのメンバーにやってほしいかも
カリユ:少し前の曲ではあるんだけど、今でもちゃんと刺さってくれるいい曲だと思います
なかじま:2011年は最近だろ
まりゅ:怖い話はもうやめよう……俺プレステが出た年までは最近だと思ってるから
生乾き:それはお前の尺度としてはおかしいだろ(まりゅは2002年生まれ)
リヒテン:胎教音にプレステの起動音使ってた?
生乾き:英才教育じゃん
なかじま:嫌だよ
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甘くキュートな選曲同士で繋げてきましたがその方向性は少し異なるようです。園田智代子という一人のアイドルが、甘味というステージの上で違った表情を早速見せてくれたのは興味深いですね。「小悪魔」の言葉を携えて、カバー企画らしいカバーと言えるでしょう。
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☆一巡目 五番手 まりゅ
生乾き:順番的にはプレステ胎児のタイミングだよ
まりゅ:胎児……俺か! ちょっと待ってくださいね……
放課後クライマックスガールズ
「GUTS!」嵐
なかじま:うわ~~~~~~久しぶりに聞いた~~~~~
生乾き:懐かしい……! めちゃめちゃ私の世代だよ
なかじま:これニノのドラマの曲だよね
まりゅ:そうですね、「弱くても勝てます」だったかな
まりゅ:やっぱり選曲理由としては放クラには応援ソングを歌ってほしいのがあるのが一つ。
カリユ:確かに、そこは外せないよな。いや~、放クラ歌ってそうだよ
まりゅ:「Ready Go!」とかのコールも合いそうですよね
なかじま:衣装はやっぱりPANOR@MA WINGかな?
まりゅ:あ~、最後の「僕らだけの革命を 夢と希望のパレード 歓びへと舵を取れ」の歌詞のところでバットをスイングする振付があるんですよね
生乾き:歌詞も青春とヒーローって感じで放クラ的だな~
なかじま:アウトロめっちゃ手振りたいな~
まりゅ:絶対ワイパーやりますね! やりましょう!
なかじま:これぞ放クラって感じ! 青春ソングめっちゃ似合うわ!
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曲が発表された瞬間に大盛り上がりのチョイス! シャニマスのプレイヤーのボリューム層、その世代なら誰しもが頷く一曲でした。一世を風靡したアイドルの誰しもが知る一曲、ここに異論など唱えようがありません!
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☆二巡目 一番手 カリユ
カリユ:二巡目の一番手は俺から行こうかな。一巡目のまりゅから繋いでいきたい曲があるのよね
Members:放課後クライマックスガールズ
「オトノナルホウへ→」Goose house
カリユ:まりゅと同じで応援曲で持ってきましたね。もともとイルミネでカバーにしようかと思ったんだけど、合いの手とか何回も重ねて歌う部分があるから歌い方の感じが放クラかなって
生乾き:そうだね、コールもあるから……シャニマス的には放クラにリードしてほしいところかも
カリユ:応援にしてもまりゅの案と比べると少し優しい感じなんだよね。放クラにも優しく寄り添う応援の形を見せてほしいなっていう思いがあったの
カリユ:「がんばれ!」だけじゃなくて「大丈夫だよ!」っていうメッセージ性は放クラでは割と珍しいメッセージ性かな
リヒテン:楽しいほうに行っていたら自然と良くなるよ……みたいな明るいメッセージ性がいいですね
カリユ:歌詞が本当にいいよね、沈んでいても自然と笑顔になっちゃう
生乾き:イルミネと放クラで迷うのわかるな、これもういっそSynthe-sideみたいにイルミネ×放クラがいいかも
カリユ:あ~~~~
リヒテン:”解答”来ちゃったな
カリユ:正解だよ
リヒテン:クラップの演奏家募集しちゃいましょう
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前巡からの繋がりを強く意識した応援ソング。放クラに歌ってほしいメッセージはやはりプレイヤー同士にも共通認識が醸成されているようです。思わずクラップで参加したくなるような楽しい選曲に、笑顔になってしまいます。
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☆二巡目 二番手 なかじま
なかじま:それじゃあ次は僕が言っちゃおうかな。これだ!
Members:アルストロメリア
「アルストロメリアの枯言葉」SeA0
リヒテン:へぇ~! こんな曲があるんだ!
まりゅ:タイトルが強すぎる! すごいこれ!
