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『我儘なまま』感想ライブレポート〜あさひ/田中さん推しのオタクから〜

ほんっっっっとうによかった……

ライブ終わりにここまでの安堵感と高揚感を抱いたまま帰路についたことはかつてなかったです。今回のライブは芹沢あさひさん、そしてその声優さんである田中有紀さんを推している身からすれば本当に特別な思い入れのあるライブとなりました。

感想記事と銘打ってはいますが、どうしてもここは先にお話させてください。

公演自体の感想を読みたい方は目次から1章に飛んでください。


0.はじめに

私は今回のライブではDay1の現地参加が叶わず、親しいオタクたちと共にカラオケで同時視聴をしていました。初めはキャストさんも挨拶に出てくるのは一部だけで、「今回は全員が登場するわけではないんじゃないか?」「俺の推しもう出ちゃったんだけど?! 明日は?!」といった感じで内々で盛り上がっていたのですが、事が起きたのはイベント後半のことでした。
その前の挨拶の時には今回の新衣装をお披露目してくださり、元気な挨拶を聞かせてくれた田中さんが、楽曲で姿を一向に見せないのです。『SOLAR WAY』選出のシャッフルメンバーの時には名前の表示もあったのに、ステージにはあさひを除いた4人の姿のみ。胸が、ざわつきました。
はじめは私があさひの『SOLAR WAY』を見たすぎて名前を幻視したのかとすら思いました。でも、その後になってもあさひのソロ曲は披露されない。公演中に行われている劇でも、姿すら見えない。とうとう『最後の曲になりました』で頭が真っ白になりました。ライブそのものは大変素晴らしく、もちろんその記憶は鮮やかな色とりどりの光景と共に残っていたのですが、どうしても頭の中に不安感がこびりついて拭い去れませんでした。

終演後に公式のTwitterから言及があり、体調不良とのことが伝わりましたが、詳細な情報はなく、一晩中頭を悩ませることとなりました。

気候のこともあるし、他のアイドルに比べると布地が多めなので熱中症か? 後々に引きずってしまうようなことにはならないか? 明日仮にステージに立てたとして、それは無理をさせることにならないか? まさか今後の活動に関わる喉や耳に関するものか? 

そして何より、ご本人の気持ちが心配でした。今日のライブに向けて、長い間準備と練習を重ねてきたことは間違いありませんし、どれだけ悔しい思いをされたことか。私の身の回りにはあさひを推している友人が複数人いたので、その日の打ち上げでも身を寄せ合って、心配を共有しあいました。

そして迎えたDay2。現地参戦で割とセンターステージに近いスタンド席を掴んでいたので、かなり引きとしては良いものだったのですが、どうしても懸念が頭には残っています。ソロ曲を聞けずに終わるのはやっぱり辛い気持ちもあるし、かといってライブに集中しないのは他のキャストさんにも失礼。そんなジレンマを抱えてライブに挑みました。
でもそんなモヤモヤは一瞬にして消し飛ぶことになります。

「ゆ、ゆっきーがいる……!!」

思わず声が漏れてしまいました。挨拶の場に並ぶあさひ/田中さんの姿が目に入った瞬間に、目頭が熱くなり、それを隠すように赤のペンライトを高く掲げました。本当に、本当によかった……!
そして後半戦の挨拶で、先陣を切ったのもあさひ/田中さん!

『今日はいっぱいキラキラを降らせるっす! 全部全部受け止めるっすよ~!』

___ああ、今日は心から楽しんでいいライブだったんだ!

田中さんの笑顔と共に、私の中の迷いは全て吹っ切れたのです。
灯織役の近藤さんの挨拶の後に、同じ事務所の仲間同士(6月に田中さんは事務所をヒラタオフィスへと移られました)じゃれ合っている様子を見てガッツポーズしたり、Team-stella-のソロ曲披露が続くので曲終わりにその都度ソワソワしたり。不安がなくなった私にはもう没入感しか残っていませんでした。

あさひ/田中さんの楽曲披露で一番グッと胸を掴まれたのは『虹の行方』だったかもしれません。みなさんご存知の通り、あさひには好奇心という重要な行動原理があり、それに突き動かされてアイドル世界のキラキラを掴もうとここまで走ってきた部分があります。そんな彼女が『そうあの時 手のひらに降りた 羽根を握った時 始まった』と歌う。イルミネのパートを歌う。羽搏いて、胸の鼓動を拳から掌に載せて私たちに届けてくれる。それだけでも感涙ものなのに、それにあさひ/田中さんの歌声を聞けたと言う歓喜のブーストも加わって、この時点で号泣ものでした。シーズのパートである『正解を捨ててみたり嬉しいのに泣いてたくさん矛盾したら遠くへ飛べた』の部分も、あさひが歌っていたのはイルミネパートとの対比もあって、グサっと胸に刺さりました。『虹の行方』の曲自体、私たちがこれまで見てきたシャニマスの世界から少し離れて、それぞれの個性を表現しあう今回の公演テーマにぴったりだと思っていたので、この曲自体が私の中では二日間まとめてザ・ベストだったかもしれません。

『星をめざして』の時には涙は流しませんでした。いや、流れてたとは思うんですが(秒速矛盾)、泣き崩れたりはせずに、確固たる意思でそのパフォーマンスを見届けようと思ったんです。Day1で披露が叶わず田中さんも、私たちファンもきっと悔しい思いをした。でも今それを乗り越えてこうしてステージに立っている。だったら誠心誠意のステージに向き合って全てを見届けなくてはと、リングフィットアドベンチャーで鍛えた内転筋で崩れ落ちそうになる膝を支え続けました。天真爛漫な笑顔でセンターステージへと駆けてくるあさひ/田中さん。その視界の先にはファンの照らす赤いペンライトの星空(今回ばかりは点在してUOが光っていたのも、それはそれでよかったかもしれない)。あの光景はこの先ずっと忘れないんだろうなと思いました。

そしてこれは完全に余談ですが、最後のカーテンコールで小糸/田嶌さんと手を繋いで登場した時には全私がやられました。

ライブ終わりには、昨日は心配を語り合ったオタクたちと『良かった…良かった…!』と言い合いながら肩を抱き合い、最高の感情を抱いたままに打ち上げへ。

これまでに参加してきたライブでも、これほどまでに参加できて良かったと思ったことはかつてなかったかもしれないです。それほどまでに私の中であさひ/田中さんが大きな存在になっていたのだなぁと自分自身で驚いた部分もあります。Day1の公演が終わった後の寂しさ、悔しさ、そして動揺はこれまでに感じたことのないものでした。自分の今応援している、推している相手のパフォーマンスはいつでも見られるわけじゃない、だからこそのこの一回一回の機会は大事にしなくちゃいけないんだなと心から思いました。

1.公演テーマについて

今回のライブは、事前情報にも合った通り真乃がDay1の、夏葉がDay2の座長を務め、更にそれぞれにメインキャストで雛菜と結華が決まっており、両日で全く違った設定の演劇がメインで展開されました。
Day1は高校生設定で、先輩に恋心を抱く同級生に思いを寄せるが、ヤキモキした思いでもう一歩進めない淡い関係性。
Day2は大学生設定で、はじめはまるで性格も違う二人が四回生にまで学年を上がるにつれ、時間を共にした事でかけがえのない友情を手にする話。
ユニットの垣根を超えた、というよりも今私たちの持っている固定観念そのものを漂白して見せてくれたのが印象的でした。それぞれお互いの呼称も作中とは違っており、雛菜の「真乃↑ちゃん↓」、結華の「夏葉ちゃん」呼びなどはかなり衝撃を受けた人もいるのではないでしょうか。
作中の展開に合わせて披露された楽曲は、そのタイミングごとで文脈が変容し、それまでに私たちのよく知るソロ曲とは一線を画すものとなっていた気がします。

