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「辞める」を初めて完了するまで #7

新卒入社した会社でのお仕事を 2月末で終えました。 3月末まで有休消化で春休みをもらっているから、ちょうど7年の在籍です。

7年といえば、小学生だった子が中学生になれるほどの時間。子供の頃の 7年ってすごく長いように感じていたけれど、社会人になってからはの 7年は驚異的なスピードで過ぎました。


私の最終出社日は

いつも通りMTGに出ていました。最後まで、お客さんに渡したい資料を作ってました。はい、結構ギリギリまで普通に仕事してました。

頭の中のイメージでは、もっと計画的に仕事を終わらせて、最終日はみなさんとの別れを惜しむチャットを交わし、余裕を持ってPCをデストロイして、いろんなフロアをまわって出社している方がいたら挨拶しようと思っていたんですが。現実はそんな余裕はなく超必死でした。まさかの、みなさんに私の席まで来ていただく始末。嬉しいけれど申し訳なかった…。


明日も来るかのように働いて終える

必死ではあったけれど、辞めると決めた時にイメージしていた「まるで明日からも来るかのように、まだ辞めないかのように最後まで働く」ということは達成できたと思います。最後まで、少しでも戦力でいられたかなと。


いただいた言葉を思い出して何度も泣く

  • 感謝しかないんだよな、本当に。と言ってくれた、最後の2年間お世話になったマネージャー。

  • 次の会社本当に似合ってると思うと言ってくれた、入社以来お世話になった部長。

  • いつか自分のチームに来て欲しかったから本当に残念と言ってくれた隣のチームのマネージャー。

  • 残念だけどまた会えるよねと言ってくれた以前のマネージャー。

  • 違うチームだけど入社以来ずっと仲良くしてもらった先輩から、溢れんばかりのメッセージ。

  • 憧れだった、私みたいになりたかったから、近くにいられなくなるのは残念と言ってくれた後輩。

  • あまり最後って感じしない、また会えるよねって言ってくれた後輩。

  • 僕たちのために力を使ってくれるところ感謝していたし自分の後輩にもそうしようと思う、と言ってくれたこれまた後輩。

  • 新天地でも頑張れ、きっと大丈夫、最後に話せてよかった、と応援してくれたたくさんの方々。

  • 何かあったら相談して。この会社にはあなたを応援している仲間がいるのを忘れないでね、と社長からも…。


7年間一人で走ってきたわけじゃなく、たくさんの方が見ていてくれて、そばにいてくれて、いろんな思いを私に向けてくれていました。しんどい時期、きつ…って思うことももちろんあったけれど、こんな恵まれた、幸せな場所でファーストキャリアを築けて、本当に感謝でいっぱい。


7年間会社にいた自分の成長と変化

数々のITスキル習得、Web系のシステムアーキテクト的立ち回り、海外メーカーのアテンドや交渉ごと、セミナーは企画も講師もやったし、サポートデスクもやった。とにかくいろんなことをやったので、ビジネススキルのバランスがよい社会人になれたと思う。これは成長。

そして、私の中でチームの概念が変わり、ノブレスオブリージュなマネージャー・先輩方に囲まれ、自分の長女気質を手放せたことは、ものすごく大きな変化。

入社直後は、チームに迷惑をかけない、なんとか自分でやる(これが私が思う長女気質)という気持ちが大きかったけれど、今は少し違う。誰かに頼ってもいいし、できないことはできないと言った方がいい。それを迷惑ではないと、むしろ言えと伝え続けてくれるマネージャーが生み出してくれた心理的安全性は計り知れない。本当にノブレスオブリージュなチームでした。

そして、私もそうしたいと思っていたから、「僕たちのために力を使ってくれる」と後輩が言ってくれたのは本当に嬉しかったな。


余韻を味わう春休み

正直言って、春休みにまだ振り切れていない自分がいます。自分が引き継いだ仕事大丈夫か気になる。あと、普通に寂しい。フルテレワークでお礼が伝えきれなかった人がたくさんいて、なんとかして連絡を取ろうとSNSを漁ったりしてます。

そんな余韻を味わいながら、人生ではじめての時間もお金もある春休みを!自由気ままに過ごしてみます。それができたらついに、私の「辞める」が完了です。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


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