なかじま:泣き曲です。前から目をつけてはいたんだけど、歌われている内容が少し物悲しすぎて持ってこれずにいたんだよね。
なかじま:そんな中での5thのDay1! アルストロメリアの別れが描かれたことで出してみるかっていう踏ん切りがついたんだよね
リヒテン:芸術点が高いですねこれは……
なかじま:もちろん衣装はGR@DATE WINGの物で。ダブル・イフェクト、Anniversaryのメッセージを継いでます。道を違えても、力強く歩んでいくのがアルストロメリアだと思うんだよね
まりゅ:転調部分が一歩進みだした、って感じがあっていいね
なかじま:センターステージで背中合わせで歌ってほしいね
生乾き:たとえ別れてしまっても絆は残り続ける。かたちが変わっていくだけっていうのは5thで獲得した新しい文脈だよね~
なかじま:関係が変わっても変わらずにそのままであり続けるものがあるんだよな
生乾き:枯れ言葉のタイトル通りだよね。アルストロメリアの花言葉を改めて見直すとすごい刺さるわ……「未来への憧れ」「友情」「献身」
まりゅ:ライブを重ねてきたからこそ深みが増しましたね~
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これぞまさにこのタイミングでこそ生まれたカバー案! 5thライブで283プロの解散ライブというifを目の当たりにしたことで、私たちの持つ解釈は一つ新しい段階に到達したような感覚があります。去り行くもの、その間に残るもの。それを明確な形にしたものこそがこの歌に謳われる枯れ言葉なのでしょう。
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☆二巡目 三番手 生乾き
生乾き:私も二巡目アルストロメリアなんだけど雰囲気は全く違うんだよね……
カリユ:まあアルスト繋がりで出してごらんよ
生乾き:うん、いかせてもらおうかな。アルストロメリアのあるカードを見ながら聞いてもらいたい曲なんだけど……
なかじま:うわ、当ててぇ
生乾き:当てられないと思うよw アルストの中でもちょっと異色のカードだから。この曲を出したいっていうのが前提で、このカードならあうかも!っていうので持ってきました
Members:アルストロメリア
純情Phantom thief(岩淵桃音 田中有紀)
生乾き:まあゆっきーの曲なんですけど
カリユ:なんか一巡目からずっとお前エゴが見えてない?
生乾き:この曲の好きポイント一つ言ってもいいですか? 作詞がゆっきーです
一同:へ~!
生乾き:ぜひ味わってくれ
リヒテン:ホントだ、作詞に田中有紀って書いてある……
カリユ:あ~、曲もいいなぁ。アルストに歌ってほしいのはわかる。
なかじま:うん、アルストっぽさは十分に出てるわ
生乾き:曲のテーマが恋愛なのはまあ大前提なんだけど、雰囲気としてクールに寄せすぎずにちゃんとキュートさを濃く残してるところがアルストっぽいのかなって
まりゅ:アルストでこの軽快さってのがいいですね。
生乾き:うん、アルストの従来の曲に比べるとテンポはちょっと早めかな
◆
カリユ:いやぁ~、いい曲だな~
生乾き:この曲のゆっきーの歌い方すげぇ好きなんだよな
なかじま:出てますよ、エゴが
生乾き:まあね、偶然にもゆっきーが連続してしまっただけですから
カリユ:お前三回目はもう……もうビンタだからな?
生乾き:そんな偶然そうそう怒らないですよw
リヒテン:今更なんですけど生乾きさんって結構ゆっきーのこと好きなんですか?
生乾き:いや……別に、全然田中有紀のオタクとかではないが???
カリユ:ほな違うか
生乾き:たまたまよく聞く曲に名前が連なりやすいってだけだが???
まりゅ:声優番組にお手紙送るぐらいのものですもんね
生乾き:まあ……別に……???
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アルストロメリアからの繋がりでしたが、方向性は全く別。それどころか本家にもない新しい道を開拓しようと試みました! 発想の大本は推しの声優ではあったものの、歌詞を読み込んで符合するアイドルを探しただけの甲斐はあったようです。
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☆二巡目 四番手 まりゅ
まりゅ:ここまでユニットが連続してるけど、ちょっとソロで流れを変えちゃってもいいですか?
カリユ:かませかませ!
Member:田中摩美々
「RASPBERRY DREAM」レベッカ
カリユ:うわっ! すごいな……こういう曲の引き出しもあるのが強いな
生乾き:こいつ最年少なのに……
なかじま:世代じゃなさすぎるだろ
リヒテン:俺ですら世代じゃないよ
生乾き:リアルにちかじゃん
まりゅ:この曲初めて聞いたのが幼稚園の送り迎えの車中なんですよね
カリユ:親御さんいい趣味してるなぁ……
まりゅ:この曲はやっぱり摩美々の悪い子にフォーカスした選曲です。骸骨マイクを持って歌ってほしいんですよね。
なかじま:絶対似合うやつじゃん
カリユ:誰ソ彼アイデンティティーよりももっとディープな感じがあっていいね
なかじま:うんうん、ディープな感じがするんだけどね……
生乾き:ディープにあこがれている女の子って感じがするな。まだ等身大の少女の視点な感じがある
なかじま:そうそう、摩美々のwingとかstepにすごい合うよ
まりゅ:夜に聞きたい曲ですね
カリユ:わかる、夜の高速とかで聞きたいわ
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音楽はどれだけ時代が経っても廃れることのないもの。名曲はいつまでも名曲もあり続けるものです。世代的に触れたことのない参加者もあった一曲ではありましたが、すぐにグッと心を掴んだようです。
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☆二巡目 五番手 リヒテンシュタイン
リヒテン:これマジで俺が好きな曲なんだけどさ
リヒテン:俺好きすぎて過去にこの座談会の企画で出したことあるんじゃないかって不安になっちゃったレベル
一同:(笑)
リヒテン:検索したら企画に提出はしてなかったけど、この曲好きなんだよな的な発言は3回ぐらいしてた
一同:(笑)
Members:白瀬咲耶 西城樹里 杜野凛世 桑山千雪
「好きだよ、好き。」DIALOGUE+
まりゅ:うわ~~~~~~~~~!
