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BTS(防弾少年団)の新曲「Blask Swan」。アーティストの内面と向き合う孤独な心象風景を語るか...

アーティストは孤独なもの。深淵を覗く時、深淵もこちらを覗いている。

これはドイツの哲学者であるフリードリヒ・ニーチェ(1884~1900年)が、著作「善悪の彼岸」で語った言葉で、ミイラ取りがミイラになってしまうという皮肉にも究極的な状況を表した言葉だが、BTS(防弾少年団)にとっても似たような状況が訪れているのかも知れない。

上記のニーチェの言葉は、異常者の心理状況を理解するには、自らも異常者と近い心理状況になる必要がある、ということを示唆したもののため、流石に全てが一緒であるとは言えないが、BTSの2019年はまさにエンタメ業界、音楽業界を見つめ続けた1年間だったと言えるだろう。いわばパフォーマンスという領域を尋常ではない程、見つめ向き合い考える期間だったと言い換えられるだろう。

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