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小さいけどそれが良い?!Indonesiaの古都、Soloをゆっくり回ってみた

皆さん、こんにちは!
オーストラリアのメルボルン大学トリニティカレッジに留学中のIbukiです!

SurabayaからSoloまでの電車旅

前回のブログでも書いた通り、私は現在、オーストラリアで出会ったいくつかの友人の故郷を訪れにインドネシアを旅行しております。

最初に滞在した東ジャワ州にあるSurabayaを離れ、今回は中部ジャワ州にあるSurakarta(通称Solo)という場所を訪れました。

SurabayaからSoloまではKAIという国営会社が運営する長距離列車で2~3時間ほどといったところ。
水田の広がる景色を眺めながら、あっという間にSoloにたどり着きました。

Soloってどんな街?

むかしインドネシアが王国だった際に栄えたSoloとお隣のYogyakartaは、共和国となった現在も、当時の面影を残す観光スポットとして知られています(日本で言うと京都や奈良の立ち位置に近いと思います)。

市内には現在も使われている(ロイヤルファミリーが住む)宮殿があったり、インドネシアの民族衣装であるバティックが今も手作業で作られていたり、Soloでしか出来ないことはたくさんあります!!

個人的なお気に入りは左から2番目の青いバティックです。洋服だけでなく、写真のように繊維そのものが売られていることがあるので、テーブルクロスやハンカチなどにも応用が可能です!

ジャワ原人の頭蓋骨発掘の場所:Sangiran

そんな歴史・文化においてインドネシアで重要な位置を占めるSoloですが、考古学的な点においてもSoloがある中部ジャワ州というのはとても大事な(ホットな)場所となっていることをご存じでしょうか?

Sangiran博物館の中で見つけたジャワ原人の模型。
感動しすぎて写真がすこしブレてしまっていますね…

私もSoloを訪れるまで知らなかったことなのですが、Soloの郊外に行ったところにあるSangrianは人類の祖先として有名なジャワ原人(直立猿人)の頭蓋骨が最初に発掘された場所なのだそう。

せっかくだったので、ジャワ原人や水牛などこの地方で発見された化石を展示するSangrian博物館に友人と行ってきました。静かな農地にある、考古学を学びたいと思わせてくれるような刺激的な博物館でした。

地元の友達おすすめ:Soloで食べたご飯

このように見どころ満載のSoloですが、忘れてはならないのは市内にある数々の絶品グルメです!地元出身の友達に連れられて、朝から晩まで様々なインドネシアの料理を食べさせてもらいました。

左上から右へ順にpisang plenet(バナナパンケーキみたいな味)、sayur lodeh(野菜スープ)、ayam goreng(チキンライス)

パウダーやスパイスの味が効いていて、これを食べるためだけにインドネシアに来たと言えるくらい、とても美味しい料理の数々でした!

Soloで暮らすってどんな感じなのだろう

実はSoloというのはとても小さな街で、市内にはメルボルンや東京と違って高い建物というのはあまりありません。

そんなことがあるので、市内ではお互いがお互いのこと(もしくはその家族のこと)を知っているという状況が良く起こるそう。

友人と一緒にご飯を食べながら、少しパーソナルな話をしていたら急にきょろきょろし出したので、
「どうしたの?」と聞いたら、
「Soloは小さな町だから、お母さんの知り合いがいないか探しているの。噂話はすぐ広がるし。本当に、それくらいコミュニティが小さい。」
と話していて衝撃でした。

個人差があるとは思いますが、友人はメルボルンに来る前からとても外に出たいという気持ちが強かったそうで、このSoloに住み続けるには少し息苦しいみたいでした。

たまに訪れる分にはすごく落ち着いていて良い場所だなと私自身は感じていますが、実際に住んでみるとどうなのでしょう?
案内してくれた友人のおかげで、個人的には、また機会があったら訪れたいと思ったインドネシアの街の1つでした!


今回のブログは以上になります。
本日も読んでいただき、ありがとうございました!

次回の記事もお楽しみに!


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