なかじま:待って、歌唱メンバーよ! 寮組じゃん!
リヒテン:芸能界で頑張る、上京組のメンツにかけて持ってこさせてもらいました。
生乾き:やっぱりリヒテンさん一発はDIALOGUE+持ってきますね
まりゅ:ログっこからの援護射撃も来てる
なかじま:これ咲耶と樹里がいいなぁ…
リヒテン:地方出身組にはみんなに歌ってほしい願望はあるんだけど、全体を通してメンバー被りは避けた感じです。
生乾き:なるほど……
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参加者の思いの丈をぶつけた一曲! 熱量は伊達じゃなく、アイドルたちのマッチ度合いもかなり高く、参加者たちが思わず聴き惚れてしまう場面も。本家でも絡みは多いものの楽曲でリンクすることは珍しいメンバーのチョイスに高評価が飛び交いました。
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☆三巡目 一番手 なかじま
なかじま:俺もう我慢できねえっすわ。もういっちゃってもいいっすか
リヒテン:すごいモチベだ
生乾き:いいよ! 見せてくれ!
なかじま:それじゃいきます……
Member:樋口円香
「おやすみ泣き声、さよなら歌姫」クリープハイプ
生乾き:おおっ! なかじまくんの口からついに樋口円香が!
なかじま:樋口円香はロックを聴くんですよ
一同:(笑)
まりゅ:わかる、樋口円香は絶対邦ロック好きだ
なかじま:スタンドマイクで歌ってほしいんだよな……
まりゅ:クリープハイプはボーカルの音域が高くて広いから、そのままのキーでも円香は歌えそうだね
なかじま:だね。熱を込めて歌ってほしいわ……
なかじま:ちょっと前に配布になった「ダ・カラ」を読んでからもう気が狂いそうになって、その解釈を踏まえたうえでもこの歌はいいなと。
なかじま:樋口がもし選んで誰かの曲をカバーするとしても彼女自身のことを歌うような曲にはしないと思うんですよね。それでも歌に歌われている心情を理解しようと歩み寄ろうとして、熱を帯びていくのが彼女らしいかな。
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推しのアイドルのソロ曲カバー案となるとその熱量はめざましいものがあります。熱い想いとその深みある解釈を語ってくれました。登場するやいなやすぐに話題を集めた「ダ・カラ」と合わせて聴くとかなりの破壊力をもつ一曲です。
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☆三巡目 二番手 カリユ
カリユ:いやね……出す順番間違えた。これ二巡目に出すべきだったんだよね。
生乾き:何?
カリユ:これね、生乾きさんとテーマ被りしてんのよ
生乾き:はぁ?
Members:アルストロメリア
「クノイチでも恋がしたい」みきとP
生乾き:うっそマジで? そんなことある?w
なかじま:いいじゃんいいじゃん! おもろ~
カリユ:マジでビビったね、まさかこのテーマで被ることあると思ってなかったから
リヒテン:まさかのアルスト忍者被りか……
生乾き:でも私よりも忍者にだいぶ寄せてるよね、くノ一の強い部分も出てる
なかじま:熱い感じのテーマはあるね
カリユ:生乾きさんの案とちょっと方向性が違うのが面白いところだね
なかじま:強いんだけどやっぱりどこか奥手な部分があるっていうのがアルストっぽさだね
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なんと忍者アルストという狭小の分野で被りが生じてしまうというハプニング。流石の予想外の展開で一同笑ってしまいました。それでいて、突き詰める部分が違うというのも参加者の個性の違いが現れて興味深い結果となりました。
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☆三巡目 三番手 生乾き
生乾き:恋愛系の歌を私も3巡目で用意してあるんだよね。せっかくだし行こうかな
Members:園田智代子 大崎甘奈 七草にちか 市川雛菜 八宮めぐる
生乾き:次はシャッフル編成なんだけど、このメンバーを見て共通項がわかるかしら
なかじま:あ~、これは分かった。一瞬で分かる。
カリユ:まあラインナップ的にそういうことかな?
生乾き:これはDARSのアンバサダーの中でも高校生組をピックアップしてきたんです!
