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地球のどこかで想う事-短編集Ⅵ-Be here セルフジャッジと自己肯定感

自己肯定感と聞くと、なんかよくわからない概念だな。
と個人的には思うのだけど、どうやら高い方が良いらしい。
"僕"自身この自己肯定感ってやつが特別高いわけでも低いわけでもなさそうだ。
だいたい人の感情には誰しも波がある。
これを読んでいる人もおそらくそうだと思う。

個人的には、この自己肯定感の"高さ"よりも波の"高低差"の方が大事というか
自己コントロールする事が簡単なのでは?と思う。
その為には自己理解をする為の"振り返り"
また、振り返りのための素材(素直な感情の日記)が必要になる。

⚪︎自分の感情をコントロールする事がうまく出来ない
⚪︎自己理解を深めたい 自己肯定感を高めたい
⚪︎人の意見や目が気になる
と言う人はぜひ読んでいってください。

自分自身の感情をコントロール出来ず 短気だった"僕"がどうして変わっていったかを紹介する。

ノートを投稿し始めてから1ヶ月が経った。
原型となっているのは数年前から習慣化した日記。
スマホのメモにその日の事を描き始めたのは父親の葬式が終わった日からだ。
人の死を目の当たりにした時
漠然とこの世に"何か"を残したくなった。

しかし"その瞬間"の自分の感情を裸の状態で遺せるようになったのはいつからだろう?
少なくとも、描き始めてだいぶ経ってからの様に感じる。"今"を見つめ直す為に過去の日記を振り返った時、記憶とともに当時の状態を思い出す。
ふと記憶と内容が少し乖離していると感じたタイミングがあった。
善し悪しでセルフジャッジされた綺麗な状態のモノが多く
素直な弱音や"何か"に包まれていないナマの感情が記録されにくい
"出来事"の記録するのも大切だが
その時の"リアル"な感情(これには善し悪しのセルフジャッジは全く必要ない)
が1番後々自分にとっての影響はあるのではないか。
またヒトは半年前の出来事や感情を自分を記憶に留められるほど上手く出来ていないと言う事もわかった。

善し悪しではなく好き嫌いで判断する。
確か何かの本に書いてあった事なんだけど、個人的解釈は
①善し悪し(他者感情や外的要因)
②好き嫌い(自己感情と内的要因)
いずれにしても両者は自己感情の一部の為、影響を受け合うが

①と②の部屋を分けることで、不要な他人への正義感情やそれを向けられた事に対する敵対心が"薄れる"はずだ。
自分の好き嫌いを他人にジャッジされる筋合いはないし
他人の好き嫌いに関して、わざわざ関与する必要はないのだ。

世の中良かれと思い、やった事が他人を傷付けることもあれば
自分の意識せずにした事で感謝されたりする。

そもそも人の行動や思想を善と悪で一刀両断出来るほど世の中はわかりやすくないらしい。
※もちろん明らかな"悪意"に対しては別だ。
それなりな善意を持って生きていれば、あとは個人の好き嫌いである。

こうして外部の意見や感情を捉える事が出来れば、人の目や意見はだんだん気にならなくなるはずだ。

これは個人的な結果だけど、日記を見返すと
おんなじトピックで悩んでるな(お金 環境 時間など)
もしくは言ったことは数年単位なら始まってたりする。
自分の記録を振り返るといかに小さな悩みを抱えてるなと。
だからどんどん"善い方向"ではなく"好きな方向"に流れていこう。

何年後かの自分へ
まだお金とか気にしてるか?
まだなりたい自分ばっかり探してるか?

人生は見聞を広げていくための旅である。

あながち自己啓発本やコーチング セミナーの言ってる事はまちがいじゃないんだと思う。
ただ継続しないのは目的と手段の取り違えなのでは?
波の高低差、周波数にブレがなくなれば
自ずと自分の置かれている環境や目線を自分で選んでいる事に気づくはず。

目の前の道が霞んで見えなくなったときは
後ろに"答え"はあるのかもしれない。
現代社会はモノと情報に溢れていて、道は確実にあるのだが無数に存在する選択肢でがんじがらめになり
また、道から逸れること(過去取り組んで来た事を手放せなくなる)への恐怖も自分自ら作り出している事に気づくはずだ。

1番伝えたい事は
日記の感情は素直であること
たまに振り返り現在地と過去を比べてみること

半年単位で同じ悩みをずっと抱えているなら成長していない可能性がある(手段 環境を変える
過去の悩みや葛藤がバカらしく思えたなら成長 手放し出来ている証拠になるはず)

今ココ Be Here 全力で楽しむ事。

放出(アウトプット)のスピードを早めないと鮮度が落ちるとnoteの記事を書いていると感じる。
その時の気持ちはどんどん深層に埋もれて沈んでいく。
"僕"にはアウトプットのスピードが置いついていない。
過去を置き去りにするな。
記憶を記録に閉じ込める。

雨が降り続く中、イミグレーションにビザの延長に向かう。

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