弱者が強者に勝つために

アルゼンチン対サウジアラビア
アルゼンチンが勝つ。世界中の人がそう思っていただろう。
しかし
結果は1-2。サウジアラビアの勝利。

このひと試合で出た答えは
コンパクト。

前線の選手と最終ラインの選手の距離を極端に近くする。尚且つハイライン。
フルタイムでアルゼンチンはオフサイドを10も取られている。オフサイドがなければ、大量得点だっただろう。

サウジは中盤のスペースをなくすこと、背後のスペースはオフサイドをとること。この二つをやってのけた。
ハイラインにすることでカウンターを打ちやすくもなる。
もちろんリスクも伴う。だが、チーム全員国内組で構成されたサウジは連携を最後まで崩さなかった。

終盤には6-2-2の陣形になることも。
6バックはアトレティコがしていたが、今後主流になるかもしれない。
5バックとの違いは、大外まで守れること。5バックだとどうしてもサイドチェンジされた瞬間は間に合わないが、6バックだとサイドに残ったままの選手が存在するためファーストアタックが圧倒的に速い。
6バックは最終ラインが6枚になるということなので、
勿論ラインコントロールは重要だ。バラバラになると守備崩壊だ。

最後に書くことではないのかもしれないが、
サウジを弱者として書いたが、彼らは強い。
というか、身体能力が優れている。
おんなじことを日本にやらせても不可能だと思う。
身長があって、速くて、足が長い。
これって結構重要。
こーゆーチームが良い監督と良いチーム作りしだすと厄介です。

だからジャパンが目指すところはスペインなのかもしれないね。


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