きづいてLovin'you 〜いちごとチョコになりたくて〜(Chiff♡n)
生乾き:まあとあるアニメに出てくるユニットの曲を持ってきたんですけど
一同:(笑)
なかじま:おい!w やってんじゃん!w
生乾き:なんすかなんすか別にこの曲を歌ってる春原珠希さんがCV.田中有紀だからとかそんなことじゃ
カリユ:二巡目で言ったよな??? 三巡目でやったらビンタだって
まりゅ:すごい今回生乾きさんずっと”癖”だ
生乾き:まあまあ、曲の案としてはすごい真面目だよ。恋愛ソングとしてテーマもこのメンツに合うし、歌声もあってるんじゃないかな?
カリユ:うん、それはそう。すごく合ってる
カリユ:ちょっとK-POP感があって好きだよ
生乾き:リズミカルな感じはそうかも?
カリユ:似たような感じ……TWICEが割とこの感じ似てるのかな?
なかじま:僕はNiziuに近いと思ったな。最近の女の子っぽさはある
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性懲りも無く推しの声優で楽曲を引っ張ってきた主催者。ですがカバー案とそのメンバー選出には絶賛をいただきました。高校生という年頃だからこそ歌える恋愛ソングがある。どうやらそれは間違いないようです。
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☆三巡目 四番手 リヒテン
リヒテン:それでは次は私がいきましょう。恋愛ソングの流れとは少し毛色が違うんですが、今の空気になじむチョイスだと思います。
Members:櫻木真乃 風野灯織 八宮めぐる
「今日も一日大好きでした」牧野由依
なかじま:お~、イルミネではなくて、この3人としての歌なんですか?
リヒテン:そうですね、ちょっとオフ感というかありのままの三人で歌ってほしい曲です
まりゅ:あ、やばいこの曲私を終わりにさせる曲だ
生乾き:うわっ、すごい歌詞の節々からあの三人を感じる。「みんなの顔を浮かべ」るのとかってめぐるっぽいし、「どんなときも君の優しさが胸いっぱい溢れてる」のは灯織がしみじみと感じてるんだろうし、やっぱりみんなのことが「大好き」なのは真乃もそうだろうしさ……
生乾き:この三人の等身大の関係性、本当にそうですね……
リヒテン:わかっていただけましたか
生乾き:まりゅ、どうよ
まりゅ:……100点(ニチャァ
なかじま:言い方
カリユ:めっちゃニチャってる
まりゅ:あなたを人間国宝に指定します
まりゅ:なんかね、歌いだしの「今日ね 虹が見えたんだよ すごく大きな虹 たぶん地球のはしっこまで届いちゃうの」とかすごいめちゃめちゃめぐるがはしゃいでる感じがあってね……
まりゅ:う゛ぅ
生乾き:ほんとね、三人の表情が浮かび上がってくるようよね
なかじま:三人の柔らかい笑顔が見えてくるね
まりゅ:溶ける、マジで。いや溶けた
まりゅ:なんだろう、この世に救いはあったんだな
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イルミネPを完全に限界にさせた会心の一曲。参加者全員が思わず息を漏らしてしまうほどにその歌詞のひとつひとつから、真乃・灯織・めぐるの3人を感じることができる素晴らしい選曲でした。
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☆三巡目 五番手 まりゅ
まりゅ:この流れで私も行こうか……
生乾き:大丈夫? いける?
Member:八宮めぐる
「Best Friend」キロロ
まりゅ:この曲はめぐるからイルミネや学校の友達、大事な人に感謝の気持ちを伝える曲として持ってきたんですけど
まりゅ:いつも支えてくれてありがとうっていうメッセージをめぐるも言いたいと思うんですよね。彼女の周りには友達がたくさんいるので。
生乾き:笑顔に元気をもらってありがとう、っていうのはめぐるとしては珍しいね。彼女って笑顔を作る側のイメージだから
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普段ゲームシナリオ中で私たちの見ている側とは違う視点から内面を想像し、生み出されたカバー案。誰しもが知る名曲にめぐるの笑顔を準えるだけで、ぐんと温かみが増したような感覚があります。担当のソロ案ということもあり、これまた力の入った選曲でした。
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☆四巡目 一番手 リヒテンシュタイン
リヒテン:今回の座談会、この曲をみんなに布教したくて参加してるんですけど
なかじま:おお??
