フェアじゃない
そもそもの内容を私は聴いていない。
ちょうど何もかもが終わってしまって聴き始めたのだ。
でもそこに残る、僅かな違和感とワタナベアニさんの仰ったことがとても気になった。
気になって辿ると容易に想像でき、更に辿ると確信へと変わった。
感じたことや思うことは沢山あるのだけど、心を整理していくと一番大きいのは
フェアじゃない
これだと思った。
ある種の公的な場所で、不特定多数の中で孤立させられる、その恐ろしさを別の形で知っているだけに言葉にならない感情が込み上げた。
周囲の反応が私は恐ろしい。
自分以外の周りは巻き込まれていくのか、そちらに同調していくのか分からないまま孤立していく。
それを思い出すだけで、今でも声が出なくなるほど心を病む。
人は忘れることができるけれど、私はなかなかそれが出来ない。
その理由は信頼していた人たちに裏切られたような気持ちだったから。
憤りは悲しみに変わる
悲しみは諦めに変わる
諦めは静かに心を蝕んでいく
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