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今月の本:2020年9月

忙しさに比例して、隙間時間で仕事を忘れるように本を読んでた1ヶ月かも

オートマタシリーズ、とりあえず完結?

どんなに精巧に作られていても、魂が「入る」ことでしか動かないオートマタの話。機械人形の話のはずなのに、登場人物が人間臭すぎるほどに人間臭い。

みんなが誰かを「想ってる」ことを思い出す。全編通してイブが可愛いし、前作のフェルが活躍してるのも嬉しかった。

フレンチトーストが美味しそうすぎて作りたい・・・!

1巻から読んでるけど、作中できちんと歳をとっていくので、自分たちも周りも落ち着いてきて少しだけ変化がありながら日常を過ごす・・・って感じが好き。

相変わらず可愛いけどテーマは重い。暑苦しい。

2巻までのぐちゃぐちゃがきちんと解決されて収まるところに収まる巻。メインの2人が暴走気味というか、自分に酔ってるというか。それをまわりが中和してるなと思う。

その感じは身に覚えがなくもないので、うまいなあと思ってページを閉じた。

何かに一生懸命になると、何かが疎かになるよね。生活とか、人間関係とか。

戻りたいとは思わないけど、高校時代を思い出してじわじわする。

犬と猫と飼い主が幸せそうなのをただただ眺めるだけの漫画。今回も楽しそうで良い。

相変わらず絵が懐かしい感じ。

話の流れは好きなんだけど、ミステリ読んでるんだか昔の少女漫画読んでるんだか混乱する。

人と出会って、離れて、また出会う。それが現世だったり現世じゃないかもしれなかったり。

よっぽど長い付き合いじゃない限り、その人の一生のその一瞬だけを共にすることが多い。だから期間を置いて再会した時に「え?」と思う感じがよくわかる。

でも、会わない時間もそれぞれの時間は流れてるわけで。今会ったら、自分もそう思われるのかな・・・と、かつての知り合いの顔を少し思い出した。

バイオレンスと笑いの詰め込み方のバランスが非常に好きな巻。好きすぎて買った日に3回読む。愛が深すぎ。

何書いてもネタバレですが、あえて一言言うなら、エナガ・・・!!!

第二部始動を知って、4連休で読み直し。なんだかんだ3巻までしか読んでなくて、残り3巻をようやく読めた。

ただ雅で軽快で爽やかな世界から、人間界と神様が絡み合って複雑に。ユキヤが真っ直ぐ進めることをただ祈る。

6冊の中に埋もれているエピソード集。

「ゆきやのせみ」みたいな話をもっと読みたいなと思った。

現代に舞台を移し、でも話の主軸は山内。

名前をよく知った人も出れば、あの人は出ないのか・・・と不穏な気持ちにもなったり。どんでん返しは相変わらずで、でもスカッとするわけではなく・・・。

第二部も予想通りに面白い。

いろんな恩田陸が好きな人に薦めたい。

ホラー、ミステリー、青春もの、不思議な話・・・などなど、盛り沢山。あの人が出てきたり、あの話を思い出したり、面白かった。

そんなに読んでないと思ってたけど、恩田陸作品をあらかた網羅してることに気づいた。


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