日本語通じないけど、なんとかなる!?台湾の隠れた名所:台中・日月潭
前回までの東南アジア旅
台中に来て最初のカルチャーショック
個人的には小学生の時以来、6-7年ぶりの台湾。
家族で訪れたときの「安全で」「守られた」良い旅の記憶があったのでワクワクした気持ちでいたのですが、着いて驚いたのは台湾語を話せない外国人なんて自分以外どこにもいないこと。
台中国際空港から市内にあるホステルに向かう途中に乗ったバスでは運転手さんとコミュニケーションが取れないトラブルが発生。
中文の発音も分からないので、降りたいバス停の読み方も分からず、
悠遊卡という日本で言うPASMOとかSUICAみたいな台湾のICカードも持ち合わせていないので、現金で支払うにしても値段が分からず、
もうどうしようもなかったので、後ろにいた若者2人に必死で英語で説明して助けてもらい何とかホステルにたどり着くことが出来ました。
台湾のご飯
そんな出来事から始まった数年ぶりの台湾滞在。
次の日は「美味しいものを食べるぞー!」と思っていたのですが、意気揚々とした気持ちもつかの間、実はここ数週間の旅行の疲れがたまって食欲がありません。
でも何か食べないと野垂死んでしまうので、
適当に市内を歩いて見つけたのがこちら!
はい、どん!
臺中第二市場です!
市場にあるお店で注文をするとき、いかんせん台湾語が話せないことに気が付いた私はまさかのここに来て人と話すことに緊張。勇気を振り絞って(といったら恥ずかしい話ですが笑)、この日はココナッツゼリージュースと魯肉飯を頂きました。
日本との繫がりが深い台中
実は、先ほどの臺中第二市場ではないですが、台中には日本との関係が深い建物が多く存在します。一番有名なのは、台中で実際に活用されていた現在はアイスクリーム屋さんやお土産屋さんが併設されている宮原眼科ではないでしょうか。
こちらの宮原眼科の2階にあるレストランで台湾料理を頂きましたが、かなりボリューミーでとっても美味しかったです。
また、個人的なおすすめは日本統治時代に使われていた警察宿舎をリノベーションして建てられた臺中文學館です。
台湾出身の文学人について多くを知れるだけでなく、戦後中国本土からやってきた国民党が起こした地元民への弾圧事件である二・二八事件など、台湾の歴史を知るうえで欠かせないことがいくつか学べます。
ちなみに臺中文學館では、数十年前まで台中市内が今ほど整備されておらず、現在のわれわれが知るような様相とは全く異なっていたことを学びました。例えば、市内を流れる柳川はトタン屋根の家に囲まれ、川の水ももあまり衛生的な状態ではなかったそう。。。
ただ、2023年の現在はとてもキレイで過ごしやすい街となっています。芸術と文化にあふれる場所ですので、機会があれば皆さんも是非訪れてみてはいかがでしょうか。
日月潭(サンムーンレイク)で自転車旅
さて、今回のブログを占めるのは台中の後に訪れた日月潭という台湾で一番大きな湖を旅した際のお話です。実はこの日月潭、日本の琵琶湖と比べても規模感としてはかなり小さいらしく、「自転車で数時間くらいあれば余裕で1周出来る」と聞いていたので興味本位で試してみました。
実際に行ってみた感想は、
「決して軽々出来る道のりではない」ということです!
(自分が体力不足なだけかもしれませんが…)
何度「電動バイクにすれば良かった」という考えが頭をよぎったか分かりません。真夏のサイクリングだったので、汗で全身びしょびしょでした。笑
ただ、実際にサイクリングをしてみて思ったことは、上り坂はきついけど下り坂を走るときの山奥の風は本当に気持ちがよく、丘の上にあるパゴダやお寺から見える景色は言葉に尽くせないほど綺麗だったということです。
夏は暑すぎて危険なので、もう当分はやりたくないなと思っていますが、また体力を付けて今度は友人と時間をかけてゆっくり湖を回ってみたいです。
ちなみに、この日月潭。
台湾の先住民の方々の文化が今も色濃く残る場所としても有名です。
今回、私はそうした先住民に関連したものに触れることはできませんでしたが、滞在した伊達邵の近くには先住民について取り上げた文化館などがありました。もし読者の皆さんの中で、訪れる機会があれば是非行ってみてください。
きっと素敵な経験が待っているはずです。
今回の記事は以上になります。最後まで読んでいただき、ありがとうございました!私の片言の言語力では相手に自分が言いたいことを理解してもらえないことが多く、落ち込むこともありますが、相手に理解してもらえた時や台湾語でコミュニケーションを取れた時の嬉しさは言葉に尽くせないものがあります。
何だか最初に英語を学んだ時のことを思い出しました笑。これから2週間、台湾に滞在する予定なので沢山美味しいものを食べてこようと思います。
次回の記事もお楽しみに。
では、また!
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