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海外在住。子どものために日本語の絵本を集めていたら、自分も絵本が好きになりました。絵本…

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海外在住。子どものために日本語の絵本を集めていたら、自分も絵本が好きになりました。絵本の紹介をしていきます。

最近の記事

絵本 おおきなきがほしい

おおきな木に登ってみたいなぁ、と思う男の子が、その木のことを想像する。 ものすっごく太い幹で、はしごで登っていく。途中にほら穴があって、穴の中からまたはしごで登っていくと、小さなかわいい小屋がある。そこでホットケーキを焼くんだって。ガスボンベが置いてあって水も出る。本格的である。 小屋で過ごす春、夏、秋、冬の情景。 読んでいて気持ちのいい文章。かおるの想像の世界が村上勉さんの絵とともに自分のなかに入ってくるのが心地よい。 読んで、と持ってこられて、嬉しい私も読みたい、と思う

    • フランスの童話「あるきだした小さな木」

      ちびっこの木が、たくさんたくさん、見たいものがあるんだ!って歩いて旅に出るおはなし。歩くって、どうやって?根っこで! 「ほんとうに木はあるけないかしら」って考えるちびっこ。 ママの木とパパの木のそばにいて幸せだけど、何もも言わずにさっと出てっちゃうのがいい。 逃げ出したり、引っこ抜かれて連れてかれちゃったり、いやなこともそりゃあるけれど、自分の行きたい方へ行こうとする。最後はちゃんと、自分で、自分のすみかはここって決めるんだ。 どんなことがあっても、自分を生きていれば自分の道

    絵本 おおきなきがほしい