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中国江南の水郷を歩く~浙江省南潯(ナンシュン)~

上海の南西に位置する浙江省には、数多くの水郷が点在しています。
南潯(ナンシュン)は、上海から直行バスで1時間半ほどの場所にあります。

街じゅうに張り巡らされた水路、風情ある瓦屋根の建物やアーチ形の橋。
水郷の中を歩いていると絵のような風景にうっとりさせられます。

長江の下流域にあたる浙江省は、古くから江南と呼ばれていました。
昔、江南地域が水運で栄えていたころの豪商の邸宅が保存されており、繁栄の名残を感じることができます。


栄華を極めた時代の名残

小舟に乗って水路をゆくのも一興。
美しい街並みを眺めながら時を忘れてしまいそう。

古鎮のカフェやフードを楽しもう

街には女子がときめくような可愛らしいカフェがたくさんあります。
伝統的な木造家屋を改装した造りは癒される可愛さです。
一人で来て、コーヒーを飲みながら運河を眺めてぼーっとするのもオトナの贅沢ですね。

2階席から運河を眺める

歩いていると、そこかしこで臭いにおいが漂っています。
これは臭豆腐を揚げる臭い。とても臭いけど、食べると意外に美味しくてハマるので、一度試してほしいです。

江南古鎮の定番、臭豆腐

揚げ玉ねぎもハマる美味しさです。
これらの小吃(シャオチー)というファストフードを買って食べ歩きするのが古鎮の楽しみ方です。

揚げ玉ねぎ

名物料理は近くの太湖でとれた白身魚の煮物です。
味付けはさっぱりしていて、中華料理にありがちな脂っこさがないので食べやすいです。

太湖でとれた魚の料理が名物

夜の散策も外せない

宿は古鎮の中の民宿にすることをおすすめします。
伝統的な家屋がオシャレに改装されていて快適に過ごせます。

古鎮の中に泊まれば、夜の散策もしやすいです。
夜は灯籠に灯りがともされ、灯りが運河に映る様子はとてもロマンチックです。

灯籠の灯りが水面に映る


ため息の出る美しさ

江南の豊かな文化が息づく古鎮を歩いて、オトナの旅を満喫しましょう。
きっと穏やかな気持ちになれるでしょう。

時間がゆっくりと流れる

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