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フランスの童話「あるきだした小さな木」

ちびっこの木が、たくさんたくさん、見たいものがあるんだ!って歩いて旅に出るおはなし。歩くって、どうやって?根っこで!
「ほんとうに木はあるけないかしら」って考えるちびっこ。
ママの木とパパの木のそばにいて幸せだけど、何もも言わずにさっと出てっちゃうのがいい。
逃げ出したり、引っこ抜かれて連れてかれちゃったり、いやなこともそりゃあるけれど、自分の行きたい方へ行こうとする。最後はちゃんと、自分で、自分のすみかはここって決めるんだ。
どんなことがあっても、自分を生きていれば自分の道がひらけるよって、元気をくれる絵本。
大人も元気になります。
長いお話なので、幼年童話もしくは児童書の部類に入ります。


作 ボルクマン
絵 セリグ
訳 はなわかんじ
偕成社
1969年初版

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