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商品ラインナップは「誰に」を想像して考える|Etsyショップ運営

どうも、244です。先日、Etsyショップにて2個目の販売がありました。ほんとうに少しずつではありますが、前進しています。

今回は、Etsyショップで販売する商品ラインナップの考え方についてです。僕自身、模索中ではありますので、現在進行形での「こうなのではないか」という推測も含まれていることもご了承ください。


「何を」よりも「誰に」を想像してみる

自分でショップを運営するとなると、当たり前ですが「何を」売るのか、と考えることになります。ぼくの場合は、ポスターデザインのデータ販売となっています。人によっては、これがハンドメイドのアクセサリーであったり、衣服であったりするかもしれません。

こうした発想でのショップ開設はなんら問題がないかとは思いますが、一方で「いかに初期に販売数を積み上げていくか」というのも長期的には重要になってきます。販売数としての最初の10、さらに100、そして1000。ここまでどれだけの期間でいくのか。当然、短い期間で到達できるほうがよいでしょう。

そうなってくると、大事な視点が「誰に」売るのか、というもの。「何を」で考えると、どうしても自分のスキルであったり、自分が販売できるもの、という自分視点での発想にありがちです。

僕自身、デザインをもっと勉強したい、在庫は持たないほうがいい、などという発想でいまの販売物に行き着いています。でもこれって、自分都合の部分があって、お客さんという「誰に」という視点が抜け落ちやすいのではないかと。

あの人は他になにが欲しいだろう

例えば、ぼくの場合ですと、いままでに2件の販売がありました。「抹茶」「魚拓」という日本語をテーマにした言葉の定義ポスターです。

買ってくれた人は、なぜ買ってくれたのだろうか。抹茶が単に好きで、その言葉の意味を部屋に飾りたいのかもしれない。「魚拓」というおもしろい単語を知って、その人は実は釣り人で、友人に「魚拓って言葉を知ってるかい?」と部屋に飾ったポスターを見せたいのかもしれない。もしくは、レストランを経営していて、数々のオーナメントの一部として買ったのかもしれない。

そうやって想像をふくらませていくわけですが、ではさらに販売に繋げようとなったとき、2件の商品を買ってくれた人が、さらに別の日本語の定義ポスターを購入してくれそうなイメージはあまりわきません。

ある日本語が好きで、そのポスターを買ってくれる。そうした人がぼくのショップの現状のお客さんな気がするのですが、それは1回の購入で終わってしまうことが多いのではないかと。一見さんがほとんどになってしまうのではないか。

じゃあ、ポスターじゃなくて、Tシャツはどうだろう?マグカップは?コースターは?ノートは?

そうやって考えていくことで、ひとりのお客さんが複数の商品を買ってくれやすくなり、ファンも増えていくのではないかと。

「自分ができる範囲」をちょっと出てみる

いまは「プリントオンデマンド」というサービスがたくさんあります。国内でいうと、SUZURIなどが有名です。さまざなな商品に独自のデザインをつけて、オリジナル商品を物販販売できる。しかも、注文があったときにその都度生産され、発送も代理でしてくれるからリスクが少ない。

こうしたサービスは、海外向けのものもあり、Printifyなどが有名なもののひとつです。

今までは「ちょっと物販は大変そう」と思っていたし、「デジタル商品のほうが利益率も良さそう」とも思っていたのですが、繰り返しますが、こういうのってほんと自分都合の話で。「誰に」よりも「何を」という発想になってしまっている。

とはいっても継続が大事

とはいっても頑張りすぎて消耗してしまい、継続できなくなってしまっては本末転倒です。だから、自分が自信を持って世の中に送り出せる商品であることが前提としてはあるとは思います。

それでも、そうやって商品がぽつりと売れだしたとき、その「買ってくれた人」は、他にどんな商品を欲しがっているだろうか?と想像してみることが大事なのだろうと思います。

そうやって考えた先に、例えば「抹茶のポスターを買ったんだから、抹茶のTシャツとかマグカップも欲しいかも」と想像して、それも販売してみるとか。当初の予定ではないけど、売れたことで見えた新しい景色でもあります。

それで実際に売ってみて、売れたら成功だし、売れなければその商品はやめればいいだけです。

* * *

今回は、最近もんもんと考えていることを言語化したような内容となりました。

日々の仕事をしながらでのEtsyショップ運営ではありますので、少しずつの前進とはなりそうですが、その都度考えて、いろいろなことを試してみようと思っています。

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