2.楽曲について

ここからは披露された楽曲ひとつひとつについて、簡潔にではありますが感想を述べさせていただこうと思います。素人目ではありますが、歌唱や振りの変化や衣装に対する印象などを書かせていただきます。披露順序は両日で異なっているので、ユニットごとにまとめる形で書いています。

◆櫻木真乃「ありったけの輝きで」

3rd東京Day2で流した涙を私たちは忘れていません。シャニマスのリーダーとしてまとめ役に立つことが多い真乃/関根さんが初めて披露したソロ曲は無観客でした。だからこそ流せた涙でもあったんだと思います。今回Day1の大トリとして披露されたこの曲はまさに輝きに満ちていたと思います。
今回関根さんは真乃に髪色を合わせていたこともあって、物語への没入感が素晴らしかったです。この曲で歌われている『踏み出す自分』への解釈はかなり深まったものと思います。想いを伝えぬままに卒業を迎えた真乃、でも雛菜との絆は決してその後も途絶えることはない。ずっと一緒と言葉を返してくれた雛菜に対してのアンサーソングのような立ち位置と言えるかもしれません。

◆八宮めぐる「HAREBARE‼︎」

シルエットが本当に峯田さんとめぐるで一緒なんですよね。ライブ直前で峯田さん直筆のイラストも投稿されていましたが、峯田さんはキャストの中でも人一倍自身の演じているめぐるという女の子への思い入れが強いように感じています。今回のライブでも、めぐるらしく溌剌としてエールを会場内に響き渡らせました。
ファンも一体となってHAREBAREコールもできたのが良かったですね。中には振りコピをしてきた方もいらっしゃったのでは? Day1では生徒会長としてスポットライトの当てられためぐる。朝の挨拶運動も欠かさず、生徒のみんなに寄り添って応援する、頼り甲斐のあるリーダーとしてこの曲は応援ソングとしてさらに一つステップを先に進めました。

◆風野灯織「スローモーション」

今回は両公演ともに、時間が進む事で自身の成長や葛藤があり、その上で隣にいる人との関係性の変化も描かれました。真乃と雛菜、夏葉と結華。元々この曲も、初めは不器用さからぶっきらぼうな態度をとってしまいつつも、いつのまにか何も取り繕う必要もないありのままに接することのできるかけがえのない存在となったイルミネを描いたものです。彼女たちの変化が、物語全体に準えられており、この曲は核と言えるものだったかもしれません。
今回のマイコレ衣装も非常に良かったです。これまでの道のりの中で大きく成長した灯織が証明を浴びて美しい青の衣装で歌い上げる様子はまさにアイマスの歌姫の系譜のそれでした。会場が青に染まったあの光景は神秘的ですらありました。

◆月岡恋鐘「アポイントシグナル」

礒部さんの会場を一瞬で自分のもの引き込む手腕には驚かされますね。観客へのコーレス煽りが板についていて、ペンライトのタイミングが一瞬にして揃う様はもはや圧巻。ヘッドセットで両手が自由になって、振りもより大きく自由なものになったので声量が衰えるどころか増してすらいるのはもう何者なんでしょうか。
Day1では恋愛を後押しするため、Day2では大学生活の始まりの希望に満ちた一歩を踏み出すためのエールソングとして機能していましたね。アイドルとして、勢いよく、そして格別な決意と共に一歩を踏み出した姿を知っているプロデューサーたちからすれば、真乃や結華を導くような立場と立ち回りとなったことにLanding Pointを想起するようで感慨深い部分もありました。

◆田中摩美々「誰ソ彼アイデンティティー」

ヘッドセットなのにスタンドマイクパフォーマンスやっちゃってもいいんだ。いいに決まってるだろ!!!!
そのパフォーマンスの特殊さから3rd当時から一際話題になっていたソロ曲だったような気がしますが、かなりパワーアップしていた……というか菅沼さんがスタンドマイク芸を完全にものにしていましたね。『愚者の独白』でも他のキャストさんに指南していた旨の話がありましたし、魅せ方が本当に良かった。今回の衣装では袖がグッと縮んでほとんどノースリーブだったので、腕の艶やかな動きには一瞬の瞬きも許されません。ラス落ちのマイクに縋るようにしてガクッと腰落とす所作には息が漏れること請け合い。
Day1の特殊イントロで開場が沸き立つ様子も良かった……すっかり特殊イントロはシャニマスのお家芸ですね。

◆幽谷霧子「雪・月・風・花」

3rdライブツアーではソロ曲披露のトリを務めた曲で、終わった後の舞台裏での涙が話題にもなりました。あの時から歌声はより安定したものとなり、霧子の生み出す柔らかな世界を実感させてくれました。照明の色が涼し気な空色からだんだんと暖かな橙色に変わる演出も今回の衣装とのマッチ具合がかなり高かったです。Day2のセトリでは初披露となる『Shiny Stories』を受けての曲となりましたが、霧子の持つ温かみがルカを優しく包み込んでいるようで見ていてじーんとなる場面もありました。

◆三峰結華「プラスチック・アンブレラ」

三峰結華の声優さんが希水しおさんに変わられて以来初、ついに念願のお披露目となりました! Day1で雨音が聞こえてきた瞬間に沸き立った人も多いのではないでしょうか? イントロの瞬間に女性の黄色い悲鳴が聞こえてきます。
そんなこの曲ですが、Day1とDay2で聞いていて違いがすぐにその場でわかるほどに歌唱っぷりが違っていました。自身がメインキャストとなったDay2では表情も悲哀とも憤懣とも違う、どこか強張ったようなもので、少し歌声にはトゲを感じました。それもそのはず、Day1では見送られる卒業生側だったのに対し、Day2では音楽性の合う相手に出会うことができず、自分を歪めてでしか表現する舞台がないと強く思い込んでしまったそのやるせない思いを託した歌になっていたのです。『いい子してること 一応、がやめられない 置いてけぼり食らうのが こわかったの』『わかってほしい わかられたくない わからないでいてね』結華の抱く葛藤はどこか私たちにも心当たりがあるような、等身大のもの。だからこそ、この公演の中でもグサリと胸に深く突き刺さってきました。そんな彼女だからこそ、終盤の『シャイノグラフィ』の披露が凄まじいことに……!

