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学生実験で微生物アートコンテストを実施しました

田中が担当する3年生の学生実験「環境生物学実習」で、細菌の平板培地への接種、画線の練習の一環として、微生物アートコンテストを実施しました。

微生物アート:寒天平板培地をキャンバスに見立て、細菌などの微生物で絵を描くアートのこと。

参加者13人で20の作品が完成。花をはじめとした身の回りのものからキャラクターまで個性豊かな?作品が揃いました。

参加者全員による厳正なる投票を行い、最優秀賞と優秀賞が決定しましたので、以下に紹介したいと思います。

まず、最優秀賞に輝いたのは、竹田君作の「グレープフルーツの断面」。本人曰く、「皮と実の間の部分をもう少し凝れれば…」とのことでしたが、圧倒的な支持率(46%)により選出されました。おめでとうございます!

追記
竹田くんのコメント「色が混ざってグチャグチャにならないようにするのが難しかったです。とても貴重な体験になりました」。

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竹田君作「グレープフルーツの断面」

そして優秀賞は、中野さん作の「うま」(漢字ではなく“ひらがな”)でした。残念ながら、うまの真上に黄色っぽい菌のコンタミネーションがありましたが、お月さまみたいで、これはこれで味があるのでは?と思います。何はともあれ、こちらもおめでとうございます!

追記
中野さんのコメント「馬が好きなので、うまを描きました。今回の実験で培養した細菌には、茶色の細菌がなかったのでピンク色の細菌で輪郭などを描いたのですが、描きながらうまうまうま…と念じたおかげか、茶色っぽくなっていて驚きました。また機会があれば、もっとうまくかっこいいうまを描きたいです」。

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中野さん作「うま」

せっかくなので、参考までにその他の作品も紹介しておきたいと思います。興味がある方はご覧ください(残り14作品あります;キャラクターものは省いています)。

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田邉さん作「あひる」

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田邉さん作「いちょうの葉」

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安立さん作「私のペット」

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井関君作「クレイジーダイヤモンド(だまし絵)」

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井関君作「ルーンの魔法陣」

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菊池君作「金魚」

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菊池君作「花火」

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新井君作「水仙の花」

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新井君作「チューリップ」

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森下君作「さくらの花」

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仁賀木さん作「メンダコ」

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中野さん作「近代五種」

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田中さん作「バラの花1」

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田中さん作「バラの花2」

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