大掃除と私。

今年も残り2日。
今日は燃えるゴミの年内最終収集日だった。

大掃除を一切せずにこの日を迎えた私。
捨てたかったカーペットと一緒に年越すことになった。

とりあえず新しいカーペットは敷きたい。
古いカーペットは部屋の隅に置いておこう。

ということで、一大イベントが始まる。
カーペットの上には重いPCデスクが乗っている。

器用に古いカーペットと新しいカーペットを交換しなければならない。
普通に持ち上げるのは無理だ。
一瞬持ち上げてさっと隙間に通すんだ。

私はデスクの下に回り込み、肩でそっとデスクをあげる。
そしてすかさず古いカーペットを取った。
同じ要領で今度は新しいカーペットを入れる。
角の一箇所だけ交換することができた。

やるじゃないか、私！

でも、そこで、ふと感じた。

あれ？このカーペットが二重になってるの、暖かくて心地よい。

これは、冬の寒い間だけ二重にするのアリなんじゃない？
もしや、そっちがいいんじゃない？

作業を終え、二重になったカーペットに黄金さん（愛娘のチワワ）と横たわった。
ああ〜最高〜。

燃えるゴミの日に捨てれなかった古いカーペットは、新たな幸せを運んできた。

最近こういう結果オーライなことが多い。
失敗したと思ったことが、結果的に「あっ、これでよかった」となる。

寝転がって幸せな気持ちに包まれながら、大掃除を終わらせることを静かに諦めた。
これもきっと結果オーライになるに違いない。