Members:大崎甘奈 月岡恋鐘
「QUEEN」harmoe
リヒテン:この曲が不思議の国のアリスのハートの女王をテーマにした曲で、そこから発想を膨らませました。
リヒテン:シャニマスのアイドルをトランプのカードに置き換えるとしたときに♡のQが似合いそうな二人を選びました。
なかじま:へぇ! 面白いな
リヒテン:声の高いほうが甘奈、低いほうが恋鐘だと思って聞いてください
リヒテン:サビの歌詞に出てくる意志の強さがこの二人結構いいかなと。
生乾き:いやぁ~、かっこいいな。この世界観はいいですね
なかじま:harmoeは手出したら俺絶対沼りそうなんだよな~
リヒテン:普段は割とかわいらし曲を歌ってるんですけど、このアルバムは通してこのかっこよさがあるので病みつきになりますよ
なかじま:やべっ
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純粋に楽曲の持つ世界観とインパクトで参加者を圧倒。カバーのメンバー選出も、これまでの案とは違った切り口で新鮮な印象を受けます。カバー曲座談会も折り返し、されどその勢いは衰えることがありません!
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☆四巡目 二番手 生乾き
生乾き:この曲は5th……というか、ここ最近のシャニマスを受けて、この子たちに託せるようになったかなという曲です。メンバーからして「おおっ」となってくれると思います。
Members:風野灯織 斑鳩ルカ 幽谷霧子
なかじま:ゆっきーじゃん
まりゅ:めっちゃ見たことある顔の人がジャケットにいるんだけど
リヒテン:なんかもう生乾きさんもすっかりこっち側ですね
生乾き:偶然ですよ
生乾き:Kleisisの曲はちょっと歌詞が難解ではあるんだけど、この曲は明確に再生や希望をうたってるんですよ
生乾き:贖いのアリアっていうタイトルにもある通り、懺悔や贖罪の思いが溢れてる曲なんですよね。これまでの過ちを受け止めたうえでまた一歩歩いて行こうっていう再生をルカに歌ってほしいんだよね
生乾き:そのルカのそばに寄り添ってくれるのはやっぱり「線たちの12月」でもあったように灯織なのかなって
生乾き:ルカに歌ってほしい歌詞がいくつかあるんだよね。「傷ついた羽を隠し 抜け出せない痛みの果てに それでも此処で 消えない残像と 愛を呼んでいたくて」とかルカの今の心情、ジ・エピソードの感情のままだなって思うし
生乾き:「純白に導かれて 何もかも洗われてゆくの この歌は遠くどこまでも いつか声が嗄れたとしても」は283のアイドルとして歩んでいくことを決める彼女、ここから先未来に歌える歌詞になるのかなと思ってます
生乾き:Kleisisはやっぱりケルト調なので霧子が欲しくなりましたね。彼女も人の弱さを知っていて、その歩みの険しさを理解し寄り添える人間だというのもあります。
生乾き:この曲のメンバー考えてるときにさ、めちゃめちゃ美琴さん合うな~と思ってたらさ
生乾き:いたわ
(※ 緋田美琴役 山根綺さんはKleisis所属)
一同:(笑)
生乾き:そりゃ合うに決まってんだよな
なかじま:オリメンなんだよな
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これまでのカバー曲座談会と大きく捉え方の違っているアイドルはやはり斑鳩ルカでしょう。彼女が283プロのアイドルとして踏み出すことを我々は知っている。だからこそ今の彼女に歌ってほしいメッセージというものがありますね。
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☆四巡目 三番手 なかじま
なかじま:よし、それじゃあ行こうかな
Member:斑鳩ルカ
「ゲテモノ」鬱P
カリユ:おお! 流れ来てんな!
リヒテン:いいですね、ルカ激熱ゾーン
なかじま:さっきの生さんが出してくれたルカとは逆のルカかも
生乾き:カミサマとして崇められてるけど、本人としては……みたいな
なかじま:そう、本人としてはそんなつもりじゃない。ただの人間なのに、と悶え苦しんでいるんだよね
生乾き:「まるでコンテンツのように触られる心臓」とかもろにこの前のルカのファンのtogettherだもんな
なかじま:本当にそうなのよ、ルカとしてはただ生きてるだけなのにファンに幻想を押し付けられてる
まりゅ:曲の感じもすごい合いますね、激しいドラムがいい
なかじま:デスボイスっぽいのもいいよね
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斑鳩ルカのファンからの崇められ方はここ最近でその明度が増してきたところであります。ルカ自体がファンにないがしろにすることはないが、社会的境遇の弱いファンたちはルカの魅せる幻想に縋るようにして依存していく……そんなルカ自身の望まない信仰を描いた歌といえるでしょう
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☆四巡目 四番手 カリユ
カリユ:じゃあこの流れで俺も行かせてもらおうかなっと
生乾き:おお、来るか!?
Member:斑鳩ルカ
「さぁ」SURFACE
なかじま:うわ~、ルカ三連続だ!
