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【必見】AIに負けないイラストを!

こんにちは、ケシピンです!
今回も誰もが気になっているあのAIについて話します。今回は攻略編です。
最後までこの記事を読んでもらえたなら、これからのAI時代を生きていく上必要な何なのかのヒントになるんじゃないかな?と、思います。(*´ω`*)

あ、サムネイルのキズナアイちゃんは本文にには出てきませんのであしからず(*´ω`*)


きっかけはAI作品が人間の作品に紛れて受賞したことから

さて、ここからは私の持論を交えながらの話になりますが、現在進行形でAIはどんどんと進化し続けていますね。
例えばイラストを例に挙げると、2022年からNovel AIやMidjourneyというサービスが注目を集めはじめました。
同年に米コロラド州で開催されたファインアートコンテストで、ジェイソン・アレンさんが画像生成AI「Midjourney」を使用して生成した絵が1位を取ったと報じられたことが有名です(2022年8月31日)。人間の作品の集まるコンテストなかでAIの作品が優勝するという出来事は、相当な論議を巻き起こしました。
今でもその議論は続いていると感じます。
この時のSNSの反応としては「不誠実だ」とか「ムカついた」などの否定的な言葉もあったようです。「芸術家が死んだ」とか「オリンピックにロボットを出すのか」と揶揄する人もいました。


AIの作品の何がダメ?

AIを使用すると何で不誠実に感じるのでしょうか?
1番の原因は人間の著作物が基礎データとして利用されているからです。
AIにディープラーニングさせるためにはイラストが必要です。しかしそれらには著作権がありますが、その権利を無視して無断でAIに覚えさせるために使用し、AIイラスト自動生成サービスを行っている人たちがいる・・・というのが背景にあります。
また、これまで手間もひまもかけて、人間がひとつひとつ経験と技術と感性をもとに作り上げていく作品が、簡単にAIにラーニングされてしまい、似たようなイラストがばんばんと無限に作成されたらどうですか?そのインパクトたるや…!
人のふんどしで相撲をとるという言葉がありますが、まさにそれですね。不誠実に感じるのはこのためでしょう。
当然、上限なく大量に作成できてしまうものは価値が下がります。AIイラストが供給過多になると、せっかく人が心を込めて作った手描きの作品も、ボタン一つで作成されたAIイラスト達が溢れかえってしまうと、埋もれてしまって見る人も居なくなってしまいますからね。
イラストのインフレ化はクリエイターの心理としては非常に危機感を覚えます。

さらにもう一歩踏み込んで言いますと、なぜ私たちは AIを警戒するのでしょうか?
それは「得体が知れないから」です。
人間は見知らぬものを見ると警戒心を持ちます。これは生き物が本能的に持っている自己防衛の機能が正常に働いているからなんですよね。だから、危険と感じるものにが目に入ってしまいがちです。
もしかしたら、ホメオスタシス(恒常性)を維持するための正常な反応なのかもしれないですね。
人の体って自分という存在を維持するために一定保って変化しないような機能が備わっているんですよ。一定に保つのは身体だけではなく心もです。
いままではAIなしに生活ができていたのに、AIの登場によって無理やり私たちの生活が一変させられてしまうかもしれない。。。そう思ったら反抗もしたくなるじゃないですか。(笑)

私の考えるAIの凄さとは、「量」と「速度」だと思います。人間が同じことをしようとすると気が遠くなるほどの時間がかかるのですよね。
AIは大量のデータを蓄積します。そして、人間の命令(プロンプト)に従い、蓄積した大量のデータを高速に判断して処理することが可能で、その能力は人間の力を上回ります。
正直、忘れっぽくて絵を描くのも遅い私からしてみれば、早いというのは羨ましい限りです。
しかも、最近の AIイラストはクオリティも高くてかわいい…!頑張ってもAIに敵わないなんて、そんなのズルい!!嫌だ嫌だーっ!!!って気持ちでいっぱいです。
こんなに早くて上手い絵が早く作れるなら、もう人間いらないんじゃない?
って普通考えちゃいますよねぇ…。しかも感情を持たないAIに人間の感情を揺さぶられるなんて敗北感。なんか嫌。人として悔しいです。嫉妬すらしますね!><;


…ああっ!もしかして、いつの間にか人間ってオワコン(終わったコンテンツ)になっちゃったの〜?!
いえいえ!そう決めつけてしまう前に、AIにない人間の強みって何だろう?って逆に考えてみませんか。

人間の強みとは

ここでちょっと思い出してみてください。あなたは何か気づくと思います。
AIイラストがグランプリをとった時に、人々にどんな反応が起きましたか?
そう!「ムカついた」とか「インチキだ」とか感情的な反応でしたね。この際、肯定か否定かについて論じるのはひとまず置いておいて、これってAIにはないものなんです。
と、いうわけで突撃インタビュー!チャットGPTのAIさんにぶっちゃけて聞いてみました。「人間の強みってなあに?」って。そうしたら以下の返答が返ってきましたよ。
「AIには人間にはない弱点もあります。例えば、創造性や感情、コミュニケーション能力、倫理観、柔軟性など、AIにはない多くの強みが人間にはあります。例えば、芸術作品や小説などの創造物は、人間の感性や感情が生み出すものです。また、コミュニケーションにおいては、AIは人間に比べて柔軟性がなく、相手の心情や状況に対応することができません。さらに、AIには倫理観がなく、人間の道徳的判断に頼る必要があります。」
…ですって。
つまり、AIさんには感性や感情がないのです。だから、人間とのコミュニケーションにおいて、共感したり、感じたことを相手に伝えたりすることが難しいのですよね。

孔子は「仁は、仁であることそれ自体が安定性の根拠である。知は、仁によって支えられている。」と述べています。つまり、知識は思いやり・いつくしみ・なさけといった“心“によって支えられるべきと言っているのだと思います。

また、東京大学の安冨歩教授は「「わたくし」と「あなた」が、互いにわかりあおうとして、相手の繰り出してくる行為を、相手の心を推測しながら読み解くという形でしか実現し得ないのであり、そうすることでこそ実現しうるものなのである。こういった状況を前提にしてコミュニケーションを実現させるためには、相手が自分と同じような世界を持っている、とまずは信じ込み、なんらかの動きを示すという賭けにでなければならない。」と言っています。コミュニケーションは賭けという表現は凄いですね(笑)。確かに、コミュニケーションには明確な答えはないです。こうなんじゃないかな?と自分が推察して動く。それに対して相手がまた推察して反応を返してくれる。このやりとりが大切で、AIにはそれが出来ないということです。

本当の意味でエモいイラストを!

エモいって言葉がありますよね。英語のエモーショナルが由来である日本の俗称ですが「感情が動かされた状態」「感情が高まって強く訴えかける心の動き」などを意味する言葉です。私はこの言葉にクリエイターの目指す全てが集約されていると思います。
今後、イラストレーターとして生き残っていくためには、自分の描いた絵を見てくれるであろう相手のことを思いやる姿勢が必要です。見てくれた人の感情を揺さぶりたい!と考えるなら、一体どんな内容なら刺激を受けてもらえるかな?共感してもらえるかな?と相手のことを思いながら作品を作ることが大切なのではないでしょうか^ ^
そこまでやって、その上で受けるかどうかは賭けなんです!人事を尽くして天命を待ちましょう♪

それではまた!

キズナアイちゃんかわいい^^
絆のアリル楽しみです♪

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