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ゆびたこが消えるまで

『ゆびたこ』ってご存知でしょうか?
幼児期に親指を吸って、吸って、吸いまくった結果、できたタコです。
Hanaは長い間、このゆびしゃぶりでゆびたこができていた子でした。当時は「いつまでやるんだろう」と少し心配になっていましたが、無事に卒業できたので、どのように卒業できたのかをお知らせしたいと思います!

絵本作戦、大失敗!!

親指を吸い始めたのは、もうほんと赤ちゃんの頃だったかと思います。一般的には生後2~4ヶ月の頃から始まるようです。おそらくそのくらいから始めていたと思います。
ゆびしゃぶりが大好きで、眠りに入るときにはかならずゆびしゃぶりをしながら寝ていました。眠りながらゆびしゃぶりをしている毎日でした。

大好きなぬいぐるみがあるのですが、それを持ちながらゆびしゃぶりをする。そんな毎日が、5歳までずっと続いていました。

ゆびしゃぶりを続けていくとどんどんと前述した『ゆびたこ』ができあがってしまいます。毎日ゆびしゃぶりを続けていたので、さすがに心配になってきていろいろ調べていました。そこでたどり着いたのが、くせさなえさん作の【ゆびたこ】というタイトルの絵本です。

内容は、もうすぐ小学生になる女の子がゆびしゃぶりをやめられず続けていたら、できたゆびたこが急にしゃべりだして、「もっと吸ってや〜」と誘惑するんだけど、その恐怖からなんとか逃れようとゆびしゃぶりをやめようとするんだが…というものです。

はじめてその絵本を読み聞かせしたのは3歳くらいだったと思います。そのゆびたこがしゃべってくるシーンが「こわーーーーい!」となってしまい、絵本が怖くなってしまいました。さすが繊細な我が娘。。。ゆびしゃぶりをやめるどころか、「もうゆびたこの絵本読みたくない」となってしまったのです。ゆびしゃぶり続行です。

とりあえずゆびしゃぶりをする子の理由を調べてみました。
「ストレス発散」、「精神安定のため」、「寂しさ」があげられるようです。
ですが、Hanaは精神的に安定していて、特にストレスを抱えているわけでもなさそうですし、親とのコミュニケーションも問題なく行われています。ただゆびしゃぶりをするのが楽しいという理由だと思われます。

ゆびたこが消えるまで

5歳になってもゆびしゃぶりをやめられなかったのですが、最初は飽きるまでやってもらおうかなとも考えていました。ですが、さすがになんの変化も起きなかったので、一言Hanaにつぶやきました。

「年長さんになったらやめようか〜。それまではいくらでもゆびしゃぶりしててもいいよー。」

年長さんにあがるまで残り2ヶ月くらいでしたが、Hanaは思う存分ゆびしゃぶりをしていましたね(笑)。ですが、4月に入ったら、なんと!!!ゆびしゃぶりをピタッとやめたのです!奇跡!!すごい!!!

ゆびたこがなおるまでは何ヶ月かはかかりましたが、ほんとにピタッとゆびしゃぶりをやめてくれたので、前もって期限を決めておくとうまく成功することがあるんだなと思いました。

おなじようにゆびたこ問題を抱えているご家族も多くいらっしゃると思います。絵本を読んであげたり、指に絆創膏をつけてあげたりするのでしょうが、「もうだめだーなんともならない」と思ったときに、期限を決めてゆびしゃぶりをおしまいにする約束をしてみてはいかがでしょう。ひょっとしたらうまくいくかもしれませんよ。

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