生乾き:おお!? ルカが続いてきたけど……この曲なんだ!? すごい意外だけど……
カリユ:まあまあ……なぜルカにこの曲を選んだのかと言われれば歌詞なんだよね
カリユ:確かに曲の感じは今のルカとは少しそぐわない面もあると思う。けど、聞いているうちに多分悪くないなって思ってくれると思う
なかじま:コロチキが脳裏に出てくる
生乾き:……あぁ~、だいぶ吹っ切れたルカなんだね
なかじま:うんうん、吹っ切れた後の未来にいるルカなら歌えるのかな
まりゅ:いや、最初はこの曲合うか~?って思ったんだけど聞いてるうちに歌詞の符合とかでどんどん印象変わってきました。すごい。
生乾き:これも5thの前だと出なかった発想だね。私たちはルカが283プロとともに歩んでくれるということを知っているから、その希望を未来に託すことができるようになった
カリユ:そうそう、5thがあったから選べたんだよね
リヒテン:我々はMulticoloredを歌ってるルカを知りましたからね
なかじま:5thからのジエピを見たからさ、この曲にうたわれてる心情がルカから美琴に宛ててじゃなくて、ルカからルカマネに宛ててに見えてくるのも面白いわ。
まりゅ:「離れて気づくなんて遅い」とかめっちゃルカマネ
カリユ:5th前後で全然違うよね!
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ルカの楽曲としてこれまでにいくつもアイデアが提示されてきましたが、この案は今までとは違ったルカの表情を模索しているようです。ルカが283プロのアイドルとして歩んだ未来、時にその足跡を振り返って彼女はどう思うのでしょうか? そんな解釈に一歩切り込んだ面白い発想でした。
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☆四巡目 五番手 まりゅ
まりゅ:ここにきてシンプルなチョイスです。もう見れば何をしたいのかはすぐにわかってもらえると思います。
Member:ノクチル
「いつだって僕らは」いきものがかり
まりゅ:これMVもすごくいい曲なので、合わせて楽しんでほしいです
なかじま:あ~、このカバーね! これね!
生乾き:曲のタイトルがやっぱりね
まりゅ:この曲の爽やかさも歌詞もノクチルっぽさはちゃんとあるんです
生乾き:いきものがかり自体が割とノクチルと親和性が高いよね
まりゅ:ノクチルといきものがかりで「いつだって僕らは」同士でカバーしあってほしいな
カリユ:あ~、それもいいな。どっちにも合いそうだよね
まりゅ:ノクチルの歌声にクラップを合わせたいぜ
なかじま:このカバー案がノクチルの新イベでまた深みを増すかもしれないのがワクワクするなぁ
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シャニマスの楽曲と同じタイトルをした楽曲はそれなりの数がありますが、この曲ほどに親和性の高い曲はそうそうないでしょう。いきものがかりというアーティストもまたどこか儚げを滲ませつつも、疾走感とぽっぽさを兼ね備えた歌を紡ぐアーティスト。全員が頷くカバー案でした。
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☆五巡目 一番手 カリユ
カリユ:最終順の初手は俺から行かせてもらいましょうかね
Member:愛依サマ
「forever we can make it!」THYME
なかじま:愛依”サマ”なんだね
カリユ:ToLoveるの最初のOPの曲です
まりゅ:懐かしいな~、小6の時に血眼になってみてた
カリユ:愛依じゃなくて愛依サマに歌ってほしいラブソングなんだよ。今どきの女の子たちに憧れの眼差しを向けられながら、リードしていく愛依サマというアイドル像があるからこその選曲だね
カリユ:曲のテイストは愛依サマなんだけど歌詞には愛依自身も読み解けるかな~と思ってる
カリユ:あとこの曲は絶対にさや姉の歌声にあう、これは間違いない
生乾き:そうだね、違いないわ
カリユ:さや姉はこの音域やシャウトの感じも歌いこなせるよ
なかじま:かっこいいけどめちゃめちゃ純情な乙女って感じは残ってていいなあ
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同世代の女子に憧れられる愛依のアイドル像に寄せた選出でありつつ、女の子らしい恋愛要素もしっかりと抑えてきた手堅いカバー曲です。ユニットから切り離したパーソナリティに近しいバンドミュージックで好評を博しました。
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☆五巡目 二番手 リヒテンシュタイン
リヒテン:それでは私もいいですか?
Members:小宮果穂 園田智代子 芹沢あさひ 福丸小糸
リヒテン:これちょっと正直この作戦は反則かもしれない
なかじま:え?