◆白瀬咲耶「千夜アリア」

クールをふんだんに押し出すセトリで、中でもキラーチューンとして機能したのではないでしょうか。これまでの披露ではアンティーカの白瀬咲耶としての衣装が多かったため、咲耶のイケメンパワーを真正面から発揮する今回の衣装は逆に新鮮でした。ロングパンツスタイルを着こなし、咲耶と同じポニーテールをなびかせる。サイドバングがいい仕事をしていましたね。いつも以上にくりくりとした目の吸引力があったように思います。
歌声にもいつも以上に拳が効いていて、会場音響では臓物にイケボが響いてエンドルフィンがでまくりました。

◆小宮果穂「ハナマルバッジ」

両手が自由になったことでヒーローを止められるものはもう誰もいない! 両手をブンブンと動かしての振りのついたステップや、手をぱっと開いての笑顔など動きが大きくなったことで前以上に果穂のパワーを感じられました。
スカートスタイルではなく、ハーフパンツスタイルで果穂らしく活発に、自由に表現しているパフォーマンスは見ているだけでかなり元気をもらえましたね。果穂/河野さんの歌い方は表情に全身の動きがついてくる衣装よくこのままの案で通したな
Day2では曲が始まるなり『いっしょに歌ってください!』と果穂/河野さんからの声があったので、会場が一斉に歌い出したのはかけがえのない経験でしたね。すぐに対応できる場内ファンの愛を感じられて嬉しくなりました。
『はい、ハナマル!』

◆杜野凛世「常咲の庭」

3rdではゴンドラを渡り歩いていた凛世が、ステージ上の舞台セットの階段を歩きながら優美な魅力をこれでもか発揮しました。放クラのユニット内の衣装では見ることのできなかった凛世のアイデンティティーである和装は言うまでもなくベストマッチ。肘の袖が雅な手の動きに伴って、日本舞踊を見ているかのよう。ステージ全体に投影されていた映像も、歌川広重の浮世絵を思わせる日本画の背景。衣装の出展元であった【想ひいろは】のカードをそのまま再現したかのような演出でつい見惚れてしまいます。Day1では恋愛を後押しするキューピッド的な役割を務めていたのもこの曲の心情と合わせるとニクいキャスティングです。

◆園田智代子「チョコデート・サンデー」

特殊イントロにすぐにクラップを合わせるファンの様子から、その期待の高さを感じました。ソロ曲の破壊力で言えば、この曲は随一ですからね。『ヤムヤムウェイトレス』衣装で甘々度合いも倍増!これまでの披露ではガチ恋カメラの距離感でのパフォーマンスが話題になっていましたが、今回もカメラ目線での「あ~ん」はありました。会場から上がった歓声がなんだか色めきだっていたような気がします。
全体としてファンと一緒にステージを作っていた印象です。『どぅいどぅいどぅ~』をはじめとして、つい一緒に動きたくなってしまうような振付が多く、ダンスのポップさも両手を使うことでかなり増していました。『あなたとサンデー たべたらマンデー』を一緒になって歌うのも楽しかったですね!

それはそれとして、作中劇で口にしたデートの予定とは……なんだったんですかね……


◆西城樹里「過純性ブリーチ」

今回のライブで披露された楽曲の中でコールが大きかった二台巨頭の一角。ライブ前に予習をしていた方も多かったのではないでしょうか。
樹里/永井さんのコーレスへの気合いの入りようもよかったです。『踏み出して 飛び出して 描いて』は都度感情を勢いのままに込めた声で、鳥肌を立てながらこちらもコールをしていました。会場一体となる感覚は本当にたまりませんね。
今回のライブで披露されている楽曲の中でも振りつけはトップクラスに激しいはずなのに、ステージを縦横無尽に走って会場の隅の隅まで全員を巻き込んでのパフォーマンスにするそのプロ意識には感嘆するほかありません。しかも衣装デニムっぽいしめちゃくちゃ暑くて動きづらいんじゃないの……!?  すごすぎる……

◆有栖川夏葉「Damascus Cocktail」

個人的にかなり好きな曲で、今回生で見れるのをとても楽しみにしていました。3rdの時に『My determination まだ遠いわ Unsatisfaction 燃えてくるの』の指の細かな動きに見惚れて以来、生で見る迫力はいかほどかと震えていました。結果、期待を遥かに超えてきました。今回の衣装が夏葉たる堂々たる威厳を携えたシルエットのローブスタイルで、背面のエナメル素材や白色混じりのファーはステージライトを反射してクールに仕上がりました。大人らしさ、強さをより一層強く感じられたと言うべきなんでしょうか。特にDay2では物語を受けて、アンコール後に締めくくる大トリとして披露されたため、結華と夏葉の二人の歩みと進化をまざまざと見せつけられたような感覚があります。
そして何より、涼本あきほさんの涙があったが故にこの曲は胸に強く残ったのです。座長という役職に就いて、公演全体を率いる立場となったことで大変な緊張や決意があったものと思います。そんな中キャストの仲間たちと支え合って公演を成し遂げることができた、それを応援していた私たちファンがいた。そのことに対する涙だったのではないかなと思っています。公演のメインキャストを務められた結華/希水さんと披露の前の挨拶で、その感情を分かち合う場面があり、その後にパリッと引き締まった表情で披露したこの曲は多大な衝撃を残しました。

◆大崎甘奈「Sweet Memories」

今回の両公演のテーマにかなり強い親和性を感じる曲だと感じた人も多いのではないでしょうか。何気ない日常というかけがえのない時を一緒に過ごした相手と、別れの時が来てしまうこと未来もある。それでもその時の記憶が背中を押してくれる支えになる……これは真乃と雛菜、夏葉と結華のどちらにも共通して言える根源的なテーマにも思えます。サビ終わりに両手の小指を何度も重ね合わせるふりなどは、その象徴かもしれません。今回の衣装の神秘さも相まって、二人の様子を見守り続けた女神が笑いかけているようにも感じました。センターステージでの披露となった楽曲の為、配信映像だとバックに移る照明がとてもよいエッセンスとなっています。

◆大崎甜花「また明日」

両手に膝を使って全身で表現しているのがとても可愛らしい。常に正面を向いて笑顔を見せてくれていることに加えて、衣装の清楚なキュートさも相まってEテレに出てくるお姉さんを見ている感覚でした。
Day1では卒業生への感謝の言葉を述べた場面の後での披露。特に甜花自身が樹里への餞別の言葉を送り、「また逢えたらいいな」の言葉を貰った後でのこの曲は大きな意味がありそうです。
二番の歌い方はより普段の甜花を強く感じる歌声で、若干セリフ調ですらありました。甜花が笑顔で一人、この大きな舞台に立っていると思うと思わず目頭が熱くなります。

◆桑山千雪「Darling you!」

ステージをかなり大胆に使った演出に驚かされましたね。回転するステージで階段に座った状態から歌い出す様子は曲調も相まってパリやフィレンツェの街並みを想起してしまいました。個人的に今回の千雪の衣装は他のアイドルの衣装に比べても、かなりビビットで奇抜な色合いをしているなと印象があったのですが、いざ芝崎さんが来ている姿を見たらそのあまりのしっくりくる度合いに驚かされました。なんなら千雪よりも似合っているんじゃないかというぐらい。

