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「これからは『叙情派フォトグラファー』もしくは『リリカルフォトグラファー』を名乗ろうと思ってるんだよね」って話。

ども、ミツハシです。
つい最近、桜を撮影したと思っていたら矢継ぎ早にツツジと藤の花が咲き始めて、本当に春と秋が短くなって季節を楽しむ余裕がなくなったなぁと、しみじみ感じております。
そろそろ機材系のお話を……と思っていたんですが、今回はこれからの写真表現について考えていこうかなぁと。
タイトルにある通り、これからは叙情的な写真表現をより深めていこうと考えているんですが、そこに至った経緯とか何をもって叙情的とするのか、みたいな事を書いていきます。

LUMIX DC-G9 / LEICA DG SUMMILUX 25mm f1.4ⅡASPH.

叙情的とは?

叙情的:感情や気持ちなどが、じんわりと外に現れるような雰囲気や文章などを表す言葉。

というのが、叙情的の意味です。
説明文にある「じんわりと外に現れる」というのが、叙情的というポイントだと思っていて、写真を目にした時の感情としてインパクトよりも「よく解らないけど、惹きつけられる」だったり、「心地よく胸を締め付けられる」みたいな感情を想起させる写真が叙情的な写真だと考えています。
そういう写真は、SNSでの主流であるインパクトと分かりやすさが重視される写真とは真逆の方向性ではありますが、自分の求める写真を言語化した結果が「叙情的」だったので、今後はリリカル(叙情的)な写真を目指していこうと思った次第です。

LUMIX DC-G9 / LEICA DG SUMMILUX 25mm f1.4ⅡASPH.

叙情的な写真表現とは?

叙情的な写真と言っても、どういった表現をすれば叙情的になるのか。
あるいは、どの様な表現が叙情的となりえるのか。
写真の色味という点で考えると色の忠実性よりも演出性が、寒色系か暖色系のどちらかに寄せた方がより感情を揺さぶる写真になると思います。
主題を明確にするという点ではSNS向けの写真と同じなんですが、主題にインパクトを持たせるのではなく、背景情報を多めにして画面全体の構成で目を引くようにすることも重要でしょう。
インパクト重視の写真のように脊髄反射的に感情を湧き出させるのではなく、滲みだすように感情があふれてくる。
そういう方向性の写真を撮影するのが叙情的な写真表現だと考えています。

LUMIX DC-G9 / LEICA DG SUMMILUX 25mm f1.4ⅡASPH.

まとめ

自分の目指す写真表現が「叙情的」だと自覚したばかりで書いている記事なので、いつになく曖昧模糊としているのにまとめも何もないんですが……。
今回は皆様の参考になる記事というよりも、今後の写真活動に向けた覚え書きみたいな性質の記事ですね。
まぁ、名実共に叙情的フォトグラファーとなれるかは、今後にご期待ください。
今後も LUMIX DC-G9 と共に、叙情的な写真表現を突き詰めて写真活動を続けていきますので、何卒よろしくお願い申し上げます。

LUMIX DC-G9 / LEICA DG SUMMILUX 25mm f1.4ⅡASPH.

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