リヒテン:まずこちらをお聞きください
「環銀河系無形文化遺産:ラブソング」サンドリオン
なかじま:あ~~~~~
生乾き:うわ~、なるほど、そういうことか……! 曲の披露の前に流したい音源があるとは言われてたんですけど、こういう意味だったんですね
まりゅ:うわぁ……これは強い、強いな……
生乾き:このシングルって前の語りも併せて完成ですもんね
「告白星」サンドリオン
リヒテン:メンバーの選出なんですけど、「告白」というテーマを中心にそれぞれ違ったアプローチをする取り合わせにしてみたんです。
リヒテン:果穂は年齢的にまだ「告白」というものに対してまだ何なのか答えが抱けていないイメージで。
リヒテン:智代子は「告白」に対して友達と話題の一つとして相談したりされたりがありそうだなって。
リヒテン:小糸は少し奥手で、一人で考え込みそうなイメージ。
リヒテン:あさひは「告白」という手続きがどうして必要なんだろうっていう疑問から始まりそうなイメージ。
なかじま:一人ひとり向き合い方が全く違う組み合わせってことですね。
リヒテン:その通りです。少し哲学的なことも歌詞に混ざっていて、その辺もこのメンバーには託せるのかなって
生乾き:サンドリオンの曲……私最近勉強して、この曲も知ってはいたんですがこの発想はなかったです。脱帽。
まりゅ:歌詞がすごいですよね、「私が神様なら 告白なんて作らなかったのにな」とか何喰ったら思いつくんだろ
リヒテン:本当にそうだよね、歌詞が天才的だと思う
生乾き:あさひ推しなんだけど、あさひの恋愛への向き合い方としてこの考え方はすごい解釈一致でした
リヒテン:「告白」に対する疑問も果穂は将来自分もかかわるプロセスとして考えている疑問だと思うんだけど、あさひに関しては根底から疑問で捉えるんじゃないかな。好きという感情があるなら、その過程はいらないんじゃないか……って感じで
なかじま:「なぜ?」のかたちが違いますよね
生乾き:はぁ~……沁みるぜ、これは
まりゅ:リヒテンさんの像を立てたほうがいいかもしれない
リヒテン:なんで作詞家さんとかサンドリオンとかじゃなくて俺のほうなんだよ
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朗読パートを込みでカバー案を持ってきた離れ業。「告白」という行為を銀河の壮大な目線から見つめなおす姿勢を獲得したうえで、このメンバーの曲だと思って「告白星」を聞くと、その歌詞の一つ一つに散らされている言葉が輝いて見えてきます。
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☆五巡目 三番手 まりゅ
まりゅ:この曲出すのちょっと勇気いるかもな〜
Member:斑鳩ルカ
「Touch off」UVERworld
生乾き:今日ルカ多いな〜
なかじま:あーね、これか! はいはいはいはい……
カリユ:約束のネバーランドのOPか、UVERから持ってくるとは……
まりゅ:私もルカの未来を想定して選曲しましたね
生乾き:「忘れたい事は 忘れられない事 天国への道は 地獄から繋がってる」うわ〜すげえルカの境遇とリンクしてる感じあるな
まりゅ:ルカはこれから這い上がっていくんですよね、その狼煙を上げる曲としてすごくいいなって
生乾き:ルカがずっと燻らせてたものを猛る炎として昇華する。ルカのこの先の未来を予期したすごくいい文脈だ
まりゅ:希望に向かってルカには叫び続けてもらいたいんですよね!
なかじま:ルカはここから先燃えていく、燃やしていくんだよな
なかじま:「ここに来て最大の武器は全ての苦い想い出とかいた恥」いやぁ〜、これが言えるルカは強いしかっこいいね
まりゅ:多くの観客を前にしてこれ叫んでもらえたらすごく嬉しいな
生乾き:今のルカの持っている荒々しさを残したままで、もう一歩進んで先で手にする強さだね。
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奇しくも斑鳩ルカのカバー案が重なった今回の企画ですが、ルカの未来一つとっても色んなありかたがあるなと感じさせられます。誰かの手を取って羽を浄化される未来、過去から吹っ切れて脱皮したかのような未来、そしてどこまでも彼女の今のままありのままで燃え上がるようにして立ち上がる未来……そのいずれも思い描くことができたのは、5thライブの経験あってこそ。私たちの中に確かな未来への展望の礎は築かれたのです。
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☆五巡目 四番手 なかじま
なかじま:じゃあ俺もラスト行こうかな。
なかじま:まりゅ、くらえ!
まりゅ:ええ?! 心の準備できてないちょっと待って!
まりゅ:あ、だまゆからツイートの通知きたからちょっと待って
一同:(笑)
生乾き:いいよ、それは先にそっち見な
まりゅ:……オッケー、大丈夫です。ぶつけてくれ!