◆芹沢あさひ「星をめざして」

Day2はもう最高最高最高〜〜〜〜〜!!!!
音楽活動でその方向性が相容れる相手が見つからず、音楽から身を引くかどうかを悩んでいた場面で、友人である夏葉からのあなたの曲が聞きたいという我儘を受けて、一つ大きな壁を突き抜けたところであさひが小糸を引き連れて姿を現しました。
あさひからすれば純粋な興味。ギターを鳴らせる人ってすごい!  聞いてみたい!  それだけの気持ちだったのかもしれませんが、『自分の音を聞いてくれる相手』として夏葉の我儘に強くリンクする場面がありました。夢を追い続けるなんて美徳ではなく、あるがままに生きて、あるがままに表現する。そんな単純明快な回答を打ち出す手段して、あさひの『星をめざして』への繋ぎはとても綺麗だったと思います。
曲が始まる瞬間にギターをかき鳴らす動きがあったのは、『黄葉の冠』のフェス衣装である『メイディロック・12』をモチーフにしていたのかもしれないですね。無邪気に結華のギターを真似る姿はとても愛らしかったです。
やっぱり振り付けがか〜わいいの。両手が使えるのマジで天才すぎ。地味にラリパの手の動きめっちゃ難しいんですよね。やば、うちの担当手首柔軟すぎ!?
振り付けでやっぱり外せないのはセンターステージに駆けて出た時に『月でウサギと無重力ダンシング』でウサ耳をつけて飛び跳ねてくれたシーン。い〜〜〜〜〜やいかんでしょ。マジで。『デッドチャンネルl2<)3』って革命なんですよね……マジで。あさひのソロ曲だからあの無邪気なキュートさのある振り付けができるって言うのもある。本当に心を射抜かれました。
間奏でセンターステージからぐるりと手を振って回ってくれたのも嬉しかったですね。ストレイの曲ではああ言う事絶対にできないので。目視で笑顔が見える角度の席取れてて良かった〜〜〜!!

◆黛冬優子「SOS」

会場の熱狂具合が凄まじかった……ぶちかましすぎだよ、黛冬優子……
間奏の振りには投げキッスや指ハートを基本としてファンサがこれでもかとばかりに詰め込まれ、その度に会場内が『Foo!』と湧き上がっていたのがライブ感を感じられて良かったですね。
楽曲の披露終わりのリップ音がしっかり拾われているのがズル過ぎる~!
Day1では幸村さんが挨拶の際に涙を溢してしまう場面も。ステージ上ですぐ隣に立っていたのは同じ事務所の同期で、二人で一緒に番組もやっている涼本さん。これまでも同じコンテンツに参加しているキャスト同士、同じ会場にはいましたが、二人並んでの光景は珍しく、私たちファンの目線からしても特別な感慨を抱かずにはいられませんでした。そんな中幸村さんの目から溢れる涙に、それを支えてハグをした涼本さん。お二人の圧巻のパフォーマンスを支えてくれたのは、その強固な絆もあったのかもしれません。

◆和泉愛依『Going  my way』

3rdライブツアーの披露の際、終わった後に北原さんはこう言いました。『二人に会いたい』ソロ曲のパフォーマンスを披露するはじめての場では単身戦場に立つような寂しさや不安が付き纏っていたと思います。
あれから二年の時が経ち、『我儘なまま』での披露は一人でステージに立つことへの覚悟が固まっていました。二人の存在はかけがえないものだけど、その二人にも絶対に負けたくない。『VS.』やその後の5thライブでも愛依/北原さんはそんな姿勢を見せてくれました。今回のライブでよりその真っ向勝負感を強く感じることになった要因には衣装の違いもやはり大きく関わっていると思います。愛依の持つアバンギャルドさとクールさをいつも以上に感じられる衣装に、装飾の控えめなストレートな長髪(Day2では少しアレンジが入って巻きが入っていた)で、メイクも少しナチュラル寄り。あるがままの愛依/北原さんをぶつけてきたことで会場のペンライトがその空気に呑まれて完全に静止する場面があったのが印象的でした。

◆浅倉透「statice」

今回の衣装の中では一際シンプルなものでしたが、ハマり具合は随一でした。ステージ演出も背景映像もシンプルで、照明も大きく動いたりすることはなかったのですが、どこまでも引き込んでくれました。流石の和久井さんです。澄み渡るような歌声に、時折見せる笑顔に釘付けになってしまいます。白いレースにうっすらと水色の入った照明が当てられることでどこまでも先の青を感じられる清涼感。視線も斜め上によく向けられていたように思います。会場に来るまでの日陰の一切ない地獄のような暑さを忘れられるひとときでした
Day2ではセンターステージに出てきての歌唱となったのも曲中で歌われる『旅』の欠片を感じられるようで良かったです。

◆樋口円香「夢見鳥」

今回のライブで凄いなと感じているのが、シンプルな作りのセットも見せ方次第でだいぶ印象が変わるなということ。街路灯にベンチがひとつ、それだけの景色に夕陽を灯してみせるだけで夢見鳥の郷愁感を強く感じさせてくれました。真っ白な扉も結構キーだったかもしれない。
土屋さんのパフォーマンスはいつも伸びやかな歌声に聞き惚れますが、やはり表情に円香を感じずにはいられません。特に今回の衣装では髪を括る白いリボンがアンニュイな表情をより一層高めてくれたように感じました。樋口円香を表現するのなら土屋さんしかいない!  ライブの旅にそう思わせてくれて大変ありがたいです。

◆福丸小糸「わたしの主人公はわたしだから!」

一番コールの声が大きかったのがこの曲なのはライブを見た人なら全員異論ないと思います。直前に歩道橋でコールガイドの配布があったこともあり、現地参加のファンも体にコールが完璧に染み付いていました。私も安心してコールを送ることができてよかったです。全然無関係な人間ですが、あの企画の功績はデカかったなと思っています。小糸に最高の声援をありがとう。
そしてこの曲は小糸/田嶌さんの衣装と振り付けの相性が抜群でした。文字通り天使を模した衣装で背中に生えた羽根が跳ねるたびにぴょこぴょこ動いているのがとてもキュート。サビ前のサイドステップが本当にかわいい……コールを受けての笑顔も眩しく、あの大きな会場を小糸が自分だけのステージにしているのは胸が熱くなるものがあります。
表情もいつも以上に小糸だったような気がします。大きな声を出すときにはその前に目を閉じちゃっているというのがいかにも小糸。めちゃくちゃ癒されるので出勤前に皆さん聞きましょう。

◆市川雛菜「あおぞらサイダー」

この曲もまた、ヘッドセットで両手が使えることの意味が大きい一曲だと感じました。『パッパッドゥワッパ』の動きに両方の掌を開いたり閉じたりできるようになった意味が滅茶苦茶にデカい。雛菜のマイペースな歩みには開いた手のひらが似合う。あと、あおぞらサイダーの衣装に手袋を取り入れた人は昇給してください。
これももう多分数億回言われてると思うんですが、Day2でハプニングがあったにも関わらずに持ち直して最後に『ごめんね』で締めたプロ意識には舌を巻くばかりです。バミリのテープを踏んでしまったのか、2番の途中から足元を気にしている様子がありましたが、それでも歌を止めることなく表情を曇らせることもなく歌い続ける姿に全員が心を射止められます。

◆七草にちか「フェアリー・ガール」

前もって予告のあったシーズのソロ曲初披露。シーズというカテゴライズから外れて、七草にちかという少女のパーソナリティをどう歌に仕上げるのかと思っていたらとてもポップで可愛らしく、いい意味で生意気な、いじらしい曲になりました!
振り付けがとにかく可愛い! 指ハートがあったかと思うと、4コマでも出てきた『ガオー』のポーズに、羽ばたいていく小鳥のような手の動き、極め付けはサビでのダブル横ピース!   シーズとは別の種類で動きがかなり激しい曲でした。あの動きをしながら、かなりの高音は続くこの曲を歌いこなす紫月さんの力がすごい。
音源はこれから先鬼ほどリピートするのは確定なんですが、この振り付けもどうしても一緒にみたくなってしまう。はやく映像化お願いします!

