金脈の目の前で掘るのをやめてしまう
どうも、244です。普段は、ハンドメイドECサービス大手 Etsy(エッツィ)の攻略情報を発信しています。
みなさんは、ショップを運営していて商品が売れないとき、どう感じますか?どのように対処しますか?
もちろん、そこにはSEO改善だったり、商品ページの改良だったり、商品ラインナップの追加だったり、SNSの活用だったり、いろいろあると思います。
いずれにしても、ここで「だめか」とやめてしまうのではなく、いかに継続するか、というのが大事になってくるかと思います。(どれくらいの継続期間かによっては撤退も視野に入ってくるかとは思いますが…)
今回は、小手先の作業ではなく、精神面というか考え方として「なるほど!」と感じた言葉についてです。
それは、「経営中毒」というポッドキャストを聴いていたときのことでした。
たしか上記のエピソードだったかと思うのですが、「目の前に金脈があるのに、その手前で掘るのをやめてしまうケースがよくある」という話がありました。
これを聴いたときに「そうか」とうなったものです。
Etsyショップを開設してもうすぐ半年が経つのですが、とはいっても「まだ半年」です。無事に初販売を開店から2ヶ月で達成し、そこからちょこちょこ売れてはいます。データを見ても、毎月訪問者は増え続けている。順調ではあります。
それでも、やっぱりメンタル的に「売れないなあ」と思ってしまうことがあります。
そのときに、「新しい商品コンセプトを考えようか」と新しいデザインをつくろうかと思っていたのですが、さきほどの言葉を聴いて、もうちょっと現行のデザインの微調整でがんばってみよう、と感じました。
ここでは「新しいデザインにするかどうか」という論点で話したいのではなく、「続けるかどうか」という視点です。もちろん、ショップを継続することは当然としてあるのですが「商品単位」で見ていくと「やめようか」と考えている自分がいました。
もうちょっと詳しく話すと「日本語をコンセプトにした商品を海外に販売する」という方向性でいま商品を制作しています。これがちょっと厳しいというか、ニッチすぎるのではないか、と自信がちょっとなくなっていたのです。
それを「やめるか」と決断して、「英単語のシリーズで大きなパイをとりにいくか」と方向転換をしようと考えていました。もちろん、その大きなパイが取れればいいのですが、「英語」だと競合もすごいことになるので、さらなる険しい道を見つめることになります。
という感じで理屈で考えてみると「ちょっときつくない?英語シリーズは」となるのですが、「これでいいのかな」と自信をなくしそうになっていた結果として「新しいのやろう」となりそうだったところに、さきほどの「金の目の前で掘るのをやめるケースが多い」という言葉でした。
もうちょっとやってみよう、自分が決めた方向性を信じよう、まだ半年だ、もうちょっと先に金があるかもしれない、もしかしたら目前かもしれない、ここで新しい穴を掘るのはいままでの継続を無駄にすることになるかも、という感じに考えていきました。
元気がでたのです。まだまだいける。自分を信じる。というような。
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継続すればいい、というような単純なものではないとは思います。それでも、継続しない人が多数だからこそ、継続の価値があることも事実です。
どこに金脈があるのかわかっていたら、そりゃみんなそこめがけていくわけです。それがわかりやすいトレンドかもしれません。でも、そういうのはすぐに金が掘り尽くされてしまい、競争が激化しやすい。
そうではなく、まだ多くの人が掘ろうとしていない穴(=ニッチ)を攻めるのであれば、金脈にはそんなすぐには出会わないものであると理解するのも大切だと思いました。
そんなうまい話はない。ただ、競合が少ないからこそ、継続すればどこかで金に出会う。いつ出会うかわからないから継続も不安になるけど、「実はもう目の前なんだよ」という状況もあるということを心に刻んでおく。
そんな勇気をもらえた言葉でした。
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