外山合宿　生活のしおり　

2023年3月26日 01:32

1.はじめに

　外山恒一さんが主宰している第27回合宿に参加したので、生活のしおりを書きます。ここでは、合宿の中身については触れません。多くの先賢がもっといいレポートを書かれているので、そちらをお読みください。その上で、10日間を生き抜くための生活ハックをいまから記します。なお、本稿はあくまでも第27回合宿についてのものであり、これからの合宿についてはわかりません。ご了承ください。

2.食事

　食事については、不満は一切ないでしょう。感謝しかありません。13時に昼食、19時に夕食が出ます。どれも温かく家庭的な食事で、美味しくいただきました。量は各自に合わせて食べられますし、大食漢でも少食でもおそらく問題ありません。朝食は各自で食べますが、外山邸の台所にはパンや納豆、冷凍ごはんなどが用意されており、朝食には困りませんでした。

　飲み物については、お茶が用意されています。お酒やジュースなどは各自で購入しますが、徒歩圏内（外山邸から半径1km内）にコンビニやドラッグストアがあるため、これもまた困りません。合宿は体力勝負なので、エナジードリンクがほぼ必須です。身体を鍛えておきましょう。

3.入浴

　もちろん外山邸にはお風呂があります。シャワーと浴槽がある、ふつうのお風呂です。バスタオルが使えますので、タオルを持参する必要はありません。かなり混雑するので、隙を見て入りましょう。シャンプーとリンスは用意されていますが、普段使いのものにこだわりのある方は持参しましょう。10日間は意外と長いです。シャワーは2ハンドルの水栓です。ちょっとイライラしますが、しょうがないので諦めましょう。

　徒歩で行くには少し遠いですが、スーパー銭湯があり、750円で入浴できます（岩盤浴セットの料金は1200円です）。岩盤浴やサウナを備えた本格的なスーパー銭湯でした。合宿の後半には少し体が疲れてくるので、この銭湯で英気を養うと良いでしょう。

4.睡眠

　外山合宿を生き抜く重要な鍵は、睡眠です。9時6時の講義を生き抜くためにはまず体力が必要です。体力を回復させるためには睡眠が必要です。ですが、布団は汚いです。いちおう清掃はされているようですが、それでも汚いといわざるを得ません。ただし、主観を大いに含む感想である点と、筆者がハウスダストアレルギーを持っている点には留意してください。その手のアレルギーを持っている人は、寝袋・抗アレルギー薬・耳栓・アイマスク・睡眠薬を持参しましょう。そうでない場合も、耳栓・アイマスク・睡眠薬はおすすめします。寝室となっている2部屋のうち、1部屋は講義室兼食堂として使われています。夕食後も人間が居座っているため、電灯が消えませんし、話し声が止まりません。そのため、睡眠には相当以上の努力が必要です。

　寝室1は講義室兼食堂の畳敷きの部屋で、うるさいですが湿気はありません。寝室2は湿気がひどいですが、静かに寝られます。どちらを選ぶかはあなた次第です。なお、筆者は男であるため、女子部屋の事情は不明です。

　重要な追記：このnoteを読んで外山合宿に参加した方から、「4.睡眠」には重大な誤りがある、との指摘を受けました。そのため取り消し線を施すとともに、深くお詫び申し上げます。

5.講義・生活リズム

　講義は午前の部：9時-13時、午後の部：14時-18時の2本立てです。午前の部と午後の部の間に1時間の休憩兼昼食時間があります。午後の部が終わったあと19時から夕食を取り、20時から22時まで映像を鑑賞します。なお、このタイムスケジュールは随時柔軟に変更されます。とくに、終了時間は守られないと考えていたほうがよいでしょう。