Members:イルミネーションスターズ
「星たちのモーメント」上野優華
なかじま:Day2の3人のイルミネを見て、改めてこの曲を聴くと……刺さるんだよなぁ……
まりゅ:「大丈夫だって頷いて 励ましてくれる言葉が
背中を押してくれるだって頷いて」……ここめちゃくちゃいいっすね……
なかじま:彼女たちのアイドルだからいつか必ず終わりは来るんだけど、そのいつかの日までを大切に生きようっていうメッセージはやっぱりイルミネなのかなって思うんですよね
生乾き:絆はずっと残り続ける、やっぱり5thで私たちが得たものは大きいよね
なかじま:Day1とDay2を経てね、固まったところだよね
リヒテン:サビの歌詞があまりにもいいですね、イルミネ過ぎるぐらい
なかじま:「誰かが指さした夜空を見上げると それぞれの瞳の中で 星たちが瞬いた」イルミネの関係性でもあるし、一人一人のお互いへの向き合い方も現れていてすごくいい歌詞ですよね
まりゅ:一緒にいることが必ずしも当たり前なことではなくて、その奇跡を大切にしようっていうのがイルミネで……
まりゅ:ああもう……まとまらないや……刺さる
まりゅ:もうあれだね、学校の先生だったら君に100点と花丸をあげるよ
まりゅ:おまけにシールもあげるよ
まりゅ:俺まだ生きていたいよ……
生乾き:限界すぎる
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いつか来てしまう終わりというのは私たちが5thライブのDay1で胸に刻まれたものです。でも、それを悲痛で終わらせない。終わりがいつからといってそれまでの歩みが下り坂なわけじゃない。今手元にある輝きを最後まで大切に抱きしめていきたい。うたわれているメッセージはイルミネのそんな姿勢と強くリンクをしていると感じます。
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☆五巡目 五番手 生乾き
生乾き:それじゃあ今回の座談会の締め、行かせてもらいましょうか。
生乾き:これまでの流れで、私の5曲目が既に分かってる人も正直いるんじゃないかと思うんですけど、貫きます。私は今日この曲をみんなに聴いて欲しかった。
Members:緋田美琴 七草にちか
Letter(Coe-mony)
生乾き:この曲は今ゆっきーが活動しているCoe-monyの楽曲なんですけど
生乾き:にちかと美琴にはこの曲はセヴン#スを経て歌ってもらえるようになったなと思っていて。
生乾き:Letterってやっぱり想いを伝えるものじゃないですか。自分の感情を紙に書き留める、いわば形に残す対話なんですよね。
生乾き:そういった心と心を通わす体験って今までこの二人になかったもので、セヴン#スを経てその一旦を掴み、これから先に築いていくことになったものだと思うんです。
生乾き:この曲自体はCoe-monyの単独公演に併せて作られた曲で、歌詞もまたものすごくいいのでそこも注目してもらえたらと思います。
なかじま:うわぁ〜……いいねぇ……
生乾き:セヴン#スでシーズの関係性って本当に変わったと思うんですよね。一緒にいることで世界が変わる……お互いがお互いの今まで見てこなかった世界に連れ出せる関係になった、っていうのが彼女たちの歩みを追ってきた身としてもすごく嬉しかったんだよな
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最後まで押しの声優にゆかりのある曲でまとめてきた主催。ですが最後のこの曲にかける熱意は本物です。言葉を交わすもの、二人の関係性を示すものとして象徴的な手紙(Letter)を今のシーズなら生み出すことができる。二年と少しのシーズの句網にずっと寄り添い続けてきた私たちからすれば、この歌を二人が歌ってくれる姿を見ることはまさに本懐ともいえるのではないでしょうか。
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以上、参加者5名それぞれのカバー案5つが出揃いました!
ここでそのすべてをまとめてみてみましょう。
うっひょ~~~~~~~~~~~~~~~
こうやって並べてみると壮観ですね。回数を重ねてきて、より独自の路線を突き詰めたり、それぞれの解釈を深堀したりと参加者それぞれの色が出ているのも面白いです。楽曲を持ってくるところもまちまちな参加者が集まっているので、一巡ごとに予想がつかずに、常にワクワクしながら楽しめました。
今回の座談会では特にコンテンツの展開に合わせたカバー案がいくつも目立った印象です。5thライブDay1の仮想解散ライブを筆頭に、新規で実装されたイベントコミュや斑鳩ルカ加入までの物語「ジ・エピソード」を踏まえたものが複数個上がりました。最近のシャニマスのシナリオは停滞気味だった空気感からの脱却を図っている節があり、アイドル同士の関係性に進展があったり、アイドル自身の成長であったり、それを実感できる場面が数多くありました。そのありのままを描こうとしたり、その先に見える未来に思いをはせたり、楽曲に文脈を託すにしてもその在り方は様々でしたね。参加者たちがアイドルにどんなことを想っているのか、またどうなっていって欲しいのか。そういったファンとしての心情に触れることができたのも面白い体験でした。
そして自分では見つけられなかった解釈や切り口に出会えた時に得られる刺激が心地よい! 一人で練るだけでは得られない感覚で、これはこの座談会ならではでしょう。自分の中で持っていた考えやイメージとそうした不意の発想が結びついた瞬間シナプスを幸福感が走り抜けるのです。
この記事を読んでくださった方の中にもイメージとして浮かび上がったものがあるかもしれません。
よければぜひ、それを私にも聞かせてもらえませんか?
あなたの案で、私に、周りのオタク同志たちに、刺激を、革命を与えてみませんか?
最後はこの言葉で記事を締めくくろうと思います。
プロデューサーさん、これからもアイマスですよ~~~~!
アイマス~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
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