文章や作品の背後にあるものをくらい尽くしたい

最近自分でも文章を書くようになって、特に小説というものについて、その作品そのものだけでなく、その背後にいる作者、作者が存在した時代、また積み上げてきた時代や経験、そして作者が読んだり見たり聞いたりしてきたもの、そして思ったこと、それらにさらに興味が湧いてきた。

そして、そこからなぜその作者は、小説というツールを使って、その背後にあるものを踏まえて、小説の中の言葉で表そうとしたのか。

要するに、「何が彼女をこうさせたか」に興味が出てきた。そしてそれを知ることで、時代特有のものも、時代を超えた普遍的なものも見つけるヒントにできるような気がしてきた。

好きな作家の年表、それもただその人の個人的なものだけでなく、その人が過ごした時代の歴史についても並行して整理してみたい。

さらに、それが自分と同じ年齢のときにどうだったか、なども知ってみたい。

それをしながらあらためて作品に立ち返る。そうしたら、「これをこういう風に表現したのか!」という新しい感動が得られるかもしれない。

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