◆緋田美琴「Look up to the sky」

にちかに同じく予告のあった初披露楽曲。全員で歌いたくなるようなバラード曲とまでは山根さんから言及があった曲ですね。その曲名通りに空を思わせるような清涼感、【CONTRAIL】のカードに通じるものを感じさせてくれますね。(なんならペンライトこれ赤だけじゃなくて水色あってもいいんじゃないか……?※諸説あり)
このソロ曲の偉いところは美琴のこれまでの歩みを肯定したうえで、美琴/山根さん自身が笑顔でそれを表現していること。これまで重ねてきた努力と苦労を、今まで積み上げてきたものとして受け入れて、そこから見上げる星空をまた目指していける。彼女のパーソナリティを知る人間からすればこのメッセージほど嬉しい物もありません。
タイトルでもありますが、サビで『Look  up』が何度も出てきているのはやはり音が『ルカ』に似ているからなのでしょうか?
二番のステージセットに座ってのラップパートはもうそのままMVに使っていいお姿です。特にDay2ではサングラスを付けたままだったので、よりシティラップ感が増して良かったです。

◆斑鳩ルカ「神様は死んだ、って」

ルカも登場以来さまざまなものを経てきたアイドルです。元々は283プロダクションに敵対心を抱いているシャニマス初のライバルアイドルだった彼女が、5thライブとジ・エピソードを経て283プロダクションに加入し、283プロのアイドルとしてこの曲を披露する。死んだ“神様”とはこれまでの虚像を指しているのでしょうか。
パフォーマンスもかなり進化を遂げており、『がなり』のある声でも歌声として抜群で聴いていると思わずゾクゾクしてしまいます。サビのフレーズ、『神様は死んだ、って』で脳漿を撃ち抜く仕草を今回も見せてくれましたが、不敵な笑み混じりの表情でクリパの時とはまた別物でした!   二番間奏の観客への煽りも進化を遂げ、『オラ、もっと声出せ! オマエらの声もっと聞かせろ』から『オマエら最高だよ…』に。会場に黄色い悲鳴が響き渡りました。
歌唱中の照明もクリパの時には割れたガラスのように不揃いでしたが、ルカ自身がライトを浴びる演出に変化。たくさんの光に包まれて、新しい羽根を受けて今また飛び立つルカの姿を象徴しているようでした。


4.複数人楽曲(一部シャッフル楽曲)

今回のライブでは、ソロパフォーマンス楽曲に加えて、stella、Luna、Solの属性曲やSweet♡Stepのようなシーズン曲、全体曲の特殊なメンバー編成での披露がありました。

◆「Color Days」

複数人楽曲では唯一の両日披露となった楽曲でしたが、メンバー選出が二日間で異なっていました。シーズ実装年に登場した曲ということもありラップパートが印象的な楽曲で、それぞれどのアイドルが担当するのかの注目度も高かったです。
Day1ではめぐる、果穂、にちか、小糸がメンバーに選出。キュートと元気さを前面に押し出したと披露でした。『どうせいつものコーデじゃしょうがないし 何も恐れずにBrand New World』を小糸と果穂の二人で担当したのは面白かったです。
Day2では智代子、透、甜花、雛菜、凛世の五人が選出。ラップパートには定評のある透がいますが、今回は甜花のラップもすごいぞ!
両日の違いで興味深いのがラスサビ前の横並び一列でのジャンプ! Day1メンバーは元気よく高打点のジャンプをしていましたが、Day2メンバーは足の角度がそれぞれ異なっていて個性豊かです。凛世のしゃなりとしたジャンプに注目!

◆「リフレクトサイン」

愛依、咲耶、摩美々そしてルカを交えての披露となった曲ですがとにかく歌詞割が天才的でした。「千夜を駆け抜けてみよう 君をつれて」が咲耶だったことはもはや言うまでもないんですが(ウインクまでするのは反則)、
「欠けているから何度でも満ちていけるんだろう」をルカが担当しているところが個人的に一番刺さりました。ジ・エピソードの中でも独白がありましたが、彼女は周りにどんどん大切なものを奪われていると思い込んでおり、家から出ることができなくなるまでに追い込まれたこともありました。そんな彼女が283プロに加入して、また飛び立とうとしている中でこのフレーズを口にしたことには万感の至りです。その後に「新しい自分へと そう私も」で続くのが愛依/北原さんなのも良い。愛依もかつては緊張しがちな性格を取り繕うために隠れ蓑的に作った「あたし」を今では自分自身の一部と捉えて共に歩んでいく覚悟を定めたアイドル。ルカと同様に『新しい自分』に変わり行く姿勢を見せてくれたアイドルの一人だからです。
ラスサビ前『ひとすじ 降りそそぎ続けたい 二度とない 旅路の彼方へ
立ち止まりまた走ってゆく 瞳の そばにいる』でそれぞれにライトが当たっている画角は圧巻。彼女たちの持つ確かな闘志を感じられます。

◆「SWEET♡STEP」

恋鐘、凛世、千雪のメンバー選出。ブロック前の劇パートで三人は恋愛を後押しする立場のキャラクターとして登場していましたが、ファンからすれば納得の人選ですね。小刻みに跳ねることの多い楽曲で、手を掲げることも多い曲なので、センターを務めた凛世/丸岡さんの袖がフリフリで優雅で可愛らしいです。
それぞれの手で作るハートにも表情の違いがあります。ラスサビ前後は特に必見! 抜群の笑顔で自信満々に出してくれる礒部さん、ハートに番組で鍛えたウィンクを添えてくれる丸岡さん、ハートを出した後にコテッと首を倒して微笑む芝崎さん。曲終わりには三人で作る大きなハートもありますYO!

◆「Secret utopIA」

待望の灯織入りの「Secret utopIA」! オリメンである灯織と甘奈に、アンティーカから結華と霧子が加わってくれました。アンティーカでお茶会といえば、やはり【霧・霧・奇・譚】を想起しますね。
この曲は曲調の割に移動によるフォーメーションチェンジが多かったり、腰を使う振付があったりでなかなかハードそうだなと感じているのですが、希水さんはオリメンでないのにキレキレの動きで魅せてくれました。今回の衣装が放射状に広がるミニのスカート丈で、その先端には「雫」がついていたのがいいアクセントになりました。
この曲はサビ後の「Everything's gonna be alright! Everything's gonna be alright!」のパートが印象的でしたが、生で聞く灯織ラップ……発音が良すぎてビビる。ソロアーティストとしてもご活躍なさっている近藤さん、流石すぎる……その後の霧子の「Everything's gonna be alright! Everything's gonna be alright!」のフワフワ感もより一層濃く感じられて極上の体験でした。

