可愛いも面白いも紙一重だからね

面白いは無意識ですが、面白がるはその対象に意識を働かせないと出来ないことである。学べば学ぶほど世の中を面白がれるだろうし、既存の情報が足りてないと面白がるための手段を持てずに一方的な面白いしか受け取れないのではないか。「可愛がる」という表現が存在するが、自分が誰かに可愛がられてはじめて他人の可愛がり方を知った記憶がある。人はこういった言葉や行動によって可愛がるのだと経験を通して学び、実際に他人を可愛がってみる。なんだか嬉しそう。そこで初めて可愛い・可愛がられる・可愛がるといった図が生まれる。「面白い」「面白がられる」「面白がる」もこれと同様だ。無意識に感じる面白いは生まれ持ってのものであり、誰かに面白がられたと同時に面白がり方を学ぶ。「い」と「がる」。表記するとこれだけの違いだが、意味自体には大きく違いがあるだろう。特に「面白がる」の種類は数えきれない。ものによっては、対象の喜怒哀楽を左右することさえできるはずだ。面白い。

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