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台湾の年越し
日本ではお正月には色々な伝統的な行事があり、台湾人の私から見ると、とても楽しそうだと思います。
実は台湾ではどちらかと言うと日本でいう旧正月、つまり春節が正月になります。2024年は2月8日~14日が春節にあたります。
ですから日本のお正月での過ごし方は日本と台湾ではずいぶん異なります。
今回は日本のお正月期間中の台湾の過ごし方を紹介させていただきたいと思います。
まず、残念ながら、お休みの日は元旦(1月1日)だけであり、この時期は旧正月(毎年違う日程ですが、ほぼ1月末から2月中旬です)と近いため、わざわざ有給休暇を取って旅行する方は多くないと思います。
一般的な予定は、家族や親友と集まり、食事をして、約23時になるとカウントダウン花火を見に行くことです。
台北の場合、台北101の花火が最も人気で、その周りには多くの人々が集まって、動けないほど混んでいます。
周りの道も運転を禁止され、人が道に座れるようになります。
ちなみに、2003年に台北101は初めのカウントダウン花火を開催しましたが、その後、毎年「今回は最後だ」と言われても、結局新しい出資者を見つけたりして、花火が続いています(笑)。
元旦に、初めてのご来光を見るために山に登る方や、国旗掲揚式に参加する方もいます。
国旗掲揚式の参加者は朝4時半から総統府の前に集まり、5時に様々なパフォーマンスを楽しみ、国歌を斉唱します。
その後、国旗が掲げられる重要な儀式が行われます。
また、参加者にはお年玉などのプレゼントが贈られます。
2024年の式では、さつまいもが参加賞としてもらえるようです。
私もお年玉をもらいたいのですが、こういう式典では、よく睡魔に誘わてるので、まだ参加したことがありません。
台湾のお寺も大晦日に108回の「除夜の鐘」を鳴らすところがあるそうです。
そちらのお寺は日本統治時代に建てられたものなので、日本の伝統的な習慣に従い、和式の年越しができるようですよ。
以上が簡単ですが台湾の年越しの様子ですが、ちょっと寂しいですよね(笑)
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