◆「VOY@GER」

ついにシャニマスでもオリジナルメンバーでの披露が来た……!
イントロが流れた瞬間の会場の沸騰っぷりもすさまじく、ファン待望の楽曲だったと強く感じさせられました。
しかも今回のライブの披露の何がいいと言えば、全編を通してヘッドセットなのであのアニメMVの振りをそのままに再現してくださったこと。アイドルそれぞれの個性を感じる衣装だったこともあり、再現というよりも現実に昇華されたような感覚でした。ドラムの弾けるようなサウンド共に跳ねる瞬間が本当に見惚れる……! ラスサビ前間奏のダンスには思わず会場からも熱狂の声が上がります。
そして生で披露されたラップパート。透/和久井さんの入りがカッコよすぎる……花道へと歩みを進めたあの数歩だけで飯が何倍も食えます。
本当に、本当にありがとう。

◆「SOLAR WAY」

樹里、甜花、円香、美琴での披露に驚いたファンも多かったはず!オリメンとしては樹里と美琴がそれに当たります。
振りの違いに個性が出るのは勿論なのですが、円香と美琴の対比が興味深い。円香は例のごとく片手を掲げるスタイルなのですが、美琴は他のアイドル同様に両手を掲げて元気よく跳ねています。美琴の笑顔は万病に効く。
この曲はアイドル同士の掛け合いも多いので歌詞割にも要注目。一番の甜花の『ケ・セラ・セラ』と『エトセトラ』は特に必聴。
現地のコールもかなり盛り上がっていたみたいですね。配信の画面越しでもその熱が伝わってきました。
本来ならこの曲はあさひも参加していた曲……しかも並び的に中央が空いていたのでセンターだったんじゃないかな……
またいつか見れる機会を心待ちにしています。

◆「Let’s get a chance」

Day1の座長とメインキャストである真乃と雛菜二人での披露となった、公演を締めくくる一曲。卒業を迎えて違う道を歩むことになったとしても、そんな距離の変化に振り回されることなく、変わらぬ自分たちで『我儘に』次の奇跡を掴んでいくという二人の解答を見せてくれました。何度も楽曲中に交差する二人には、常に笑顔が溢れていて、ファンの歓声の中つないだ手は何よりも強固な絆を感じさせてくれるのです。
直近では合同でミリオンによるカバーでの披露があった曲でしたが、シャイニーカラーズらしさを前面に打ち出してくれた披露となりました。

◆「Killer×Mission」

歌唱メンバーは千雪、恋鐘、冬優子、美琴とかなり意外なメンバーとなりましたが、オリジナルメンバーと併せて、以前やっていたアニメイトコラボカフェでの魔王sideと勇者sideにきっちり分かれていたんですね。フォーメーションなんかもその区別できっちり分けられていたように見えます。
特殊イントロからしてカッコよすぎる……会場内でこの曲だとわかった瞬間の鳥肌がすさまじかったです。美琴以外の三名は直前で披露していた楽曲は恋愛をテーマにしたソロ曲でキュートな衣装を着ているというのに不思議とこの曲調でも違和感がない。表情の見せ方の違いでしょうか?特に二番冒頭の冬優子パートの時は天使の格好をしているのに腕を組むだけでなんたる威厳を放つことか。
ラスサビ前のかけあいが4thの時よりも更に距離が縮まっているのは流石にやりすぎじゃないですか……!?「背中合わせの刺激とシルエット(文字通りに背中を合わせて手を繋ぎ合う美琴と冬優子)」「One&Only Violet&Red(ゼロ距離でデコを合わせる千雪と恋鐘)」駆け抜けろ!じゃないよ!
最後のポージングもオリジナル仕様に……強すぎる、あまりにも……

◆「プラニスフィア~planisphia~」

めぐると樹里、果穂の三人での披露! 樹里がセンターのキャスティングです。元気で力強い三人が歌うことで、オリジナルメンバーとはまた違った輝きを放つ曲となりました。シャニソンの発表会での披露の時とはまた違った印象です。特に2サビ後のコール煽りはめぐると樹里がリードをしたことで、会場一体が波を起こしました。
真乃/関根さんのソロパートである『キラリ光れ!その瞳に映るように』がめぐる/峯田さんだったのはやはり嬉しいですね。今回のシャッフル楽曲はユニットメンバーのパート分けを踏襲するパターンが随所にみられましたが、この部分はその代表例と言えるでしょう。
ラスサビ後の御三方の笑顔は眩く、歓喜とともに息を吐きだす果穂/河野さんの姿には胸がじんと熱くなります。

◆「Ambitious Eve」

咲耶、灯織、愛依、摩美々の四名での披露はクールさの中に確かな熱がありました。メンバーが少数になると、それぞれの歌声をより強く感じられるという側面がありますが、咲耶と灯織の低音はそれが顕著だったように思います。
ストレイを推している身からすると、この曲はストレイと同時期に実装の曲ということあって、愛依/北原さんがメンバー選出されたことが嬉しいのですが、今回は両手を使えるために胸の前で手を組む動作が何度か見られたのが更にグッとくるポイントです。ユニットを代表して一人立っている中で何をその胸に抱いているのかと思うと、ピンクのペンライトを振る手にも勢いがつきました。
Ambitious Eveではサビに指ハートが取り入れられているところが所々あるのですが、ちょくちょくカメラで抜かれる咲耶/八巻さんのビジュが強すぎる。薄利多売の夢女生産工場かい!!

◆「Shiny Stories」

今年のシャニマスをリードする真乃、にちか、ルカの三名による初披露楽曲! シャニマスでは珍しいワイパー曲で、サビでは会場が三色の波で満たされました。これまでの周年曲の振り付けが随所にみられ、真乃とにちかが笑顔でリードをして、ルカがそれに続きます。曲の終わりにはジャケットと同じポーズで締めたのですが、ルカ/川口さんはシャニマスキャストの中でも身長が低めなので、三人が並ぶとより他二人に導かれている感がありました。
ルカが加わって以来初のライブとなりましたが、283プロダクションの暖かな日差しのもとでルカはこの先どんなパフォーマンスを見せてくれるのか、より期待が高まった一曲でした。

◆「虹の行方」

あさひ、霧子、甘奈、円香、小糸の五名で披露となったこの楽曲。
すみません、書きたいことはもう殆ど先ほどのあさひ/田中さんのところで書いちゃったので少しだけ。
ユニットごとの歌割ではなく自由な掛け合いでの披露となりましたが、小糸と霧子の掛け合いにグッときました。そう、『明るい部屋』のコーラス隊の組み合わせですね。真正面から霧子のフレーズを受け止めて、レスポンスを返す小糸には成長を感じずにはいられません。
それはそれとしてラスサビの『この気持ち』で甘奈/黒木さんのハート不意打ちで入れてくるの卑怯じゃないですか……?

