太平洋の真ん中で哀を叫ぶケモノ ①
須崎に来てからというものの、初体験する事が結構あるんですよね。
特に水回り(海や川)で何かをすることが多かったりします。今回は海のお話です。
思えば8月、人生初の乗船&海釣り見学をしてからわずか1ヶ月。
前回は同行だけだった須崎のタイラバ。今回は実際に釣ることになりました!
※道具はお借りしました。ありがとうございます。
出港は6:30ということで発着場に着いたのは6:00・・・・。そう、海の男は早起きなのです。
本来は2DAYSのイベントだったんですが、ボクが参加できるのは初日のみ。
現場で知るのですがただの釣りではなく、釣った魚によってポイントがつくちょっとした競技会でしたw
目標はもちろんマダイ。釣り上げたサイズによってボーナスポイントが付きます。
それ以外の魚種は全て1ポイント。つまり【マダイ】が釣れなければ意味がないのです。
釣り方レクチャーも受けたんですけど、非常にシンプルなので初心者でもなんとかなります。
現に初心者が言うので間違いありませんw
①海底に向けてタイラバを沈める。(着底するとリールが反応します)
②10~15回くらいを目安にリールを巻く
以上です。ホントに簡単w
アタリがあったら合わせるとか色々なテクニックはあるそうですが、気にせずリールを巻いていても問題ないそうなので気にせず同じ作業と延々と続ける作戦で行きます。
時間は夕方までたっぷりあるのでマダイとは言わずとも【何かしら】釣れればOKみたいな気分でいざ須崎沖!
出港して約30分ほどで1番目のポイントに。船頭さんの指示で一斉にタイラバを沈めるメンバー。
えっと、どうやったら糸って出ていくの・・・?
※ホントに初心者なんです m(_ _)m
この【クラッチ】というのを押し込むとリールがフリーになってウエイトの重みで沈んでいく仕組み。
この事を現場で教えてもらい、やっと船上という名の戦場に立つことができました。ちなみにリールを巻きだすと自動的にクラッチが戻ってくるなんてなんてハイテク!
【郷に入れば郷に従え!】ってことであとはカラダで覚えていく事になります。
糸の事は【ライン】っていうのも覚えましたw
隣の人が巻いている速さや動きを横目で盗みつつ、タイラバを沈め、巻き取り、また沈め、また巻き取り・・・・。
延々にこの作業が続くのかと思っていた矢先に何やらいつもと違う感触。
巻いているリールに何かの抵抗が!重い!!あきらかに重いぞっ!!!
竿の先が平仮名の【つ】のようにしなる様子は明らかに何かがその先にいる事を初心者にも教えてくれます!
キタキタ!コイツぁキターッ!!!初のタイラバ(海釣り)でいきなりマダイ来ちゃったかな?コレ!!
根がかりでした~。
根がかり(ねがかり)とは、釣りにおいて釣り針やルアーが水底の岩、根株、サンゴなどの障害物に引っかかってしまうこと。無理に外そうとすると、余計に外れなくなるばかりか、釣り竿が折れる場合もある。
初の釣果は【地球】でした。ちきうw
船頭さんにお手伝い頂きながらなんとか回避し、気を取り直して再開!
同じ作業を繰り返すこと約1時間・・・・。
アタリはおろか、何の反応も無い虚空な時間だけが過ぎてゆきます。
まぁそもそも、その【アタリ】の感覚すら全然わかんないからアレなんですけどねw
回りがバンバン釣り上げている中、ボクの竿にも再び反応が!
さっきとは明らかに違う感触!しかも逃げていく感触もある!今度は【ちきう】じゃない!生きている何かがこの先に間違いなくいるっ!!
実際には数分の出来事だったと思うんですがボクには何10分にも感じた魚との格闘!
記念すべき初釣果は!!!
※実際に釣りあげた写真ではありません(写真撮れる状況ではなかったので)
うーん・・・・。初釣果なのになんかグロイw
しかし、これは後に繋がるミラクルへの布石だったとはこの時ボクは知る由もありません・・・・・。
その2へ続く
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?