◆「シャイノグラフィ」

Day2の公演を締めくくる楽曲。シャニマスの楽曲の中でも何度も人気1位を獲得しており、ファンからの支持もぶっちぎりで高いこの曲でしたが、まだ私たちの知らない一面を隠していたとは思いませんでした。二人が並んでポーズをとった瞬間に会場がこれまでにないぐらいにどよめいたのが忘れられません。
大学一回生で出会った夏葉と結華は個性もバラバラで、馬が合うとは思えなかった。それでも何か予感のようなものを感じて、一緒にいるうちに自然とかけがえのない存在へと変わっていた。そんな二人のこれまでとこれからを飾るうえで、この曲の親和性は格別なものでした。ラスサビ前に『ねえ 最初の色 憶えている? 出会った空の色』で向かい合い、お互いにだけその笑顔を見せる。そして、曲の終わりには自然と笑い声が漏れてマイク音声に入る。そんな演出想像したこともありませんでした。
『我儘なまま』の両公演をこれ以上ない感動と興奮で包んだ、最高のフィナーレです。

5.まとめ

今回のライブではソロパフォーマンスライブが銘打たれており、前々からソロ曲の披露は確定的だったため、両日における変化はそんなにないのかなと告知当初は思っていました。
でも、いざ蓋を開けてみると、同じ曲でもまるで二日の間にその表情は変わり、歌詞から感じるメッセージや感動も様変わりしていました。この公演の構成を考えている人の手腕はとてつもないなと思うし、これを思いついた瞬間の快感もとんでもないものだったんじゃないですかね。完敗です。
作中劇に落とし込むにあたって今ある関係性と全く違ったものになるのも新鮮な体験で、自分の愛着あるアイドルたちと『はじめまして』が出来たのも今回ならではないでしょうか。5thライブで提示されたifの可能性とその文脈と近い部分もあったかもしれません。

彼女たちがもし同世代だったら? 
彼女たちがもし友人同士だったら?
彼女たちがもし新しく関係を構築し直すこととなったら?

そんな今までに考えたこともなかったような可能性を大胆に提示してきたのです。アイドル一人一人のパーソナリティにどこまでも真摯に向き合い、描き出してきたシャイニーカラーズだからこそこんな挑戦にも耐えうる強度がある。5年間の歩みはどこまでも盤石に、足場を踏み固めてくれていたようです。シャッフル楽曲の歌唱メンバーの組み合わせや特殊イントロ・アウトロなど今回も新しい演出が多くありましたし、何度ライブに参加してもまるで飽きが来ないのは運営スタッフの方々さまさまだなと感服。(あとはライブのキャパだけ増やしてくれませんかね)

そして何度も同じことを言ってしまい申し訳ないのですが、本当に田中さんがご無事で何より……ライブに立つということは大変な労力を要する者であり、心身ともに負担の大きな行為です。そんな中で、私たちの前に再びお姿を見せてくれたことが何よりも嬉しく、何よりも有難いことだと感じるばかりです。これからも体に無理をなさることなく、私たちに笑顔を見せてくれたらいいなぁと思いながらこの記事を書いています。

今回のライブでもシャニアニでついにプロデューサーが登場し声がつくことも告知されたり、待望のシーズのLandin Point編のシナリオが追加されたり、ルカがシャニソン内で新しいユニットを組むことが発表されたりと新情報が盛りだくさんでこれから先が楽しみになるばかりです! 

コンテンツとしてどこまでも自由に、我儘に展開していくシャイニーカラーズを応援していきたいとまた心から思わせてくれました。

それではここまでお読みいただきありがとうございました。
またどこかでお会いしましょう。




○おまけ
『我儘なまま』に生きるという在り方~20代から始める人生哲学
(西日本オタク遠征記録)

◆Day1

今回の遠征も夜行バスで金曜日から移動を開始しました。せめて片道はバスにしてお金をめちゃめちゃに抑えないと負けそうなのだ。

東京についたのは朝9時ごろ!
そこからホテルに荷物を預けて、朝は池袋へと移動します!
目指したのはもちろん…

アニメイトカフェのバースデーショップ!
今回のライブはめぐるの誕生日当日ということもあり、身内のオタクたちと一緒にお祝いのためにお店に繰り出しました!
シャニマスの7月生まれアイドルたちと一緒にパシャリ!

周囲に人がいないことを確認した上で
通行の邪魔とならぬよう付近の広場で撮影しています

オタクたち三人でトロピカルゼリーを買って、シャイニーカラーズ三名の名前入りクッキーをつけてもらいました! キャリーバッグの上に即興の祭壇形成……オタクの習性とは奇怪なものである。

コラボメニューに舌鼓を打った後は新宿に移動して他のオタクたちと合流。昼食はロッテリアにGO。

ロッテリアとかマジで数年ぶりでした。地元全くないんですよね、そもそもバーガーキングすらない県なのでハンバーガーに馴染みがない。

なんか速攻でズボンにジュースの水滴をこぼす同行オタク

昼食を済ませたら一旦現地にGO!
私はこの日はチケットを握ってはいませんが、仲間をお見送りand会場の雰囲気を味わいに武蔵野の森総合スポーツプラザへ。

公式
公式
!?

ムゲンビート以来の上陸ですが、相変わらず会場まで一切日陰のない住宅街で震えますね。帽子をかぶって冷感タオルを首にかけてでしたけどそれでも灼熱。マジで今年の夏はえげちい。

会場も日陰まったくないんか~い

身内のオタクがお手紙用にシーリングスタンプを作ってくれました!

現地ではプレゼントボックスで田中さん宛のお手紙を投入。お手紙は前にも個人的に送ったことはあるのですが、プレゼントボックスは初めて。なんだかドキドキします。不躾ではありますが、他の声優さんのボックスも眺めてみると紙袋がちらほら。声優さんにゆかりのあるグッズなんかを入れてる方もいたようですね。

あとは現地で缶バッジの取引(お待たせしてすみませんでした)をしたり、ノベルティの受け取りに失敗したり(見つけられずすみませんでした)をしたりしてました。会場の熱気に呑まれつつ右往左往……

そして時間が来たので私たちは会場を離脱。
Day1のチケットを握れなかった敗北者オタクたちと一緒に府中のカラオケへ…

ドリンクを乾杯したら、テレビにPCを繋いで同時視聴会の幕開けです!

誰がお前の開脚見たいねん

Day1段階では両日でソロ楽曲を全てやるとは分かっていなかったので、全員ビクビクしながら聞いていました。『今日披露されたら明日の披露はないのでは……?』という疑念が挨拶に登場していなかった摩美々ソロ曲登場ぐらいまでずっとありました。

なので推しが登場した瞬間にこれ

とはいえ、ライブ自体が後半に進むにつれ、あまりの出し惜しみのなさに気づいた私たちも『全員のソロ曲これ両日でやるな??』と確信。そこからは全員全力で楽しみました!

田中さんの挨拶にすくりと立ち上がり全てを構える私

三峰の曲になった瞬間に同行者から傘を奪って差し始めるオタク(マジで何?)

そして色々あってDay1終演。

私たちの身内は少しあさひ推しのオタクが多めなので、どうしても色々と思うところはありました。
私自身どうしても終わった後に拭いきれない想いはありましたし、現地参加を行うDay2に不安は抱きました。

とはいえ、ライブはたくさんの人の努力と支え、そして応援があって成り立つもの。その時間を共有するものとしては心から楽しむことも一つの誠意のあり方だと思うので、気持ちを努めて切り替えるようにしました。

そしていよいよ打ち上げだ〜〜〜〜〜!!
ライブ終わりの一番の楽しみといえばやはりこれ!

お隣の団体さんもシャニマスPの集いだったようで、打ち上げの終盤には一部合流して感想を語り合ったりしてました。全然知らない人だったのに、別れ際には『ありがと〜!』のコール。めっちゃオタクの飲み会してるわ…

飲み会終わりに終電でホテルに戻り。
そこからシャワーを浴びて、部屋で飲み直しとなりました。
ライブの最速アーカイブは本当にありがたい……
興奮そのままに、ライブを見ながら飲む酒が最高なんだこれが……


◆Day2

結局Day1は深夜2時半ぐらいまで飲んでいたので、起きたのは8時半過ぎ。朝ごはんを駅のパン屋に行きたいねと昨日のうちは行ってたんですけど私は無理でした。無念。

この日は午前中に物販に行くオタクもいたので、彼らに連れ添って朝から一度現地入り。
朝のうちに現地に行くと人が少ないので写真撮影もできますからね。ここでいう『ジャンプ』とはオタク装備を身につけて跳躍している写真のことを指します。

つまりこういうことです。(真ん中が私)
なんかこんな感じで写真撮影をしていたら、何人かのプロデューサーさんに話しかけていただき名刺交換もさせていただきました。ちょっと話題になっていたルカの神棚の方ともお話しさせていただきました。概念グッズを自作する方はすごいなぁ……

ひとしきり跳ね終わったら一旦会場を離脱。
お昼ご飯は府中のホテルでバイキングです!

お昼はホテルコンチネンタル府中一階の『東北牧場』で!
ちょうど夏季限定のスパイシーフェアで旨辛メニューが数多くありました。

和洋折衷幅広いジャンルでクオリティの高い料理がたくさんあって大満足!  個人的に一番美味しかったのは写真右側の平皿に載っている厚揚げですかね。味噌と山椒で風味豊かに、ソテーされたエノキと一緒にいただくと美味! おすすめです。

昼食を終えたらホテルで着替えてから再度現地へ!
お昼になると会場近辺にもライブの参加者さんがだいぶ集まってきていました。

会場についたらまずは早速かき氷! 今回のライブに合わせて出展していたワゴンカーの店員さんもシャニマスのことを応援してくださっているらしく、お話してくださりました。ワゴンカーの内装も灯織と結華のアクキーが吊るされていて愛を感じましたよ!

暫くしてからは私がnote記事で行っている座談会の参加者さんや企画で一緒に遊んでくださっている方とお話ししたり、昨日は貰い損ねたお花企画のノベルティを受け取りに行ったりの交流の時間!

今回もあさひ/田中さん宛のお花企画に参加させていただきました。私が参加させていただいたのはこちら二つの企画。

どちらも素敵なイラストと共に綺麗なお花で私たちの思いを届けていただきました! 毎度取りまとめいただきありがとうございます。

そしてこちらは私たちの身内で共同で出させていただいたキャストの方々全体宛のお花!

シャイニーカラーズらしい、カラフルで豊富な種類の花に白い羽が飾られています。今回の公演では『我儘なまま』それぞれの個性を表現することに主軸が置かれていたのでまさにぴったりなお花を送れたのではないかなと思っています!

お花企画の何がいいって、公演終了後にキャストの方々が自身と一緒に写真を撮ってツイートしてくださること。私たちの想いを届けることができたんだなと思うと、他では味わえない満足感が湧いてきます。ライブの楽しみが純粋に一つ増えるので、アイドルを、声優さんを応援したいという気持ちがあればぜひ参加・主催を検討してみてはいかがでしょうか。

身内のオタクたちで持参した推しうちわを使っての魔法陣

交流の後は開演まで身内のオタクと待機!
これから始まる公演への期待を語り合ってその時を待ちました。

15時半過ぎ、入場。
流石に外で待機するには暑すぎる!
コンディション的にも少しでも中で涼んだほうがいいですからね。

私はスタンド席Bブロック。ちょうどセンターステージからは左手まっすぐぐらいになります。

なんか身内のオタクがめちゃめちゃに近かった。私たちがセンターステージに真っ直ぐに向けば、その下のアリーナ席に彼らの姿が見えるぐらい。こいつらめちゃくちゃいい席引きやがって……チクショウ

そしてDay2終演。
Day1のこともあって正直ライブの初めの頃は不安がありましたが、田中さんのお姿を見れて覚醒! 本当に嬉しかった……! 今回連番を組んでもらった身内のオタクも、田中さんが登場した瞬間すぐに赤色を灯してくれたのが嬉しかったです。

終演後に身内のオタクがみんな「良かった」「安心した」と声をかけてくれたのもあたたかったです。あの場に立ち会うことができて幸運を噛み締めました。

そしてライブが終わればもちろん……

打ち上げだ〜〜〜〜〜〜!!!!

多分今日の打ち上げはどこの席も「我儘な〜〜〜?」「まま〜〜〜〜〜!!」の掛け声でやってたんじゃないでしょうか。うちもやりました。

絵面やば

ライブのアーカイブを見ながら、感想を語り合う!

『Killer×Missionの密度やばくなかった?!』
『虹の行方アホほど泣いたんだが』
『神死煽りのセリフ変わってるの、もう……ね』
『シャイノグラフィ考えたやつ天才すぎ』
『つーかCoMETIKってなんなんだよ!?』

昨日以上に酒が進んで、しっぽりと語り尽くした飲み会でした。

この日は疲労もあって、ホテルでシャワーを浴びたらすぐに寝てしまいました。田中さんの無事をしれて安心して、緊張が解けた部分もあったのかもしれません。


◆Day3

さぁ、この二日間遊んだ遊んだ!
今日は流石に帰らないとだしな〜、疲れも溜まってるし、夏の暑さも猛威を振るってるし、今日はのんびり帰るとしますかね……








𝟐𝟖𝟑𝐏𝐑𝐎𝐃𝐔𝐂𝐓𝐈𝐎𝐍 𝐒𝐎𝐋𝐎 𝐏𝐄𝐑𝐅𝐎𝐑𝐌𝐀𝐍𝐂𝐄 𝐋𝐈𝐕𝐄
『我儘なまま』
𝐃𝐚𝐲𝟑 開幕

というわけでオタクたちといっしょに『よみうりランド』に行きました!!!!!!!!!!!
クソあっつい!!!!!!!!!!!!!!

なんだかんだライブ翌日に浅草観光したり、ラウンドワンに終日籠ったり、色々と遊ぶのが恒例になっているのですが、ついにここまで来てしまった。
実はよみうりランドは円香役の土屋さんが個人のYouTubeチャンネルでロケをしており、声優ファン的にも熱いスポットだったりします。

園内自体は割と空いてました。よみうりランドにはプールが併設されていて、そちらの方にお客さんがだいぶ流れている感じでしたね。

ガションガションガショーンwwww

クルクルクル~www

ウメ……ウメ……

バーーーーーース……

ヒューーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーwwwwww

1日通して楽しみ尽くしました!

お財布に優しめの崎陽軒シウマイ弁当

帰りは遠征民のオタクと一緒にのぞみ駅弁連番を組んでターンエンド。長い長い『我儘なまま』な遠征はこれでやっと終わりとなりました。

最初よみうりランドに行くという案は割と悪ふざけで提案したんですが、思いの外みんなノリノリで楽しんでくれてよかったです。なかなか同世代と一緒に遊園地に行くということも私はないので、童心に帰って遊ぶことができたのは新鮮でした。絶叫系はめちゃくちゃ苦手なんですが、乗った後に声がアホほど枯れたり腰が抜けたりしたのも含めていい思い出です。

大人になっても同じ趣味嗜好の仲間と一緒に遊べることの有り難さたるや…

今から10月のライブではどんな思い出ができるのかが楽しみです!

さてさて、後は帰るだけ、のんびりと体を休めながら帰るとしますかね……




マジで違うから。


(完)


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